2025 J2 第29節 ヴァンフォーレ甲府 対 サガン鳥栖
甲府 2-3 鳥栖
【得点】
1-0 鳥海 芳樹(前半10分)
1-1 松本 凪生(後半12分)
2-1 内藤 大和(後半19分)
2-2 西川 潤(後半41分)
2-3 新川 志音(後半48分)
この試合も今季を象徴する内容が無い、ただ90分間サッカーをするだけで結果は敗れるというものでした
プロである以上、次の試合へ挑むのならば戦術の質を上げ、前の試合で見られた課題の修正を図ることが大前提ですが
今節は何もできていない、むしろシーズン序盤からの課題を改善できていないまま引き摺り続けていることさえ大問題で
極端に言えば記念すべきクラブ創立60周年を無駄な年にしてしまいました
堅守と言われた甲府は単純に相手に助けられての無失点であり
今節の鳥栖戦のようにクロスを上げられれば失点し、失点シーンではありませんがクロスからのファーサイドの対応が酷く
得点後は相手にボールを預けるかのように守備一辺倒となる
どんな強いチームでもあそこまで押し込まれ、クロスを上げられ、シュートを打たれればいつかは失点してしまいます
今年の甲府のレベルで守り切れるはずがありません
来季に向けて戦術を浸透させ、また力を蓄えるためにも早急に監督を変えること
そしてコーチ陣を一新するためにリストアップをすること
何よりこれらを起用し、また満足な選手補強をできなかった社長・GMの責任を追及していかなければなりません
2025 J2 第28節 ジェフユナイテッド千葉 対 ヴァンフォーレ甲府
千葉 2-1 甲府
【得点】
0-1 内藤 大和(前半17分)
1-1 カウリーニョス ジュニオ(前半25分)
2-1 イサカ ゼイン(後半3分)
典型的な上位へ行けない、つまりは昇格ができない言わば安い失点を見せられた試合でした
このような内容ならば当然ながら勝てる試合は落とす
停滞している間に上位との差は広がり続けて昇格を口にすることさえできない順位と勝ち点でフィニッシュ
何の上積みのないままのシーズンを今年も過ごしてしまいました
今季を象徴する一つとして今節見られた交代に注目してみると
今節は相手にリードを許し、何とかして追い付く、さらには逆転を狙うことが求められていましたが
選手交代はその名の通りただ選手を交代するだけ、得点を狙うだけの戦術も無ければ動きを見せない
フレッシュさという運動量しか変わらない絶望的なベンチワークでした
前提として流れを変えられるだけの選手がいないということも挙げられますが
そのような中でも悪い意味で誰が出ても同じ動きしかしない監督・コーチによる目に見えない制限が練習から出ていることが明確なクオリティでした
監督・コーチの継続起用したことによる失敗、1トップと言いながらCFが最適ポジションである選手を獲得しなかった失敗
知らない間に定着してしまった3-4-2-1のフォーメーションの理由なき継続
堅守と言いながらの複数失点の多さ
全てにおいて無駄なシーズンを過ごしてしまいました
反省を述べるのならば監督に責任を押し付けるのではなく、佐久間社長自らが認めなければなりません
2025 J2 第27節 ヴァンフォーレ甲府 対 北海道コンサドーレ札幌
甲府 1-2 札幌
【得点】
0-1 マリオ セルジオ(前半17分)
0-2 パク ミンギュ(前半30分)
1-2 鳥海 芳樹(前半35分)
残念ながら大塚サッカーの限界を見せ付けられた一戦でした
特にドカについて
前回の出場時には甲府の戦術を全く理解できていないような動きを見せ、また日本サッカーのスピードに困惑している状況でしたが
今節は前回以上に酷く、甲府の攻撃、更には守備にまでもブレーキを掛けてしまうほどで
前半途中にドカを交代させたことは評価できますが、そもそもドカを何故スタメン起用したのか
その理由が重要で行けると判断したこと、その決断の誤りは監督自身の選手を見る目の誤りです
鳥海が試合中何度もゴーサインを出したいたものの全く動けない選手を出してしまう
さすがに監督として失格という評価は下されます
プレーオフに向かうために決して負けられない試合で2失点で試合を決定付けられることを含めて勝負弱さ
札幌の前線からのプレスに苦しむだけで、それをいなすだけの力が無い
監督としての能力の無さが詰まった試合でした
今後来季へ向けて監督人事が行われるのならば、監督として戦える人物であること
大塚監督を始め、吉田さん、篠田さんのようにコーチや育成に強い人物ではなく
簡潔に言えば監督という特徴を持った人物を起用できる社長・GMも強く求められます