通勤快速新調!

昨今よく売れていると思われるPCX。
中々、中古で出回らないこのオートバイは見つかったら即買いせねばならない。それでも中古車サイトで出回る個体は激安量販店の新車価格とそれほど変わらない。
そこで知人が通勤用に購入したものの、購入直後に配属先変更となり、たまたま探していた私に話が回ってきた。
知人だけに私に取っては非常に安価、売る方には非常に高価であった事で話はスムースに決まり、先日私の手元にやってきた。
購入後間も無いことから、フルにノーマル状態であり、通勤快速へと仕立てるとします。
先ずはリアのトップケース装着。
GIVI製のトップケース30Lをネットオークションにて購入。数千円で購入出来るこのケースとBMW純正との価格差は一体何事か。確かにBMW製が良く出来ているのは認めるも、中身は脱いだパンツか靴下位なものだ。それに3箱ウン十万という金額を私は払う事ができない。ま、ユーザーからすればそれもデザインの一部という事なのだろう。それもヨシだ。


そこへトップケースの専用台座を取り付ける・・・と言いたい所だが、そう都合良くもいかない。

因みにホンダ純正ケース使用ならば、ステーとケースのみで装着可能。しかし社外品を装着するには更に一手間必要となる。
ケース本体が中古、ケース台座も中古、台座の台座が新品!というのも悔しいし、台座の台座が一番高額になってしまうのも納得出来ない。(台座がメーカー新品だと結構なお値段する)
ということでワンオフ製作。製造業に従事していて良かったと思う数少ない満足感。
本体はガラスエポキシ積層板は5mm厚、そのかさ上げの為のカラーはMCナイロンにて製作、外径はφ16。
両方共素材はプラスチック。知見の無い方は強度的に不安に思うだろう。実際、私もそうだが自身の責任範囲内人柱的使用。
とはいうものの、私は樹脂及びプラスチック業界に断続的に20年以上携わっており、それなりに理解しているつもりでもある。無論、職業柄VA提案や比較説明も行う為、その対象である金属も無知では仕事が成り立たない。
このガラスエポキシ樹脂(薄緑色)はガラスクロスをエポキシ樹脂で熱硬化させたもので、プラスチックの中では非常に強靭な素材。この場合全く関係無いが、非常に高い絶縁性も有しており鉄道関連には相当量使用されている。SUS304(ステンレス)対比で8割程度の曲がり強度も確保している。
そしてかさ上げ用カラーとして使用するMCナイロン(モノキャストナイロン)も非常に高い靭性数値を示し、余程の事が無ければ割れる事はない。同じMCナイロンで更に高強度品もあるが今回は急場凌ぎという事もあり通常品利用。昨今のオートバイのグラブバー等はパッセンジャーが握って冷たくない様に、66ナイロン(ガラス含有)を使用している事もある。
実際問題、ケース台座がポリプロピレンらしい樹脂である事を考えれば、金属を使う必要もなかろう。そして副産物として金属より軽量であり腐食することもない。




むしろ本体とケース台座に一番ガタがある。

スクリーンもネットオークション購入だが、さすがにキズや打痕の気になる部品だけに新品を入手。
ハトヤなるお店からの購入だが、軍手を入れておいてくれるという計らいが粋。
オマケに同じ部品を出品している業者より僅かに安価でもあった。


状況や手応えが分からない初回は特に注意が必要だったが、無事取り外し成功。



ボルトの渋い箇所があった為、グリスを薄く塗布して装着。
こうする事でキシミ音も低減されることだろう。
上に向かって30cm程度伸びているが、上端へ向かう程に左右幅が絞り込まれている為、走った際の変化は特に感じることが出来なかった。もう少し長い時間を走れば気がつくことがあるかもしれない・・・。
短いスクリーンがブームな様だが、私が必要なのはビジュアルより実用性。となればもっと大きな・・・とも思うが、やはり少しはビジュアルも・・・という中途半端な大きさが中々ヨロシイ。なんでもこのスクリーンメーカーはアジア向けのホンダ純正部品を作るメーカーとのこと。何の問題もなくスムースに装着出来たのはそういったことも影響しているだろう。
また少ししか乗っていないが、このPCXという車両はとても私を満たしてくれる。
貧乏臭い話かもしれないが、まず燃費が大変ヨロシイ。アベレージ燃費がメーター内に表示されるが55km/Lを下回った事がない。今の所の最高表示は65km/L。通勤に数回乗っての満タン法での実測は51km/Lだった。これから冬場に掛けて多少落ちるだろうが、40km/Lを切る気がしない。
ボロスクータに乗り込んでいたという事もあろうが、スタート時の滑らかな発進、エンジンが伸び切ってもそれは変わる事もなく持続される。大径ホイールからくる絶大な安定感、幅が細く見た目頼りないタイヤではあるが、その細さが低燃費を実現させる要因の一つであるならば特に気にならない。そしてフルLED化された灯火類も光物好きには堪らない装備であり、アイドリングストップに依るバッテリ上がりにも対処している。
実際は暗いかと思ったヘッドライトだが、意外に明るかったのが予想外であり、スクーター、それも原付二種クラスであれば十分である。
しかしながら、気になる点がないわけではない。
とにかく足回りが硬い。2人乗りを想定してか、いや、アジア辺りでは5人乗り程度を予想してのセッティングかと思える程、突き上げ感は中々のもの。このクラスのスクーターにしては高額の部類ではあるものの、やはりアジア製でコストダウン感は否めず、シートはかなり安っぽい印象だ。
シート下も前後に長いが、フルフェイスヘルメットは銘柄を選ぶし、ジェットヘルメットと小さい雨具を入れたら他には何も入らない。
足元にもフレームが通っている為、センター部が大きく盛り上がりモノを置く事は不可能。ただ足で挟むという意味ではニーグリップならぬ、くるぶしグリップが可能で安定感を少なからず生んでいる。
マジェスティSもどうかと思ったが、スクリーンが大きく出来ない(ノーマル形状という意味)、燃費がPCXに及ばない、大きく重い、今更ハロゲンライト等々で選択肢から消えたが、全体的な高級感やパワーという点ではマジェスティSの方が上かもしれない。
でも、私はこのPCXを手に入れた事を嬉しく思っています。
円谷特撮が好き。

実際に見ることが出来たのは再放送で、当時放送で記憶に残っているのはウルトラマンエース。
子供の頃から仮面ライダーよりウルトラマンだった私は、円谷プロ作品が大好きです。

基本、私の様な中年男性が多かったが小さな子供を連れた家族連れも多かった。

これらを見てもわかるように、平成ウルトラマン達の姿はなく、先程触れた小さな子連の家族にとって嬉しいのはお父さんだけだったろう。実際、飽きている子供が散見されたのがその証拠でした。
展示物としては、歴代のシナリオ本、撮影に使用したウルトラマン達のマスクや小道具大道具等々。
それらの展示物が全て撮影禁止だったのは非常に残念だった。やはり一番興味深かったのは撮影当時物の”ウルトラマンのマスク”だ。
ご存知の方も多いかと思われるが、初代ウルトラマンのマスクは”Aタイプ””Bタイプ””Cタイプ”の3種が使用された。一番最初に使われたのはウルトラマンとは言い難い崩れた感じのマスクで、これはラテックス製だったとのことで現存していない模様。


つまりこの画像の本物が展示されていた。これが非常に興味深く10分程度見入ってしまった。正直一番見たかったのは”Aタイプ”でした。
そのほか、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、エース、タロウ、ウルトラの父と母、ウルトラマン80のマスクが展示されていた。ウルトラセブンにも数種のマスクがあったのは発見だった。それぞれマスクの光る目の中には小さな電球が入っており、
耳の中に小さなスイッチが左右に入っていたのも興味深かった。右目と左目それぞれにスイッチが付いていた様子。
そのほか、当時の隊員達のユニフォームがそれぞれ展示されており、ウルトラマンの「科特隊」からウルトラマンエースの「TAC」まではジャージのような生地、ウルトラマンタロウの「ZAT」とウルトラマン80はデニムの様な生地で、動き易さに違いが出そうだ。

モノクロ放送だったことと、巨大ヒーローの登場がなかったこの番組には特に興味が湧かずあまり見たことがない。無論チャックの有無や、最後は主人公の両親がカネゴンになってしまったのも知らない。
ウルトラマンというのは2人存在するのは、ファンの方ならご存知の通り。
ゾフィーという設定上の長兄も同じシルエットとすれば3人となろうか。
そして帰ってきたウルトラマンというのが存在する。実際この頃には兄弟設定という物がなく、実際は初代ウルトラマンが”帰ってきた”という設定だったと思われる。
その通称”初代ウルトラマン”と通称”帰マン”或いは”新マン”とウルトラマンは基本同じと思われていることと思う。体の赤と銀の配置が少々違うのには比較的気付き易いポイントだが、実は顔つきが違う。私の様な好き者からするとかなり違う。


顔の違いが違います。
整った初代マンに対して帰マンは面長。目から口までの距離がかなり違うのが見て取れます。撮影OKである入口にあった着ぐるみで当時物ではなく再生作品にしてはよく再現している。


実際、ウルトラマンタロウやウルトラマンレオの当時放送に兄弟設定で登場したが、その際に当時放送(初代マンや新マン)で使用されていたものが再現されておらず、子供心に納得出来ずにいたもの。
円谷プロでさえ所謂”ツボ”を押さえずに製作していたということだろう。
恐らく当時子供だった我々が大人になり、そして同じ思いを抱いていた方々が、このマスクを再現しているというのが、この着ぐるみを見て感じた次第。
よくぞこの違いを再現してくれました!素晴らしい。

当時の子供の心を鷲掴みしたのはとても凄いことであり、それらの苦労話しも色々と展示してあり、それらを読むにつれ日本人の凄さを感じてします。
当時は当時なりの苦労があったと思うが、昨今の苦労とは質が違う様な気がしてなりません。
パソコンやネット、携帯電話がなく、電話がギリギリ存在した世の中は、時がユックリと流れ、現代に比べれば圧倒的に便利では無かったとはいえ、未来への希望があった様な気がします。空気は少し汚れてた様に思いはするも、綺麗な時間の流れ方をしていた様に思います。
これらの特撮テレビ番組を見るとついつい昔が懐かしくなってしまうんです。
もう年なのかもしれません…。
