朱なひととき | 声迷線の彷彿線 どこ行き?

朱なひととき

するりするりと
北風が首に靡いて来る

道端に咲いた秋桜が
秋の深さを知らせる

心地良い寒さが
身を引き締める

僕はと云うと
相も変わらず
非日常的な日常に
囲まれながら

ゆっくりと過ごして居るよ

君はどうだい?
悲しくはなって無いかい?

それとも喜びに咽せってるかい?

頭の中を駆け抜ける
祭り囃子の音
眩しいね

瞼を閉じれば
今もまだ鳴り響いてる

途切れ途切れに
なってるけれど
何気無い時には
手紙を送るよ

そう
こんな具合の
天気には

返事は要らないから
後は
どうぞ御随に

寂しさは季節の
織り成す産物だから
何も気に掛け無いで
良いよ

木葉が枯れる様に
気持ちも色褪せるの
だから

孤独を楽しんで行こう

この際だもの
零れ落ちる
涙が出ようとも

心が散り散りに
過ぎ行くとも