最近のマネジメント研修では対話が重視されます。

 

それは、一方的な命令では人が動かないと考えられているからです。

 

もちろん、軍隊のような組織は命令直下、部下は指示に従います。

 

企業においても、上司の命令に部下が従うのは当然と考えられています。

 

しかし、もし上司が間違った指示を出していたら、部下は行動をためらうかもしれません。

 

ためらわなかったとしたら、修正できないまま一緒に間違いを犯すことになります。

 

一方的な伝達と異なり、対話は双方の理解を近づける時間を作ります。

 

そのことで、間違いも起こりにくくなると考えることができます。

 

そう考えると、対話とは「お互いの誤解を解く作業」と言えるのかも知れませんね。