今、自分がしようとしていることは自分が現場から完全に外れること。
その為に必要なことは自分が現場にいると自然に頭の中で行っている
「PDCA」の仕組みつくりをすること。
見積もったら、その見積りが妥当か?
工具を出す時にこの工具代は見積りに見合っているか?
採用した人が見込んだ仕事が出来そうか?
弊社では珍しい掛けっぱなしの製品のコストは
いつの間にか利益が少なくなっていないか?
などなど、自然とやっているPDCAの中の「C」のチェック。
そして、「C」で問題が発生すれば、「A」の改善。
そして、それが次の「P」につながっていきます。
今、社員たちと話していることはほとんどがこの「PDCA」。
「PDCA」とは言っていませんが、「PDCA」の話です。
一番あってはならないのが、「D」の実行しかしない人。
「P」と「A」が苦手という人は非常に多い。
弊社でも「DC」の人、「DCA」の人、「PDC」の人に分かれ、
「PDCA」を回しているレベルまではまだ到達していません。
全ての作業で「PDCA」が確立すると(世間にあるような中途半端なPDCAではなく)、
多分、僕いなくても会社は継続します(笑)
そして、「DC」の人や「DCA」の人、そして「PDC」の人から見ると、
「PDCA」を回している人を見ると、細かいように思うと思います。
しかし、それは作業に於いて、重要な「PDCA」が確立していないからだと思います。
ずっと「D」だけで、会社が存続するならそんなに楽なことはない。
「D」だけで給料が上がっていくなら、そんなに楽なことはない。
また、PDCAを1周しただけで、会社が永続的に発展できるならそんなに楽なことはない。
(日々、業務をしているとおきる問題が次のPDCAをしなくては解決しないから)
しかし、それは有りえない。
やっていないのに会社に満足している人がいるなら、それはその人の代わりに
誰かが「PDCA」をやってくれているから。
今起きている問題は皆が思っているほど、皆で取り組み始めているので、
気にはしていません。
それより、その問題が解決しても、また形を変えて出てくる問題も解決できるように
「PDCA」が作られているかが気になります。
そして、この会社に社長は不要だ!と言ってください(笑)