今年もヴェルディさんのお誘いで、参加してきました。
ここでは5回目の登場になる、Green Heart Projectです。もう内容に関しては今更書く必要もないと思うのですが・・・改めて。
Green Heart Projectは2020年から東京ヴェルディが実施している活動。
目的は「障害者の社会参加」で、ヴェルディのホームゲーム活動を通じて社会との関わりを作っていくのが目的です。
活動の軸になるのは、スポーツ教室と就労体験。
スポーツ教室はヴェルディがホームタウンで積極的に展開している「障害者スポーツ教室」の拡大版。ヴェルディのホームタウンでは定期的に障害者を対象にしたスポーツ教室を開催しており、その活動がいわばウォーミングアップ。その後の就労体験ではスタッフの一員としてホームゲームの運営をお手伝いしていくものです。
施設の中で完結してしまうと、なかなか外に視線を向けられない利用者さん。
ヴェルディのGreen Heart Projectは、施設の外に目を向けさせてもらえる大変貴重な機会です。なので、利用者さんには積極的に参加を働きかけています。
それに実際に行けば、ピッチサイドからこんなのが見れるんです。
これ、実はリリース前に見ていました。
今日から掲出だったみたいですが、なかなかピッチサイドに立って見ることはできません。そんな体験も利用者さんにしてもらいたいんです。
今回は就労体験のことを中心に。
今まで利用者さんにはスポーツエリアのお手伝いを体験してもらっていたのですが、今日は販売ブースの体験を用意してもらいました。実際には今まで販売していなかった、Green Heart ProjectのTシャツを今日だけ一般向けに販売をして、少しでも「お金を稼ぐ」ことの実体験をしてもらう、のが今回のテーマでした。
確かに、Green HeartのTシャツは参加者だけのものでした。
しかし就労体験だから、実際に自分たちで販売をするのは良いことだと思います。値段はユニフォームに比べれば安い1500円。正直これでは儲けにならないみたいですが、でもやることが大事。なので、自分も一緒にメンバーさんと販売しました。
もちろん、販売だけではなく売り込みも。
ヴェルディのスタッフの方と一緒に無理を承知で、今日のビジターであるベガルタ仙台のサポーターさんにも売りつけに行っちゃいました。ベガルタのサポーターの皆さん、大変恐縮しました。売り込みしかしませんでしたが、実はそんな活動で売り込みをしていました。でも中にはそこまで事情を話さなかったにも関わらず買ってくれたベガルタサポーターの方もいました。本当にありがとうございます。
あと、貴婦人のヴェルディサポーターにも買っていただきました。
着物姿で、帯の後ろには「VERDY」の文字をあしらっており、いやぁ感心。そんな貴婦人をみんなで囲ってしまい、買っていただいた状態。その上、身につけてくださるとのことで・・・本当恐縮です。この方が身につけている間に就労体験の活動が終了してしまったので、個人的にご挨拶もして、今回の販売と活動の趣旨を説明。すると貴婦人も「感心あるのよ。名刺ある?」と言われ「いやぁ・・・自分、ヴェルディの人間ではないのですが・・・」と話したのですが「いいの、あなたので」とのことだったので、自分の職場の名刺を渡しました。うーん、これで良いのかなぁ・・・
ただ、個人的にはこの活動を伝えられたのは、良かったかなと思います。
多分、サポーターの方の中にはこの活動が何なのか知らない方も多いと思います。でもヴェルディがホームタウンでこれだけの活動をしているのは、本当に誇っていいことだと思います。今回のGreen Heart Projectは7回目の開催。もっと続いてほしい活動だけど、ここまで続けてもらえるのは本当に嬉しいこと。だからこそ、多くの人にこの活動を知ってほしいのです。それはヴェルディのサポーターだけでなく、他のクラブのサポーターにも。
そして、この方も今回来ていただきました。
ハイ、北澤さんです。今回もありがとうございます。
北澤さんがこの活動に参加するのは、3回目とのこと。自分たちは7回目なので・・・まだまだですね。北澤さん、これからもよろしくお願いします!
あ、試合のことですが・・・触れるのは、やめましょう。
それにしても、ホームゲームでのGreen Heart Projectは今回で5回目だけど、戦績は5戦1勝3敗1分け。うーん、自分たちが来ない方がいいのかなぁ・・・とちょっと感じてしまいます。
【追記】
今回も「Green Heart Project」の様子が公開されていました。今回は・・・あれ、なぜか俺もずいぶん映っているなぁ。そんなに目立たなくてもいいんだけど・・・(笑)