学びへの情熱 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。



娘が2歳の頃だったと思います。海外在住の日本人ママさんのブログを見て、驚いたことがありました。当時娘と同い年だった息子さん・・・。海外に居ながらにして、ひらがな、カタカナ、小1の漢字をほぼマスター。プラス現地の絵本も自分で読んでいたと記憶しています。

当時の娘と言えば、プリスクールへと通園し、英語はぽろぽろと出始めていたものの、日本語はひらがなでさえも認識できるものは一つもなし。自分の名前すら読めない時期でした。

名前も顔も知らない海の向こうのママさんの子育てがとても素晴らしく、羨ましくも感じました。そして何もできない我が子を目の前にし、自分の子育てに敗北感を覚えました。きっと、ここまでそのお子さんができるようになったのも、子どもの敏感期を見逃さず、環境を上手に整えられたママさんの素晴らしい努力があったから。まだ、モンテッソーリに出会っていなかった当時は、そんな風に考えることもできず、羨ましいと感じてしまった自分。ただただ、恥ずかしく思います。

子どもの成長は人それぞれ。今できなくても、その時期になればできるようになるものばかり。そんな速度を気にするよりも、我が子が望んでいるものを見逃さない努力の方が、ずっとずっと大切だと気付いた気がします。

親の役目は、何かを教えることではなく、学びへの情熱を育てること。

敏感期だと気付きながら、放っておくと、気付くとその敏感期自体が薄れてしまいます。けれども、適切な環境を用意しあげると、そのものへの情熱がどんどん膨らんできます。

敏感期が薄れる姿も、情熱が増していく姿も、4歳の娘を通じて経験しました。感覚教育がイマイチ上手く進まないのは、敏感期真っ最中だった頃、母の準備が追いつかず見送ってしまったせいだと感じています。一方、算数教育が思った以上に楽しく進められているのは、まさに今の娘の敏感期に合っているから。「3+4=6」なんて間違った計算を唱える娘の声を聞いたときは、ついつい教えたい気分に駆られます。でも、算数棒を取り出し、自分の目と手で確認しながら集中する姿を見たとき、環境さえ整えれば、子どもは自分で学んでいくことのだと実感しました。そして楽しいから、何度でもやりたくなるのだと教えられました。

「18歳になるまで、子どもの宿題をチェックする親にはならないように。」

モンテッソーリアンの講師からのお言葉。
教え込むことに慣れてしまうと、どこで引いていいのか分からなくなってしまうのかもしれませんね^^;

学びへの情熱・・・。
勉強を教えることはできなくても、これに応えることだったら、母でもできるかもしれない。
とことん、応えていけたらと思います^^

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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