先週は異業種交流会で親しくさせていただいている社長の

会社の経営指針発表会に参加してきました。

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7月に幹部社員の方の合宿に参加させていただいたご縁で

発表会にと呼んでいただいて参加してきましたが、

7月から比較すると内容の成熟度とプレゼンのレベルアップに驚きました。

 

プレゼンのレベルでいうと僕ら経営者とも遜色のないレベルで

プレゼンさせていて、ほんとに驚きでした。

 

僕自身は自社と比較したり、自社に持ち帰られるものは無いかと常に考えてしまうので、

その幹部社員と似た特徴を持つ社員のリーダー化の可能性や

その社長からも真似ることを探したりしていましたが、収穫は凄く多かったです。

 

まずは幹部社員の方全員が本心で社長の考え方に賛同していること。

 

賛同できる、方向性を一緒に出来る社員を幹部にしているのか、

幹部にしてから説明をしっかりとして理解してもらっているのか。

 

多分、どちらもでしょうが、高いレベルで方向性を共有できているのを感じました。

 

個人的な考え方でいうと、経営者は必ず会社全体のことを考えているので、

考えが行違うときはそれを部下に説明できていない、理解させていないと考えています。

 

会社全体のことを全ての社員が考えられるようになれば、

自ずと利益も生まれ、利益以外の会社の雰囲気も良い方向に向かうと思います。

 

ただ、考え方を説明する、理解をしてもらうことが一番難しく、

これからの一年、こうやっていくぞ!という考え方を共有できる、

経営指針発表会は必要だと感じます。

 

弊社でもISOの仕組みを利用して、

一年に一度自社について考える場を持っていますが、

それを経営指針に少しずつレベルアップしていきたいと思います。

 

その目的は現在掲げている『現場全員運営』をレベルアップさせ、

『全員参加型経営』にしていくためということを最後に書いておきます。

 

個人面談を先週終えました。

 

一番感じたのは業務の委譲を進められたこと。

 

こちらが業務の一端を担っている時は

業務上の僕への不満もありました。

 

その話がこの面談で出てきて、

 

「せっかくの会社対社員の話す場やのにな~」

 

と感じたのを覚えていますが、

 

今回は出てきませんでした。

 

その代わりに社員間での要望やリーダーへの要望がありました。

 

僕への要望を言っていた社員が次は言われる側に回る。

 

これは至って当然のことです。

 

今回、要望を出してくれた社員にもその話をしました。

 

先輩になったり、立場が上がってくれば

言われる側に回ってきます。

 

色々な人が集まるのが職場なので、

事なかれ主義や角の一つも立てずに仕事なんて無いと思います。

 

むしろ、業務をより高いレベルで遂行しようとしているからこそ、

言われることも出てきます。

 

少し前に皆で話し合った『良い会社』を作ってくれればと思います。

 

 

 

今月が決算なので、来期の準備でバタバタしております。

 

会社って永遠にゴールは無いな~って感じるのは

皆が成長してくれればくれるほど、

また新たなステージに上がり、問題が出てくるので

その解決策が必要となることで感じます。

 

10月から社内等級制度で昇格者いるので、

それによる社内の調整や

来期の各個人の数値目標設定、

そして、9月は個人面談の月なので

各社員と面談を行っている最中です。

 

この個人面談、良いことを聞くより、

問題点、要望を聞く場なので、

凄くエネルギーを使います。

 

しかし、せっかく貰った要望なので、

生かしていかねばなりません。

 

こっち立てれば、あっちが立たず、

みたいなこともあります。

 

皆に役割の責任を果たしてもらうのに対して

その辺りの調整は自分の仕事です。

 

社員の自立を促すためにいつも言っているのは、

 

「お金のこと(財務)以外は皆で決めて」。

 

極端な表現かもしれませんが、

合言葉はインパクトが必要です。

 

皆に記憶の引っ掛かりが出来る表現にする必要があります。

 

自分が決めてばどんな時も(自分が決めれば早い時も)

この言葉を言い続けてきましたが、

これはかなり浸透してきました。

 

36期はグループ制導入しましたが、

37期は完全でなくても少しの成果は出していきたいと思います。

 

 

 

秋口のこの週の連休も馴染んできました。

 

連休になれば、シルバーウイークと言われていますが、

個人的にはあまり日曜以外の休日が頭に入っていないので

いきなりの休みという感じで慣れていません(汗

 

少し遅くなったのですが、個人面談が始まっています。

 

先に訊きたい質問を紙にまとめ、配布しておいて

書いておいてもらう形をとっています。

 

少しでも短時間で会社と社員が

少しでもwin-winになれる話をしたいと思います。

 

今、自分がしようとしていることは自分が現場から完全に外れること。

 

その為に必要なことは自分が現場にいると自然に頭の中で行っている

「PDCA」の仕組みつくりをすること。

 

見積もったら、その見積りが妥当か?

 

工具を出す時にこの工具代は見積りに見合っているか?

 

採用した人が見込んだ仕事が出来そうか?

 

弊社では珍しい掛けっぱなしの製品のコストは

いつの間にか利益が少なくなっていないか?

 

などなど、自然とやっているPDCAの中の「C」のチェック。

 

そして、「C」で問題が発生すれば、「A」の改善。

 

そして、それが次の「P」につながっていきます。

 

今、社員たちと話していることはほとんどがこの「PDCA」。

 

「PDCA」とは言っていませんが、「PDCA」の話です。

 

一番あってはならないのが、「D」の実行しかしない人。

 

「P」と「A」が苦手という人は非常に多い。

 

弊社でも「DC」の人、「DCA」の人、「PDC」の人に分かれ、

「PDCA」を回しているレベルまではまだ到達していません。

 

全ての作業で「PDCA」が確立すると(世間にあるような中途半端なPDCAではなく)、

多分、僕いなくても会社は継続します(笑)

 

そして、「DC」の人や「DCA」の人、そして「PDC」の人から見ると、

「PDCA」を回している人を見ると、細かいように思うと思います。

 

しかし、それは作業に於いて、重要な「PDCA」が確立していないからだと思います。

 

ずっと「D」だけで、会社が存続するならそんなに楽なことはない。

 

「D」だけで給料が上がっていくなら、そんなに楽なことはない。

 

また、PDCAを1周しただけで、会社が永続的に発展できるならそんなに楽なことはない。

(日々、業務をしているとおきる問題が次のPDCAをしなくては解決しないから)

 

しかし、それは有りえない。

 

やっていないのに会社に満足している人がいるなら、それはその人の代わりに

誰かが「PDCA」をやってくれているから。

 

今起きている問題は皆が思っているほど、皆で取り組み始めているので、

気にはしていません。

 

それより、その問題が解決しても、また形を変えて出てくる問題も解決できるように

「PDCA」が作られているかが気になります。

 

そして、この会社に社長は不要だ!と言ってください(笑)

 

 

 

 

仕事を教えていると、作業を教えるには2段階を意識した方がうまくいくと思っています。

 

1段階目は興味づけ、2段階目は実際にその作業を教えること。

 

昔の職人は歩留りや成果などで給料が変わると聞きましたが、

1段階目の興味づけはしなくても、興味を持って聞いていたと思います。

 

しかし、現代では仕事に対しての意識に格差も出て、自分から興味を持たない人、若しくは興味を持ってもそれを出すことが苦手な人(興味を持っていても、出さないと、興味を持っていないと同じです)がいます。受け身な人がそれらに該当します。

 
あくまで僕の主観ですが、この2段階を人を変えてやった方が指導はうまくいくと思うし、指導者側にもそう伝えています。
 
作業を教える時に、指導を受ける側が興味を持って指導を受けるのと、興味を持たずに義務感で聞いているのでは理解の深さは全然違います。
 
しかし、ほとんどの人が興味づけから作業まで一人でやろうとするので、うまくいかないように思います。
 
例えば、別の人が「もっとこうした方が良い」などと言って、研修者に興味をひかせて、研修者が指導者に「先ほど、○○さんからこうした方が良いと言われたのですが、方法を教えて貰えますか」などと訊いてきて来れば、指導者からの話はしっかりと聞きます。
 
当社ではその1段階目が人ではなく、研修制度です。
 
こうなれば、次の段階に進めるとして興味を惹き、その姿勢で指導者に教えを乞う。
 
それをイメージして指導をしています。
 
それでも受け身な人は指導者以外の人達からの指摘をして、研修者が興味を惹かせることをしなくても良いようにしています。
 
 
 
 

前にも書きましたが、僕自身『職人』という言葉は好きではありません。

 

理由は特にないのですが、『技術者』でありたいと思っています。

 

しかし、社員に向上心を持つ必要性を話す時には『職人』の方が

伝わるように思います。

 

「俺たちの仕事は職人なんやから。○○せなあかん」

(○○は質問だったり、勉強です)

 

色々なことを納得してもらうのに『職人』という言葉が持つ力、すごいと思います。

 

それだけ、今までの職人が培ってできた『職人』へのイメージがその力を生んでいます。

 

そう言うように数年前から変えて言っています。

※言う必要のない人には言っていません。

先日、あるお客様から連絡を受け、訪問してきました。

 

そこで課題をいただいたのですが、

恐らく、僕が社長になってからの一番の難問です。

 

答えを出すのに1、2年は最低でもかかるでしょう。

 

主だった社員には話しましたが、

頑張って答えを出したいと思います。

盆休みを終え、9月決算の弊社では業績に対する最終月に入ってきます。


目標は達成できているのですが、

社員の決算賞与となる利益配分をもっと乗せていきたいと思います。


盆休みも今年は山の日もあり、11日からのスタートと例年より少し早めとなりましたが、

これからはこれがスタンダードとなるのですね。


僕自身も少し前から行きたい地域を回れました。


自分の中では「旅行」と「旅」はニュアンスが少し違うように思っているのですが、

そのニュアンスで言うと「旅」の方が好きです。


あまり計画にとらわれず、思いついたように動いていたので、

日数がどんどん延びてしまいました。


ここから仕事で決算に向かいたいと思います。




先週は社内全体の非効率な日が続きました。




研修をしている社員の見極めに入ったり、


欠勤者の業務のカバーで配置を少しいじったりで


想定以上に効率が悪い日が続きました。



分業化による連携の仕組み作りが課題で
その辺りの問題、調整が多いです。

自分が15年以上やってきた部分を
数名の業務に分けるのはここまで大変だったのかと
痛感しています。

一人ですると連携がなく、確認作業が不要でも
それを二人以上に分けるとなると連携が発生します。

連携が発生すると、それに伴った
それに付随した確認作業や仕組み作りが必要となります。

それらが非効率の主な原因ですが、
社員が皆でその仕組み作りを生み始めています。

処理が正解かはとにかくとして、
僕を除いて問題にあたっているケースがすごく増えてきました。

自ら処理に当たることでこちらのアドバイスも
必要性を感じて、聞いてくれることも多くなりました。

お客様への説明するポイント、
理解してもらいやすい説明へのアドバイスなどが
その代表です。

この非効率を乗り越え、産みの苦しみを超え、
次の会社のスタイルを作っていきたいと思います。