2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年6月7日

 

ついに美容院の予約をした。

 

新しい美容院、新しい美容師

挨拶、希望の髪型、髪の悩み、お湯の温度

会話のネタと展開、仕上がりチェック、会計

 

考えるだけで緊張する。

仕事のこと聞かれたらなんて答えるのが正解なのだろう

病気のことを話すべきか

相手が困るか

 

今日また結婚式の招待状が新しく届いた。

今度は秋だ。気が重い。

けど大切な間柄だから、行かなきゃ。

 

 

 2024年6月7日

 

いろいろな本を読むようになった。

心が明るくなるもの、ドキドキするもの、夢が広がるもの

人のちょっとした不幸を垣間見るもの、生きる力がわいてくるもの

読書の間、または読書後の感想は往々にして

こんな感想を持つ本を読むことが多かった。

 

最近とある本を読んだ。

鬱の描写もあり、ヘビーな内容だ。

自分の一番悪い状態と重なる部分もある。

大人向けの本だと断言する。

 

メメントモリ

 

ギリシャ語だそうだ。

この言葉は芸術の世界で時々目にする。日本でも楽曲やゲームで目にする。

口にするとかわいらしく覚えやすい音だが、こちらの作品は重たさを感じた。

 

 

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年6月5日

 

心療内科の診察だった。

読書をはじめたことを伝えたら

「集中力はどれくらい続くか」

「文章はどれくらい頭にはいってくるか」

を聞かれた。

どれくらいだろう、1時間読んで休憩して。くらいだろうか。

 

情報を頭で処理できるようになっているかが

診察の一つのポイントになっているのだろうか。

 

 2024年6月5日

 

元の職場に復職をしたいとは思わない。けれども

社会の一員として働いて、お金を稼ぎたい。

仕事もある程度楽しんだ上で、稼げたらいい。

前向きに働くことをとらえられるようになった。

 

元の職場に戻ったとしても、同じ部署には戻りたくない。

絶対条件といっても過言ではない。

社内で1,2を争う忙しい部署だった。

違う部署に異動できる絶対条件や理由を今のうちに蓄えておこうと思い

資格勉強をはじめることにした。

 

私は同じ部署には戻らない。

もしくは転職を近い将来する。

と決めた。

 

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年6月3日

 

6月になってしまった。今月は友人の結婚式だ。どうしよう。

何を着るかも決めていない。

そもそも4カ月近く髪を切っていないし化粧もしていない。

美容院なんてこわくていけない。

平日に行くべきか、休日か。

ずっと通っていた美容師さんも、転職してしまった。

新しい美容師さんを探すところだ。考えただけで緊張する。

いやだ。

 

 2024年6月3日

 

昔は美容室が好きだったが、今は苦手意識がある。

 

美容師さんは髪を切ったりデザインするのが仕事だと頭ではわかっている。

しかし物理的な距離感んい気まずさを感じるのだ。

もちろん美容師さんに、話すのが苦手とか、ほっておいてほしいなど

リクエストをするとそっとしておいてくれるのだが。

 

なんというか、

この近距離の人間が無言で過ごすって違和感がある。

という気持ちになる。

 

でもがんばって3カ月に一度は美容院にいく。

行ったあとは、もちろん髪が整って気分がよいし

行ってよかったと思う。

 

 

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年5月31日

 

図書館に行ってきた。

片道15分、往復30分。散歩距離としては充分。

 

自治体の図書館で新しくはない。むしろ古い。

でも臭くない。(大事)

 

図書館が時々、「図書館を居場所にしてね」というメッセージを出しているのを目にする。

学校に行くのがつらいと感じる学生向けだろうかと思っていた。

でも私も図書館を自分の居場所にしたいと思った。

 

大きな本棚の間にはいると、隠れられているような、守られているよな気がする。

みんな本を見に来ていて、休職している私には興味はない。

そんな空間が安心する。

 

今日、図書館の会員カードを作ってきた。

 

 2024年5月31日

 

買い物、運動、散歩、映画、SNS

気晴らしをするために、いろいろな娯楽を試した。

とくに気分が落ち込んだり、不安的になると、すごくエネルギーを使う。

 

負の感情にエネルギーを使うなら、生産的なことをして

疲れたいと思うようになってからは、外出をすることが増えた。

しかしお金と体力は有限で、一日中動き回ったり

同じことをするのは厳しい。

 

その点、読書はよい。本を図書館でかりて

本を読んで、面白い作品に出会えると没頭して

気が付いたら時間がすぎている。たまにお菓子を食べて

また読む。つかれたら散歩にでる。

 

読書とは縁遠い日々を送っていたが、ようやく

読書って楽しいと思えるようになってきた。

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年5月30日

 

朝から頭が痛い。

睡眠中の歯ぎしりが悪化している気がする。

特に仕事の夢を見た時の明け方はひどい。

あごあたりの筋肉がいたい。

こめかみも痛い。

頭も痛い。

休職してしばらくたつのに、まだ気になっている。

 

寝起きと同時に家族から「昨日も歯ぎしりすごかったよ」と言われる

もう別部屋で寝ようかな。

 

 2024年5月30日

 

マウスピースに興味がある。

夜用のマウスピース、ナイトガードなるものを買ってみようか。

 

以前ネットで自分で型が取れて、何度も修正可能な海外製のマウスピースを買ってみた。

でも結局歯ぎしり自体は治らないし、口も夜中に空いてしまってのどが乾燥する。

どんなものが良いのだろう。

SNSでいろいろな歯科矯正マウスピースの広告もある。

たくさんの情報があると混乱してくる。

 

昔からリサーチ力と決断力に欠ける。迷っているうちに、時間がなくなり

気力がなくなるのはいつものことだ。

 

天気が悪い日はがんばらない。そんな日もあっていいと自分に言い聞かせる。

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年5月24日

 

スポーツジムのプログラムの一種にヨガがある。

社会人になりたての頃は、別のスポーツジムでたまにヨガをしていたので

懐かしさもあり、出席してみた。

 

何年ぶりだろう。

ゆったりとした音楽、暗めの照明、呼吸の練習

自分の体と相談しながら、できるところまでやりましょうという

インストラクターの言葉。

無理をせず、今の自分を見つめる。だそうだ。

 

ヨガならできるかもしれない。

来週もヨガレッスンに出てみよう。

 

 2024年5月24日

 

ヨガのレッスンといえども、いろいろな種類がある。

体をゆったりのばすストレッチ要素が高いヨガや、

筋トレをしているのではないかと思うハードポーズをするヨガや

滝汗がでてくる動きまくりのヨガもある。

 

いずれも正式名称があるのだと思うが、、、

私の中で勝手に上記のような種類分けをしている。

 

ジム復帰当初は、ストレッチ系のヨガだけやっていた。

体力が戻ってきたなと感じてからは、いろいろなクラスを試すようになった。

 

滝汗系ヨガはスッキリするから病みつきになる。

筋トレ系ヨガは、翌日筋肉痛だが姿勢がよくなり、これも病みつきになる。

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年5月21日

心療内科の診察があった。

どんなふうに過ごしているか、

何を食べているか、不安定になるときはどんなときか、など

いつもの質問に答えていく。

 

断捨離の話をしたら、ほめてもらった。

家がきれいになること、心の不調から意識が離れることは良いことらしい。

無理せず、やりたいときにやって、長期的に継続するとよいといわれた。

 

職場に行った話もした。驚かれた。

なぜ行ったのか、行かなくてよかったのに。と言われた。

片付けに行かなきゃという義務感から行った、と伝えた。

職場に来いという上司の指示があったのではと心配したのかもしれない。

 

病院の先生に相談せず職場に行った。少し後ろめたくなった。

もう行く予定ないですよね?行かなくていいですからね。

と念押しが3回ほどあった。はい、もう行かないです。誓います。

 

 

 2024年5月21日

 

収入がなくなるのは死活問題だ。

 

もともと派手な浪費は少ないほうだが、小物やファストファッションをかったり、

外食をしたりすることがある。最近は特にお金の使い方に気を付けている。

 

100円ショップ(ダイソー、キャンドゥ)無印良品によく行く。

よく行くが、買わず「来月のおこづかいでこれ買おうかな~。」と見つめている。

 

これらのお店でバレットジャーナルに必要なノートや筆記用具をそろえている。

最初は自宅にある使いかけのノートやメモ帳をつかっていたが、

続けられそうだったので、ちゃんと専用のノートを買おうと思ったのだ。

 

本以外にもYOUTUBEでこちらの動画を参考にさせてもらった。

お気に入りのYOUTUBEチャンネルを紹介できるとは、、、

アメブロ使いこなせる日がやってくるのだろうか。

 

 

 

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年5月19日

 

職場にいった。家族に車を出してもらった。

人の運転で連れてってもらう形だから引き戻せない。

電車は自分の足で向かわないといけないから

引き返そうとしてしまうだろう。

 

休日出勤者が何人もいた。予想はしていたけど気まずかった。

休職のフォローをしてくれた人たちもいる。挨拶とお礼をなんとか伝えた。

驚きながらも気遣いの言葉をかけてくれる。その言葉の中で多かったのは

「来て大丈夫だったの?眠れている?食事とれている?やせたようだけど。」だった。

 

そうか、私そんなにやせたのか。わからない。

 

デスクの片付けを1時間ほどしたが、ずっと動悸が止まらないし

早く帰りたい。誰ともこれ以上目を合わせたくない。

私の存在に気付いた人は気を、声をかけてくれた。

その気遣いや優しい言葉もなんだか受け止めきれない。

作り笑顔と涙目が止まらない。

 

見かねたのか、管理職が、「辛そうだから、きりの良い所で終わりにして休んで。」と言われた。ほっとした気持ちと、ショックな気持ち、入り混じっている。

私は1時間も職場にいられないほどになってしまったか。

そうですよね、気まずい雰囲気になりますよね。

 

目標の半分も片付けができなかった。プライベートな荷物はなんとか片付けたが、

仕事の書類などの処理は同僚にお願いしてきた。

もう疲れた。涙がとまらない。

 

 2024年5月19日

 

昔、恩師に「楽観的すぎて、心配になる。でもときどき変にまじめなところがある。」と面談か何かで言われたことがある。

その時は何を言われているんだろうと思ったが、病気になってその意味が少しわかった。

 

変に真面目なところが表出しすぎで、仕事上で自爆したのかな、と最近では思う。

 

今思うと、職場の片付けもいかなくてもよかったのか、とか

誰かに片付けをお願いすればよかったか、と思ったりもする。

あの時は目の前のことを考えるだけで精一杯だった。

 

自分を客観視する練習をこの1年でやってきた。

YOUTUBEや書籍には本当に助けられたと思う。

気軽にいろいろな方法を試すことができた。

 

日記という機能も備わっている、バレットジャーナルをまず試してみた。

 

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年5月17日

 

週末職場に行くことにした。半日いれればなんとか片付くだろう。

突然休職したから、私物がデスクに散乱している状況。

 

異動並みに荷物を段ボールにいれよう。ロッカーもきれいにしよう。

人手不足だが、デスクとロッカーもなぜか不足している職場。

なのでしばらく復帰しないと見込んで、スペースを作りにいく。

誰かに自分のデスク内やロッカーを触られるのは抵抗がある。

いつまでも「あの休職した人のデスクとロッカーどうしようかね」などと

いわれたくない。みなさんどうぞ忘れてください。

 

でも、行くと思うと心が重い。

 

 2024年5月17日

 

休職して1年以上たつがいまだに仕事の夢を見る。

月に1~2回だろうか。

仕事がうまくいかず、苦しかったり、気まずかったり、あせったり

自分がピンチになっている夢ばかりだ。

楽しいと思う瞬間もあった仕事だが、そういった場面は夢で全く出てこない。

 

近い将来、自分は復職を選ぶのか、転職を選ぶのか、わからない。

まちがいなく言えるのは、もう誰かのために仕事はしないということ。

自分のため、自分の生活を豊かにするため(お金も心も)に働き、

無理をしたり、自分をごまかしたりしないようにしたい。と思っている。

 

でも、うつ病明けの転職は厳しいだろうな。。現実どうなのだろう。

 

 

2023年2月「適応障害」および「うつ病」との診断をうけ、現在休職中。発症から今日まで書き続けている"日記"を基に『1年前の私』と『1年後の私』を紹介します。
今を苦しむ方の、氣休めとなりますように。

 

 2023年5月14日

 

今日は筆記用具の断捨離をした。

文房具には思い入れが少なく、

事務的にいるかいらないかを判断しやすいからだ。

 

景品や記念品でもらう黒のボールペン

残量がばらばらの四色ボールペン

メーカーが異なる蛍光ペン

かけた消しゴム

お土産のキャラクターペン

 

家中のペンを集めて種類ごとにわけるのに2時間、

どれが必要か、不必要か判断するのに半日

どこにしまうか考えるのに2時間。

 

決断にすごく時間がかかる。つかれた。

 

 2024年5月14日

断捨離のコツがわからないまま、断捨離をはじめた。

最初は捨てない、捨てるの基準を作ることができない。

何を捨てるのが正解なのだろう?という感じだ。

 

有名な近藤先生の本も読んだ。

「ときめく」が大切らしい。

文房具の断捨離をしたときは、ときめくという感覚を思い出せなかったので

「ときめく」基準で断捨離をするのは、もっと後半になってからだった。

 

思い入れが少ないジャンルから断捨離をしたこと。

小さいものから断捨離をしたこと。

この方法は自分に合っていたと思う。