欧州車かく語りき。 -107ページ目

VOLKSWAGEN GOLF ”R”に乗ってみました。

本日、フォルクスワーゲンのディーラーマンから連絡があり、ぜひ乗って貰いたい車があるので来てくれという。
 
中々、試乗車が用意出来ない車両だと言う事でヤボ用の前にアイスコーヒーでも飲ませて貰おうと寄ってみた。
 
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そこにあったのは、ゴルフRという車両。
前モデルのゴルフR32の後を継ぐ形で販売されたばかりの車。
 
フォグランプを持たないフロントマスクはスパルタンなモデルである事を象徴してます。
 
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特徴的なLEDランプのテールランプが印象的。新型ポロにも似ている。
 
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そしてこれが、Rの文字がつく意味合い。
センターデュアル出しマフラー。2000cc4気筒だがそれなりに元気な排気音を奏でる。
 
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今時のポジションランプは当然LED。デイライトの様相。
フロントタイヤがフェンダーとツライチで見てて気持ちが良い。
これは国産車にはあまりない外車ならではの眺めです。
 
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フロントに横置き搭載されるTSIエンジンは2000cc4気筒直噴ターボ。
このモデルの下に位置する”GTI”と同じ内容だが、211PSの”GTI”に比べ、圧縮比等も同じながらこの”R"は256PSを発揮。トルクも33キロを越えている。
 
ボアもストロークも同じエンジンだけに恐らく過給圧を相当高めに設定していると思われる。
フォルクスワーゲン及び参加のアウディに使用されるダブルクラッチの6速オートマチックミッション”DSG”もこの車の真骨頂。チェンジのスピードは0.2秒との事。クラッチが二か所あり、片側が常に待機している為、素早いチェンジを可能としている。
素人のマニュアルミッションの操作より間違いなく早くて確実だ。
 
 
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前モデルもウィンカーはミラーにビルドインしていたがより洗練され、アウディの様な細身に変更されている。
 
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下側がフラットになったステアリングホイールは走りを意識しての事。
でも横に見えるオートマチックのノブが不自然な気もします。
本革とブラックフェイスパネルのインテリアは高級感があります。
 
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この車両はオプションのレカロシートを装備。
パワーシートではないものの、このシートが2脚で16万少々とは破格と言えよう。
 
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レカロシートの裏側から見る後部座席の足元はそれなりに広い。
エアコンの吹き出し口もあり、スポーツモデルとはいえコンフォートな車。
 
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白文字にブル-の針を採用したメーター周りは前モデルからのイメージを追っている。白文字にしたのは、前モデルであるゴルフ5の文字色は青く、少々暗い印象だったからだろうか。
300キロまで刻まれたメーターは少々大袈裟な気がするのは私だけか。
 
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同じエンジンを搭載した”シロッコ”よりこじんまりとした印象のゴルフ
 
乗っての印象は、思い切りターボ車である事。
オートマチックというのもあろうが、3000回転までは少々もたつく感覚があり、その後過給圧が一気に上昇しシートに体が押し付けられる。
必要にして十分のパワー感を伴った加速は3速くらいまで衰える事はない。
 
そしてその変速ショックの殆どないDSGミッションが瞬時にギアを押し上げる様が乗っていて感動モノだ。
さすがに4速を越えると速度の上昇が鈍るがその速度は常識を逸脱した領域。
同じ2000ccターボのスバルのインプレッサに数字上のパワーでは劣るが、加速した印象は同等レベルに感じた。
 
足回りに関してはドイツ車特有のよく締まった感じで、コンフォート、ノーマル、スポーツと選べるがコンフォートでもそれなりのしっかり感があった。
速度がのった状態で大きめの段差等を越えてもおつりを喰らう事もなかった。それなりの速度での静粛性も十分であり、その際の安定感もインプレッサとは少々異なる。
 
ゴルフとは言え、やはりアウトバーン育ちなのです。FFを忘れさせる安定感は大袈裟かもしれないが、まるで4WD。
前モデルのR32も顔負けの安定感だった。
(※すみません・・・後日発覚。ゴルフRは4WDでした。安定してて至極当然
 
しかし、この車両にも不満はあった。
 
それはまず車両価格で500万縁を越えている事。
ゴルフファンにはとても失礼だが、この車はあくまでゴルフだ。
どうあがいてもドイツの大衆車である。前モデルのゴルフR32は3200ccのDSGミッション装備で、おまけに4WDという装備を持ちながら、車両価格は399万円だった。
 
乗り出しで450万円するゴルフに当初は戸惑いの意見も多く聞かれた。
それからおよそ4年で500万円を越えるゴルフが登場した。
それも2000cc4気筒のターボでだ。外車だからと言われればそれまでだが、が付いたとは言え、インプレッサより150万円近く高額なのは如何なものか・・・。(インプレッサと比べるのに意味はありません)
気筒数が多ければ良いというモノでもないが、4気筒ならではのエンジンからくる独特の安っぽい振動を僅かに感じてしまうのは否めない。
それなりに遮音やマフラー音を調教してあるだろう事は想像に難しくないが。
しかし感じてしまうんです、そう”ハチロク”の様な・・・。
 
この車の何処にその価格になるような装備や特徴があるのかが、正直分理解出来なかった。全体のパッケージングは素晴しいと思う。そして個人的に欲しいと思ったのも事実だ。
 
しかし乗り出しで確実に550万円を越えるお金を出すなら、もっと面白い車両が沢山あるのもこれまた事実。
とても良く出来たオシャレな車ではあるが・・・。
 
そんな印象だったゴルフ。前モデルのR32の方が魅力的に思えた様な気がした試乗になりました。
 
でも、最後に特筆すべきDSGミッションの早さを動画に撮ってみました。
良かったら覗いてみて下さい。

私の大好きな道、”八幡平樹海ライン”

某二輪誌に、色々なオートバイに乗れる編集部員に一番のオートバイは?との質問は大変困るんだそうだ。
 
確かに乗れば乗るほど1台に絞る事は非常に難しいのは当然かも知れないし、商売柄あったとしても誌面に書く事は出来ないのも事実。
 
私も離島を除く全国各地を走り回って、1番良い道というのは決められないでいた。そう数年前までは・・・。
 
でも今は違います。
2010年現在での自分の中の1番は決まっています。
 
というわけでお気に入りな道を私の独断と偏見で書いていこうと思い、新たに書庫を立ち上げてしまった。
 
岩手県は八幡平の樹海の中を駆け抜ける、その名も”樹海ライン”。
全長おおよそ15キロの県道318号です。同名の道路が十和田湖近隣にもあり、そちらも良い道です。
 
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八幡平頂上の見返り峠から少々下りたところからスタートする樹海ラインの入り口。蓬莱峡のすぐそばです。
 
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入り口のほんの少し上には藤七温泉”彩雲荘”があり硫黄臭が漂います。
 
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蓬莱峡のそばという事で、10年程前まで営業していた国民宿舎”蓬莱荘”。昨年以前は廃墟として存在していましたが、ついに取り壊されてしまった。
真っ赤に錆びたガードレールが硫黄泉の雰囲気を物語る。
 
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この辺りには乳白色の硫黄泉がアチコチから湧き出しており、この樹海ラインは硫黄臭の中の快走路。
 
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この道路の魅力は、なんと言っても路面がとてもキレイな事。
修復パッチ等も殆どありません。
サーキットと見紛う程というと大袈裟ですが・・・。ミューも高そうです。
 
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時折、この程度のアップダウンもありますが、基本的に平坦な所が多い。
かなり長い距離の登坂路なので勾配はきつくない。
 
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そして、魅力というか好みになろうか・・・。
この道路のカーブは曲率が大きく、曲がっている最中、つまりオートバイをバンクさせている時間が長くとても気持ちが良い。
バンク中が1番気持ちが良いと思えるBMWなら更に楽しさが倍増します。
 
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遠く彼方に八幡平アスピーテラインを望む。
アスピーテラインと樹海ラインは繋がっており、八幡平をグルリ1周する事が出来る。1周するとおおよそ40キロ程度になろうか。
どちらかと言えば、アスピーテラインの方が知名度は高い。
 
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一番長いストレート部分、ボクサーなら恐らく吹け切る距離。
人間の飛び出しは無いだろうが、獣類の飛び出しが気になり、8割くらいしか出せないのが悔しい。
 
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その名の通り、殆どが森林の中を快走する道路だが、唯一視界が開ける場所。遠くに街並みを確認出来る。下りだがやはり勾配はさほどキツく無い。
 
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画像がボケボケでお恥ずかしいが、ここが自分の中で名物箇所。
この画像の橋の手前の接続部分はややきつい角度で、坂道と平坦路が繋いである為、かなりのスピードで下りてくると腹下を擦りそうなくらいのショックを受ける。
 
しかし、さすがテレレバーですね、多少のショックを受けるだけで難なく通過出来るのです。が問題はその後・・・。
ドカンと受けたその余韻にビビっていると、この道路において滅多に無い直角右カーブがその直後に迫り、さらに肝を冷やします。
 
ハイスピードレンジな為、初めて通った時は本当に曲がれないかと思いました。
その後2度3度と通過しているので、わかっているはずなんですが、毎回忘れて肝を冷やします。(これは松川温泉側からの登り車線でのみの現象です)
 
それほどまでに、楽しい道路なんだと思います。
 
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松川温泉側からの入り口。ここからの登りの方が面白いかも知れません。
 
この道路の魅力は先述した通り、まず道の整備具合にあります。
 
そして好みの問題でもあるが、曲率の大きなカーブが多い事。
サーキットで言うなら、もてぎの130R、筑波なら最終コーナーとでも言いましょうか。それもサーキットと同じ様に勾配があまり存在しないのも良いのでしょう。
 
最後に反対側のアスピーテラインに比べ、圧倒的に交通量が少ない事。
アスピーテラインと比較して道路に痛みが少ないのは交通量のせいかもしれない。
 
全国には他にも数多良い道路が存在しています。
磐梯吾妻スカイライン、伊豆スカイライン、指宿スカイライン等々挙げればキリが無い程・・・。
 
でも、私の中の一番はこの八幡平”樹海ライン”なんです。
道路のキレイさ、少ない交通量、そして大きくアクセルを開ける事が出来る大きなカーブ。
 
走りだけを純粋に楽しめる道はサーキットを除いて今の所、他に見当たりません。
 

微妙にKTMな二日間

この週末はKTMのオフミが浜名湖で開催された。
 
一部身内ノリでの書き込みが目立ったからか、はたまた梅雨時期と重なり降水確率が高かった為か、こじんまりとした集まりとなりました。
 
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東名厚木ICで燃料補給中。曇りながらも時折陽が差す状況であり、
日中はなんとか持ちそうな予感がしていた。
 
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第一集合場所である足柄SA。ここにほぼ全員の参加者が集まってしまった。あとは関西中部方面から2名の参加予定。
なぜかトライアンフも・・・。以前スーパーデュークのオーナーだったからヨシでしょう。
 
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その後富士川SAにて休憩。BMWなら素通りするトコですが、車両が車両なもので・・・。天気はまだ大丈夫。でも・・・。
 
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富士川から浜松へ向かう途中。そう牧の原の手前くらいでは雨は落ちていない。
 
しかし!パラ・・・ときた3秒後に集中豪雨に襲われました。
我が家のシャワーより遥かに強烈な雨で痛いんですが・・・。
慌てふためいて高速バス停へ駆け込むも、5分程走行してしまった為、かなり濡れた。カウル無しの車両はパンツまで濡れた様子。
 
備えあれば、う・れ・い無し。でしょうか??スーパーデュークのS永さんのみ雨具着用しており、無事でした。次回より勉強します。
慌てふためいたので画像は撮れませんでした。その上、カメラまで雨にやられ液晶が・・・。とても記憶に残る凄い雨でした。
 
今回はトランポも2台出ていたので、正午過ぎで少々早めではあったものの、一路宿へ向かいオートバイを降りて着替えた上で集合場所の鰻屋へトランポに便乗して向かいました。
西側からの参加の方には申し訳ないと思いつつも、パンツを履き替えて。
 
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そして鰻屋”浜乃木”到着。
結果愛知から参加の”ナイトさん”のみがお待ちでした。大変お待たせして申し訳ありません・・・。
大阪からのゲストさんは、途中まで向かわれた様ですが、あちらも体を刺す様な豪雨で引き返されたとの連絡がありました。
途中までとは言え、ご苦労様でした。またの機会に・・・。
 
というわけで参加者合計8名。一応全国という事でしたが・・・(笑)
 
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晴れていれば最高の眺めなんでしょうが、寂しくロープウェイが行ったり来たり。
この日は土曜の昼間と言うのに、お客は我々のみ。
確かに味的に二度目は無い系のお店でしたが、それにしても閑散としております。不景気なんですね。
 
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宿に戻って夜の宴。楽しい時間はアッという間です。
しかし宿も我々のみの貸切、大丈夫か浜名湖。(余計なお世話か)
 
宴会場を後にして、部屋飲みを楽しむも日中の疲れからか、
私は早々にノックアウト。その後も宴は続いた様です。
 
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明けて翌日。昨日の天気とはガラリと変わって俄かに快晴。
しかし前日の大量の雨のおかげで気温よりも湿度が浜松だけにウナギ登り。
何人かの方はお仕事等で先に帰宅され、残り5台で奥浜名オレンジロードへ。
 
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初めて通るつもりが、20年程前高校卒業直後の初のロングツーリングで来た事ありました。
その当時はとても綺麗な道路と記憶してましたが、やはり人間と同じで痛むんですね。それなりにパッチがあり、おまけに濡れた箇所もあった為全開!とは行きませんでした。残念ですが次回のお楽しみということで・・・。
 
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浜松西ICで愛知より参加の”ナイトさん”とはお別れ。
猛烈な暑さで私もナイトさんもTシャツです(笑)
 
真夏の太陽が照り付ける中、楽しく過ごす事が出来ました。
2日続けて雨にならず本当に良かったと思います。ご参加頂いた皆様
お疲れ様でした。また次回お会い出来る事を楽しみにしております。
 
梅雨空がナリを潜めた蒼い空はとても高く、雲は厚みを増していました。
 
もうすぐ夏がやってきます。