震える掌
あれから
どれ程の哀しみが
在ったろう
幾許の嘆きに
身を投じたろう
それでも尚
泥濘に靴を
塗り付けながら
歩み続けたろうか
もがき
足掻き
笑顔作り
虹が架かるのを
待つのか?
震える貴方の掌に
一匙の温もりを
分かつ様に
自らの手を差し出す
苦役の中を超えて
今在る未来を
掴み取れる筈
諦め
絶望感に
打ちひしがれても
願い通ず日
訪れるまで
どれ程の哀しみが
在ったろう
幾許の嘆きに
身を投じたろう
それでも尚
泥濘に靴を
塗り付けながら
歩み続けたろうか
もがき
足掻き
笑顔作り
虹が架かるのを
待つのか?
震える貴方の掌に
一匙の温もりを
分かつ様に
自らの手を差し出す
苦役の中を超えて
今在る未来を
掴み取れる筈
諦め
絶望感に
打ちひしがれても
願い通ず日
訪れるまで
硝子の花
そよぐ芝生の片隅に
ガラスケースに
入れられた
透明な花
見る者の想いに
応えて
鮮やかに咲く
月の照らす夜には
神々しく
星の降る時には
粛々と
陰る事を覚えずに
凛とした佇まいで
僕は
それに近付こうと
歩みを寄せては
遠退いたりしながら
今在る軌跡を
振り返ってみる
宙に瞳を翳せば
アフロディーテが
微笑んでいる
此処から
待ち受けるは
祝福か否か
如何様な選択が
下されるかを
夢心地
焦がれて居る
暁を覚えず
藍色の中に
小さな煌めきが
灯る静かな静かな夜
そこに踊る
白い羽根の精霊は
優しくワルツを踊る
瞼の向こう側には
壮大なる白夜が
広がっていて
まるで終わりを
告げているかの様だ
そんな事を露とも
思わずに
草木や土は
脈動を繰り返して
命の循環を育んでいる
そして
僕はと言えば
草原に立ち
瞳を閉じて
風を感じている
絶え間無く
慰めにも似た
この時間に
それでもまだ
橙色の温もりは
訪れる気配は無くて
漂って
ただ酔って
この空間を
流転している
何時かを待ちながら