運筆練習なしに字を書きだした理由!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

小6の今でも「書く敏感期」が継続中の娘。

幼児期の「書く体験」が楽しかったからだと本人が振り返ります。

 

その書く体験に大きく貢献してくれたのがモンテッソーリの言語教育「メタルインセッツ(鉄製はめこみ)」です。

 

 

 

メタルインセッツ(鉄製はめこみ)とは!?

文字を書くための準備として手首を柔軟に動かす練習をします。最初は枠を使って一筆で形を書きます。上手になったらはめこみ形を使って幾何的な図案を作ったり、線を描いて塗ったり、色えんぴつを使ってたくさん活動します。

「集中」すれば子どもは伸びる! モンテッソーリ園、p. 54)

 

「どうしてこれが言語教具なのですか」

 

こんなご質問をたまにいただくことがあります。

 

確かにデザインの要素が強いこの教具。

一見、言語とは無縁に見えるかもしれません。

 

しかし、これは「手の発達のために書くための道具」として考案されたもの。

今から100年以上前、モンテッソーリ博士は、小学生になり書き方の練習をイヤイヤながらにする子ども達を見て、子ども達が正しく鉛筆を持って、紙の上で正しい圧力をかけることが出来るような道具を誕生させました。そこに、好きな色で美しいものを生み出すことが出来る要素をプラスしたのが、モンテッソーリの言語教具であるメタルインセッツ(鉄製はめこみ)です。

 

そのため、メタルインセッツの目的とはただランダムにデザインをすることではなく、書くための手を発達させること。3歳の頃、毎日のようにこのメタルインセッツに取り組んだ娘は、「運筆練習」と世間一般で言われるものを知らないまま、書くことが大好きになっていました。

 

 

幼児期のこのポジティブな体験が、今でもプラスに作用していることを実感する日々。

中学生になっても、高校生になっても、この幼児期の思い出が色褪せないことを願っている母です。

 

 

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