オイル交換備忘録 R100RS

アイドリング付近で片排なってしまい、3000回転以上回すと普通になる症状が、出たり出なかったり・・・。
当初は直ぐに直ってしまったりした為、キャブレタの詰まりが原因か?と感じていたが特に詰まりはなく暗礁にのっていた。
そこで近所の我がマイスターがイグニッションコイルの交換を提唱した為、消耗部品であることもあり交換に踏み切った。
するとその症状が嘘の様に改善された。たった1個のコイルで¥25000越えは財布に優しくはないが、再び好調を取り戻したのは気分が良い。
まともに乗るのは昨年福島を訪れて以来で約1年振りとなるが、ミッションタッチがあまりに気持ち良く、今更ながら新鮮だった。
今年のGWはWR250Xでツーリングへ出掛けようと思っていたが、このオートバイを乗らない手はないと感じた次第。
ここでようやくタイトルにあるオイル交換へ辿り着く。
相変わらず前置きが長いのは私の特徴。理屈っぽいのは嫌われます。

自画自賛でなんだが30年近く経過しているわりに外観も良い状態を保っている。

それにしてもこのオイル、R100RSには断然相性がいい。普段はMOTUL信者の私もこの車両にはシルコリンしかないと思っている。
これが同じ空冷のR1200やR1150には好印象にならないのが不思議だ。

最低1年は経過しているので、致し方無い。

あとは出かける直前のエンジン始動前にチェックする。
ここでは何度も書いているが、3L以下の容量にも関わらず2000km程度走行しても、殆ど減る事が無い。中には1000kmで500cc減って当たり前・・・なんて話も聞くが私の車両を考えると何処かオカシイとしか思えない。
オイルへの負担が大きい2バルブボクサーこそ少し奮発してオイルを選定して欲しいものです。たった2.5Lのオイルで2000kmもGWに走ろうと思っている私は鉱物油を入れる気にはなれない。
4月に入ってもさほど気温が上がらない環境が続いており、GWも寒さが予想されるが、このR100RSなら快適な旅が出来そう。このライダーを包み込む大きな風防は、むしろ寒い方が良いとも言える。あとは今月25日に切れる車検を取得して旅の準備は完了する。
オートバイ熱が冷めつつあるのは事実だが、久しぶりにこのR100RSと向き合える事が楽しみに感じている自分が居るのも事実だ。
YAMAHA YZF-R25

水冷並列2気筒4バルブエンジン搭載で36ps設定。
大型車を乗っている人間からすると36psという数字は特筆すべきものではないが、
カワサキ製ニンジャ250は31ps、ホンダCBR250の29psからすると約2割上乗せのであり、このカテゴリという点では特筆に値しようか。
実際のよーいドン!ではドングリの…というのが正直な所だろうが、290psと360psの4輪の比較だと相当の差である事は事実。



しかしこのカテゴリには若者も比較的多く見掛ける為、回転馬力よりは豊かな低速トルク優先の方が良かった様に感じる。
順当にこの見た目からエンジンを回して山道を楽しむ…というのが狙いのYZFだが、若者が大学への通学、中年が会社への通勤使用をするには0~50km/hのダッシュの方が重要であり、それは大型オートバイに疲れた私も同じ思いだ。


前方からは直接バルブが見えない為、HIDやLEDに換装しても光の拡散は少なそうな印象を受ける。


ブレーキディスクがフローティング式なのはニンジャより魅力的な部分。フローティングか否かどうかの問題ではなく単なる所有欲という意味。

普通にツーリングや通勤に使用するなら国内生産のVTR250Fの方が魅力的か。30年近いベストセラーエンジンを搭載し、ニンジャは言うに及ばず、シングルエンジンであるCBRと比較しても遜色ない潤沢な低速トルクとツイン故の高回転での伸びを考えるとベストチョイスではないだろうか。
ただ一つ気になるのは5速である事程度で、それも逆手に取ればワイドギアという事で乗り易さに繋がるとも云えよう。
YZFは刺激的なスタイルでとても魅力的なオートバイ。乗り味や燃費等は全く予想でしかないがホンダやカワサキをそれなりに検証した後での発売であるという事はそれらを凌駕すると言って間違いないだろう。
しかし数字では表す事の出来ない部分を大事にしてくれているのか否かが、一番気になる部分だ。少し長い時間乗ってみたいと思う車両でした。
南仏での出来事
人生二度目となるフランスを訪れた昨年晩秋の出来事を今更ながら備忘の為に書いてみる事にします。

AM9時にバルセロナ発の飛行機に乗るべく早朝の地下鉄でカタルーニャ広場まで向かう。
そこから”AERO BUS”という空港行きシャトルバスに・・・。

バルセロナはエルプラット空港で「マクド」の朝食を済ませ、次期目的地のフランス”ニース”へ。
利用航空がヴエリングなるLCCであった為、遅延やオーバーブッキング等が心配されたが特に問題無し。
英語表記では”NICE”だった様な気がしたがこちらでは”NIZA”だそうで。

飛行機に揺られて1時間少々。多少の紆余曲折がありましたが、無事ニースへ到着。
こじんまりとした駅はパリとは一線を画すモノ。綺麗な外観から想像するに新しいのか・・・。

食事中の方には申し訳ないが、これはニースへの玄関口である「コートダジュール空港」のあさがお。なにか書いてある・・・。

こんな遊び心が豊かな生活に結びつくかどうかは微妙かもしれないが、気持ちは豊かになったのは確か。ま、こんな事をするからユーロ不安になるのかも知れない。

空港から駅までシャトルバスで30分程。駅から2~3分の位置にあるホテル”べルネ”へ早々チェックインし、早速海岸まで歩いてみる。
午前中移動が多く午前中チェックインが必然的に多くなってしまうが、何処のホテルでも断られた事はない。
チェックイン時間まで融通が利かない日本のホテルとは違う。
この寛ぎようでまだ昼前…。10月下旬だったがなんと風の心地良いことか。

さて明けて翌日。近所にある”鷲の巣村”と呼ばれる「EZEエズ」へ向かうべく土壇場でレンタカーを借りてみた。フランスだけにルノートゥインゴ。最もミニマムクラスのディーゼル車。無論最安値の為マニュアルトランスミッション選択。

こんな時、マイカーが左ハンドルで良かった心境。右側通行なので違うといえば違うがこれが本来の姿でしょう。しかし最近のディーゼル車は良く走る。人間はともかく荷物を殆ど積んでないのもあろうが全く走りに問題無し。

東京は元よりニューヨークやパリは渋滞が付きモノだが、こんな南フランスでも渋滞はある。
エズ村はニース市街から15分程度の所にあるが、先ずは通過し向かった先は・・・。

モナコ公国。
無知とは恐ろしいモノで今回ニースを目的地に設定してから隣がモナコだという事を知った次第。エズ村へも行きたかったがそんなに近いならモナコも・・・となった次第。

ここらがF1のスタート地点らしい。とにかく街中が混んでる上にポリスの多さが半端でない。依って駐車がままならず・・・。
本当は泊まりたかったが超が付くほどの観光地ゆえホテルが高額で手が出ない。

というわけで離れた場所から撮影してみた。それほどF1が好きなわけではないが、あれだけ小さな場所でアクセルを全開にしているパイロット達は凄いとしか言い様がない。

エズ村を過ぎモナコ迄もう少し時間が掛かるものかと思っていたが、朝8時に車を借りたのでモナコに着いたのはAM9時半。降りてゆっくりする時間も無かったので、フランスとイタリア国境の街であるメントンを過ぎイタリアへ入国した。分かってはいるが国境越えが全くのスルーなのは少しばかり寂しい。

無意味にイタリアへ行った帰路にお目当てのエズ村。
海岸沿いの断崖絶壁の上に位置する為、ニースから電車で行くと駅から村まで強烈な登山となる。村を通過する道路へアクセスしたので楽であった。時間の融通や荷物も含め色々な意味でレンタカーで良かった。

ちょうどこの辺りで昼を少し回ったので、まず腹ごしらえ。
フランスでピッツァはどうかと思ったが正解。チーズはフランスも旨いのだ。海に近いからかどうかは不明だがアンチョビも絶品。
それに加え付け合わせのオリーブの素揚げ??(画像上)の様なモノの旨さが筆舌し難かった。これを食べるだけにニースまで行っても良いと思わせる味だった。
ここもそれなりの観光地であるが、レストランも”それなり”なのは日本も見習うべきではないだろうか。最近は日本もマシにはなったが、その昔観光地は不味いのが定番だった。

エズ村へ入る事自体は無料。そこへ至るには車では行けないので駐車場代のみ発生する。観光地だけに駐車場もそれなりに混み合っていた。
村の中はとても素敵な作りであり、ところ狭しとお土産屋や雑貨、ジュエリーショップ等が軒を連ねている。

南仏旅行のパンフレットに使用されている画像と同じ場所があった。
村へ入るのを無料と書いたが、ここ最上部だけ別料金(たしか€9)が必要。一応植物園というフレコミだがアロエとオブジェ的な石造が沢山あるだけ。本当は止めようかとも思ったがここまで来たので入ってみたら中々良かった。

エズ村は高所にあるが、さらに高所からエズ村を撮影してみた。まるで城の様相。単独だと割高だがこの眺めもレンタカーならでは。

その後はレンタカー事務所閉店まで気ままにドライブを楽しんだ。
孤独を堪能すべくガードレールの無いとんでもない山岳路を走って頂上へ。人っ子一人居ないそんな場所でドラムを叩く輩が居たのには驚いた。先に孤独を堪能されていたのには参った・・・。

車を返却してニース市街をウロウロ。徒歩で十分な大きさが魅力。それでも色々な店があって歩いていて楽しい。この画像はウィンドウに写る自分を撮ってみただけ。(特に意味はなし)

孤独をわざわざ堪能しなくとも、既に孤独な事に改めて気付くニースの夜。少し肌寒い空気が孤独感を助長してくれる。

1人で食べるステーキには何となく哀愁が漂ってはいまいか…。それでも腹は減るのだ。
因みに味は可も無く不可も無く。ステーキなぞ何処で喰っても同じか。

さて時は流れてニースを出発する朝。終始気持ちの良い青空に恵まれたニースの印象はとても良いモノとなった。この後起こる珍事が無ければ尚良かったのだが・・・。この99番のバスでコートダジュール空港まで向かうことにする。

バスの中で自分の後ろの客がだいぶ咳き込んでいたのが気になったが、無事コートダジュール空港に到着。(この時日本ではエボラ熱の話題が…)
この日の移動はAM11時前の飛行機でアムステルダムまでの行程。
手配はKLMオランダ航空だがエールフランスを買収?した為、この日はエールフランスへチェックインする。自動チェックイン機を往路のアムステルダムで使用していたので今回も使用してみた。
ところが、ところが、だ。
自身のバウチャーを読み込ませるが「あなたの行き先が見当たらない」との表示が。それは何度繰り返しても同じ表示のまま。なぜかアムステルダムの表示は出てこない。この時点では機械に問題があるのだろうと思っていた。依って人間の居る所でチェックインすれば良いと思い、通常のチェックインカウンターへ向かう。
チェックインのおばさまにバウチャーを提示するも、なにやら雲行きの怪しげな表情へと変化する。フランス語は勿論の事、英語もままならない私としては表情から判断するしか無いのだが、時として表情は言葉以上の表現力となり得る。(以下会話形式にて)
フランス人熟女「オカシイ…何故かあなたの乗る飛行機が無いわ」
私「は?なんで?」
フランス人熟女「それは私にも分からない…。」
私「オレら二人で分からないのは問題でしょう?」
フランス人熟女「少し待ってて!」

と言い残し事務所へと消えて行った。
因みにこのまま15分程放置され、当初後方並んでいた人間は居なくなった。搭乗時間が迫りさすがに段々不安になってきた。

そして少々先程と違う少々偉そうな雰囲気フランス人熟女が戻ってきた。(実は特に偉そうではありませんでした。当たり前か)
この戻ってきた熟女の第一声は、
フランス人熟女(偉)「あなたのチケットはダブルブッキングだわ」
私「は?なんで?」またもや同じ質問返し。
フランス人熟女(偉)「それはわからないわ、とにかくあなたの席はも うないのよ」
私「え?ダブルブッキングというと自分より先に誰かチェックインしてる?ということ??」
フランス人熟女(偉)「そういうことになるわね。」
私「困りました。私はどうすれば良い??」
フランス人熟女(偉)「その次の便なら空きがあるわ。それでどう?時 間はPM4時よ。」
私「困ったなアゲイン。アムステルダムからタリス(フランスやイタリアドイツ等を結ぶ新幹線の様なモノ)に乗ってブリュッセルに行かねばならんのよ…。」
すると偉い感じのフランス人熟女は電話を掛け始める。何か案を探している様だ。
フランス人熟女(偉)「PM1時にブリュッセル行きがあるけどどう?リヨン経由だけど…。PM6時半には着くわよ!」
しばし考える。もうこれしかないか…しかしタリスに乗れなくなる…というよりタリスのチケットが全く無駄になる。勿体無いが旅を継続するには致し方ないか。オマケにこれ以上の交渉をする語学力が無いのが悔しい…。結論を出すのに1分は掛かっただろうか。
私「それでお願いします。」
しかしこのあとエールフランスより少々オイシイ話しが出てきた。
フランス人熟女(偉)「ペナルティとして€250払うのでクレジットカード出して。」
私「え?マジ?」
チケットは無駄になったが、目的地には無事到着出来る、加えてタリスで向かうより早く到着する…ついでに経由地である”リヨン”で時間があればトランジットで降りてフランス料理でも食べられるかも?
という私の手にはクレジットカードが握られている。

無事に発券終了。搭乗まで少し時間が出来たがまあヨシとする。
しかしさすがエールフランス、適当な感じがフランスらしい。
無事コートダジュール空港から離陸成功動画。顔が横になる動画ですみません。とにもかくにもひと安心。

リヨン空港にて乗り換え待ちの図。リヨンの街へ出掛ける程の時間はあらず。国内線なので致し方ない。

余計に搭乗する事となったリヨンからのボンバルディア機材。
「HOP!」とはエールフランスが経営するLCCな模様。中型機より一回り小さい機体の離陸時の加速感は堪りませんでした。
一度の旅で多い時には10回程度に至る飛行機搭乗で今回の様なケースは初めて。20年程前にはリコンファーム(予約再確認)を航空会社に対して搭乗72時間前に行っていたのが懐かしいが、今でも必要なのでは?と思わざるを得ない事項だった。

ブリュセル空港に到着。列車網が発達しているユーロ圏でブリュッセルに飛行機で入るのは欧州人でも非常に稀な様で、たしか日本からの直行便も無いはず。
トラブルこそ良い思い出となるのが旅であり、それがまた醍醐味でもある。無事終わってからの強がりかも知れないがコレもまた良い経験となりました。