3/18(金):休診いたします。
3/26(土):手島院長が休診し、非常勤医師(形成外科医)2名での診療となります。
ご不便をおかけし申し訳ありませんが、ご来院の際はご注意ください。
こんにちは。
もものマークのクリニック 院長てしまです
しばらく、医療ネタとは離れた記事をupするつもりだったのですが予定変更。
先週末に東京マラソン2022が開催された東京。
そこで走ったという患者さんが、てしまのブログを読んで受診されました。その理由は
爪下血腫(そうかけっしゅ)。
爪下血腫とは、つま先がしめつけられたり繰り返し靴にぶつかったりした際、爪の下に出血し、血が溜まって痛くなる症状です。
いわば「爪の下の血マメ」。
同じ機序で血よりももう少し薄い浸出液が溜まる爪下水腫(そうかすいしゅ)もあります。こちらは「爪の下のマメ」とでも申せましょう。
見た目的には爪の色が変わるとともに、爪の周りが少し腫れたようになります。
↑過去記事から引用した爪下水腫の写真
マラソンやスキー&スノボなどのスポーツ後に発症することが多いので、東京マラソンのような大舞台の後には、ひそかに爪の痛みに呻いているかたもそれなりの数いらっしゃるかもしれません。
ところで、今回受診した患者さんが果たしてどのブログを読んでくださったのかなと、過去記事をつらつらと眺めてみました。
すると
爪下血腫&水腫ネタ1本目(2015年3月29日)
爪下血腫&水腫ネタ2本目(2017年3月28日)
爪下血腫&水腫ネタ3本目(2020年3月22日)
ご覧の通り、ものの見事にすべて3月の記事。
そして今回も3月。
やはり、3月は爪下に異変の起こる月なのかもしれません.....
皆様も、つま先の健康にお気をつけてお過ごしください。
ちなみに、最近爪に穴を開けるときは、ネイルマシンよりもこちらのドリルを使うことが増えました
こちらで開けると、穴がより大きくしっかりと開くので、上の記事で紹介したようなドレーンを入れなくても大丈夫なことが多く、便利です。
電動ドリルと比べて血液が飛び散りにくいのもメリット
医療器具でないのに治療に便利なグッズを見つけるとウキウキします。趣味の一環と言えないこともない。
そんなわけで、東京マラソンで走った人の爪があんまり痛くなっていないといいなあと思う今日この頃です。
どうぞお大事に。
こちらの記事もご覧ください