前  回:外交力」について(前

 

 

 

 

 どうしてこの程度のバカげた発言に〈困惑の色〉を浮かべなくてはいけないのか…、

わたしは理解に苦しみます(2026年3月20日、ANNニュースより。以下同じ)


 前回ブログの末尾で、わたしはとっても大事なことを書きました。

 「相手さずにそのをやんわりと和ませ(て、相手に「参った」って思わせ)るって、ムズカシイなんてもんじゃないです。 でもこれこそがなんです

 そう…これこれ。

 「外交力」って、相手と話をしている時に、相手のめちゃくちゃな主張に対して、それを「ガチンコ」で
論破したり、「正論」でまくし立てて相手に不快な思いをさせたりすることではないし、もちろん…タカイチのように、ただ作り笑いをして黙っているだけでもないのです。

ゆめみる宝石 
「相手さずに…同時に

ゆめみる宝石 
「相手『参った』わせる

 …だなんて、


ラブ 「全裸」だけれど…


ニコニコ 「服を着てマス」

 

 …みたいに、何のこっちゃと思いますよね…?


 ぽってりフラワー


 それに関して、わたしが最近読んだ「弓の名人」の話を紹介します。

 江戸時代に、ある弓の名人がお殿様と弓の勝負をすることになったそうなのです。

 これ…聞いただけで、ムズカシイ…ことがわかります。

 つまり、弓の名人は本気(=ガチ)になってお殿様を負かせてしまってはいけないわけです。でも、ただ…あからさまに「負ける」ようだと、お殿様も機嫌が悪くなるおそれもある、では…その弓の名人はどうしたか…???

 お殿様が射ると、1本目、2本目とも、矢は的に当たりました。弓の名人の方はどうかと言うと、1本目、2本目とも的から外れたそうなのです。けれども、2本目を射終えた時だったかに、お殿様は「参りました」と言ったのです。 

 お殿様は2本の矢を的に命中させ、弓の名人は2本とも外したのにドウシテ…と思うかもしれませんが、弓の名人はまさに1本目の矢が当たったその同じ所に2本目の矢も命中させていたのでした。これを見て、お殿様は思わず「参りました」と言ったらしいのです。

 まさにそれ&それ…。
これが「外交」のお手本なのです。 

 こういうことを ―― 今のタカイチや外務大臣はできるでしょうか。できないのでは困るのであって、そういうことが出来て、初めて一人前の政治家と言えるのではないでしょうか?

 (おしまい)

 

 

  〔 参 考 〕

 

 

 

 


 
冒頭のANNニュースは「2025年の独米首脳会談でのやり取り」も取り上げていました。

ドイツのメルツ首相は、トランプの品のない発言についてきちんとその場で切り返していたそうです。


 そう言えば、昨年6月の記者会見での林官房長官のコメントもひどかった…。「ホルムズ海峡」の封鎖について「引き続き高い緊張感をもって注視していく」という彼の発言に、わたしはこう書きました――「何ですか…『高い緊張感を持って注視していく』って…?要は、国際紛争が起きても、日本は積極的に関わらない、ビクビクしながら見てるだけ…ってことですよね?つまり、外交能力…ゼロ(涙)」

2025年6月28日ブログより)

 

 これまで、わたしは国を守るためのものは「軍事力」ではなく、「情報力」に基づいた「外交力」だと何度も言ってきました。

 もうこの主張は耳にタコができるほどみなさんは聞いてきたと思いますが、では…
「外交力」とはどういうものなのか、これを改めて問うてみると、ちょっとむずかしい気もするのです。 

 世間一般には
「外交力」というのは「外交交渉能力」だとも思われているようです。ある国の代表と別のある国の代表とが外交問題について話し合いの席について、あれこれと議論や交渉する…、その際に必要とされる「交渉能力」だと考えられているのではないでしょうか。

 わたしが言う
「外交力」って、もっと簡単なのです。
 それは「当意即妙の受け答えの能力」です。

 

 

2026年3月の日米首脳会談でのタカイチの発言

(ニュース動画より。以下同じ)


 わかりやすい例が、例のクリントン大統領の受け答えですよね…、これは2025年10月28日ブログでもふれましたが( ⇒ コチラ )、ビル・クリントン大統領が来日した時、出迎えた日本の総理大臣は

 

 ウインク 「How are you?(ごきげんいかが?) 

 

 と言うべきところを

 

 ニヤニヤ「Who are you?(あんた…ダレ?)

 

 と言ってしまったのです。

 そこで
何も言わずに黙ってしまったら気まずい空気が流れるだけですし、「あんた…ダレ?」に対して「私はアメリカの大統領です」では、愚直過ぎます。

 


 その問いに対して、クリントン大統領は「ヒラリーの旦那です」とサラリと答えて、さらに日本の(バカな)総理大臣は「Me too!(わてもヒラリーの旦那でんがな…)」と返したのでした。

 これ、さすがです。

 少しも慌てず騒がず、「ヒラリーの旦那です」って、これはなかなか言えません。けれども、そういう当意即妙の
(アドリブでの)受け答えこそが、外交力として必要なのです。 

 でも日本の総理大臣って、
国内においてはだいたい官僚に答えを書いてもらってそれを代読するだけですから、結果として外交の場ではほとんど何もできないのです。

 

 


 最近でも、わが国の総理大臣の発言を見てみると、

 わざわざアメリカにまで出向いて、「世界平和を実現できるのは トランプ あなただけです」と言ってみたり(2026年3月19日)、もっとひどいのはイラン攻撃について
「アメリカはどうして同盟国であるはずの日本に事前通告しなかったのか?」という質問が記者からあった時の…トランプの発言に対するタカイチのリアクションです。

 記者からの質問に、トランプはこう答えたのです――だって日本だって 真珠湾攻撃の時に教えてくれなかったじゃないか。

 それに対して、タカイチは、ただ押し黙っていただけなのです。

 ただ、その場で無言で固まったまま…、時間にしてわずか2、3秒の「間(ま)」でしたが、もうそれだけで世界中の人が、タカイチ教祖の無能さがよくわかっただろうと思います。

 

 


 だって、言いようはいくらでもありますから。

(例1)何言うてまんねん 先の戦争の時はアメリカと日本は敵対してたのやから、真珠湾を攻撃するなんてわざわざ敵国に事前に言うわけないやろ、あんたは…アホちゃいまっか

 あっ、でもこんなことを言うと言われた方は、自分のバカさ加減が記者団の前で晒(さら)されていい感じはしませんよね…。 

(例2)真珠湾のことを言うんだったらこっちは 広島や 長崎のことを言わせてもらいまっせ。あんただって…原爆投下について事前に教えてくれなかったやん、なんでやねん

 これもダメですよね、真珠湾について何で教えてくれなかったの…に対して返す刀で何で広島や 長崎について教えてくれなかったの…は確かに正論なのですが、これも 相手をいい気持ちにはさせません。

 

 


 う〜ん…そう考えると、トランプの「日本だって真珠湾攻撃の時に事前に教えてくれなかったじゃないか」というのはめちゃくちゃな発言にうまく言い返すのに苦労します。

 わたしなら、こう言うかな…。笑あせるあせるあせる


(例3)ドント ウォーリー(その点はご心配なく、パンツは履いていますから)。真珠湾攻撃の時は私が総理をやっていませんでしたから仕方なかったです。私が総理の時はホワイトハウスを攻撃する時はちゃんと 事前に通告するから安心してくださいませね。

 うーん これもちょっとブラックユーモアで物議をかもしそうですが、タカイチのように引きつった顔をして黙ってるよりは よっぽどいいんじゃないでしょうか。

(例4)日本の軍事技術は世界でもトップクラスですから、イラン攻撃もアメリカから外交ルートを通じての事前通告なんて…イラン&イラン。ちゃんと軍事衛星でリアルタイムで作戦を見守っていましたよ。それを黙っていたことは、アイム・ソーリー。

 いずれにせよ… 当意即妙の(アドリブの)受け答えって、とってもむずかしいです。

 相手の顔を潰さずにその場をやんわりと和ませ(て、相手に「参った」って思わせ)るって、ムズカシイなんてもんじゃないです。 でもこれこそが外交力なんです! 

 

 (  続  く ⇒  コチラ  )

 

 

  〔 参 考 〕

 

 

 


お母さん 2026年3月の日米首脳会談で、タカイチ教祖は「通訳」をつけて自らは「日本語」を話していました…。あれ…?タカイチって「米連邦議会立法調査官」を務めたのですよね…? それって「コピー取り」とか「お茶くみ」とかではない…、向こうの人たちとふつうに議論することも必要な職種なのでは…? それなのに、何でトランプと会話するときに「通訳」つけないといけないの?

 

 


 ◆  日本の女性総理 v s欧州委員会委員長( 2025年11月3日ブログ )

◆  ね こ も 杓 子 も … 経 歴 詐 称 !?  ( 2025年9月20日ブログ )

 

 わたしは「全学連」という組織には、これっぽっちも興味は無いのです(笑)。でも、「全学連」に限定せず、若い世代の人たちに、いまの政治や社会の問題について関心を持ってもらいたいと…強く思っています。若者が社会の問題に関心を持たなくなったら…、その社会はオワリです。植物に喩えればば、社会への無関心とは、草木に栄養がいかなくなり最後にその植物は枯れてしまうのと似ています。いまの日本社会には、その兆候が見てとれて、わたしは心配しています。

 ※ 出  典:コチラ


 学生運動の歴史の中で初めて20代の女性が全学連の委員長に就いたということで、「全学連」なるグループにに注目が集まっています(注)。そして、「全学連は『暴力革命』を主張している」ということが多くのメディアで取り上げられています、全学連でもないわたしが言うのも変ですが、全学連は…そんなこと、ゼンゼン言ってません。もやもやもやもやもやもや

(注)「全学連」というのは、もともとは1948年に結成されたそうですが、もう今は世代が変わって、いまは「全学連」もイロイロと5つか6つぐらい派閥(?)があるようです。

 いいえ…、たしかに「暴力革命」という四字熟語は使っていますが、ニヤニヤ汗

 その内実は

ラブ 
機動隊(などの警察権力)の暴力にはしないぞ
ラブ やられたら、やり返すぞ
ラブ 警察からの「転び公妨」にもしないぞ


 …ってことなんです。←ただ、それだけ  笑あせる笑あせる笑あせる


 だから、

 全学連の若い人たちが「いまの社会を変えたい」という気持ちはよくわかるのですが、いつまでも「暴力革命は必要です」みたいな言い方をしていると…、わたしみたいに理解する人は、ほんとうにレアな人であって、ふつうは…「暴力革命? つまりは…ひと昔前の過激派?」って感じで、最後には相手にされなくなってしまうと思います。

 上の番組で「なぜ、暴力で解決しないといけないのか、聞きたい」(16分06秒)と田村淳さんが質問していますが、かんたんに言えば…「機動隊員が暴力をふるって来るからです」と答えれば、おわりです。

 せっかくの討論番組なのですから、

右矢印 機動隊員が警棒で叩いて来るから、わたしたちは仕方なく自衛のためにヘルメットをかぶっているのです(25分38秒あたりで、矢嶋さんは持参したヘルメットを手に取って、ちらりとそのあたりのこと語っています)、

右矢印 私服警官が、デモ隊の前でわざと転んで「公妨!」って言って、ターゲットにしている人物を現行犯逮捕しています。


右矢印 こういう実態を、いまここにいるみなさんは知っていますか。そういう機動隊などによる暴力行為は「やめてください」と言ってやむものではないのです。そういう「暴力」に対する対抗策が、わたしたちの言う「暴力革命」なのです

 …と言えばいいのに…、矢嶋尋さん、受け答えに要領を得ず…、

 あれでは、ダメだわ(笑)。


 ぽってりフラワー


 だから、ひとつの運動を率いるって、むずかしいですよね…。

 もっと 才気煥発に、ビシッビシっと答えて、

まわりが「ほほぉ~」「なるほどぉ~」とおし黙るようでないと。

 「コトバ」をどう使うか…って、ほんとうにムズカシイです。


 ( お し ま い )

 


  チョキ  お母さん    今回わたしが取り上げた「暴力革命」の話は、レベルが低いので、もう今後は取り上げません。それよりも、「わたしの刑務所秘話」、まだ読んでいない人はぜひ読んで下さいませ。  ハートのバルーン   ハートのバルーン   ハートのバルーン

 


   隠された過去  ~わたしの刑務所秘話~( 2025年12月18日ブログ )