円谷特撮が好き。 | 欧州車かく語りき。

円谷特撮が好き。

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ウルトラマン創世記展の千秋楽、間に合いました。

実際に見ることが出来たのは再放送で、当時放送で記憶に残っているのはウルトラマンエース。
子供の頃から仮面ライダーよりウルトラマンだった私は、円谷プロ作品が大好きです。

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今回の創世記展は、円谷プロダクションの創世記展というべき内容でした。
基本、私の様な中年男性が多かったが小さな子供を連れた家族連れも多かった。

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ウルトラQ、初代ウルトラマンから、1980年に放送されウルトラ放送が一段落を迎える作品となったウルトラマン80までが入口に勢揃いする。私の様な好き者には垂涎の光景。

これらを見てもわかるように、平成ウルトラマン達の姿はなく、先程触れた小さな子連の家族にとって嬉しいのはお父さんだけだったろう。実際、飽きている子供が散見されたのがその証拠でした。

展示物としては、歴代のシナリオ本、撮影に使用したウルトラマン達のマスクや小道具大道具等々。

それらの展示物が全て撮影禁止だったのは非常に残念だった。やはり一番興味深かったのは撮影当時物の”ウルトラマンのマスク”だ。
ご存知の方も多いかと思われるが、初代ウルトラマンのマスクは”Aタイプ””Bタイプ””Cタイプ”の3種が使用された。一番最初に使われたのはウルトラマンとは言い難い崩れた感じのマスクで、これはラテックス製だったとのことで現存していない模様。

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ちなみにこれがその”Aタイプ”のマスク。当初ウルトラマンは、喋る設定だった為ゴム系の素材で口が開いた状態で製作された。

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この3種が実際に存在し、今回はその”Bタイプ”と”Cタイプ”が展示されていた。
つまりこの画像の本物が展示されていた。これが非常に興味深く10分程度見入ってしまった。正直一番見たかったのは”Aタイプ”でした。

そのほか、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン、エース、タロウ、ウルトラの父と母、ウルトラマン80のマスクが展示されていた。ウルトラセブンにも数種のマスクがあったのは発見だった。それぞれマスクの光る目の中には小さな電球が入っており、
耳の中に小さなスイッチが左右に入っていたのも興味深かった。右目と左目それぞれにスイッチが付いていた様子。

そのほか、当時の隊員達のユニフォームがそれぞれ展示されており、ウルトラマンの「科特隊」からウルトラマンエースの「TAC」まではジャージのような生地、ウルトラマンタロウの「ZAT」とウルトラマン80はデニムの様な生地で、動き易さに違いが出そうだ。

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カネゴンがテレビに映っていた頃、私はこの世に存在していなかった。口にチャックが付いているのは知らなかった。
モノクロ放送だったことと、巨大ヒーローの登場がなかったこの番組には特に興味が湧かずあまり見たことがない。無論チャックの有無や、最後は主人公の両親がカネゴンになってしまったのも知らない。


ウルトラマンというのは2人存在するのは、ファンの方ならご存知の通り。
ゾフィーという設定上の長兄も同じシルエットとすれば3人となろうか。
そして帰ってきたウルトラマンというのが存在する。実際この頃には兄弟設定という物がなく、実際は初代ウルトラマンが”帰ってきた”という設定だったと思われる。

その通称”初代ウルトラマン”と通称”帰マン”或いは”新マン”とウルトラマンは基本同じと思われていることと思う。体の赤と銀の配置が少々違うのには比較的気付き易いポイントだが、実は顔つきが違う。私の様な好き者からするとかなり違う。

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初代ウルトラマン。非常にバランスの取れた顔つきで、さすがオリジナルだけあります。
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帰ってきたウルトラマン。体の模様に細い線が追加されており、これは全身に及ぶ。

顔の違いが違います。
整った初代マンに対して帰マンは面長。目から口までの距離がかなり違うのが見て取れます。撮影OKである入口にあった着ぐるみで当時物ではなく再生作品にしてはよく再現している。

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初代マンの”Cタイプ”マスク仕様の着ぐるみ。


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そして新マン。人間でいうと鼻の部分辺りが盛り上がり間延びしており、目と口との距離が明らかに長い。悪く言えばウマヅラ・・・。しかしこれが新マンの特徴なんです。

実際、ウルトラマンタロウやウルトラマンレオの当時放送に兄弟設定で登場したが、その際に当時放送(初代マンや新マン)で使用されていたものが再現されておらず、子供心に納得出来ずにいたもの。
円谷プロでさえ所謂”ツボ”を押さえずに製作していたということだろう。

恐らく当時子供だった我々が大人になり、そして同じ思いを抱いていた方々が、このマスクを再現しているというのが、この着ぐるみを見て感じた次第。
よくぞこの違いを再現してくれました!素晴らしい。

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CGのない50年前にフィルムを合成で何度も重ね、あたかもそれらがそこに存在しているかの様に見せ、空へ飛んで行くウルトラマンを見て、実際に空に向かって手を振った子供も多くいたとのこと。
当時の子供の心を鷲掴みしたのはとても凄いことであり、それらの苦労話しも色々と展示してあり、それらを読むにつれ日本人の凄さを感じてします。

当時は当時なりの苦労があったと思うが、昨今の苦労とは質が違う様な気がしてなりません。
パソコンやネット、携帯電話がなく、電話がギリギリ存在した世の中は、時がユックリと流れ、現代に比べれば圧倒的に便利では無かったとはいえ、未来への希望があった様な気がします。空気は少し汚れてた様に思いはするも、綺麗な時間の流れ方をしていた様に思います。

これらの特撮テレビ番組を見るとついつい昔が懐かしくなってしまうんです。
もう年なのかもしれません…。