2023年ボルネオ自生地探索 1日目:コタキナバルへの移動 | もなのブログ

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1日目

 

  出発

 前日9/17は第170回浜田山記念集会。

 それに参加して、次の日からがボルネオ遠征です。

 記念集会後の飲み会は流石に参加しませんでした。

 土曜日の前夜祭である土居さん歓迎会には参加しましたが…

 

 当日、成田空港発の飛行機は9:30発。

 ということで7:00には空港に到着する予定。

 成田空港は今年の沖縄遠征で生まれて初めて使ったのですが、(空港内の構造が)分かりにくい以外は羽田より使い勝手が良いですね。

 主要沿線を使わないので出発帰国時にラッシュに巻き込まれまれず、たくさんの荷物を運んでいても気楽です。

 という訳で早起きしていざ出発!

 

 ということでしたが出発前からトラブルが続発。

 

 まずは帰りの飛行機の変更。

 コタキナバルから成田直通でしたがクアラルンプール経由に変更になりました。本来であれば最終日はコタキナバルの深夜に出発して成田に早朝につく予定でしたので、一日ゆっくり休みをとることができたのですが…

 夕方に帰国することになってしまいましたので、これで片づけに料理とバタバタすることに…

 しかも次の日からすぐ仕事…(´;ω;`)

 2つ目は出発便の飛行機の遅れ、9:30出発が10:25出発に変更になりました。

 3つ目は機内食提供のトラブル。委託会社と揉め事があったようで機内食が十分に提供できない可能性がありました(実際はちゃんと出てきました)。

 4つ目はネペンランドさんの乗っていた成田エクスプレスの30分の遅れ。

 正直飛行機が1時間遅れていなければやばかった…

 

コタキナバルに行く人が全くおらずスカスカ

 

朝ごはんに最後の日本食焼きそば

 

 という訳で何とか1名を除き(1名はブルネイ経由で夜に到着)集合し、出発。

 

 

 

乗客がいないからか無限にビールを貰えた

 

 あまり期待はしていなかったのですが機内食はきちんと出ましたし、機内での映画も日本語訳のあるマリオ、スパイダーマン、M3GANを3連続で見ることが出来て大満足です。

 

 少し(記事増しのため)映画の感想に触れておきますと…

 

 マリオは元々見に行こうかなと思っておりましたが結局見に行かなかった映画です。

 私は任天堂党ではありますが、ここ10年間は基本的にゼルダしかやっておりません。

 弟がやってたポケモンやスマブラを触った程度

 マリオのゲームはGCのマリオサンシャインがラストですね。

 そもそもマリオのゲームは他に64とマリオストーリーしかやったことがないです。

 ですがストーリーも王道中の王道の内容なので、全くマリオのゲームは一切触ったことがないし分かりません!!という方以外はそこそこ楽しめると思います。

 

 スパイダーマンはアクロス・ザ・スパイダーバースというアニメもので、映像はすごいと思ったもののスパイダーマンの知識が一切ない私には意味が分からないところが多かったです。

 というか主人公って新聞記者的な仕事してませんでしたっけ。

 マルチバースものというのは理解できましたが、どんどん話が大きくなってもうこれ何でもありやん的な感じに…

 そもそも映画自体続き物で最後も次回に続く!!的な感じだったので初見の人が見るものではないという印象。

 

 M3GANは話題になっていたホラーだったので見たのですが、別にホラー的な怖い、びっくり、グロい描写は基本なく、純然たるホラー映画としてみると拍子抜けするかもしれません。

 最初はSFで始まり、ストーリーやホラー描写も細かいことなんて関係ねぇ!!とばかりその場のノリと力技で敢行し、最終的には愛と拳で解決するところがシュールで面白かったです。

 

 という訳で飛行機の中では散々映画を楽しんで、6時間ほどであっという間にコタキナバル空港に到着したのでした。

 

  4年ぶりのコタキナバル

 コロナもあってなかなか海外旅行も出来ない状況でしたがやっと来ることが出来ました。

 

 

 4年ぶりのコタキナバルです。

 

 コタキナバルは日本より暑い…訳ではないです。

 湿度は高いのですが緑が多く風通りも良いのでそれほど不快にはなりません。

 昼間の最高気温も33℃ぐらいでしょうか。

 日本の真夏よりよっぽど涼しいです(-_-;)

 あとちょうどシーズンなのか空気にドリアン臭がかすかにしました。

 

 

 コタキナバル空港に着いたらガイドさんと合流。

 世界の名だたる食虫植物の栽培家・研究者にもガイドをしているマレーシアサバ州No.1の高山ネペンテスガイドです。

 ウツボカズラ(食虫植物)の専門家ではないので低地性種等となるとまた別の話となるそうですが、それでも保護区の管理者や研究者等と親しく、論文等を読まれており非常に詳しいです。

 私がお世話になるのは今回2回目ですが、このネペンテスツアーのガイドは毎回彼です。

 

 ひとしきり再会を喜んだあと、チャーターしてもらったマイクロバスで本日の宿へ。

 

 マイクロバスの中には蚊がたくさんおり、運転中私は6匹つぶしました。

 

 宿泊ホテルはいつもはKinabalu Daya Hotelなのですが、今回は部屋が取れなかったそうなのでGemilang Hotelにチェックイン。

 一人一部屋です。

 

 

 

 ホテルに着いたら夕食までフリーということで大雨の中宿の周辺を探索。

 

 傘を持って行かなかったのでかっぱを着ていました。

 

 同行者の先生はドリアンを大量に食べておりました。

 

 

 

 ドリアンはハマると毎日食べたくなるほど中毒になるそうです。

 私はドリアンは苦手…(-_-;)

 匂いはそんな電車内に持ち込みアウトなぐらい臭いとは思わないですし、実際食べられないことはないです。

 

 ただう~ん…

 

 味は良い意味でも悪い意味でもとっても濃厚、クリーミー。

 日本の果物の感覚で食べるとオエッとなります。

 食べ物ってアレルギーとかでなければ食べ続けると案外好きになれることが多いのですが…

 私も昔はコーヒー、酒、ホヤが苦手でした。今は大好きです。

 ドリアンはちょっとそこまでの領域にたどり着けないですね…

 

 私は少しのドリアンや普通に美味しいランブータンを楽しんだのち、ぶらぶらと一人で宿のすぐそばのショッピングモールMee & Cake House in KK Cityへ。

 周りにあるショッピングモールと比較するとややおんぼろでさびれていますが、このモールの中には本屋さん兼お土産屋さんがあります。

 このお店は専門書の品ぞろえが非常によく、コタキナバルに来る(同類の)方々はここで色々買い漁るそうです。

 

 

 

 

 

 私は(何故か)サワラクのウツボカズラの本とボルネオのタニノボリの本を購入しました。

 

 

 他にも欲しい本だらけでしたが荷物になるのとお金のことがあるので、また最終日に回すことに。

 

 その後宿に帰ってニヤニヤしながら本を読んだのち夕食へ。

 夕食は中華系マレーシア料理でした。

 

 

 

 

 

 

 

 マレーシア料理はあっさり系で非常に日本人の舌に合います。

 米もジャポニカ米ではありませんがタイ米でもなく(ジャバニカ米?)、旅行中に日本の米が特別欲しくなるということにもなりません。

 十分に夕食に舌鼓を打ったのち解散。

 

 夕食後私はコンビニ(セブンイレブン)で酒と次の日の飲み物を買いに行ったのですが…

 マレーシアは穏やかとは言えムスリム国家なのでお酒文化ではありません。お店でも売ってはいますが品ぞろえは悪いし高い。

 そしてお酒文化がないということはアテ・つまみの文化もあまりありません。

 

 

 私はあまりお菓子(ポテチやスナック、あとナッツ)でお酒を飲む人ではないのですが、日本のようにアテが存在していなかったので泣く泣くスナックを買って宿で一人晩酌を行うことに…(´;ω;`)

 

 スナックは海外の安物スナックらしくあまり美味しくありませんでした。

 韓国のりは信用できるだろうと踏んでいたのですが、日本で売っている韓国のりとは全く異なりまずい…

 裏を見るとタイでの製造と書いてありました。

 う、裏切られた…(´;ω;`)

 お酒は普通に美味しいのに何故(´;ω;`)

 

 

 2日目に続く