MCFWit 自由人masaのブログ

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四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

応援、ご協力くださった皆さまのお陰様で、

鈴鹿8時間耐久ロードレース併催
Ninja Team Green Cup ラウンド3

ゼッケン 24
MCFWit レーシング Moty's 

無事に完走する事ができました。

いつもありがとうございます(^-^)


7月20日 土曜日
Ninja Team Green Cup rd3
決勝日でございました。

土曜日のスケジュールはこのような流れ。


金曜日の様子はこちらからどうぞ~
決勝日も時間はあまりありませんが、
メカニックサポートとして、
見るところ、見れるところは確認します。


金曜日のスケジュール終了後に、
セットダウン から セットアップは完了させていましたので、
カウルを外すまでで諸々確認作業を行いました。

時間はどんどん迫って、
いよいよスタート進行。

公式練習、公式予選、決勝と、
ピット前作業エリアをお借りして使用させて頂くのですが、
その場所がなんと TOHO Racing さんのピット前


実はこちらのチームのマシーンカラーリングがカッコいいなと思って、
MCFWit のイメージカラーをオレンジ決めたので、
なんかとてもありがたい気分になりました。
感謝でございます。


スターティンググリッドへは、
ホームストレート後方に設けられたラインからエンジンを停止し車両を押して移動させますので、

メカニックの私はこの位置に待機。


無事にスターティンググリッドまで移動。


ここまで来ると、あとは全てライダーにお任せ。

こちら側が出来るのは、
無事に連れて帰ってこいとマシーンに念を送りつつ完走を願うのみ。

レース自体は、
スタートで少し順位を落としたものの、
なんとか取り返して3番手でチェッカーとなりました。




レース全体は内容も濃く、
結果としてはラッキーもありながらですが、
結果は結果。

私が naga さんに掲げた目標の、
鈴鹿サーキットの表彰台へ上がろう。
は達成出来たかと思います。


あらためて、

鈴鹿サーキットという特別な場所の高いところへ、
お世話になっている Moty's さんの名前と、
うちの名前を持って行ってくれて、
ありがとうございます。という気持ちで一杯。

いつもお声かけくださる皆さま
関係スタッフの皆さま
鈴鹿サーキットの皆さま
今回も大変お世話になりました。

いつもありがとうございます(^-^)


といったところで👋



Ninja Team Green Cup ラウンド3
鈴鹿サーキット大会

MCFWit レーシング Moty's として、
チーム参戦してきました。

19日の金曜日に公式練習走行、公式予選。
20日の土曜日に決勝レース。

というスケジュールでございました。


いつもありがとうございます(^-^)
MCFWitmasa です。

タッグを組むのは前回から引き続き、
クラス2 ゼッケン24番 の naga さん。


ピットBOXはパドックにてテントを構えてというかたち。



金曜日のスケジュールは、
途中変更などありましたが流れ的にはこのような流れ。


金曜日、朝イチの作業は、
セットダウンからのセットアップ。


普段はオーナーさんのところに車両があり、
練習も同じ車両で走行していますので、
合流してからの現場ではやることはそれなりにあります。

今回の作業メニューは、
大会数日前に練習走行で転倒があったと報告を受けていましたので、

ダメージチェックとそれらを踏まえたセットダウンから、鈴鹿仕様へのセットアップといった流れ。


時は、ながれて~


予選スタート。


写真は走行セッション残り1分33秒時で、
二番手のタイムを記録し、
フロントローを獲得してくれました。
いつもありがとうございます!

予選終了後はマシーンチェック。


ライダーからの走行フィーリング等を聞いて、

燃料タンクに入れるガソリンの量
タイヤの内圧設定
タイヤウォーマーの設定温度
タイヤウォーマーを巻くタイミング、外すタイミングなどなど。

燃料に関しては、
走行後の温度を測るとかなり熱を持っていたので、気休めですが燃料タンク内の熱を上げない様に多めの設定で走行をさせていました。

そうこうしていたら、
あっと言う間に8耐チームのナイトセッション時間終了間際になっていましたので、
せっかくですので少しギャラリー。


この風景を見ると

鈴鹿8耐だな~って感じで金曜日は終了~


でございました。

土曜日の模様はまた後日

といったところで👋
作業レポート


いつもありがとうございます(^-^)
MCFWitmasa です。

ZX-10R SE 走行会仕様の車両メンテナンスをご依頼いただきました。

今回メインとなった作業は、
電子制御式フロントフォークのメンテナンス。

内部を出来るだけ洗浄したいので、
色々と分解します。

ピストン室は治具を製作し対応。



フリーピストンとガス室も蓋を開けて確認。


それぞれはこのような形。



画像上側の白い筒がフリーピストン
画像下側のが減衰力の要であるシムバルブでございます。

ダンパーロッドケースも
治具を製作し、インナーチューブから分離し、

しっかりと洗浄いたしました。

前回のブログでのガス加圧タイプのオーリンズフロントフォークと同じく、
この SHOWA のフロントフォークユニットも、
ガス加圧タイプですので、

しっかりとエア抜きが出来て、
ガスを充填する事が出来れば、
ダンパーロッドがこのような動作を行います。


今回使用したフォークオイルも、
Moty's さんの M381 SAF
指定オイルの粘度に近づくようにブレンドして対応いたしました。


この他、

サーキット走行へ向けて冷却水を
Moty’s M747 レーシングクーラントから、
M750 x M667 仕様へ変更。


ブレーキ周りも洗浄し、
メンテナンス。


ブレーキパッドもENDLESSさんのブレーキパッドへ変更。

Moty's M381 のショックフルードと、
ENDLESS さんのブレーキパッドの相性が、
個人的にとてもよく感じていますので、
おすすめさせていただきました。


かなり久しぶりとなるサーキット走行
楽しみですね✨


といったところで👋





作業レポート


いつもありがとうございます(^-^)
MCFWitmasa です。

こちらの、
CBR1000RRR は、ご贔屓にしてくださっているお客様からのご紹介にて。

Moty's さんの M381 SAF のフィーリングを聞いて、フロントフォークのメンテナンスをご依頼いただきました。

ご紹介、
作業のご依頼をくださり
ありがとうございます(^-^)

と言う事で、
フロントフォークを分解。


諸々確認。


このモデルのフロントフォークは現行のR1Mとほぼ同じで、
インナーチューブ内部。
ダンパーカートリッジ底部とフォークボトムとの間にガス室とフリーピストンを有したガス加圧タイプのダンパーになっています。


ダンパーカートリッジの分離、分解と、フリーピストンを取り外してのフルード交換を行う場合は、エア抜きなどにコツが必要であるのと、
特殊な治具なども必要ですので、
ダンパーカートリッジを取り外す場合の作業は実績のあるお店さんへ依頼するのが良いかと思います。

注入するフォークオイルは、
Moty's さんの M381 SAF を。

オーリンズフォークの指定オイル粘度に近くなるよう調合して、使用しています。


ショックフルードの注入と、エア抜き。
窒素ガスの充填を行うとこのような動きに。


組み立てたフロントフォークを車体に取り付け、
諸々確認。


このモデルはスプリング交換が比較的楽なので、
レースシーンで多く採用されているのがなんとなく解りますね。

フロントフォークのメンテナンスの他、
冷却水交換もご依頼くださいましたので、
冷却水を抜き取り。


Moty's M750 でクーリングラインをフラッシング。


このフラッシング作業の際に、
ウォーターポンプのメカニカルシールへ過度のストレスを与えないよう、冷却水用の添加剤を注入しています。


この Moty's M667 冷却水用添加剤は、
ウォーターポンプ等へ潤滑効果をもたらす添加剤となっています。

フラッシング作業が完了すれば、
Moty's M747 を注入。

2~3回、ヒートサイクルを繰り返し、
念入りにエア抜き作業を行いました。


お次は、
リアサスペンションのリンク周りの確認。

元々予定にはありませんでしたが、
時間に余裕をいただいていましたのでチェックと軽いメンテナンスをさせていただきました。


組み立て後は試運転を行い、
現状のフロントフォークの特性と、

オーナー様からのご要望などを踏まえて、
サスペンションセッティングの調整。

あくまでもプリセットとして、
おすすめの値に合わせ車両お返しとしています。

細かい微調整はセッティングチャート表をお渡しして、減衰力調整での変化も楽しめる様にしています。


といったところで👋
作業レポート


いつもありがとうございます(^-^)
MCFWitmasa です。

車検のご依頼をくださいました、
ZRXDAEG 

見るところ、見るところ、


ピカピカしておりまして、


今回も、
メンテナンス代は未請求…



どこかに汚れはないものかと、


クーラントのリザーブタンク裏に汚れを見つけ、

拭き取りしておきました。


なにもやらないのもつまらないので、

リアブレーキキャリパーマウント の トルクロッド の 取り付けボルトのナットを、


こう!


パッと見には、
なにも変化がございませんが、

ご自身で作業される方にはなかなかに喜ばれる小ネタでございます。

リアブレーキトルクロッドのナットを、
Uナットへ変更。

さらに、
純正品は、
リア側がM8 x 1.25 でナットの二面幅 12mm
フロント側がM10 x1.25 でナットの二面幅 14mm

どうもこれが以前から気になっていたので、
ホンダ純正部品から、M8 x 1.25 で二面幅 14mmの Uナット を流用


フロントはカワサキ純正品の、
M10 x 1.25 二面幅14mm の Uナットへ変更させていただきました。


といったところで👋

いつもご依頼、ありがとうございます(^-^)