ワーキングマザー(きっとこれは専業主婦のママも同じはず)の悩みは、時間がないこと。正確に言うと、時間は24時間みな平等に与えられている。これは、時間管理の問題なのですが、限られた時間内で色々とやりたいことをしようと思うと、どうしてもどこかが犠牲になり、この優先順位の付け方が常に母を悩ませています。
ホームモンテッソーリに限って言うのならば、娘の敏感期を捉え、それに合ったおしごとの準備をする。何かを作ったり、提示練習に臨んだりという「目に見える準備」が、ついつい優先され、なおざりにされているとずっと感じていたのが、「理論」の部分です。
■本当に「おしごと」を理解している!?
おしごとを提示するにも、その目的が何であって、それがどこに今後繋がっていくのか。ただ「目的は集中力を高める、手と目の協応作業」など、マニュアルに書かれている通り一遍の目的は理解したつもりでも、実は表面上の意味しか捉えられていない・・・ということが、常に母の頭を悩ませていました。
特に、受講し続けている教師養成講座の数々は海外のものということもあり、マニュアル類はすべて英語。日々の情報源となっている掲示板のディスカッションももちろん英語。一旦は目を通しても、自分の中できちんと消化できていない部分もあり、また「知識」として根付いていない部分も多いというのが正直なところ。だから、記録として留めておきたいと向かうこのブログでも、「~だそうです。」「~のようです。」という形で書き連ねる理由は、まだまだ自分の知識と化していないからだと思います。
■自分の言葉で書き留める
・・・ということで、最近、少しずつ自分が読んだり心に留めておきたいと思ったものは、すべて書き出すことを始めています。言語はもちろん母語である日本語です。決して、海外のマニュアルを翻訳しているわけではなく、自分が読んで理解したことを、自分の言葉でまとめる作業。後から、和書のモンテッソーリ教育用語辞典などで確認すると、あまりにも幼稚な言葉遣いに愕然とすることもありますが、こんな作業を永遠と繰り返すことが、実は自分の血となり肉となるということを実感し始めています。
モンテッソーリ教育用語辞典
ただ、モンテッソーリ教育の全貌をこのような形で紐解いていくには、時間が無さ過ぎるというのが正直なところ。そうこうしているうちに娘の敏感期は終わってしまい、適切な援助ができなくなるという懸念もあります。けれども、最近心の中で沸々と湧いている欲は、「我が子のためのモンテッソーリ教育」だけではなく、「すべての子どものためのモンテッソーリ教育」。特に2歳のお子さんなど、娘の時にはあまり経験できなかったことなど、実際にどのように援助をすれば効果的なのか、非常に興味があります。
理論ばかりを追い求める余り、実際の子どもが見えなくならないよう十分気をつける必要はあるのですが・・・。ゆっくりと着実に紐解いていきたいと心の底から感じている日々。隙間時間を活用して、少しずつモンテッソーリに近づいてゆきたいと感じています^^
姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;