令和の幕開けとなったこの日。
私は普通に仕事でございました。
ええ、ふつーにね。
まぁ、休みだったとしても、お金も無いし、嫁さんと子供は実家に帰ってるしで、どこか出かけるわけでもなく家でゴロゴロしてるか仕事してるか掃除洗濯してるかとか、そんな感じですが。
最近「国の借金はお札刷って返せば良い」という、財務省の洗脳から抜けきれない反緊縮ツイートがめっきり減った。MMTの影響は、やはり偉大なようだ。
— 門前小僧 (@monzenkozo100) 2019年5月1日
逆に緊縮派は「お札刷って返す論」への反駁を未だに続けてる。ハイパーインフレ論が良い例で、全く進歩がない。いずれ見向きもされなくなるだろう。
最近、反緊縮派のツイートのレベルが著しく上がってきているのを感じます。
上のツイートでも触れましたが、やはり「国の借金は紙幣を刷って返せばいい」という、財務省の洗脳から抜けきれていない、反緊縮系ツイートが減少したことが大きな違いでしょう。
財務省が国の借金と呼んでいる政府債務は、あくまで制度として「債務」と呼ばれているに過ぎないわけですから、そもそも返済する必要はないわけです。
そういう意味で、政府債務を「借金」と呼ぶのは明白なデマであり、大嘘です。
つまり、「紙幣を刷って返す」、つまり返済するという発想自体、財務省の洗脳が残っている証拠なわけですが、この洗脳の残滓とも呼ぶべき「紙幣を刷って返せばいい論者」の数が減ってきている。
この洗脳の残滓を振り払ったものの正体は、明らかです。
MMT。
Modern Monetary Theory。
現代貨幣論。
黒船の如くやってきたこの最先端理論に、旧来の経済学者や財務省は戦々恐々、三橋氏が日刊MMTと表現するほど、連日に渡ってMMTへのネガティブキャンペーンが展開されましたが、同時に‟MMTとはなんぞや?”という知的興味が国民の間に芽生えたことは想像に難くありません。
日本の経済学者や評論家、経済系ジャーナリストの的外れな批判・中傷に混じって、海外のMMTerのインタビューが大々的に紹介され(日本語訳がダウトな記事も混じっていますが)、日本の経済言論界隈は上へ下への大騒ぎ。
当然、財務省の洗脳から抜け出しつつあった反緊縮派は、旧来の日本の経済学者サマや財務省のことなんぞ、ハナから信用しちゃいませんから、MMTに関する正しい情報を求めます。
緊縮脳に染まった日本の経済界のネガキャンもなんのその、貪欲にMMT情報を吸収した結果、財務省の洗脳から完全に抜け出すことに成功しつつある、ということでしょう。
というわけで、反緊縮派だけど、イマイチMMTよく解ってませんという方必見。
MMT入門に相応しい記事のご紹介です。
にゅん氏とかsorata氏にはぶっ殺されそうですけど、中野剛志氏によるMMT紹介記事は、MMT入門編としては、大変解りやすい記事となっているのは流石というところだと思います。
もっと詳しく知りたい!という方は、にゅん氏、sorata氏、望月夜氏ら
MMT5大明王に教えを請いましょう。
中野剛志氏
アメリカで大論争の「現代貨幣理論」とは何か 「オカシオコルテス」がMMTを激オシする理由 東洋経済 ON LINE
異端の経済理論「MMT」を恐れてはいけない理由 すべての経済活動は「借金から始まっている」 東洋経済 ON LINE
財政赤字容認の「現代貨幣理論」を“主流派”がムキになって叩く理由 DIAMOND online
消費税増税も吹っ飛ばす破壊力。「MMT」(現代貨幣論)の正体 トンデモ理論か、日本を救う切り札か。 BESTT!MES
→長文は苦手!という人にもおススメ。
その他、初心者向けMMT解説記事
MMT5大明王の一角、sorata氏の解説記事。
私的には、5大明王の中でも最も親しみやすいというか、解りやすく解説して下さっています。
【翻訳記事】政府が無限のお金を持っているという過激な理論【MMT入門向け】
【論文要約】『貨幣の名目制:表券主義の貨幣理論』~なぜMMTは「新表券主義」ともよばれるのか?
特異なマクロ経済学「現代貨幣理論(MMT)」は他の経済学と何が違うのか?
主流派経済学の誤ちを暴き出す、MMTの「明示的財政ファイナンス」
高橋聡Official Blog Bacchus(バッカス)
進撃の庶民管理人、ヤン氏によるMMT解説記事。
なぜゼロ金利になったか?MMTと日本経済史でわかりやすく解説
MMT 貨幣=負債の現実を否認する主流派経済学と財務省反論資料
ケルトン教授と現代貨幣理論 失業が社会的コスト、損失である意味
租税貨幣論とは?現代貨幣理論-MMTの簡単解説-通貨はどうして通貨なのか
→明石順平の財政破綻本を秀逸な書評で完全論破した強者によるMMT紹介記事
主流派経済学者のアホな批判とは一味違った、MMT批判記事。
とまあ、調子に乗ってたくさんの記事のリンクを貼りまくったわけですが、最後に一言だけ。
庶民が求めているのは、
破滅を予言する経済学ではなく、
希望と豊かさをもたらす
経済政策である。