いつもありがとうございます。
今日も前回の続きとなります。
まだお読みでない方は、下記の記事を上から順にお読みいただくことをおすすめします。
彼に対して依存したり、恋愛依存なあなたがいけない、悪、ではないということをお伝えします。
前回の記事で、あなたに起きている、彼や恋愛への思いの紐解き、依存心について、
”いったん起きていることとして、その状態である”ということや、”どんな状態なのか”を知ることの大切さ、などをお伝えしました。
で、前回の記事について、大切な部分を一部、簡単にまとめると、
- 彼に対して、愛してほしいと、彼からの愛をとても強く欲している状態
- 自分にとって拒絶したい苦しみさえも、引き受けてしまうくらい、彼からの愛を求めている状態
- どうしても彼があなたにとっての理想の姿、愛し方をしてくれるように、それを渇望するくらい求めている状態
- 彼があなたにとっての理想の姿、愛し方になってくれることを、どうしても諦められない状態
- それくらい、彼を思い通りにしたいとなっている状態
それくらい、彼からの愛を求め、彼が変わることを求め、どうしても諦められず、そうなってくれることを強く求めながら、
それと共に、そうならなくなってしまうこと、彼がそこから遠のくことに恐怖を感じながら、彼次第でメンタルや幸福度が大きく左右されてしまっている。
↑これが起きている、と。
私がこのブログで発信している、どっぷり状態、依存状態、盲目状態とは、このようなことを言っています。
で、こうやって聞くと、その自分を否定したくなったり、私の発信を否定したくなったり、強い抵抗感を感じることがあると思うんですね。
(どうして自分がこの状態である、ということを目の前に提示されると、嫌悪感となったり、強い抵抗感を感じるかについては、長くなりそうなので後日改めてまとめますね。)
とりあえずは、とても抵抗感を感じることが多いと思います。
で、抵抗感を感じるからこそ、その自分を受け取れなかったり、その自分を一足飛びに消そう、治そうとしたり、
どちらにせよ、”その状態ではない自分”に一足飛びになろうとする、が起きていく。
彼や恋愛に依存してしまう、という方ほど、白黒思考、極端思考がとても強い、あるいは強い傾向があるので、それも相まって、一足飛びにその自分を消そうとする、に拍車がかかります。
でも、これらを本当に超えて、幸せな恋愛を叶える、素敵なパートナーと結ばれる、を叶えたいのなら、そのやり方ではなく、前回もお伝えした通り、まずはまっすぐに自分の状態を知る、自覚する、気づく、というところから始めることが大切なんです。
で、こういう感じで、抵抗感を感じるからこそ、まずはまっすぐに自分の状態を知る、自覚する、気づく、というプロセスを飛ばして、一足飛びにその自分を消そうとする、あるいはないものとする、見ない、をしてしまうからこそ、お伝えしたいことが、今日の記事のテーマです。
その依存心も、あなたの状態も、悪ではないよ、ということ、についてです。
その依存心も、あなたの状態も、悪いものや、劣っている、恥ずかしい、というものではありません。
持っていたらいけないもの、持っていたら恥ずかしいもの、ではありません。
持っていたらダメとか、持っているから愛されなくなる、と、一足飛びにそこに帰結しないでください。
そうではなくて、
あなたがそうなった(なってしまった)理由や背景
が、あったと思うんですね。
そこを見てほしいのです。
どうしてもその彼に、どうしても愛してほしくて、どうしてもそれが諦められなくて、どうしてもそうならないことが許せなくて、どうしてもそうならないことが受け入れられない、状態。
↑この状態になる背景には、そもそもあなたの心の中に、大きな穴があったり、寂しさ、痛み、孤独感、分かってほしい気持ち、居場所を探している気持ち、などが、強くあったのではないでしょうか?
彼の存在によって、それがやっと埋めれるような気がして、今までの空虚感がやっとなくなって、報われる気がして、それを達成するために、彼を追い続けている、ということが、(も)ありませんか?
あるいは、恋愛にそれを求めているのではありませんか?
(求めることがいけない、ダメ、ということではありません。)
つまり、あなたの元々の状態として、それくらいの枯渇があったと思うんですね。
そしてさらに、ではなぜ、あなたにそれくらいの枯渇が起きていたのか。
それを辿っていくと、あなたの第1の居場所となる、”家庭環境”から、あなたの心からの居場所がなかったり、どこか満たされない思いがあったり、空気を読まないといけなかったり、本当の自分を出せなかったり、
この部分はその方の環境によって様々なので、ここでは割愛しますが、
家庭環境の時点から、あなたが求めている愛され方、居場所、は感じられず、それが穴となり、寂しさとなり、孤独感となっていたからこそ、彼にそれらを、あるいはそれ以上を、求めるのではないでしょうか。
で、それくらい彼に求めるということは、そもそものスタートである家庭環境、親との関係性の中で、あたなの内側に大きな穴ができており、そくらいの穴ができているということは、
- あなたがありのままの自分を表現できなかったり
- ありのままの自分を愛される感じがしなかったり
- 親の価値観に沿った自分でいないといけなかったり
- あなたらしさや、あなたの主張を出したら、親が強く怒ったり、あなたが委縮してしまうような関わり方があったり
↑この部分もその方の環境によって様々であり、この部分を話すととても長くなってしまうので割愛しますが、
(詳しくまとめているテキストを最後に紹介します)
このような感じで、
- 言いたいことが言えない
- NOと言えない
- 断れない
- 感情を出せない
- のびのびと甘えることができない
- 安心してくつろぐことができない
- いつも顔色を読まないといけない、読んでしまう
- 気を使っていないといけない
↑このようなことが起きていませんでしたか。
そこで抑圧された思いの、
- 本当は分かってほしい
- 本当は気づいてほしい
- 本当は謝ってほしい
- 本当は甘えたい
- 本当は怒りたい
- 本当は叫びたい
- 本当は感情をぶつけたい
- 気づいてほしい
- 今の苦しみから解放されたい
- とても強い不安があって安心させてほしい
↑これを一言でいうならば、ありのままの自分を愛してほしい、ということであり、この思いが取り残されたままだからこそ、
その思いが解消されること、果たされることを、今になって恋愛の相手、彼に対して、無意識で本能的にそれらを強く求めて、そっちに向かってしまう、が起きるんです。
だから、あなたは悪くないんですね。
あなたがそう枯渇するくらい、理解されなかったり、気づいてもらえなかったり、我慢しないといけなかったり、
- 本当は分かってほしい
- 本当は気づいてほしい
- 本当は謝ってほしい
- 本当は甘えたい
- 本当は怒りたい
- 本当は叫びたい
- 本当は感情をぶつけたい
- 気づいてほしい
- 今の苦しみから解放されたい
- とても強い不安があって安心させてほしい
↑この思いが解消されることなく、取り残されたまま、あなたは耐え続けることしかできなかった環境、親からの関わり方、があったということなのです。
だからこそ、その取り残された思いを、今になって解消しようと、今の状態が起きる、ということです。
あなたがそうなってしまうくらいの、外側の関わり方、が、あった、ということなのです。
だから、そうなってしまったあなたは、いけないわけでも、劣っているわけでもないよね?ということです。
むしろ、その思いを取り残されたまま、今まで本当によく頑張ってきたよね、なんです。
以上のことをふまえて、一足飛びにその自分を消そうとするのではなく、ここまで見て、その自分を受け取ってあげてほしいし、そこまでしてやっと、幸せな恋愛を叶えていく方向に向かっていけます。
だから、一足飛びに依存心や、その状態である自分を消すことは違うのです。
その要素が劣っているわけでも、ダメなことでも、恥ずかしいことでもないのです。
あなたの状態は、スタートである、家庭環境、親との関係性から、
- 本当は分かってほしい
- 本当は気づいてほしい
- 本当は謝ってほしい
- 本当は甘えたい
- 本当は怒りたい
- 本当は叫びたい
- 本当は感情をぶつけたい
- 気づいてほしい
- 今の苦しみから解放されたい
- とても強い不安があって安心させてほしい
↑この思いを取り残されたままで、今にいたり、
その思いを解消する方向へ、その思いが解消されること=ありのままの自分を愛してもらうこと、の達成を枯渇しながら、
それを恋愛や彼に求めている状態、なのです。
家庭環境、親との関係の中で取り残された思い、満たされなかった思い、求めていた思いの達成を、相手を親から、今の現実、彼や恋愛、に変えて、スライドしている、が起きている状態なのです。
だからこそ、あなたの依存心や、その状態であるあなたがダメなわけでも、劣っているわけでもなくて、そもそも、その状態になった背景があり、そうならざるをえない環境、親、他者からの関わり方があったということ。
彼に渇望する思いがどんどん大きく膨れ上がるくらい、取り残され、我慢をしないといけない環境や、外側の関わり方があったということ。
この思いを理解してもらうこと、気づいてもらうこと、満たすことを、親に求められなかった、達成できなかった、大きく取り残されるくらいに、ということ。
だからそれだけ、彼に対して盲目に、求め続ける、が起きるのです。
これを、いったんまっすぐ見てほしい、知ってほしい、受け取ってほしい、ということです。
だから、あなたの依存心や、状態が、悪くない、ということ。
このことについて、伝わったでしょうか・・?
冒頭にもお伝えした通り、依存や今のあなたの状態について、悪、いけないこと、などで止めたままにしておくと、その自分をまっすぐそのまま受け取れなくなったり、その自分はいない、と主張したくなったりします。
幸せな恋愛を叶えるとは、恋愛依存状態を超えるとは、ここ(あなたの状態をまっすぐに)を受け取ってナンボです。
だから、受け取らないのはもったいないし、結果として、遠回りになります。
あなたが幸せな恋愛を叶えたい、かつ、叶っていなくて強く求めているのに叶わない、どうして、という状態だとするならば、ここまでの記事をよく読み、そこから見ていくことをおすすめします。
この記事の最後に、あなたに今起きている、
- 彼や恋愛に依存している状態
- どっぷりとなってしまっている状態
- 盲目になっている状態
の根底にある、家庭環境や親との関係によって、どうしてそこが繋がっているのか、それらによってどう恋愛に影響していくのか、そしてその超え方、などについては、こちらのテキストにまとめていますので、気になる方はお読みください。
参考になりましたら、幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。