声迷線の彷彿線 どこ行き? -72ページ目

流星

そうさ
見えるかい?
僕等は
産声をあげる前は
星だった

満点に広がる
パノラマの銀河の
一滴だった

線路沿いに辿って
行けば
何か見付かるだろう
例え虚しさの塊だと
しても

それでも
産まれる前の
喜びを

銀河に飾った煌めきを

魂から解き放して
命よ
ブラボー
素晴らしい

貴方にも
見えない輝きが在る
そんなに下ばかり
見てないで
僕の癖の様に

顔を上げたなら
光り落ちる流星群
ほら
そうさ
鼓動は熱く燃えてる
敷き詰めた
この星の下



ドランカー

切なさに酔いしれて
恋しさに酔いしれて
あどけない日に
酔いしれて
けれども涙など
流したりして
なんとまあ
情け無い事だろう

時に卑下中傷やら
受けては
首から上が
まるで重苦しい
事態に遭遇するが
忘れ散らせば
尚宜し

如何せん不熟につき
其処ら辺は
勘弁につき候
もう酔って朦朧
次の朝日を見るまでは

朱なひととき

するりするりと
北風が首に靡いて来る

道端に咲いた秋桜が
秋の深さを知らせる

心地良い寒さが
身を引き締める

僕はと云うと
相も変わらず
非日常的な日常に
囲まれながら

ゆっくりと過ごして居るよ

君はどうだい?
悲しくはなって無いかい?

それとも喜びに咽せってるかい?

頭の中を駆け抜ける
祭り囃子の音
眩しいね

瞼を閉じれば
今もまだ鳴り響いてる

途切れ途切れに
なってるけれど
何気無い時には
手紙を送るよ

そう
こんな具合の
天気には

返事は要らないから
後は
どうぞ御随に

寂しさは季節の
織り成す産物だから
何も気に掛け無いで
良いよ

木葉が枯れる様に
気持ちも色褪せるの
だから

孤独を楽しんで行こう

この際だもの
零れ落ちる
涙が出ようとも

心が散り散りに
過ぎ行くとも