きょう、わたしは都内で友だちと遊んでいましたが、ちょっと…びっくりするものを見つけてしまいました。よく…店先に「ご自由にお持ちください」と書いてあってガラスのコップや湯飲みが並べられていることがありますよね…。その類いなのですが、並べられていたものがスゴかったのです(笑)。でも、その「スゴい写真」よりももっとすごい写真をラストにお見せしますから、乞うご期待。(3枚目まで2024年3月17日撮影、都内にて)
日刊ゲンダイDIGITAL(2024年1月15日付)によると、
岸田総理は、1月14日に能登半島地震の被災地を“視察”をしたそうです。
朝9時半、石川県小松基地に自衛隊輸送機で到着した岸田総理は、
【1】自衛隊員らを激励 (約8分)
【2】輪島中学へ移動、視察 (約25分)
【3】陸上自衛隊ヘリで上空から被災地視察 (約26分)
【4】そのまま珠洲市緑丘中を訪問 (約25分)
石川県庁を経て、午後4時半に帰京の途に就きました。
(注)ほんとうは、【3】は、「輪島中学から緑丘中までヘリで移動」と書いてもよいのですが、それだと「やっている感」に欠けるので、たぶん「上空から視察」にしたのだと思います…。そう考えると、全体で岸田総理がやった“視察”は、正味【2】【4】の50分程度…? トホホ…。
この日程について、日刊ゲンダイは、
「被災現場の視察は避難所2カ所への訪問と上空からの確認だけ。合わせて正味1時間半に満たない」と書いています。
この日、とあるお蕎麦屋さんの前に、冷蔵庫が5台ぐらい並んでいました…。
わたしが総理大臣だったら、どうするか…。
そんな猿芝居みたいなパーフォーマンスはしないで
(↑自衛隊機の燃料がもったいないから)
各避難所と官邸を、ズームでつないで被災者の声を聞き取る、
空からの視察は、ドローンを使って被害の現状を把握する、
というふうにするかな。
そうしたら、
午前中、たっぷり2~3時間、ズームで被災者の声を聞ける、
午後の2~3時間かけて、ドローン映像で被害状況がわかる
…のではないでしょうか。
自称:脳科学者 茂木健一郎さんの言葉を、
以前、わたしは紹介しました。
「スマホもそうだけど、日本の中のある種の教育化石層は、やたらと新しいテクノロジーを嫌がる。だったら永遠に江戸時代の寺子屋教育でもやっていればいいと思う」
( 2023年4月17日付ブログより )
考えても見て欲しいのですが、1月1日に地震があって、その2、3日後に緊急の(=大急ぎの)視察をおこなうというのなら、わずか90分の日帰り視察でもいいですよ…、岸田総理はいつ視察をしたのかと言えば、地震発生から2週間も経ってから、
「急げ―」とばかりに軍用機で、被災地に乗りつけて、ろくに被害状況を見ないで、スタコラサッサと、また東京に帰っていく…って、いったい何なのだろうと思います。
店先の冷蔵庫に貼ってあった紙に…びっくり。但シ…コノ後
オ見セスル2枚ノ写真ハ、モットビックリデスヨ、ソレハ約束シマス。
でもね、これ…考えれば、よくわかりますよね…。
総理大臣だけではなく、国会議員とか、その手の人たちって、いかめしい肩書はついていますが、あの人たちのやっていることって、みんな「サークル活動」なんです。
だから、「やっているふう」の演出はするけれども、本当にはやっていない…。
拉致被害者の救出だって、そうですよね…。
安倍総理は、何と言ったか、みなさん、覚えていますか。
「拉致問題は安倍内閣の最重要、最優先の課題であります。拉致問題は安倍内閣が解決をする。安倍内閣において解決をする。拉致被害者の方々がご家族の皆様と抱き合う日がやってくるまで、私たちの使命は終わらないとの決意で、今後ともこの問題に取り組んでまいります」( 2018年5月27日ブログ より )
今回の、「なんちゃって視察」や…かつての安倍総理の
「なんちゃって決意表明」から何がわかるかと言えば、
拉致された人のことも、
地震で家屋を押しつぶされた人も、
「政府」というサークル活動をしている人たちは、本気で、助けようとしない…ってことなのです。
サークル活動をしているオジさんたちは、サークル活動が楽しいのです。
最後に、とってもステキな 証 拠 写 真 を見せますね。
写真の左から4人目、厳粛な面持ちのオジさん、覚えていますか…?そうです、文部科学大臣の在職中に、公用車で「セクシー個室ヨガ」(男性料金「1時間1万1000円」)に通って…ゴロにゃん、ゴロにゃん…していたスケベおやじさんです。忘れてしまった人は コチラ を見て下さい。
これ、1月16日の午前中に千代田区の官邸で開かれた第11回非常災害対策本部会議でのひとコマです(写真は、官邸ウェブサイトより)。
どうですか…。これ…、も~「ぐう」の音も出ないでしょ…?
ここが、能登半島の被災地で、これから総理大臣以下、閣僚が防寒着を着こんで長靴をはいてぬかるみの中を被災地の視察をする直前の打ち合わせ場面なら、わたしも理解できます。でも…ここは、千代田区の官邸ですし、このあとに誰ひとり、現地を視察に行くわけではないのです。
そうではなくて…「官邸」というサークル棟で、日ごろサークル活動中を楽しんでいる人たちが、カメラ写りを気にして、のりの効いたぱりぱりの「制服」を着て、七五三の記念写真みたいに、みんなで横一列に並んで記念撮影を撮っているのが上の写真です。
これが、小学校の新入生が、教室で担任の先生を真ん中に記念撮影するならまだ微笑ましいですが、元日の大地震で多くの人が住まいを奪われ、寒さでこごえている中で、都心で、このコスプレ撮影大会ですからね…。
ほんとうに被災地の人が気の毒です。
( お し ま い )
コスプレ撮影会の様子(以上2枚は、官邸ウェブサイトより ←動かぬ証拠)
ホントは、こういう写真は「流出」させないほうがいいと思いますが、わりあい…官邸のオジさんたちは無頓着なのか、こういう写真を何の戸惑いもなく、載せています。ちょっと、ビックシ。←出た、ビックシ
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