図解あれこれ
少し前に「図解を教える」テーマでのお仕事依頼がありました。そこで、図解について考えたことを書いてみます。まず、なぜ図解が必要なのか?と言う点を考えることが大切です。本来は文字(文章)だけで良いはずです。ビジネスでの資料はPowerPointスライドが使用されることが増えてきました。そうなると、小説とは異なり、文字の量が多いと読み手の負荷が大きくなります。また、文字だけでは伝わりにくいのが、仕事の流れや事物の関係性です。そこで、文章を補完する目的で図解が使われるのです。ですので、図解に必要なのは「文章で伝えたい事を簡潔に、しかも正確に」表現することです。ところが、文章で書いていることをすべて図解で示そうとして、わかりにくい図になっているケースがあります。大まかな目安として、スライド1枚に読み手が1分も読まなければならない程の文字量があったら、多すぎます。説明資料として使う場合は特に、説明者がそこにいますので、スライドに全てを語らせなくても良いのです。文字数は大胆にカットして、行数換算して1スライドに5~6行にしましょう。もうひとつ大事な点は「強弱」です。スライド作成者が重要だと思うポイントは、文字通り文字の大きさを大きくして見せます。(例示しました)そして、図形の種類も大きさも、言いたいことが際立つように、説明の順序も考えて配置します。以上を参考に図解してみれば、グッと見やすいスライドが出来上がることでしょう。