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最近雨の日が多いですね。
雨の日薄暗い中、
おうちで暖かくすごしたり、
カフェで一人ノートを書いたり。
そういう過ごし方が結構好きなので、
私は雨が嫌いではありません
※このお家にいる安心感の感覚って、
日本語ではなかなか一言で表せないんだけど、
北欧のヒュッゲという言葉はしっくりきます。
こういうの好きな方は↓の本おすすめですよ〜。
今日は梅雨におすすめの、
めずらしく小説を紹介してみようかと
深く内面世界に没頭できるような本。
読むと視野が広がるような本たちです。
小説って昔は結構よんでたんだけど、
最近はあんまり読まなくなったんですけどね。
だから
例の如く大抵の本は寄付してしまったんだけど、
最後の方まで手元に残して、
寄付を迷った本たちが、
ヘルマン・ヘッセの小説達でした。
ヘッセって家系が宗教家だった影響と
本人もインド思想を研究してたとかで、
宗教的な思想がモチーフになってるような小説が多いんですよね。
何か根底に哲学が流れてる、
気づきを与えてくれるようなものが多いんです。
まずヘッセ初めての方におすすめなのは、これ。
短編集なので気軽に読めます。
ヘッセの中だと有名作ではないっぽいけど、
私は読みやすいのもあって、
これが一番親しみました。
お風呂に持ってったりして
おもしろくて何回も読んでた本です。
この本って
短編だから、1話1話は
たしか10〜20ページくらいなんですね。
でも、その1話数十ページに
人間の一生が詰まってる。
だからこの本読むと、
何人かの人生転生した気持ちになったのを
覚えてますww
それくらいヘッセって、
人間の人生を描くのが上手なんです
軽く読めるのに、
読了感がある短編集という意味では、
私の生涯第一位の本です。
若い人も読みやすいと思う
あとは、ヘッセでもうちょっと重いのだと、
これもおすすめです。
これは「悟り」をテーマにした小説で、
内容うる覚えだけど、
苦悩して苦悩して、
全て嫌になって
山に入って死のう、もうどーでもいいやー
って思ったら
急に悟りが開けて生きる活力が湧いてくる、
みたいな感じだったと思う。
超ガサツにまとめると、
嫌なこと全部忘れて
いい気分になったら生きる活力湧いてきた！
って話だったかと
まあこれが、
いわゆる悟りと言われるやつなんですね。
ちなみに。。
この本とそっくりな現代の実話があって。
それが↓です。
この著者の木村さんも、
事業がうまくいかなくて首をくくろうと
夜中に山に入って。
背負ってた苦悩を全て忘れて、
ロープを木にかけた。
そこで
長年の経営課題を解決する驚きのアイデアの種を見つけるんですね。
（ちなみに木村さんは普通の農家さんですが、宇宙人を見たことがあったりと、不思議な話も持ってる人ですw）
この
苦悩
↓
苦悩を忘れる
↓
いい気分になる
↓
ハッピー
の話って、
宗教では悟りとして描かれ、
アインシュタインは
問題と同じフェーズにいては
解決策は浮かばない？
みたいな言葉で表現してるやつで。
色んなところで、
人間が見出してきたことで。
そんな哲学を小説で読んでみるのも、
面白いですよー！
When rain come, I feel great.
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