◆ 前 回:「外交力」について(前)
どうしてこの程度のバカげた発言に〈困惑の色〉を浮かべなくてはいけないのか…、
わたしは理解に苦しみます(2026年3月20日、ANNニュースより。以下同じ)
前回ブログの末尾で、わたしはとっても大事なことを書きました。
「相手の顔を潰さずにその場をやんわりと和ませ(て、相手に「参った」って思わせ)るって、ムズカシイなんてもんじゃないです。 でもこれこそが外交力なんです」
そう…これこれ。
「外交力」って、相手と話をしている時に、相手のめちゃくちゃな主張に対して、それを「ガチンコ」で論破したり、「正論」でまくし立てて相手に不快な思いをさせたりすることではないし、もちろん…タカイチのように、ただ作り笑いをして黙っているだけでもないのです。
「相手の顔を潰さずに」…同時に
「相手に『参った』と思わせる」
…だなんて、
「全裸」だけれど…
「服を着てマス」
…みたいに、何のこっちゃと思いますよね…![]()
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それに関して、わたしが最近読んだ「弓の名人」の話を紹介します。
江戸時代に、ある弓の名人がお殿様と弓の勝負をすることになったそうなのです。
これ…聞いただけで、ムズカシイ…ことがわかります。
つまり、弓の名人は本気(=ガチ)になってお殿様を負かせてしまってはいけないわけです。でも、ただ…あからさまに「負ける」ようだと、お殿様も機嫌が悪くなるおそれもある、では…その弓の名人はどうしたか…![]()
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お殿様が射ると、1本目、2本目とも、矢は的に当たりました。弓の名人の方はどうかと言うと、1本目、2本目とも的から外れたそうなのです。けれども、2本目を射終えた時だったかに、お殿様は「参りました」と言ったのです。
お殿様は2本の矢を的に命中させ、弓の名人は2本とも外したのにドウシテ…と思うかもしれませんが、弓の名人はまさに1本目の矢が当たったその同じ所に2本目の矢も命中させていたのでした。これを見て、お殿様は思わず「参りました」と言ったらしいのです。
まさにそれ&それ…。これが「外交」のお手本なのです。
こういうことを ―― 今のタカイチや外務大臣はできるでしょうか。できないのでは困るのであって、そういうことが出来て、初めて一人前の政治家と言えるのではないでしょうか![]()
(おしまい)
〔 参 考 〕

冒頭のANNニュースは「2025年の独米首脳会談でのやり取り」も取り上げていました。
ドイツのメルツ首相は、トランプの品のない発言についてきちんとその場で切り返していたそうです。

そう言えば、昨年6月の記者会見での林官房長官のコメントもひどかった…。「ホルムズ海峡」の封鎖について「引き続き高い緊張感をもって注視していく」という彼の発言に、わたしはこう書きました――「何ですか…『高い緊張感を持って注視していく』って…?要は、国際紛争が起きても、日本は積極的に関わらない、ビクビクしながら見てるだけ…ってことですよね?つまり、外交能力…ゼロ(涙)」
(2025年6月28日ブログより)












