欧州車かく語りき。 -103ページ目

季節の節目のオイル交換備忘録。

今期使用したのは3月の15RSミーティングとGWの九州、そしてたびおさんに誘われたツーリングの我が15RS。
 
季節の節目、この連休のツーリング、さらには17日に迫った車検満了日に向け、対策整備実施。
今年は大変でした。というのも7月にR100RSの車検を取得(これはユーザー)、8月にGSが車検切れ、そして9月に15RSが車検満了と3ヶ月連続車検に財布が悲鳴をあげました。
 
という事でGSには来シーズンまでお休み頂く事としました。これからの季節、熱くて乗れなかったR100RSと15RSに活躍してもらおうかと。
まとめて来ると困る車検をズラす意味でも得策でしょうし。
 
まずは3000キロ程使用した15RSのオイル交換から。
 
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距離はそれなり、期間にすると約半年。桶に受けると汚れてる様に見えますが、落ちている時は比較的キレイな印象でした。
化学合成オイルなので、鉱物油と比較すると性能の落ちは少ないのは確かですが、精神衛生上3000キロを目途としています。以前私の使用した廃油がキレイな事から知人が軽トラに入れたトコ、軽快に回る様になったエンジンに驚愕してたのには、少々笑いましたが・・・。
 
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で、今回気になるのがこのヘッドライト。少々青い・・・。
恐らく青さに関して指摘されることは無いと思われるが、光量が足りない可能性大。むやみに青いと明るいけど暗い・・・という矛盾した現象が起きる。HIDなのでマシと思うが、これが量販店等で目にするインチキ青ハロゲン電球だと殆どの製品が光量不足だ。中には通るモノもあるが、値段の割に車検がクリア出来ないのは如何なものか。
 
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手持ちの在庫を改造して、青くないモノに変更してみる・・・。
が、台座の関係で取付出来ない。急いでヤフオクにて落札するも間に合わないおそれあり。
 
直前になって色々やるもんだから、無駄な出費や労力が掛かる掛かる。段取りが悪いと全てがマイナス。慌てる小僧は・・・といったトコか。
 
オイル交換、エアクリ清掃、ヘッドライトチェック、車検証に納税証明証、ウィンカーにホーンにハンドルロック等々全て確認する。あとHIDバルブを直前に換えて終了。
 
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約3年前に6000キロで購入し、早くも3万キロに迫る。何台か持ってる割に距離が進むのは走り過ぎなのか。
 
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ついでにR100RSのブレーキフルード交換実施。このフルードおススメです。タッチが非常にヨロシイ。でもクラッシクカーにレースフルードは必要無いかも。
 
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これもちょっと前に購入していたプラグ、5000キロ使用で交換実施。左側のがややカブリ気味だったのが気になるものの、アイドリング等安定はしている。スロー系を少し絞った方が良いのかもしれない。
 
さてさてヘッドライトが心配ですが、車検が無事終了し、週末のツーリングに向けてテンション上げていきましょうか。
 

R1100Sミーティングとバイクの森”おがの”

今期最後の猛暑という週末、ブログ友の”NODAなのだ!!!”さんよりお誘い頂きました”バイクの森おがの”へ行って参りました。
 
残念ながら、今月一杯で閉館となってしまうこのバイクミュージアム及び温泉施設は昨年7月にオープンしたばかりでした。
 
先週のムルティストラーダ1200の試乗をさせて頂いた、とあるドカティストアの社長が小鹿野町と共同で運営に当たっていたが、以前はオートバイ推進派だった小鹿野町長が”オートバイ非推進派”の方に変わってしまったそうで、元々持ち出しのあった施設故、撤退を余儀なくとされてしまったのが閉館の理由。オートバイで町おこしをするという全国でも珍しい試みだっただけに残念でなりません。
 
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この日はスポーツボクサーのR1100Sのミーティングを”バイクの森おがの”で行うとの事で、以前から行きたがっていた私を誘ってくれました。
その横には”たびおさん”の姿も・・・。午前8時に八王子の道の駅滝山を出発し、五日市から県道53号の山伏峠を抜けて道の駅あしがくぼを目指します。
 
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1時間程であしがくぼへ到着。”たびおさん”が250ccのオフロード車両に煽られて困っていた様だったが、それは思い過ごしだった(笑)
 
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R1100Sが9台。プラスクラッシクカー1台。なぜか並ばせてしまいました。R1100Sのオーナーさんすみません・・・。
 
でも、私も凄く欲しいオートバイなんです。R1200Sより絶対こちらです。機会があれば是非乗ってみたいです。
 
 
 
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ミュージアムの中を少々。まず目に付いたのは996SPSフォガティ。
このオートバイは見た目916、996、998と共通に見えるが、フレームが肉厚になっている、かなり特別な車両。これも欲しい・・・。
 
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そしてパンタエンジン搭載のDB1。これも乗ってみたい。
 
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ドゥカティといえば、このロゴとこのメタメタのラメ塗装でしょう。
以前996レーサーを作った時にシルバーに荒目のメタリックにしてもらいましたが、ここまで荒くは塗れませんでした。塗装ガンが詰りますよ、こりゃ・・・。
 
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ドゥカティエリート。初めて見ました。美しいタンクの造形にしばしクギ付け。
 
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エクセレントコンディションです。
 
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パリラ??なんでしょうこれ。初めて聞きました。どれもキレイです。
 
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TZもありました。ドラムブレーキが堪りません。エンジンの下にはお漏らし受け?の様なモノが・・・。実際漏らしてるし。
 
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お、アフリカツイン・・・と思ったらラベルダでした。ラベルダってこんなの、それも2サイクルなんて作ってたんでですね。
 
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モトモリーニ。そういえば最近現行車両販売してます。
 
その他BMWやホンダRCB?、ドラッグレーサー等が所狭しと並んでいました。これが全て個人所有物というから驚き。(ドカティディーラー社長所有)
入場料10人以上で割引されて¥900は少々高く感じますが、一度は見る価値アリかと思いました。行かれて無い方は是非。
 
建屋前で記念撮影をした後、遅めの昼食の為、国道140号で道の駅大滝へ。今日は道の駅づくしですな。
 
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どのオートバイでもそうですが、台数まとまると嬉しいですね。
ボクサーエンジンという共通項はあるものの、ほぼ関係無い私から見ても壮観です。
 
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で、道の駅大滝のそば。私的にはそれなりに旨いと思いましたが、他の皆さまにはあまり評判はヨロシクなかったようです・・・。
 
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道の駅大滝を出た後は山梨は甲府方面へ。そして最後の休憩はやはり”道の駅みとみ”です。駅とはよく言ったものです。
炎天下、同型車両のよしみで暑さも気にせず会話も弾んでおります。もう少し涼しいトコへ移動すれば良いのに・・・(笑)
 
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今回1番手の入っていたY崎さんのR1100Sはこの個体で3台目だそう。カーボンパーツがそこかしこに点在、JBのマグタンからサンスターのローター、HID等思い入れを感じる事が出来ます。左側だけのパニアもBMW乗りならではです。
 
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車高の上がった車両には必需品の”ゲタ”。なんと木製だそう。
オートバイに優しそうです。後ろからのプレッシャーからオーナーのY崎さんはとても速く、R1100Sを知り尽くしたからこその走りでした。(遅くてすみませんでした・・・)
 
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フロントホイールがブルー、リアホイールがホワイトといえば・・・。この個体はなんと”BCR”ボクサーカップレプリカ。あえてマンダリンイエローなトコが粋。ノーマルと比べ格段に上がった車高は確かに”BCR”です。
 
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ボクサーカップレプリカにはレーザー製のマフラーが標準なのだそう。
知りませんでした。
 
今回”なのだ!!!さん”の好意で参加させて頂いたR1100Sのミーティングはここで解散。東京神奈川をはじめ、静岡や群馬からの参加もあり盛り上がりを見せていました。皆さん良い方ばかりで部外者の私も
楽しむ事が出来ました。
 
その後、私はせっかく山梨まで下りたので”ほったらし温泉”で汗を流して渋滞の中央道で帰路に着きました。
 
なのだ!!!さんありがとうございました。また誘って下さいね。
 
 
 
 
 

DUCATI ムルティストラーダ試乗

記録史上最高に暑い日が続く今年の夏ですが、そんな事にはへこたれない私は、汗ふきタオルを首に”新型ムルティストラーダ”を試乗しに馴染みのドカティディーラーに足を運んだ。
 
ここには996時代からお世話になっていたメカの方がおり、マニュアル通りの試乗ではつまらない事から融通の効くこのお店にお邪魔させて頂きました。
 
訪れるのは2年振りくらいだろうか、顔を見るなり懐かしい話で盛り上がり、試乗するのに30分近く話てしまった。
 
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ムルティストラーダ1200S。オーリンズ、カーボンパーツで固められたスポーツ重視のモデル。¥2190000也
この他に左右パニアケース装備の1200Sツーリング、オーリンズやカーボンパーツを省いた廉価版といえる1200ABSが¥1850000也。
 
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個人的にマフラーの処理は秀逸に思う。シートより後半部は比較的スリム。
 
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前モデルに比べると、やや大柄な印象。オフセットされたオーリンズのTTXモデルはドカティとオーリンズの共同開発品だそう。もちろんボディは総アルミ製。
リアの泥除けはGSの影響としか言いようがない。
 
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H7と思しきバルブを使用した今風のヘッドライトはロービームで端の2灯が点灯。ハイビームでは4灯が点灯し、夜のツーリングへの安心感は絶大だろう。バラストの設置場所もあるだろうからHIDへの換装でさらに夜の安心は倍増する。
GSに比べると小ぶりなスクリーンは上方に50ミリ程度移動する。
GSには及ばないのは当然としても十分な防風効果を発揮。
ピレリ製のタイヤはマルチパーパス用の新型SYNCで、このオートバイの為に開発されたそう。
 
 
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フロントマスクの中心には、LEDのポジションが2灯。光りモノが好きな私には堪えられない部分・・・。
 
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この部分もGSを意識したと思われる部分。ヌメっとしたカーボンパーツが所有欲を満たす。
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タンクからサイドパネルに繋がる部分、そしてタイミングベルトカバーがやはりカーボン製。当然手間の掛かる高価ドライカーボン製。
 
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このお店の真骨頂。各所のワイアリング
私がこのお店を支持するのは、こういった小さな気配り。
以前レーサーの996を持ち込んだ際には頼んでもいないのに、ブレーキやドレン等全ての必要箇所にワイアリングをしてくれていた。
それも特別な工賃は取られなかった。そう言った気配り、言わば先行投資とでも言いましょうか、これらが自然に出来てこそ、お客の付くお店となっていくのでしょう。
 
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シャベルの様なハンドガードにはLEDのウィンカーが装備される。
転んだら無くなりそう・・・。
 
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オールインワンの多機能メーター。反射で見づらい丸い部分は足回りに連動したエンジンの特製を4段階に変化させるインジケーターになっている。ボタン1つで”エンデューロ””アーバン””ツーリング””スポーツ”の4つのシチュエーションに分け隔てる。
 
”アーバン”では明らかにスロットル操作にたいして、ダルなアクセルレスポンスで、私的には一番印象が悪かった。CPU制御でのインジェクションのバタフライバルブの開閉を行うのは良いが、あまりに不自然な印象。
 
”エンデューロ”の足はGSのアドベンチャーに酷似している。またリアショックは自動でプリロードが掛かる為、乗車状態でリアの車高が上がってくる。減衰が抜かれ、伸びたストロークによって明らかに乗り心地が向上し、”アーバン”よりも柔らかい印象だった。そしてオフロード向きである為、トラクションコントロールは解除される。エンジン特製は”アーバン”と同じか?
 
”ツーリング”モードでの印象がトータルで一番良かったかも知れない。
それなりに締まった足回り、後述する”スポーツ”とエンジン特性が同じに感じる。長時間流す場合にやはり有効であろう。
 
”スポーツ”に関しては、締まった足周りにパワフルなエンジン。
一番楽しいのは事実だが、やはり必要でない場面では忙しないエンジンに感じる。フロントが軽くなるのはどのモードでも感じられたが、アクセルの追従が一番良いので、私は気持ち良く感じた。
 
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シボ加工がされたシート。座面は広めで、やはり長距離を睨んだ作りになっている。但し、幅広な事が災いし、停車時には内腿に角が当たる。高速を長距離移動する場合には気にならない部分だが、都内でストップ&ゴーの繰り返しをした場合にはキツイかも。
 
そう言えば水温は最高で108℃を指していたが、特に足が熱く感じる事は無かった。
 
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このオートバイにはイグニッションキーが存在しない。
昨今の高級4輪に多く見られる、キーを持っているだけでエンジンが始動するシステム。所謂コンフォートアクセスと言われるものが装備され、それは”ハンズフリーシステム”と呼ばれ、このドカティのマーク入りのキーホルダーを持っているだけで良い。ちなみにボタンを押すと内溝式のキーが飛び出す仕組みとなっており、それらでタンクやシートの開閉を行う。
インナーカウルにポケットがあり、そこに入れて使用するのだそうだ。
 
以下総括・・・。
私はGSに乗っているので、当然この車両はマークしていた。
おまけに以前ムルティストラーダ1000Sを乗っていたので尚更の事。
 
私の様なGS乗りが試乗に訪れているものかと、メカや営業に聞くと、なんとGS乗りは殆ど来ないという。
やはり、GS乗りに取ってドカティは眼中に無いと言う事が明らかになった。
ジャンルが違うとも言えるが、それだけGSシリーズは旅オートバイとして魅力的であり、旅に重きを置いたBMWの底力を目の当たりにした。
 
このムルティストラーダ1200は1年もの間テストが繰り返されたとの事だが、やはりドカティもGSを十分に研究していた様子。
私はドカティもBMWもそれなりに乗り継いできたので、今回のムルティストラーダの出来はだいたい想像出来ていた。
 
が、しかしエンデューロモードを試してみて、あまりに足回りがGSに酷似していた事が少々驚いた。正直GSから乗り替えても良いかも?と思ってしまったのは事実。20Lのタンクもアドベンチャーとの比較では少なく感じるが、1200GSとなら互角の航続距離を確保出来るのは間違いない。
 
そしてユーロ3に対応したエンジンは、本来150PSを越えるテスタストレッタエンジンを105PSにデチューンしてあるとの事だが、全く物足りなさを感じなかった。このディーラーに行くのに使用したのはRC8にも関わらず・・・。
 
1年前にRC8で感じた規制されたエンジンはけして気持ちの良いモノでは無かったのだが、規制されたこのエンジンは6000回転を境にパワーを抑えてあることを感じる事は殆ど無かったと言っても過言では無い。
 
やはりエンジンではKTMより老舗であるドカティの方が上なのは明らかだ。旅性能でGSにやや及ばないのと同じ様に・・・。
このオートバイはGSを知らなければ、旅アイテムとして十分な魅力を秘めているのは確かだが、やはりGSを知った人間になると少々冒険になりそうだ。ある意味アドベンチャーかも。
 
でも、1粒で4回美味しいムルティストラーダ1200Sなら使い方如何に寄ってはGSを越える存在になる可能性はと思う。
 
(最後にスポーツモードで走ってみました。)