INDUSTRIAL
断続的に繰り返す
病的な耳鳴りの様に
脳内を駆け巡る
硬質な音色
麻痺していく
陶酔の最中
針葉樹が刺さる
何事も無く
過去りし今日には
夢見る事も無く
憐れみを含んだ
眼差しにも
素知らぬ振りで
静かに去る
月へ向かい
蝶は翔ぶ
その凍えた羽根を
鈍色に置き換えて
その姿 焼き付け
穏やかに
まどろもう…
窓を閉じて…
金属の夜に…
病的な耳鳴りの様に
脳内を駆け巡る
硬質な音色
麻痺していく
陶酔の最中
針葉樹が刺さる
何事も無く
過去りし今日には
夢見る事も無く
憐れみを含んだ
眼差しにも
素知らぬ振りで
静かに去る
月へ向かい
蝶は翔ぶ
その凍えた羽根を
鈍色に置き換えて
その姿 焼き付け
穏やかに
まどろもう…
窓を閉じて…
金属の夜に…
AQUARIUM
硝子越し喝采を送る
好奇な人らの視線を
尻目に
したり顔で人工の海を
徘徊し続ける戯れ
傍からすれば
観賞してるのは
こちら側なのに
時折合う視線の先
観察される
気がするのは何故?
余りにも背負うべき
贖罪は多過ぎて
全てを偽る事で
覆い隠せると
信じてる
これが
プロバガンダとでも
言う様に
連鎖の循環の下で
偶像が導き出す
結末は
それこそ
自然を憂いた
アンチテーゼ
泡になりか細くなる
光の粒へと
サカナ達は
三日月にも似た
微笑を孕ませる
好奇な人らの視線を
尻目に
したり顔で人工の海を
徘徊し続ける戯れ
傍からすれば
観賞してるのは
こちら側なのに
時折合う視線の先
観察される
気がするのは何故?
余りにも背負うべき
贖罪は多過ぎて
全てを偽る事で
覆い隠せると
信じてる
これが
プロバガンダとでも
言う様に
連鎖の循環の下で
偶像が導き出す
結末は
それこそ
自然を憂いた
アンチテーゼ
泡になりか細くなる
光の粒へと
サカナ達は
三日月にも似た
微笑を孕ませる
橙
耳の後ろから
夕暮れを告げる鐘が
時差ぼけ気味の
輪唱で聞こえてくる
仄かに照れ笑いながら
忙しない言葉が
空を埋め尽くした
あの日に
垣間見た景色は
素敵な色を称えていた
脆弱な枯れ枝にも
花が咲き誇る程に
涼風が束ねた
尾ひれの隙間に
そっと櫛を挿れて
還る頃を
見計っている
夕暮れを告げる鐘が
時差ぼけ気味の
輪唱で聞こえてくる
仄かに照れ笑いながら
忙しない言葉が
空を埋め尽くした
あの日に
垣間見た景色は
素敵な色を称えていた
脆弱な枯れ枝にも
花が咲き誇る程に
涼風が束ねた
尾ひれの隙間に
そっと櫛を挿れて
還る頃を
見計っている