毎朝出勤してのルーティンは、メールチェックとホームページの巡回。

でいつも通り見ていると・・・いや、嬉しい動画が載っているじゃないですか!

 

その動画は先日参加した東京ヴェルディの「Green Heart Project」の様子。

これは多くの人に見てもらわないと思いました。もちろん、ここでも拡散です。

 

Green Heart Projectのことは、本当に多くの人に知ってほしい。

イベントに参加した時のアンケートにも「SNSを使って多くの人に広めてほしい」と言うことを何度も書いていましたが、今回こう言う形で載せてもらえたのは本当に嬉しいです。参加した利用者さんには思わず「これでYouTuberデビューだね」なんて話していました。

 

どんな活動だったのかは、YouTubeを見た方がわかるので、ここでは割愛。

うちの施設とヴェルディとの関わりは、自分が入職してからまた活発になってきました。

 

普段はカレーを注文していただき、お届けをしている関係。

一方でヴェルディが主催する障がい者スポーツ教室には参加できる利用者さんには声をかけて積極的に参加。自分も入職した頃は同行しており、そこでヴェルディのスタッフと交流が始まりました。

 

普段から草の根活動をしているヴェルディですが、Green Heart Projectが始まったのは、3年前。

スタートは「こころの病を持った人の社会参加」と言うことで、精神障害の方が通所しているうちの施設はそのターゲット。ターゲットのきっかけになったのは、協賛してるヤンセンファーマの存在。ヤンセンファーマは医薬品の製造メーカーで、その中には精神疾患に関する薬も多く製造。そんなところから「精神疾患」「精神障害」ではなく「こころの病」と表現したのも1つの考え。うちとしても願ったり叶ったりで、参加しました。

 

とはいえ、実際にうちの施設の参加者は・・・多くないんです。

でも参加してしまえば全然違うんですよ。みんな満足して終えられるんです。今回も初めて参加した利用者さんが2人いて、1人は途中で飽きるか、1人はついていけず帰るか・・・とちょっと心配していたのですが、蓋を開けてみれば2人とも楽しみながら参加し、試合観戦も興奮して盛り上がって観戦。感想を聞くと「楽しかった!」と満足な様子。本当はたくさんの人に参加して欲しいんです。

 

YouTubeを見た方は分かると思いますが、そんなに内容的には難しくないもの。

でもこれくらいの緩めの内容の方が、正直とっつきやすいんですよね。あんまりハードなことやハードルの高いことにしてしまうと、うまくいかなかった時の失敗体験になってしまいます。それよりも小さなことでも自分が最後まで「やりきった」という成功体験を重ねることの方が大きなことなんですよね。だから内容も「程よい」ものなんですよね。

 

ヴェルディさんも内容を毎回ブラッシュアップしていると思います。

ただ単に参加するだけでなく、参加したことでの「思い出づくり」もしていると思います。それが今回の北澤さん登場だったと思います。過去には当時所属した大久保嘉人さんのメッセージやラモスさんのメッセージ、日テレベレーザ選手の合唱メッセージなど、その都度趣向を凝らした演出を考えていました。でも今回はこれまでの中で1番印象深い内容だったかなと思います。

 

前回書いたけど、社会とのつながりを大事する活動は必要だと思います。

この前は「SDGs」の観点でしたが、地域貢献という意味でもヴェルディの活動はとても大きな意味があると感じます。特にJリーグは「地域密着」を重視しており、そういった中でホームタウン内の障がい者スポーツ教室の開催を続けていくことは、まさに地域を大事にした活動の一環だと感じます。

 

自分達としては、その活動に応えていくこと。

決して収益の上がる活動ではないと思うけど、そういう活動であっても大事にしてもらえるのは、やっぱり嬉しいことです。でも参加することが先細りになってしまうと運営が難しくなってくると思うので、継続していくためには自分達も活動に参加していくことが必要だと思います。多くの利用者さんに参加してもらえるように働きかけていくことが、自分達の仕事です。

 

と同時に、個人的には多くの人にこの活動を広めること。

普段なかなか見えにくい活動を紹介していくことで、ヴェルディの活動を一人でも多くの人に知ってもらい、ひいてはインクルージョン社会を進めていくことにつながっていけばいいのかな、と思います。

 

 

蛇足ですが・・・自分もそこそこ映っています。

そこそこ・・・いや、自分が見るから目立っているように感じるんですけどね。