欧州車かく語りき。 -22ページ目

Top of the ROCK

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ロックフェラーより摩天楼、遠く右下に自由の女神を望む。

LOTUS EXIGE S V6 3500

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BMWやメルセデス、アウディにフォルクスワーゲン。
昨今の4輪車はとても便利で至れり尽くせり。
トヨタや日産のミニバンと云われるカテゴリやセダンに関して言えば、それはまるで「走る応接間」と呼んでも良いくらいの代物が台頭している。
 
極論を言えば、人間が足を使わずに早く、そして楽に目的地に到着する為に作られ始めたのが車やオートバイという移動アイテム。
つまり昨今の4輪車は原点回帰という目線で見れば順当な進化をしているといえようか。
 
それにも関わらず”わざわざ”苦労を伴ってでも目的を達成しようとする人間が存在するのも事実。寒い暑い、転ぶと非常に痛いオートバイに乗っている人達はまさにその代表ではないか。
 
オートバイに関して言えばタイヤが二つしか無い以上、これ以上快適には出来ないと思われるが、一方4輪に関していえば、その快適さや安全性は青天井の進化。ブレーキすら自動で掛けてくれる4輪が軽自動車にさえ登場しているらしい。
 
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この派手な車は”ロータス”。社名はエキシージS。
デビュー間もない新型車。
このロータスというメーカーはとても小さい4輪車をライナップしているのと「走り」に特化した・・・というより特化し過ぎた性格故に興味は惹かれていたが、通りすがりに横目で楽しんでいた程度。
しかし今回エキシージというモデルがV型6気筒3500ccを搭載し、少し大きくなった事で、ユーティリティの進化も興味深かった。たまたま時間が空いたのでお茶を頂きにお邪魔してみた。
 
営業の方は私がエキシージSの展示車に近寄るかどうかのタイミングで直ぐに近寄ってきた。ゆっくりと眺める間も無く、とにかく乗ってみて下さいという事でとても窮屈そうに見える「バスタブ」に身体を沈める。
車高が1130mmととても低いのに加え、サイドシルの厚みと高さが普通の4輪では有り得ない異常なボリュームである為、まさに”潜り込む”という言葉が適当。これ程までに乗り込みづらい車種を他に知らない。
 
しかし乗ってしまうとこれまたそれ程狭くはない。シートはリクライニングの無いバケットタイプではあるが、私の様なデブでも余裕がある・・・というかあまりタイトではないのでコーナリングでのホールディングに聊か疑問が残る程。痩せ型のドライバーなら身体が遊んでしまうのではないか。
 
センターよりやや助手席側へ依ったシートに身を預けて、そこから手を上げると小さなステアリングホイールが目の前に。
なんとこのステアリングはパワーステアリングレス。パワステの無い4輪にお目に掛かるのはAW11型のトヨタMR2以来。
 
小さなキャビンから大きく張り出した前後フェンダーへの流れは色気を感じずにはいられない。こういった造形を創る事が許されない利潤追求最優先の国産メーカーの開発陣はなんと哀れなことか。
 
しかしこの車体に搭載されるエンジンは、その国産巨大企業の製品なのは意外なのかもしれない。
レクサスIS350やヴェルファイア、アルファード、エスティマに搭載される2GR-FEというV型6気筒3500cc。
無論そのまま搭載される事はなく、これにスーパーチャージャーを装着しプラス25%のパワーアドバンテージを得ており、約2トンという車重のアルファードに比較して、1180kgのエキシージSがどれだけ運動性を追求したモデルか伺いしれる。
 
ロータスのエリーゼにトヨタセリカの”2ZZ”エンジンが搭載されて久しいが、当初はトヨタ製のエンジンをそのまま搭載するのでは無いにしろ疑問に感じていたのは確か。
いつ壊れるか恐怖を感じながらドライブするフェラーリより、遠慮無くアクセルを思い切り踏み切れるトヨタ製エンジンをドライブする方が精神衛生上ヨロシイのではとも思える。
 
遠い昔にいすゞ製のジェミニという車種に「Handring by LOTUS」というフレーズがあったが、元来ロータスというメーカーは車体作りがメインであり、その昔にはホンダ製のエンジンを搭載してF1参戦し、かの中島悟がドライビングしていた。
 
フェラーリやマクラーレンも市販車を製造しているが、ロータスとの価格差は天と地程の開きがあるのは周知であり、F1テクノロジーを比較的安価に味わう事が出来るロータスは中々興味深いではないか。
 
アルミモノコックフレームを取り囲むFRP製も外装、それはもうオートバイでいう”カウル”状態であり、その美しい造形はフェラーリやマクラーレンにも負けてはいない。
タマ数がなく試乗する事は簡単に許されない様だが機会があれば是非走らせてみたい車両であり、許されるのであれば長く付き合ってみたいと思わせる4輪でした。
 
因みにこう言った濃いメーカーの営業マンは車好きが多いのは想定内であり、弾丸トークも織り込み済だが、2時間近く話しっ放しにも関わらずお茶は出なかった。あれだけ喋って飲み物無しというのはとても凄いと思った。むしろ私より飲み物を飲むべきは営業マンだったかもしれない。

アイフォン用防護カバー否定派

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私の使用している携帯電話はアイフォーン6。
お恥ずかしいアプリも見え隠れしているが、特に隠さずとも問題無い稚拙な人間なのでヨシ。
 
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3GSから付き合い始めてこの”6”で丸5年。
アンドロイド機ではタブレットを一時同時所有するも、圧倒的にこちらの方が使用感が良い。依ってこのアップル製品を愛用している次第。
 
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パソコン等デジタル製品に精通していない私はデザインや使い勝手が大優先であり、中でも「3GS」のデザインは過去一番では無かろうかと思うほど好きなモデルだった。
 
フラットなデザインだった”4”と”5”に比べ、今回の”6”は丸みを帯び、更に薄くなった事で「3GS」に少し戻った印象なのが購入の理由。
毎回魅力のみを増して販売してくるアップル社は凄いと感じる。
 
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ヘッドフォン用ジャックも”5”より下側に移動したのも色々と良い事の方が多い。
 
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巷のコンパクトカメラのシェアを奪ってしまう程の高感度高画質カメラも標準装備。ソニー製アンドロイド機と比較してもアイフォンの方がとても自然な色合いを表現しているのが自身の好み。
レンズが緑色なのは低反射コーティング。こんな機能までついてしまえばコンデジのニーズが減るのも無理はない。
 
アイフォンを気に入って使用している私だが、今回の”6”よりカバーやバンパーの類を使用する事を止めた。
昨年まで使用していた”5”もカバーは装着していたが0.3mmのチタン製のモノであり、折角の”薄さ”を極力生かしたかったから。
そして今回はその0.3mmの厚みと重さをも纏う事を止めた。
 
先日、通勤電車の中でふと目に付いた光景。
私は座っていたのだが、周りに座っている人立っている人ざっと20名に目をやるとその20名が全て携帯電話を弄っていた。よくある光景といえばそうなのだが、その20名をじっくり観察してみた。(暇なので…)
2名がガラパゴス携帯(所謂パカパカガラケー)、アイフォンが私を含めて3名。残り15名がアンドロイド機。機種比率は私自身、目が悪いので微妙だが。
 
そして私を除く19名が全てになんらかのカバーが装着されていた。
ここからはかなり個人主観の否定的内容になりますので悪しからずご容赦。
 
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私もその昔は装着していたので気持ちは理解出来なくもないが、この秀逸なデザインを覆い隠す理由がない。
 
カバーには「アルミ製」「シリコン系」「高強度プラスチック系」等々色々あり殆どが中華製であるのは周知。(デザインは日本製もあるが)
 
機能もさることながら、米国アップル社が他には無い特異なデザインを、それこそルーツはかの故”スティーブジョブズ氏”の作品とも云うべき秀逸な外観に、中華製の駄モノで覆い隠さねばならないのか…。
 
恐らくその理由の殆どは「落とした場合」の事だろう。
 
確かにアイフォンは壊すとタチが悪い。
というのも日本に数軒しかないアップルストアは四六時中混み合い、オープンと同時に修理申し込みをしても昼過ぎならまだしも、ヘタすると夕方という事もザラ。ライセンスショップも存在するが、そこもアップルストアとほぼ同じだ。
修理依頼が大変なアイフォンだが、そこに目を付けた輩もいる。
それは所謂「アイフォン修理専門店」というモノ。
修理内容にも依るがここを利用すれば特に待つ事もなく、オマケにアップルストアより安価に修理する事が可能。ガラス交換や電池交換、背面プレートやスイッチ類も交換してくれる。
 
そして何より、落とそうがキズを付けようが「どうせ2年程度で代替えするでしょう?」という事。アイフォンの”3GS”を使用している方をもうすっかり見る事がないのが論より証拠。”4”や”4GS”すら怪しい状況だ。OSのアップデートも4GS以降でしか対応出来なくなっているのも要因だが。
 
かのスティーブジョブス氏はケースを纏ったアイフォンを”モナリザに牛糞を塗りたくる”かの様な眼差しで見ていたとの事。
 
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ケースと装着する事で多少なり問題も発生する。
コンピュータ類が熱を発するのは常識であり、それを放熱する事もデザインに含まれている。
通常使用で60℃、充電時45℃というのスマートフォンの一般的な許容温度で、これ以上の温度は電話機本体というよりリチウムイオン電池性能が著しく劣化するらしく、カバーで覆う事でそれを阻害する可能性大との事。カバー無し状態で暖かいと感じるレベルでは電話機中は50℃程になっていると思われ、カバー装着状態で暖かいと感じれば、安全温度は越えていると思われる。
 
昔の携帯電話と違い、現在のスマートフォンは本体全体でアンテナとして機能しる様に設計されており、それを金属製のカバー類で覆えば電波が必ず弱くなるとメーカーが回答している。
電波が弱いという事は本体が電波を探す行為を自動で行い、結果”電池がもたない”という減少にも繋がる。
 
修理するのにそれなりの金額が掛かるので、それをカバーするという意味で本体もカバーするという事だろうが、それ程高額に感じるものであれば少し気を使えば良い事ではなかろうか。
 
私も3GSは相当落としたが、”4”~”5”では1回ずつしか落としていない。それらでガラスが割れる事もなく、角にキズが入ったレベルだった。
人間だから「間違いがない」と云えないのは確かだが、今現在の私は落とすつもりはない。恐らく落とす場面が無いと思われる。何故なら過去にどうして落としたか学習しているのと、携帯電話への依存度が低いからというのも往々にしてあるが。
 
となればデザイン台無しのカバーも無論必要無くなる。
カバーを装着していて落としてしまったら本体は守られるかもしれないが、カバー自体にキズが付けばどちらにせよカッコ宜しくはない。
 
「キズの入ったIpodは美しい」とはスティーブジョブス氏本人が放った言葉とのこと。
 
せっかくシルバーやゴールドという色があり、他にない薄さを実現して軽量化を果たしているにも関わらず、販売されている殆どのカバーやバンパー類が、色を見えなくし、厚みと重量を増している現実。それらの価値を台無しにしているのは余りに開発者に失礼ではあるまいか。
 
こちらもせっかく大枚叩いて購入しているのだから、それらを十分堪能せねば勿体無いというものであろう。
 
 
追記:
これをご覧になった方の殆どがカバーを装着されている事でしょう。
悪気は無く、私自身の価値観で書いているだけで、あくまでこんな風に感じる人間も稀にいる…という事をご寛容下さい。
気に入ったカバーがある方や無くてはならない人も数多いらっしゃると思われます。そんな思いの方は継続使用をおススメします。