元々はYahooニュースで見つけたのですが、元サイトから。

元記事のサイトなら、消えないで済むと思うので。

 

 

ヴェルディのことは、ここでも何度となく書いています。

決して「回し者」ではありませんが、色々とお世話になりながら、自分も直接肌にして感じるところがあり、どうしてもこう言う記事を目にすると自分も話したくなってしまいます。

 

小さいとき・・・それこそJリーグが始まった頃、ヴェルディを応援していた自分。

当然ながら「黄金時代」を見ていた自分でもありますが、徐々に自分もそんな関心から離れていました。

 

それが呼び戻されたのが、今の職場に入ってから。

他の職員から「ヴェルディさんにもカレーを注文してもらっているのよ」と話を聞き「へぇ、そうなんだ・・・」と思ってしたが、ある日自分もヴェルディさんの障害者スポーツ教室に参加することに。参加というより、同行ですね。

 

正直なところ、一番最初の印象は・・・テンション高ないな、ってところ。

うちの施設は精神障害の方の施設なので、精神の人にこのテンションはちょっとキツイかな・・・とも思いましたが、スポーツ教室に来ているのはうちの施設だけでなく他の施設(知的障害の方)もいたので、まぁそうだよなぁ・・・と思いました。

 

ただ、時間が経っていくと利用者さんもそのテンションに引っ張られるんですよね。

で、自分もなんとなく一緒に楽しんじゃうんですよね。なんでしょう、根拠はないんだけど、元気になる。うちのメンバーさんも、表情が良くなるんですよね。あと、ちょうどいい運動量。決して高い運動量ではないのですが、ちょっと体を動かすには程よいんですよね。

 

そんな感じで自分も関わるようになり、ヴェルディの方とも顔見知りに。

さらに普段の業務でもカレーの配達に行くようになり、スタッフの方とも色々と意見交換をすることも。そんな中、スタッフの方から「今度、就労体験をやろうと思うんですよけど、どうですか?」と声をかけられ、二つ返事で「ぜひ、参加したいです」と答えた自分。それがここでも何度なく紹介している「Green  Heart Project」です。(とりあえず、過去記事はこちら。)

 

 

 

 

 

 

内容については、過去記事に任せます。

4本目・5本目の記事にはYouTubeを貼り付けていますので、より具体的に紹介できています。

 

正直、こういったことをしてもらえるのは本当に画期的なことでした。

いつも参加して感謝していますが、初めて参加した時の嬉しさは本当に言葉に言い表せないものでした。何が凄かったかって、メンバーの表情が全然違ったこと。施設の中では決して見せることのない、生き生きとした姿があったのが、本当に感動でした。決して大きなことをしているわけではないのですが、場所や環境が変わるだけでこんなにも変わることを見せつけられたイベントでした。

 

普段作業に参加が難しいメンバーでも「就労体験は参加したい」という人がいるくらい。

それだけ社会との繋がりというのが大きいことを実感したことであり、それを継続して行なってもらえることに、本当に嬉しく感じています。

 

そのベースにあるのは、こういったホームタウン活動なんでしょうね。

ホームタウン活動も色々とあると思いますが、その中で「障害者スポーツ」をきっかけに「障害のある人も、ない人も」の理念である「Grenn Heart」があるのだと思います。そこにはスポーツ教室を運営する中村さんの熱い思いがあり、自分もその思いをいつも肌で感じており、一緒に盛り上げたい思いで参加しています。

 

今季、ヴェルディは頑張っています。できればJ1に復帰・昇格して欲しいです。

ただ単に勝ち負けだけでは評価できないものもあり、強いチームが素晴らしいのかというと決してそうではないのだと思います。もちろんチームの評価として「強さ」があるのは当然ですが、一方でいかに地域密着であるか、どんな人も優しい土壌であるのかなど、クラブの総合指標としては様々なものがあると思います。

 

何に重点を置くのかは、それぞれのクラブ・チームによって違います。

でもヴェルディの現在の考え方は非常に共感できるものがあり、そのような活動に自分も参加して、以前よりもヴェルディのことが好きになっています。だからこそ、トップチームにも頑張って欲しいですし、この活動も続けて欲しいと思います。