作業レポート

いつもありがとうございます(^-^)
MCFWit の masa です。
こちらの、
CBR1000RRR は、ご贔屓にしてくださっているお客様からのご紹介にて。
Moty's さんの M381 SAF のフィーリングを聞いて、フロントフォークのメンテナンスをご依頼いただきました。
ご紹介、
作業のご依頼をくださり
ありがとうございます(^-^)
と言う事で、
フロントフォークを分解。

諸々確認。
このモデルのフロントフォークは現行のR1Mとほぼ同じで、
インナーチューブ内部。
ダンパーカートリッジ底部とフォークボトムとの間にガス室とフリーピストンを有したガス加圧タイプのダンパーになっています。
特殊な治具なども必要ですので、
ダンパーカートリッジを取り外す場合の作業は実績のあるお店さんへ依頼するのが良いかと思います。
Moty's さんの M381 SAF を。
オーリンズフォークの指定オイル粘度に近くなるよう調合して、使用しています。

ショックフルードの注入と、エア抜き。
窒素ガスの充填を行うとこのような動きに。
組み立てたフロントフォークを車体に取り付け、
諸々確認。

このモデルはスプリング交換が比較的楽なので、
レースシーンで多く採用されているのがなんとなく解りますね。
フロントフォークのメンテナンスの他、
冷却水交換もご依頼くださいましたので、
冷却水を抜き取り。

Moty's M750 でクーリングラインをフラッシング。

ウォーターポンプ等へ潤滑効果をもたらす添加剤となっています。
フラッシング作業が完了すれば、
Moty's M747 を注入。
2~3回、ヒートサイクルを繰り返し、
念入りにエア抜き作業を行いました。

お次は、
リアサスペンションのリンク周りの確認。
元々予定にはありませんでしたが、
時間に余裕をいただいていましたのでチェックと軽いメンテナンスをさせていただきました。

組み立て後は試運転を行い、
現状のフロントフォークの特性と、
オーナー様からのご要望などを踏まえて、
サスペンションセッティングの調整。
あくまでもプリセットとして、
おすすめの値に合わせ車両お返しとしています。
細かい微調整はセッティングチャート表をお渡しして、減衰力調整での変化も楽しめる様にしています。
といったところで👋