いつもありがとうございます。
さて、前回の続きをお伝えします。
*理解が深まるよう、記事を少し修正しました
◆彼が罪悪感を感じたり、『俺のせい?』と感じるようなことをほのめかす
これはですね、2つ例をあげると、
①彼の前で、泣く姿を見せて、相手の反応を引き出そうとする
②彼の前で元気のない姿を見せることで、相手の反応を引き出そうとする
↑このようなことです。
で、勘違いしてほしくないので先に言うと、
彼の前で悲しんだり、泣いたり、元気がない姿を見せてはいけない、”ということではありません”。
たとえば、
分かってほしいのに中々分かってくれない
求めている言葉を言ってもらえない
こちらがスッキリするまで分かってもらった感じがしない
本当はこうしてほしいのに、してくれない
↑など、このような思いがあるけれど、言えない。
これらの思いが溢れて、泣けてきて、言いたいのだけど言えなくて、でもどうしても分かってほしくて怒りが湧いてきて、それと共に泣けてくる。
思わず泣いてしまったのだけど、泣いてる姿を見せて、その自分に気づいてもらって、どうにか察して求めている反応をしてほしい。
ハッキリ伝えたいけど、言えない。どうにか、察してほしい。どうしたのって気づいてほしい。
”言わずに、気づいてほしい”の感覚。
どうして分かってくれないの
どうして言ってくれないの
そうじゃないってば
分かってよ
あんたのせいでこうなってるのに
どれだけ傷ついたと思ってるの
この思いを抑えながら、この思いがスッキリとできるような反応を、どうしても相手から引き出したくて、泣くことで誘導しようとしてしまう、したくなっちゃう、という感覚です。
また、時に、
今、この怒りや悲しみを抑えて、相手を許してしまったら、この思いが理解されぬままになってしまう
という感覚で、
自分が納得するまで
分かってもらえたと感じるまで
言ってほしいことを言ってもらえるまで
など
↑これらが起きない限り、やめたくない、という思いがなかったか。
(あったらダメとかじゃなくて、いったんなかったかな?と見ていく感じです。)
どうにかして相手から反応を引き出そうとする感じ
どうにかして相手に分かってもらおうとする感じ
どうにかして相手から言葉を引き出そうとする感じ
このように、泣き続ける、泣く姿で誘導してしまう、誘導したくなっちゃう、みたいな感覚です。
ことの大小あれど、この感覚がなんとなく伝わるのではないでしょうか・・?
この、ハッキリ伝えず、泣くことで相手に察してもらおうとし、相手から引き出そうとする感覚
↑が、受動攻撃ともいえる、なんですね。
もちろん、たとえば彼が裏切るようなことをしたとか、ひどいことを言ったとか、そういう時に涙が溢れてしまう、というケースとでは、また話が違います。
他にも、常にあなたに失礼な態度を取っていて、あなたを傷つけるような言動がたくさんある、という場合もあるかもしれませんが、そこはまた、『相手に問題がある』というのもありますが、そもそも、どうしてその相手を分からせることに執着してしまうのか、の部分を見ていく必要があったり、などのこともあります。
とりあえずは、”その方法で”分からせようとする感じ、引き出そうとする感じ、です。
伝えたり、泣くことは良いんですね。
ただ、”どうにかしてでも、引き出そうとするこの感じ(どうにかして彼に分かってもらったり、気づいてもらうことの達成をしたい)”と、
”伝えて、思わず泣いてしまい、分かってもらえなかったら、いったんその場を離れるとか、彼との関係を見直すとか、自分視点で進んでいるか(たとえばの話です)”の違いというか・・。
(なんとなく伝わりましたら幸いです。)
泣き落としといえば分かりやすいかも・・?笑
たとえば、あまりにショックだったり、落胆して思わず涙が出て、彼の反応すらも意識から飛んでて、ただ、泣いてしまう、泣き続けてしまう、というのと、
水面下で沸々と、『分かってよ、謝ってよ、許さないんだから』と感じながら、どうしても泣くことを活用して引き出そうとしちゃう、となると、違いが見えてくると思うんですね。
で、全てとは言いませんが、女性ってこういうところがあったり、やりがちじゃないですか・・?
これは、相手があなたを好き好きモードだったり、相手があなたの言うことを聞き入れてくれている姿勢があったり、なんだかんだ離れないまま依存状態が起きている時など、に起きやすいかもしれません。
で、これも最初は成功したりするんですね。
「俺のせいでごめんね、傷つけないようにするね」、など、最初は言ってくれても、
(*これもまた別の記事でお伝えしますが、こういう受動的な攻撃が成功すると、人ってまたやっちゃうんですね。)
で、それが積み重なり、積み重なると相手は、嫌気がさすとか、重たさを感じるとか、離れたくなったり、が起きちゃうんです。
まぁ、1つの試し行為ともいえるかな・・。
水面下では、『あなたが悪い、あなたのせい、私は被害者、謝ってよ』を、送っているので、彼としては、ハッキリとそう言われなくても、じわじわとその感覚が伝わっていくんですね。
悪者にされている
自分のせいでとても傷つけたり、不幸にさせているんだ
って、気持ちがどんどん下がっていったり、あるいは、怒りたくなったり、どちらにせよ、愛の方向に向かわなくなっちゃうんです。
これは、彼の行動があなたにとって嫌と感じたり、なんだかひっかかったり、許せないと感じたり、怒りを感じたり、悲しかったり、
あるいは、言ってほしいことを言ってくれなかったり、求めている反応が得られなかった時などに、
”それを相手に伝えずに(ここポイント)”
彼の前で元気のない姿を見せる
彼が『え、最初と全然テンション違うよね?』というくらいテンションを下げた姿を見せる
分かりやすく言葉が減る
分かりやすく無表情が増える
↑みたいなことをしちゃう。
で、ここでももちろん、それらをすることがいけないのではなくて、
”その反応をすることによって、誘導していなかったかどうか”の部分が大切です。
水面下のエネルギーとしては、
どうせ私なんていらないんでしょ
どうせ私のことなんて分かってもらえないよね
どうせあなたもそうなんでしょ
あなたのせいで私は元気がない
あなたのせいで私は楽しくない
↑このような感じかと。
で、これも最初は、
どうしたの?
大丈夫?
なんかあった?
俺なんかしちゃった?
みたいな感じで、彼が顔色を伺ってくれたりするんですね。
でも、度重なると、
うわ、また出たその反応
何、俺がなんかしたってこと?聞けってことだよね
みたいになっちゃうんですね。
これもまたまとめますが、受動攻撃とは、
相手に察してもらい、こちらの顔色をうかがうように、水面下で誘導しようとしちゃうこと
自分が被害者になり、相手が罪悪感を感じるようにし、察してもらい、求めている反応を引き出そうと誘導すること
でもあるんですね。
(*改めて記事にする)
で、人はこれを何回もされると、不愉快になり、攻撃したくなったり、離れたくなっちゃうんです。
1つのコントロールだからです。
受動的なコントロールってことです。
支配側ではなく、依存側がしてしまうコントロールの方法、みたいな感覚かな。
どうして受動”攻撃”というかというと、”水面下で相手を責めている”からなんですね。
攻撃しちゃっている+その方法で誘導しようとしている、が起きているのです。
今回の記事も、あなたが無意識の自分と出会う実践に是非繋げてみてください。
当てはまるとなっても、自分を責めたり否定するのではなく、その自分の背景を見てあげると良いです。
で、これらの”行動”(元気のない姿を見せちゃう、言葉が減る、など)をしちゃいけない、ということではなくて、
”その方法で誘導してなかったかな”を見ていくと、無意識の自分と出会えるかも?、です。
参考になりましたら幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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