今日から始めるモンテッソーリ「ネイチャーテーブルを用意しよう」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

9歳になっても石集めが好き♡

 

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小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。

よろしければ自己紹介もご覧ください。

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我が家のトレーには、娘が散歩道で見つけたお気に入りの石が集められています。

 

その姿は、幼児期に砂遊びに夢中になった時の姿と全く同じ。

自分のお気に入りの形と色の石を見つけるまでは、石のように動かない小4(笑)。

 

 

どこからでもスタートできるホームモンテッソーリですが、今日ご紹介したいのは、「ネイチャーテーブルを用意する」です。

 

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モンテッソーリ園には魅力的な「ネイチャーテーブル」と呼ばれる、子どもたちにとって魅力的な自然のアイテムを集めたテーブルが設置されています。テーブルの上のアイテムは、定期的に教師によって入れ替えられ、観察を通じて自然の魅力を味わいながら感謝する心を育みます。

 

こちらのご家庭は、1歳9か月の男の子用に「ネイチャーテーブル」ではなく「ネイチャートレー」を用意。ルールはとってもシンプル。必ずアイテムはトレーの中に収めておくというもの。あとは見ても触ってもOK。おもちゃではない自然のこのアイテムをじっくり観察することで、小さなお子さんでも細部まで注意を払いながら、優しく扱うことを自然と学んでいきます。

 

夏だったら海辺で拾った貝殻、秋ならどんぐりなど、季節のものを意識して収集してみるのも楽しいかもしれません。

 

●岩・石 

●化石 

●貝殻 

●松ぼっくり 

●羽

●どんぐり 

●生花

●落ち葉 

●押し花

●ドライフラワー

 

当時、お気に入りのものは何でもテーブルに載せたがった娘。「自然のもの」と「そうでないもの」を一緒に考えたのも、ちょうどこのネイチャーテーブルがきっかけだったと思います。

 

仲間分けが大好きだった幼児期。

 

目で見て触って匂いを嗅いで…。五感を十分に刺激しながら、同じものを集めて分類するこの操作は、知性の働きによるもの。モンテッソーリ教育では、これらの作業を通し、感覚を覚醒させることをとても大事にしています。

 

モンテッソーリは、「子どもの感じる感覚器官(目、耳・手(皮膚)、鼻、舌)は生まれたときから備わってはいるが、そのまま放置しておいて完成するのではなく、練習(訓練)によって発達するのです」と述べている。(「モンテッソーリ教育用語辞典」、クラウス・ルーメル、学苑社、2011、39頁)

 

まるで宝探しのように出かける散歩道。五感を刺激する数々の自然のアイテムが今日から家族の仲間入り。美しく並べて、時にはスケッチをしたりして、手入れをしたりしながら、お気に入りのものと過ごす時間。こんなプロセスは幼児期にはかけがえのない経験となります。

 

★★

 

本日のモンテッソーリアンによるおススメ書籍はこちら。

平易な文章ながらも強いメッセージ性のある娘も大好きな1冊。

自然と日々向き合っている子どもたちのギフトともいえる素敵な本です。

 

ボクは自然の一部、自然はボクの一部だよ。自然を食べて明日への活力にするんだ。子ども達の自己愛を育み、自然の恵みに感謝できるようになる1冊。

 

 

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