医師、医師生活の沼にハマる③ | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

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文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
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■てしまクリニック 3月休診予定
【クリニック休診・院長休診のご案内】
3/18(金):休診いたします。
3/26(土):手島院長が休診し、非常勤医師(形成外科医)2名での診療となります。


ご不便をおかけし申し訳ありませんが、ご来院の際はご注意ください。

 

こんにちは。

もものマークのクリニック 院長てしまですニコニコ

 

私が最近ハマった韓国ドラマ『賢い医師生活』へのとめどない愛を

誰にも頼まれていないのに語る連載、3回目です。

 

前記事はこちら→

 

私を『賢い医師生活』の沼にハメた張本人、ライター渥美 志保さんが著書でもコメントされていますが、

げに恐ろしきその本はこちら下矢印

 

 

『賢い医師生活』の魅力に

 

既存の医療ドラマにありがちなもの──医師どうしの出世競争や、医療と経営の対立、大事件が発生する展開などは、このドラマにはない。ついでに言えば、男性医師を狙う女性看護師とか、女性看護師を弄ぼうとする男性医師といったステレオタイプも皆無

 

という点が挙げられます。

 

病院勤め経験者からすると、出世競争も経営陣の横ヤリも医師と看護師のアレコレも、現実世界ではぶっちゃけ紛れもなく見聞きします。

そして、んなもんドラマよりリアルのほうがよっぽどえげつないので、わざわざドラマで見る必要なぞないし見たくもないのです。
 

私が『医師生活』を好きな理由、そのひとつが、「医療を支えるスタッフにしっかりと目を向けているところ」。
 

彼らは病院において、主治医に比べると患者さんからは認識されづらいが、確実に医療を担ってくれている、かけがえの無いない存在です。
 

クローバー外科病棟の隅々まで目を配る看護師長

クローバー親の代わりに術後の乳児を抱っこしミルクを与えるNICUの看護師

クローバー移植治療の現場でドナーとレシピエント双方に配慮する移植コーディネーター

クローバー救急搬送された患者を適切な初期治療で救命し専門医へとつなぐ救急医

クローバー外科手術中に匠の技で画像診断を行い治療をより確かなものにしてくれる放射線科医

etc


とかく外科が舞台の病院ドラマでは、手術を行い治療をする医者がスター的に扱われ、感謝の対象になりがちですが、主治医ひとりがいたところで、出来ることなんてほんの一部でしかありません。


本ドラマのメインキャストの名医たちは、そのことを十二分に理解し、奢ることなく、自分達を支えるひとびとに大いなる敬意を抱いています。

そしてその気持ちを、折に触れて言葉や行動で表すことを忘れません。


なんて素敵なチーム...ちゅー
 

ドラマ製作陣の取材力に脱帽です。

ていうかもう、製作陣が医療コンサルタントやれるんじゃねえの、ってくらい。

「理想の病院作りのアシスタント」とか。


…いや、分かっております。理想的すぎてファンタジーだってことくらい私にも。

 

しかし、医者にこんないい夢見させてくれる医療ドラマ、ホント見たことありませんてマジで笑い泣き
(続)

 

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下矢印こちらの記事もご覧ください