日本の富士山等と異なり、マレーシアの自然公園や保護区に入山する間には登山申請(+お金)が必要な場合が多々あります。
これは行ったその場で申請できるようなものではなく、事前に申請をしておく必要もあり、許可が下りるのにおおよそ半年かかることも。
我々はガイドさんに全てやってもらっているため、パスポートのデータを(アウラパパさんに)渡してあとはやってもらうだけでした。
今年はコロナ明けということもあって、許可が下りるまでに非常に時間がかかりました。
またこういったツアーでは保護区なので通常は入れなかったり、普通は許可が下りないような特別な行程等を組んでもらっております。
私は運よくそういったコネを持つメンバーに混ぜてもらっておりますが、これに関しては万人が行ける…訳ではないので悪しからず(-_-;)
タンブナンのラフレシアインフォメーションセンターは観光地ですので、(花が咲いていれば)その場で申請して入場は可能です。
こちらは全員で入場料合計200Rmほどかかりました。
荷物
10泊11日の長期滞在でしたが、持って行った荷物は以下の通りです。
着替えに関しては概ね7泊+α程度の量で、特に登山服等は途中のホテルで洗濯サービスをお願いしました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231002/17/mona-nature/b7/00/p/o0541125215345695498.png?caw=800)
登山リュック
しっかり登山をするので本格的な登山リュックが必要です。
私は登山リュックは自分で担ぐ小さめのもの(35L)と、ポーターさんにお願いする大きめのもの(65L)を用意し、それらに必要なものを分けて登山に臨みました。
小さい方には水分、カメラ、雨具や防寒具、薬、行動食等主に使うもの、万一すぐに使うものや、パスポートや財布などの貴重品を入れて自分で担ぎました。
大きい方には予備の水や停滞用の着替え、テントや寝袋など主に嵩張り、重く、すぐには使わないものを入れてポーターさんに持ってもらいました。
これで自分は10㎏持ち、ポーターさんに12~15㎏の荷物を持たせていたという感じです。
水と食料
水は基本的にガイドさんが(登山前に)用意してくれていましたので、それをリュックに積み込むだけです。
1回の登山で合計11Lほど私は持って行きました。
そのうち5Lほどを自分のリュックに入れてすぐ飲めるように、残りはポーターさんに持たせます。
3Lでは流石に足りずポーターさんと合流時に補充しました。
合計11Lで合計量としては十分だったものの、1山目では塩分不足から飲んでも飲んでも汗として出てしまい体調も悪化し、水も無駄に使ってしまった…という反省点が今回はありました。
水に溶かすスポーツドリンクの元や塩飴は日本で購入しておきましょう(現地にはない)。
なお、ご飯(と調理に使う水)、及び食事中のお茶などの水はガイドさんが用意してくれるため気にする必要がありませんでした。
バッテリー
山の中では充電ができません。
屋外でも太陽光から充電できる折り畳み式太陽光パネルやバッテリーもありますが、基本ジャングルですので役に立ちません。
そもそもスマホは海外SIM、携帯用WIFIどちらも山で使えませんのであまり使用機会はありません。
それでもカメラやGPSとして使用することも考慮すると、大容量バッテリー等はあった方が良いです。
カメラの予備バッテリーも必ず複数個用意しておきましょう。
あと、海外だと電源が通っていてもすぐブレーカーが落ちてしまい、電気が通っていても思うように充電できない事態が時々あります。
そのためにもバッテリーはたくさん持って行った方が良いです。
ちなみに飛行機に乗る際にバッテリーは手荷物として預けられませんのでご注意を。
着替え・服装
登山ガチ勢は2泊3日程度であれば行動用と停滞用、そして帰り道用の3着程度で十分…というのが主流なようです。
我々は帰り道用は気にしないで良いため(下山したときに着替えればよい)、行動用2,3着、停滞用(兼防寒具)1着そして雨具兼防寒具1着、万一の上着の合計5着ほどを一度の山に持ち込みました。
配分としては雨具や防寒具などは自分で持ち歩き、行動用の着替えや停滞用の服はポーターさんに持たせておりました。
行動服は実際に山を登ったり下山をしたり実際に行動している時に着る服です。
一般的に言われる登山着というのがこれにあたります。
登山着にも色々あるのでお好きな通りに…と言ってしまえばそれまでなので、私の2回のボルネオ遠征上の経験を言いますと、行動服はスポーツ用の半袖半ズボン+スパッツが(私は)便利だと思いました。
登山服と言えば長袖長ズボンが一般的なのですが、かなり嵩張りますし重いし乾きにくいです。
2019年時は私も初めてのジャングルということで長袖長ズボンでしたが、別に長袖長ズボンでなくてよいかなと。
ガイドさんやポーターさんら現地の方はどうしているかというと普通のスポーツウェア+長めのスパッツスタイル。
ということで私も今回真似したところ便利だったのでお勧めです。
停滞服…というよりイメージパジャマですね。
標高高めの場所に泊まることが多いためこれは普通に長袖長ズボンです。
標高が2,000mを超えてくると昼間も20℃以下、夜間は10℃程度になります。
私は行動用としてスポーツタイプの羽織るタイプの防寒具と停滞用のより暖かいダウンの防寒具を持って行きました。
停滞用のものはユニクロのコンパクトダウンというやつで、かなり小さくなって嵩張らずおすすめです。
雨具は今回の反省点でもあるのですが、今回持ち込んだ雨具は防水仕様であり、完全防水のものではありませんでした。
今回は5時間ほどのスコールの中での行動など常軌を逸した(爆)行程もあり、単なる防水仕様では耐えられませんでした…(´;ω;`)
熱帯は乾季でも急に大雨が降ってくることが多いので、きちんと完全防水のレインウェアを買っておくべきだと痛感しました。
遠征の途中には大体ホテルやモーテルに泊まる中日が設定されており、大体その日に洗濯をしたりします。
今回は途中のホテルで洗濯サービスがありましたので、洗える服は洗ってもらいました。
ただ、2019年時には洗濯サービスはなかったので自分で洗濯していたのですが…すぐには乾燥してくれませんでした(-_-;)
なので今回は行動服として長袖長ズボンを持って行くのを辞めたのですが。
その他、帰国後の洗濯も面倒くさい…ので、最終日のフリー時間に街のコインランドリーで今まで使った服を洗濯しました。
合計13Rmほどかかりましたが、帰りの荷物も軽く・コンパクトになり、帰ってからの後片付けも楽になりましたのでお勧めです。
靴・靴下等足元
靴にも色々ありますが、ジャングルですので石や木の根、水たまりや泥など非常に足場が悪いです。
そのためローカットの軽登山用では完全に役不足であり、ハイカットか、せめてミドルカットの足首を覆っているしっかりとしたものが必要です。
また、当たり前のことですが新品だと足に合わない・靴擦れ等の問題が生じますので、行く前に履き慣らしておきましょう。
靴下も個人的にはしっかりとした登山用のものを使うのが良いと思います。
普段使いのものだと正直足裏を守れない。
おすすめはなるべく厚く、丈が長いもので、五本指のものです。クッション性があり足の裏の皮を守れますし、五本指のためスレも軽減されます。さらに丈があるとヒルの侵入も防げます。
足元と言えばゲイターも必要です。
泥跳ねやヒル等を防ぐ役割は勿論、足や靴紐の結び目の保護の役割もあり、ないのとあるのでは大違いです。
なお、買うのであれば靴を履いてからも装着できる横開きできるゲイターにしましょう。
途中途中ヒルチェックを行う必要があるのですが、その度に靴を脱いでゲイター脱いで確認して靴履いて~は超面倒くさいです(-_-;)
テントと寝袋
テントや寝袋もファミリー用だと大きいし重いし嵩張るので、登山用のしっかりした軽くてコンパクトなものが必要になってきます。
3シーズン用であれば10℃程度までなら問題ないですし、5℃をやや切る程度でも服を着込めばなんとかなります。
あとはテントの中に敷くインナーマット、外に敷くグラウンドシートも必須ではないですがあった方が絶対良いです。
枕もきちんと用意しておいてください。
なお、現地の人はターフとハンモックを愛用しています。
テントなどに比べ嵩張らず軽いですし、ジャングルなので木はたくさんあり設置場所に困りません。
地面のびしょ濡れや虫も気になりません。
ガイドさんにもおすすめされたので次回は試してみようかなと考えております。
ヒル・虫対策
ジャングルで気になると言えばこの問題です。
正直日本で最もヒルの密度が高い場所なんて比じゃないぐらいヒルが出ます。
いるところでは1m四方10匹以上います。
スパッツや長い靴下、シャツインで肌が見えるところは全て隠す。ゲイターを履く。ヒル避けスプレーなどなど…
まぁ、噛まれるときは噛まれるのでそこは諦めましょう。
なお、基本標高の高い所にいたため蚊などには全く困りませんでした。
ウツボカズラの袋の中にボウフラはたくさんいたのですが(笑)
一番見たのが空港でかもしれません(笑)
アウラパパさんはトイレでライトをつけた瞬間ハチ(スズメバチ?)に刺されておりましたが、ポイズンリムーバーも念のため持ってきていた方が良いかもしれません。
その他
登山用ステッキや背負ったまま水分補給ができるハイドレーションなど、あった方が便利という登山ギアはたくさんありますが必要性は人それぞれです。
ハイドレーションは使い心地が悪く、結局しまってしまいましたが。
ただ1つはっきり言えるのは、登山用のしっかりしたものは値が張りますがそれだけ高性能です。
通気性、吸汗性、丈夫さ、軽さ、コンパクトさ、なんか締め付けや圧力分散による疲労を防ぐなどなど高いだけあります。
ポーターさんは半袖半ズボンにサンダルやサッカーシューズみたいな恰好で山を登りますが、我々はそうもいきません。
装備にお金をかけるほど比較的快適に安全に登山が出来ますので、値段が高いとそこでケチらない方が良いと思います。
…どうせこんな場所に行くような奴がこれ一回で済むわけがありません。
尾瀬に屋久島に男体山女体山等、ソロキャンに普段の自生地探索、さらには仕事まで。
装備は使いまわしできますからね(笑)
入国などのあれこれ
パスポートの有効残存期限
…これ実は私かなり危なくて、危うくマレーシアに入国できない可能性がありました(-_-;)
皆様ご存じの通り、パスポートの有効期限は基本5年か10年あります。それが切れると海外に渡航できず、いられません。
勿論海外で何らかのアクシデントが発生してすぐに帰国が出来なくなった場合などにパスポートが切れてしまうと非常に面倒くさいことになります。
それを防ぐために国によって入国できる残存有効期間というものが定められております。
元々私のパスポートは2014年に更新しておりました。
そしてその有効期限が2024年3月24日…。
2019年以降には海外旅行もコロナで行かなくなり、この遠征が決まった時にもまだ半年残ってるやろ~とか甘い考えだったのですが…
荷物や書類を出発1週間前に確認していた際…、ふと”マレーシアのはパスポートの有効残存期間が6ヵ月以上ないと入国できない”という言葉が一瞬目に入りまして…
あれっ?!ほんまに6ヵ月超えとったよな?!と焦りに焦って確認をしたところ、7日だけ超えていました。
(2024年3月24日-2023年9月18日=(その日を入れて)7日)
要するにギリギリマレーシアに入国できたという訳です(-_-;)
上記の文字が目に入ってパスポートをきちんと確認するまで生きた心地がしませんでした(´;ω;`)
といってもマレーシア滞在中には有効残存期間が6ヵ月を切ることになります。
入国さえ問題なければ大丈夫だろう…という訳でもなく、例えばトランジットでシンガポールなどを経由する場合も有効残存期間を求められることがあるそうです。
万一シンガポールを経由する場合、あるいはアクシデントがあってどこか別の国に着陸した際には入国できないということになり兼ねませんでした。
トランジットについては入国しなけりゃ関係ないだろと思っておりましたが求められるんですね…
旅行代理店等を通すとその辺もきちんと確認してくれますので基本的には心配する必要はないのですが、個人旅行やネットでの予約、こういったマニアックなツアーの際にはそういうフォローがありません。
パスポートの残存有効期間をうろ覚えできちんと確認していなかった私が悪いのですが、パスポートは1年を切ったらさっさと更新しておきましょう(-_-;)
その他としてはマレーシアの入国の際にパスポートの白紙のページも2ページ以上残っている必要があります。
基本的によっぽど海外に行かなければパスポートの余白ページを使い切ることはないと思いますし、そこまで海外に行かれるならそもそも入国時のポカもしないと思うのですが、一応知識としては頭に入れておいた方がよさそうです。
入国時の必要書類等
上記の残存有効期限がギリギリだったということもあり、一応念のためいつも以上に気合を入れて書類を揃えていきました。
ちょうど出国数日前にアメリカへのインフルエンサーの入国拒否の件についてニュースが上がっておりましたしね。
あちらはあちらでまた異なる事情だったみたいですが、とはいえ最近はパスポートを抱えて入国審査官に
「Sightseeing!(((o(*゚▽゚*)o)))」
と答えるだけではやや不足と言いざるを得ないような状況になってきているということです。
今回入国審査用(と一部アクシデントに備えて)持って行った書類は以下の通りです。
・パスポート
・Eチケット
・スケジュール(や泊るホテル)をプリントしたもの
・名刺
・その他免許書や保険等
・パスポート更新に必要な書類一式
・以上の書類の予備コピー
取り合えず入国審査官に「Sightseeing!」、つまりこいつはどんな立場の奴で、入国している間にどんな行動をしていつ帰るのか、ということを分かってもらう必要があり、それを紙面でわかるようにしました。
紙で印刷している=きちんと準備してきた、ということでスマホ画面を見せるよりよっぽど効果的なんだとか。
パスポート更新に必要な書類は、残存有効期限がギリギリだったので帰国後にすぐ更新してやろうってのと、万一パスポートを紛失した際にも使えるだろうという感じで持っていきました。
結局は日本出国時の空港でのチェックイン時に受付さんが(パスポートの有効残存期間を)少し確認しただけで、マレーシア入国時もあちらの出国時も帰国時も一切何も言われず、何も喋らず通過しましたけどね。
まぁ備えあれば憂いなしということで。
じゃあ最初から残存有効期限確認しとけって話ですが。
コタキナバル空港(BKI)の出口ゲート
ボルネオがあるサバ州やサワラク州はマレーシア政府から自治権が認められており、国内(マレー半島)移動でもパスポートを見せて入国スタンプならぬ入境スタンプを押してもらいます。
成田空港⇒コタキナバル空港の直行便で来て同じ経路で帰る場合は気にする必要はないのですが、クアラルンプールを経由してコタキナバルに入る場合は注意が必要です。
日本からコタキナバルへクアラルンプール国際空港を経由していく場合、クアラルンプールで国内線に乗り換えて国内線でコタキナバルへ向かいます。
そうして国内線で来ると、出口が”サバ州内”と”半島、サワラク、ラブアン”の2つに分かれております。
いわば”同じ州内の移動ゲート”と”別の州からの移動ゲート”に分かれているという訳で、今回の場合は後者の出口を使う必要があります。
するとパスポートに入境スタンプを押してもらえますのでこれでオッケーです。
このスタンプがない場合いわゆる”不法入境”となってしまい出境する際にトラブルになるケースがあるようです。
正しいゲートでもスタンプの押し忘れとかいう話もあるみたいですので、きちんと押されたことを確認した方が良いと思います。
2019年時の記事でも触れた覚えがありますが、当時は私一人だけ関西空港からクアラルンプールを経由し、コタキナバル入りしたのでかなり注意しておりました。
今回は違いましたが、今後誰でもクアラルンプールを経由してコタキナバルに入る事態は十分あり得ることですので注意が必要です。
因みに帰りのクアラルンプール経由は”入国スタンプ”が押してあることだけを確認して出国スタンプを押しただけでした。
残存有効期限とか見られんのかちょっと心配しておりましたが、一応国内移動になりますので関係ありませんでした。
マレーシアのおトイレ事情
正直日本と同様のクオリティは望めません。
まずマレーシアのおトイレは料金がかかる所があります。
トイレ前に小銭入れや門番がおり、大体0.3~0.5Rm支払うことになります。
無料の場所もありますが、トイレ休憩の際には財布を持っておくと安心です。
またトイレットペーパーも(ホテル等ならともかく)備え付けられていないことがほとんどですので常時持ち歩いておきましょう。
マレーシアのトイレで最も面食らうと言えばシャワーヘッド(のようなもの)やバケツと柄杓が備え付けられていることでしょうか。
いわゆるこれが日本のウォシュレットや水洗の水の代わりとなります。
シャワーヘッド(のようなもの)はともかく、柄杓の水をどう撒けばお尻が綺麗になるのか私には結局分かりませんでした。
話によると右手で柄杓を使って水を股下に放水し、その水を左手で反射させ、その反射した水でお尻を洗うらしいですが、意味が分かりません…
そのせいなのかマレーシアのトイレは基本びしょびしょです。
特にトイレの使い方が分からない観光客が多いコタキナバル等の都市ほどびしょびしょで、地方ほど熟練の地元民しかいないのでびしょびしょじゃないことがあります。
ただ、すぐに(トイレ全体に)水をぶちまけられる状態が普通であるからか、ぼっとん便所は辺鄙な山小屋にもなく全て(手作業)水洗でしたし、汚物やごみ等ですごく汚い!というトイレもなかった気がします。
単にびしょびしょなだけです。
また、水場ということでトイレとシャワーがワンセットになっている所も多いです。
…まぁ日本も同じと言えば同じですが、湯舟とかはなく本当に全てがワンセットになっているのが特徴っちゃ特徴かもしれません。
ごはん・酒事情
マレーシアのご飯は日本人にもよく合う味ですので困ることは一般的にはないと思います。
基本あっさり系で日本のようなこってり料理はありません。
衛生的にはう~ん…という感じです。
羽虫はたかるし、トイレもあんな感じだし…
ただシンガポールよりは絶対綺麗です。シンガポールは色々厳しい理由が良く分かります…
飲食店で飲む飲み物は基本ホットが無難です。
海外旅行時の鉄則ですが冷えたものに入っている氷が怖い…ので、暑くてもホットです。
ただアウラパパさんは冷えた飲み物も飲んでいましたが何ともなさそうでした。ただの気にしすぎかもしれません。
マレーシアは緩いと言えどムスリムの国なのでお酒は基本高いです。
缶ビール一杯8Rm(240円)ほどと日本と同等~それ以上かもしれません。
マレーシアのお酒というものもほとんどなく、時々ペットボトルに入れられた自家製のお酒が売られている程度でしょうか。
手に入るのは基本的にビール系統のみ。
ただコタキナバルは韓国と直結している関係上韓国製品が多く出回っているので、私はチャミスルを買って良く飲んでいました。
治安
マレーシア(といっても現状ボルネオにしか行ったことがないのですが)の治安は非常に良い方だと思います。
日本人(観光客)とバレてもしつこい押し売り・声掛けがたかってきません。
道端でスマホや貴重品を出していてもスリに盗られることはありません。
それもどうかと思いますが、地元民も歩きスマホだらけです。
コンビニや屋台で買い物をしても不当に値段を吊り上げられることはなく、地元民と同じ値段で買うことが出来ます。
深夜にぶらぶらしていても変な輩に絡まれません。
流石にやろうとは思いませんが(笑)、荷物置きによる場所取りも可能なぐらいの治安だと思います。
海外なので注意をしすぎるぐらいで損はありませんが、私は(言葉が通じない以外は)日本と同じような感覚で安心して歩ける国だと思っております。
自動散水機
で、10泊11日も家を空けていて植物どうしてたんだという話です。
動物は元々多少家を空けていても問題ない程度に絶食に強い種ばかりですので心配はなかったのですが、植物はカリカリになったらアウトなので神経を使います。
今回は以前使用していたmistkingというミストメーカーを使う予定…だったのですが、ノズルが詰まっており使えず。
ノズルを買おうにも元々海外メーカーですので到着するのも時間がかかり間に合わない!
日本のミストメーカー、フォレスタ等で代替しようとも考えたのですが、これもショップに置いていない。
ネットで買おうにも旅費代等をカードで支払いすぎて金額が限度を超えており使えない!!
…ということでホームセンターで一般的に売っている水道直結の散水機とタイマーを導入しました。
お値段合計約15,000円…
高いけど将来的に庭を持った時でも使えると思えば買うのが速いか遅いかだけの違いやろ(爆)
お風呂の水道と直結させて屋外用の散水機を利用していました。
ただパルダリウム、アクアテラリウム用のミストメーカーと異なるのがその水量。
元々屋外での使用を想定しておりびしゃびしゃに水を撒くので、散水口の配置や水量等防水対策はしっかりやっていきました。
我が家では3日に1回1分間の散水を行っておりましたが、水があたりにくかった所の株がやや萎れていただけで大きなダメージはありませんでした。
前準備編おわりに
今回も色々トラブル(というよりヒヤリハット)が多く、きちんと準備はすべきだなぁと反省…。
海外旅行は私でも良くいく方に分類されるのではないかと思いますが、だからこそきちんと備えとくべきなのでしょう。
私も次回の海外遠征・旅行に向けてまた気を引き締めなければいけません。
という訳で前準備編はここでおわり。
次回から実際の遠征記に入ります!