FJ20 AACバルブアダプター製作しました。 
 
 とりあえず仮組してみました。 
 
 ばっちりです😊
 
 AACバルブの取り付けボルトネジ穴は、直接アダプターにネジを切らず、ステンレスのM6のリコイルを埋め込んでいますので、ネジ山強度も確保してます。
 
 製品化できるかな?
 
 さ~て、あとはインジェクターデリバリーパイプだけです。  
 
 今回は近代化の廉価版ということで作業しております。 
  作業もあと少しでエンジン始動です。 
 
 廉価版仕様のだいたいの作業スケジュールも見えてきました。
  1 LINKECUをビギーバック方式で接続
   エンジンハーネスを純正そのまま加工使用し、純正ECUと共存させます。 
   サブコン風ですが、情報を純正ECUから少しもらうだけですので、基本的にフルコン仕様です。 
   使用するLINKはAtomです。 
  2 AACバルブはS14かS15用をアダプターを介して接続
   FJ20純正のAACバルブは使用せず、S14かS15用を使います。
  3 スロットルセンサーをリニア式に変更
   今回は転がっていたR31用を使用しましたが、AT用か他車の物に変更します。 
   VGのエンジンのスロットルセンサーが使えるのではとの情報です。 (未確認)
  4 吸気温、圧力センサー、空燃比センサーはLINK用を増設します。 
   純正エアフロメーターは撤去し、80φパイプでエアフロレスアダプターを製作します。 エアクリは社外の80φの
   ホース口タイプにします。 (TRUST推奨)
  5 デスビは内部のトリガーディスクを54φのフルコン用トリガーディスクへ交換する。 
  6 調整式燃料レギュレーターを入れ、燃圧を調整する。
 
  細かい所は省略しましたが、だいたいの作業の流れはこんな感じですね。  
 
 
今回はインジェクターを変更するためデリバリーパイプの製作が入りますが、純正インジェクターをそのまま使用する
のは可能です。  ただ、ノーマルブーストであれば純正でも良いですが、ブーストアップで燃料が足りなくなります。
 電動ファンはそのまま純正システムのままでもいけますが、できればLINKECU制御にしたほうが水温スイッチも撤去できるので後々便利です。
 ダイレクトイグニッションにもできますが、純正タコメーターが動かなくなるため、当社のタコアダプター(25000円)が必要となります。
 まあこのあたりはオプション別料金設定にと思ってます。 
 
 おそらくですが、オプション作業無しで税別50万位ではと思います。 
S14用AACバルブ、AT用スロットルセンサーはご用意していただくことになるかと思います。 
 
 ちなみにLINK G4x Atomでは後で電動スロットルにすることはできません。  電動スロットルにするにはMonsoon以上の機種で可能となります。
 
 近代化はネオクラシック車にはオススメです。 廃盤の部品をヤフオク等で高額でしかも動くかどうかわからない物を買い続けるより、最新のコンピューター、センサーで快適にしてみませんか? 
 
  
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 

 

ケンメリにバキュームポンプ付けました。

なんやこれは?

と言われそうですが、実はこの車両、ヤバいカムが組まれていて、そのせいかエンジンの負圧が20弱位しかなく、それでブレーキブースターの倍力が効かないのです。 

 それでなくてもノーマルでも効かないと言われるケンメリのブレーキ。 

 

 で、バキュームポンプの登場。 

実はこれ、国産電気自動車のバキュームポンプ。

古いものではなく割りと最近のポンプ。

 

 小型で良いと思って取り付けしてみました。

 

 Linkecuに通信させ、配管にバキュームセンサーを取り付けして負圧を監視。 

負圧が足りなくなった時だけ動かすオンデマンド方式とするため、リレー制御としました。

作動良好です(°▽°)

 

ブレーキ全然効きます☺️

 

 ただ、ポンプが動くと作動音がちょっと気になるので防音マウントに変更します。

 

 今回はリレー制御としましたが、次からはリレーの耐久性を考えてトランジスター方式にするのも考えてます。

 

NISMO | 製品情報 | L型6気筒エンジン用 DOHC変換キット 2025年秋に発売決定

 

 

だそうです。 N2Daysのイベントに行ったときにOS技研のツインカムヘッドが目立っておりましたが、NISMOのブースに展示してあったのを覚えてます。 

 

喜ばしいことに当店が取扱店になったとのお知らせが来まして、随時情報をお伝えしていきます。 

 

おそらくL型の最終仕様ですね。 

 

 

11年前に作ったS15 RB25仕様。
画像が上がってきました。

懐かしい。

この頃はコンピューターセッティングも出来なくて、純正のエンジンハーネスを加工して作ってました。

 今はシャシダイナモを導入し、コンピューターセッティングもできるようになって、Linkecuのフルコンを使ってエンジンスワップの対応をするようになりました。 
 
 ハーネス加工は自分でやるには安上がりだと思われがちですが、微妙にトラブルや不調に見舞われたりするので手間がかかるんです。
 
 フルコンだとハーネスを新規作成するので、自由度も高くて不調も出ませんね。
  純正センサーの使用もしないので、後々も故障の心配もなくなります。
 
 フルコンはスワップに不可欠となりました。


作業報告~DR30 Linkecu取り付けしてます。  近代化は5台目です。  

 

今回はダイレクトコイルや電子スロットルは無しで、リーズナブルに近代化ができるかお試し作業です。 

デスビは残し、内部のトリガーディスクをフルコン用に。 

FJ20用はLINKジャパンにはありませんので、あらかじめオーストラリアから取り寄せしておいたものです。 

 

 2枚取り寄せしましたがこれで最後です。 

 

 LINKジャパンで作ってくれないかなー。 

 

 まずはとりあえず各センサーの取り付け。

 

 

 スロットルボディに吸気温度センサー、そして水温センサーをLINK用に。 

 

 スロットルセンサーを確認したらどうやらポイントタイプ。 

リニア式に変更しないとダメです。 

 

 インジェクターはSARDに変更。デリバリーパイプは当店製作のFJ20用オリジナル品製作中です。

 

 AACバルブはS14用に変更。 アダプターも製作します。 

 

 さて~どのくらい費用を抑えられるか~。 

 

 

 

 
 

 

 

 

 
 

 
タービンT518Z ブースト1.2k  380psです。
 
結局NVCSポイントを上げました。 
 
インジェクターは550cc 使用率70% ガスも高回転で入っていかず、この辺りでストップとしました。 
 
 
 
 
今回のデータ↓ ブースト1.2k NVCS 5800rpm

 
↓は前回 ノーマルブースト NVCS 5400rpm

 
結論からするとブースト立ち上がり重視、中低速寄りにした感じにしました。 インターセプトは3300rpm付近です。 即フルブーストです。
 1.0k位のローブーストのほうが乗りやすいかも。
 
しかしタービン持つのか!? ちょっと心配(゚Д゚;) 
レスポンス調整するか。 
次はER34 です。

まずはノーマルブーストから。

グラフを見てみれば高回転で不自然な落ち込みがあるのがわかるかと思います。
 これはNVCSの切り替えポイントです。

ちなみに現在のNVCSポイントが5400rpm。

下げるべきか、上げるべきか。

上げると落ち込む引っ掛かりが無くなりキレイに回りますが、ピークパワーが下がる事があります。

下げるとトルクの落ち込みがあり、引っ掛かり感がありますが、切り替え後の伸びが段々と向上し、最終的に後半で追い越し、ピークパワーが上がる事があります。

低中速重視であれば、NVCSポイントは上げたほうが良いかもです。

 

 自分は両方試してみて、ピークパワーの差が少ない場合は、切り替えポイントは上げる方向を取ります。
 どうもその方が乗りやすいと言われる事がございます。

 どうしても数字がほしい方は引っ掛かりは無視し、最終的に数字が良いポイントを使います。

 まあ、やっぱり好みだと思います。
 

とりあえずノーマルブースト0.9k 320psほど出てます。
 550ccインジェクター使用率60%ですので、まだまだいけます。

370ps位が最終でしょうかー。









2台のセッティングが完了しました。

BNR34とスカイラインジャパン、両方ともLinkecuです。

まずはスカイラインジャパン。 L20ターボの近代化。 
 基本的にフルノーマルで制御系を近代化です。 
 パワーは出ませんが初期の状態からは全然絶好調になりました☺️
 電動スロットル、ダイレクト点火仕様です。



 
そしてBNR34です。
純正メタルタービン化とLinkecuに変更です。
最終的にブースト1,2k 396psです。 
 ヘッドガスケットがノーマルなので、常用ブースト1kでの使用としました。
 ブーストコントローラーはLinkecu本体内蔵の機能を使用しました。 
 スイッチでハイとローの2種類のブースト設定です。





次のセッティングはR34 RB25ターボのLinkecuセッティングです。
 最近はLinkecuばかりやってますが、NISTUNEもリーズナブルで良いですよ☺️
 
 
メタルタービン化に伴い、純正カムを高回転よりのオーバーラップから低中速トルクよりに変更。
 トリガーをフルコン用のトリガーディスクに変更。
 純正のトリガーディスクは細かすぎて高回転時に誤作動を起こすことがあります。
 Linkecuにした時はこのトリガーディスクの交換は必須と考えております。
 
 ちなみに、NISTUNEや純正ECUには使用できません。
 
 
 
 





RB26のエンジン組み立てが1基終わり、次のRB26に入ります。
次はHKSのRB28キット組み込み。 
 
今回の加工は戸田レーシングでのボーリングです。 
ダミーヘッド付きボーリングです。 
 
実は戸田レーシングでの加工は初めてで、これからクリアランスの確認に入ります。 
 
今回はH断面コンロッド。 
ARPのキャップボルトでございます。
ARPのボルトは締め付けトルク管理がシビアで、指定トルクで締め付け後にボルトの伸びで締め付けトルクを管理します。
先端マイクロメーターで測りながら指定のボルトの伸びの長さを調整します。
 地味に時間かかる作業です。
 
 この次はRB25にRB28キット組み込みです。 
 
 RB25、RB26はエンジンオーバーホールついでにRB28というパターンが最良な感じがします。  特にHKSのは価格もお手頃なので、オーバーホールをお考えであればオススメします。 
 
これにATIのダンパープーリーをお勧めします。 
 メタルの保護というのもありますが、エンジンの回り方がキレイに回ってくれるようになり、アイドリングも落ち着いた感じになります。 
  自分のR31にも取り付けしました( ´艸`)
 
 予算があるなら取り付けしても損はしませんよ~(*'▽')