モンテッソーリ教育に出会ってみて、強く感じることは、「日常生活の中にチャンス」がごろごろ転がっているということ。特に乳児、幼児期の間はまさにそうであると感じます。
「ママ、これできない。やって~。」と何かを持ってきたとき。まさに、「見せるチャンス」の到来です。しかも、自分から近寄ってきてくれているなら、これほどのチャンスはありません(笑)。
でも、ただ「はい、できたよ」と何の意識もなしに渡してしまえば、きっとそのチャンスはチャンスではなくなってしまうでしょう。ゆっくりと、見せることを意識しながら。モンテッソーリでは「分析行動」などとちょっぴり堅い言葉を使ったりしますが、心を込めて丁寧に見せていくと、子ども達も自然と吸収していくのだと経験から感じています。
モンテッソーリ・メソッドとは、新たなことを、子どもにとって最もベストな方法で見せていく過程であるとモンテッソーリアンの講師は言います。教具や用具はただの補助道具でしかないんですよね。この「過程」を意識することで、日常どんな場面でも応用が効くのかもしれません。
時には、決して何かを見せるつもりではなくても、子どもはしっかりと見ていることも実感。真似て欲しくないことを、そのまま真似られてしまい、困ったことも一度や二度ではありません^^;いつ見られても大丈夫な母であれば、まさに母の行動そのものが、娘にとっては学びの対象となるのですが、なかなかそうはいかないことに悪戦苦闘の日々です。
1ヶ月ほど前より始めた英語教育の見直し。簡単なフレーズでも、CDの音声とリズム・イントネーションが少しずれると「ママ、ちがうよ。」と指摘されます(笑)。スペルを黒板に綴って見せると、「qの形が、ちょっと変だね。」なんて、これまた指摘。いつどんな場面においては、子どもは見ているのだぁと痛感。
でも、こんな指摘を受けるのも幼児期ならではでしょう。きっと成長するに従い、気になることは、もっと他の部分へとシフトしてくはず。だとしたら、この時期こそ、日常生活を丁寧に生きなければと感じます。あっ、字ももっと丁寧に書くよう努力します^^;
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