あゆみです。
８４回めのモテゾーは
曽我部恵一さんからの言葉です。
曽我部恵一さんより、忌野清志郎さんへ
「ハワイにて休暇中、清志郎さんの訃報を聞く。
素晴らしいロックンローラーが亡くなったさみしさの反面、
ぼくは清志郎さん、すごいな！って思う。
ほとんど亡くなる直前までロックしてたのだから。
清志郎さんはいつかのインタビューで
「交通事故で死ぬくらいならオーヴァードーズで死にたい」って言ってた。
これはつまり、どんな人にも平等に訪れる不可避な現象
「死」の局面においても、自分の意志を貫き通したいという意思だ。
しかしそれほど人智がおよばない領域もないだろう。
ほとんどの人たちは死という力に絡めとられ、
いやがおうなく生から遠ざけられる。
清志郎さんは最後までロックした。
お悔やみを申し上げるその前に、
じゃあぼくは死ぬまでロックできるだろうか？と考えてしまう。
いまごろきっと天国でオーティスと一緒にセッションしてるはず、とか
そんなことは全然言いたくない。
だって、あの世なんてあるかどうか分からないのだもの。
清志郎さんは「宝くじは買わない」と歌った。
自分の生を、だれから決められるまでもなく、自分で歩いていく。
そんなシンプルなことを、清志郎さんはずっと歌っていたと思う。
数年前、あるセッションでたまたまいっしょにステージに立ったときの
清志郎さんのでっかくて太い声、そのあたたかさとほがらかさが思い出される。
ｂｙ 曽我部恵一
「清志郎さんは「宝くじは買わない」と歌った。
自分の生を、だれから決められるまでもなく、自分で歩いていく」
宝くじを買うと、運をムダ使いしそうな気がする
誰に言われたわけじゃないけどそう思った。
運は自分が一番頑張ったことが花開くために使いたい。
「自分の生を自分で歩いていく」
宝くじを買わないことにそんな意味があったなんて！
考えたことなかった。
要領いい方法とかあるのかもしれないけど
時間がかかってもいいじゃない。
一生のうちに達成していく過程こそ
生きて行くってことだから。
まだまだやりたいことがあった。
死の直前までロックしてたあなたは
悔い多かったのかもしれません。
でも、今やってることがある状態で天国に行く。
宝くじを買わない人にとって
それはしあわせなことかもしれないと思いました。
【清志郎さんに関するお知らせ】
★清志郎さんの告別式の日が決まりました。
【清志郎さんへ、愛をこめて】
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読んでくれてありがとう。
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