親子英語もベースはモンテッソーリ教育で | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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以前よりもペースダウンしつつあるこちらのブログ。親子英語の見直しを始めたことで、娘が1歳の時よりスタートした親子英語ブログに戻ることが多くなりました。

けれども、英語にもう一度向き合い始め、気づいたことがあります。

それは、「我が家の英語の取り組みも、ベースはモンテッソーリ教育であるということ。」

ここが、かつて我が家が目指した親子英語と大きく異なる点です。モンテッソーリ教育の視点で再スタートを切った英語育児。いくつか、今までのそれとは異なることが出てきました。

①比較の対象の変化
かつての母は、娘の英語育児を進める上で「ネイティブの子だったら」とどこか、比較対象を勝手に置いてしまっていました。そして、もちろんそれは、同じく親子英語を実践されているご家庭のお子さんも同じ。「同じ年齢なのに・・・」と、どこか憧れ、時には羨ましくすら感じていました。けれども、子どもにはそれぞれの敏感期があり、そしてタイプも異なる。中には知識は十分ありながらも、完璧主義が邪魔をして、なかなか積極的な発話に繋がらないケースのお子さんもいらっしゃいます。かと思うと、娘のように初めから「日本語で言った方が簡単だから。」と、120%諦めているケースも残念ながら存在します(笑)。でも、そんな色々なタイプがある中、驚くぐらいの英語力を早い段階からメキメキと付け、ネイティブと遜色ないレベルのお子さんも、少なくないのが親子英語の世界。以前だったら、単純にそのお子さんを「すごい!」と感じていたのが、最近はそのレベルにまで引き上げた「ママ」の作り出した環境に、とにかく尊敬の念を抱かずにはいられません。上手くいかないと感じる時、必要なのは自分を省みること。そして、比較の対象は昨日の我が子と今日の我が子。まさに、日々のモンテッソーリの取り組みの中で実践していることと同じであると感じています。

②英語の取り組みは、モンテッソーリの「おしごと」と同じ
最近強く感じることは、英語の取り組みは、まさにモンテッソーリの「おしごと」と同じであること。牛乳を注いだことがない子どもに、いきなり牛乳からスタートさせるのではなく、まずはくるみなどの粒が大きいものから。そして、徐々に細かいものへと変えていき、最終的には液体という何ステップも踏むことを思えば、英語の取り組みも全く同様なのだと気付き始めました。何か取り組みをしている時に、"What do you think?"と言われ、言葉に詰まる娘。そりゃ、当たり前・・・。まだ"Yes/No"の質問ですらうまく答えられない子に、いきなり感想を述べさせようとしても、述べるわけがありません。まさに、ここも子どもの能力・興味を考慮した上での「マッチング」が必要なのでしょう。いきなり段階を無視して、思いついたような質問を投げかけるのではなく、まずは階段の一番下から一歩一歩登り上げていく。そんな道が必要だと痛感しています。

③親は黒子に徹する
これも、以前の母とは180度異なる部分です。親子英語なんだから、親が教えるのが当たり前。そう思ってかつての母は進めてきました。けれども、実際、親の役目は子どもを導くこと。子どもの興味を知り、そして能力を知ることで、果たしてどんなことができるのか。何を与えれば、自主的に学んでいくことができるのか。そして満足感はどのように育むことができるのか。こんなことを考えたら、やっぱり今の娘には、ある程度娘でも理解ができて、負担がかからないような取り組み。それが、母語ですでに知っていることのテーマを再度英語で構築することだったり、発話へつなげるためのチャンツや歌だったり、まさに「娘専用」の取り組みを用意することが、この時間を実りあるものにしてくれると実感。「はい、これやりなさい」ではなく、ついつい娘も引き込まれてしまうそんな工夫。前面に母が出て行くのではなく、娘ー教材(環境)ー母の3つが上手く関われるようなそんな環境を作り上げることが、いかに大切か感じています。

色々と試行錯誤し続ける毎日ですが、面白いのは娘は英語の取り組みが日頃の取り組みにプラスされていることに気づいていないこと(笑)。母語の取り組みやおしごと時間の方が多いこともありますが、英語の歌やチャンツを取り入れた発話練習や、テーマ学習など楽しいと感じられることを行っていれば、言語はあまり関係ないようです。

このブログでも英語育児のカテゴリーを設けて、英語のおしごとの記録をいくつか綴ったこともありますが、当面は英語の取り組みに関しては、「テーマ学習」として親子英語ブログに記録していこうと思います。ベースはモンテッソーリ教育ですので、もし良かったら「モンテッソーリ+英語育児」にご興味がある方は、こちらも合わせて覗いていただけると嬉しいです。

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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