月の下ポエム -28ページ目

連続性

風に吹かれて

飛んで

消えた

僕は悲しくて

空を見上げていた



しゃぼん玉


素敵な世界


飛んで

はじけて

消えては

また 飛ばす


消えて無くならない

しゃぼん玉は なくて


昨日までの僕には

解からなかったこと


はじけるたびに

また飛んで

またはじける



休んでは

また

飛ばす



その

しゃぼん玉液が

無くならないように

している 子供達もいたり



大きくなったら


液が無くなると

新たに作り


そうやって

また 新たに飛ぶ




あなたの

しゃぼん玉が

はじける音を

そっと 聞きながら



その隣で



僕も飛ばし続けている



二人のしゃぼん玉が

重なって

タイルの上に落ち


暫くたって


二人は


はじけて消えた



連続を思い

しゃぼん玉に

重ねる


意も無常に

飛んでは

消える


関係性の中

長く飛び続ける相性に

心は癒される


消えることを

悲しみすぎた時

また新たに飛ばせることで

この世のルールを

また一つ

知るのかもしれない

あっという間に

過ぎていく

月は彼方

何処へ


ふわりとした

じゅうたんの上を

冷気と共に おしよせる

君は何処へ


語りつくせぬ

思いを胸に

静かな街は

何処へ


アフタヌーンな夢


黄昏の林檎


限りある時間


すべてはどこへ



ここへ


ここへ来るための

準備は進み

虹色に輝く

嘘をみて

明日を占っている

ようこそ ここへ


ようこそ ここへ

こんな日は

腹がふくれては

それは麻痺し

忘れないようにしても

忘れることがあるように

車達は

水溜りをバシャバシャと

他人事のように 通り過ぎて行く


いくつもの それを

かぞえることが

出来ないでいるのは


どこで

どう笑っていれば

気が済むのだろう

という問いかけに

似ている


それは

とても

眠たくて たまらない

光りの幻


色褪せないように

大事にすることは

明日にとって

あまり意味が無いように


今日にとって

大事にすることは

深い 眠りに

点けていく

ピリオドのようなものだ


カーニバルは

いつの時代も

騒々しくて

ぼくの体に

無数の

傷跡を残し

何事もなかったかのような

今を生き始める

まだ見ぬ

覚醒を夢見て


今日は

水曜日

こんな日は

ただ 

遊んでいたい

裸の心で

愛を見つめると

心は傷つくのかもしれない

太陽を直視して

目を傷めるように



愛を捉えるならば

日食グラスのような

「心グラス」

そういうものが必要なのかもしれない


愛が憎しみに変らぬように

愛の中の

余分な波動を遮って

私達の

目は

愛は

本来の力を発揮するのだろうと思う



無柔力

一つと感じる感覚

相手と対峙して

その感覚に入っていく


「自分を殺しにきた相手と友達になる」

という達人の言葉に繋がるのは

そういうことなのだろうか・・・