ユークリッド空間の音 -11ページ目

「R. I. P.」

「ダイナモの音 うねる坂道 憧れのギア いじった誰か

 ザリ釣り帰り 謎のサーチライト 始まり探し 迷ったら夜

 不思議が忘れるくらいあった

 そのいくつかの魔法はもう解けてしまった」

 

 R. I. P.(BUMP OF CHICKEN)

 

もしも昔に戻られるのなら。

大学1年生の4月1日を望むかもしれない。

ピアノのサークルに所属し

暇があればピアノを弾きにサークル棟に行っていました。

 

ちょうど携帯電話やPHSが普及しつつある頃のことでした。

世事に疎い自分は持っていませんでしたが、

文化祭でコンサート&喫茶店をするにも

サークルの仲間の家で遊ぶにも

楽しかった記憶があります。

 

メイド服・ナース服着て女子に「参った」と言われたのも

この頃のことだったと思う。

 

勉強がちょっと疎かになっていたので

もう少し頑張っていたかったなあと思います。

 

 

実際には昔に戻ることはできません。

勉強が足りなかった事実は事実として残ったままです。

 

今、もし勉強がしたいのなら

今勉強を始めるしかありません。

 

 

 

 

 

「そこに君が居なかった事 分かち合えない遠い日の事

 こんな当然を思うだけで すぐに景色が滲むよ」

 

 

 

 

近年は住んでいる所の一帯が

大雨による洪水で沈みましたが、

その氾濫が原因となった小田川は

実は昔から何度か洪水を引き起こしていました。

 

自分も小学生の社会の授業で

そのことを習った記憶があります。

少なくとも〇田小学校の同学年のみんなは習ったはずです。

 

父の話でも、

一度、大雨で小田川の氾濫が危ぶまれたときがあり、

その折には土嚢を積む作業に駆り出されたと聞きました。

 

 

結局は、何十年に一度とはいえ、

起こるべくして起こったと言えるのかもしれません。

起こってしまったことは覆らない。

 

今はただ、

昔から小田川のことを伝えてくれた先人の功績と

現在の真備があることに

感謝することしかできません。

 

 

 

昨年からは世界がコロナ禍の只中にありますが、

自分は去年の今頃、

「ひょっとしたら今年中に死ぬかもしれない」

と本気で思っておりました。

生活が立ち行かなくなるかもしれないと思っておりました。

 

そうでないのは

幸いにして生きているのか、

不幸にして死んだわけではなかったのか。

 

 

 

 

 

「ここに誰が居たかっただろう それが僕にもなり得る事

 こんな当然を思うだけで 眠れない程怖いんだよ」

 

 

 

 

 

ゲーム「ドラゴンクエストⅤ」にて

主人公がとある目的のために

時間を遡り、幼少期の自分に会いに行くというイベントがあります。

幼少期の主人公は、故郷で幸せに暮らしていましたが、

その後、父と共に旅に出、

目の前で父を惨殺され、

自身も苦難の荒波に飲まれていくことになります。

 

大人になって時間を遡った主人公は、

幼い主人公を見てどう思っただろう。

 

小説版「ドラゴンクエストⅤ」では

その辺りのことが劇的に書かれています。

 

「時はけっしてそんなふうには流れなかった……ここに送られたのは、父との邂逅を果たすためではない」

 

「どんなに熱望しようとも、為されなかったことがらを為してはならない。すでに為されたことがらを、忠実になぞらなければならない。さもなければ、世界が壊れてしまうのだ」

 

「過去は未来に追いつけない。追いついてはいけない」

 

 

この世界はゲームの世界とは違いますが、

過去の自分の運命を変えることは

今の自分の存在意義を否定することに他ならないかもしれない。

 

 

もしも時間の遡行が可能なら、

「因果律」という言葉は定義が違っていたかもしれません。

結果が先にやって来て、あとから原因が来ることもあったかもしれません。

そうでないのは、

自分があまりに無知ゆえのことか、

あるいはこの世界は物理的に(意図的に?)束縛されているからゆえの

ことかもしれません。

 

BUMPの曲が「今」に焦点を当てていることが多いのは、

やはり過去と未来があってのことだと思います。

今が変えられる(今しか変えられない)のは

変えようのない過去がいつも指針を与えてくれるからだと思います。

 

だから今どんな苦難の中にあっても

過去のどんな輝きも

今に勝る光にはなれないのではないかと思う。

 

今の自分の中には

自分の過去のすべてがある。

今の自分は過去の自分に負けられない。負けてはいけない。

 

おこがましくも

そうありたいなあと改めて思いました。

 

 

 

「アドバルーンの下 催事場のヒーロー

 光化学スモッグ 手を引かれた野球帽

 地球で一番 幸せだと思った あの日の僕に 君を見せたい」

 

 

 

 

図形解説動画

近年YouTubeの投稿を始めてから

パソコンに元々備わっている機能で

音声を録音したり

動画(静止画?)を編集したり

そんなことができることを知り

何か色々やってみたいなあと思うようになりました。

 

 

手始めに図形の解説動画作ってみました。

 

 

動画というか

静止画の連続+音声です。

 

 

出来は……「参加することに意義がある」ということで。

 

 

 

 

 

 

 

先天的INFPか

MBTIの性格診断

 

 

「INFPタイプ」(仲介者、(他ページでヒーラーなど))

 

との診断を受けました。

 

 

 

これ、先天的なものだろうか。

生きてきた途中で他の性格から

INFPになった可能性はないだろうか。

 

そう考えて子供の頃のことと

INFPの子供の傾向を突き合わせてみて

「一致してるな」「違うな」という点を見てみました。

 

 

・「国語・作文が得意」

 

国語が不得手とは思わなかったのですが

作文は得意ではなかったなあ。

読書感想文はあらすじをなぞって書くタイプでした。

 

 

 

・「社会科や道徳などにも興味を示すが、詳細まで暗記する勉強は嫌い」

 

うん、興味があることは好きでした。

興味がないことは憶えられませんでした。

 

(今も)

 

 

 

・「宿題は大抵一人でやる」

 

友達とやる、という発想はなかったです。

夏休みの宿題では

8/30くらいまで残った自由研究について

見るに見かねた親が手を貸してくれたことはありました。

 

 

 

・「遅刻しても気にしないことがある」

 

「遅刻しない」をマイルールにしていました。

 

 

 

・「ちょっとした事ですぐに泣き出したり、感情を昂らせる」

 

滅茶苦茶よく泣いてました。

 

 

 

書いていくと限がないのですが

おおよそ7割くらいの項目で当てはまったので

昔からの性格なのではなかろうか。

ふわふわした感じで暮らしていましたが

割とその中でも約束事には几帳面な感じのINFPだったと思います。

誤字奮闘記

投稿用小説を印刷しました。

 

 

 

 

 

 

 

案の定、誤字がありました。

 

 

 

 

 

 

 

163枚中20枚以上!!

 

 

 

かつてない記録です。

 

 

 

 

 

今回は原因がはっきりしています。

作中に「〇△□」という建物の固有名詞(創作)を登場させました。

作中作の中に「◇▽□」という建物の固有名詞(創作)を登場させました。

読み方が似ていて漢字が違います。

 

このふたつの使い分けの間違いがありました。

 

 

 

加えて

「〇▽□」

という前述ふたつと似て非なる名前を誤って勝手に作り出しておりました。

 

 

なぜパソコンデータの段階で気付かなかったのか。

勘違いしていたのに気付かなかったというのが

一番の要因ですが

そんなに気付かないものかね……。 (´・ω・`)

 

 

まあ投稿前に気付けただけ

よかったと思います。

 

 

対策としては

検索を活用するのがよさそうです。

特に固有名詞の場合。

似た固有名詞が出てくる場合。

 

 

紙がもったいないです。

江戸時代だと大変なことだけど

現代でも大変なことです。

ちゃんと計算用紙にするよ……。

 

 

 

投稿してから第一次選考発表までは

ドキドキの日々です。

最近投稿している賞では第一次選考は現時点で

 

6/7(7回中6回)

 

の突破率です。

すげえ奇跡的な数字で自分でもびっくりしてます。

 

第二次選考突破はまだならず。

 

 

 

とりあえずは今回も第一次で拾って頂けることを祈ります。

梓を見上げる

5月上旬締め切りの小説投稿に向けての作文が

何とか完成にまで漕ぎつけられました。

 

近年のゴールデンウィーク恒例の

推敲・見直しの段階に這入ってます。

 

 

明確に

「ここ直したいなあ」

「ここ付け加えたいなあ」

という箇所があれば進むのですが

何を直したらいいのか判然としないときには

とりあえず全体をざっと読んでみるも

「どうしようかなあ」と漫然と過ごしてしまうことが多いです。

 

 

印刷までになかなか踏ん切りがつかない。

 

(↑INFP)

 

 

 

誤字もチェックしますが

いつも印刷してから発覚するものがあります。

ただまあそれだけチェックしていると

最終的な誤字はかなり少ないのではなかろうか。

 

 

今回は……第一次選考突破できるかな。

ネタ「妖怪ポスト」

たかし「アマビエって知ってる?」

あきお「ああ 疫病を治してくれるっていう話題の妖怪?」

たかし「うん」

あきお「君 妖怪信じてるの」

たかし「うん」

あきお「そうか」

たかし「美輪明宏さんとか」

あきお「美輪さんね」

たかし「うん」

あきお「違うね 確かに人間を超越されてる感じはあるけどね」

たかし「違うの」

あきお「そうだね」

たかし「妖怪か神かで言えば」

あきお「神だね」

たかし「ああ…… オオカミの」

あきお「モロね」

たかし「妖怪のことなんだけど」

あきお「うん」

たかし「江頭さんは」

あきお「違うね」

たかし「妖怪か神かで言えば」

あきお「神だね」

たかし「神かぁ」

あきお「ズボンに腕突っ込んで『ドーン!』でしょ

     そんな妖怪いたら怖いでしょ」

たかし「怖いね」

あきお「そうでしょ 神社で遭ったらトラウマだよ」

たかし「神ならできる?」

あきお「できるよ 万能だから

     トーガに腕突っ込んで『ドーン!』朝飯前だよ」

たかし「神々しいね」

あきお「騒々しいけどな」

たかし「だから神の姿は見えないのか」

あきお「いい所に気付いたな」

たかし「妖怪って言えばさ」

あきお「うん」

たかし「アニメにも登場してるよね」

あきお「ああ 妖怪ウォッチとか」

たかし「ぼくの世代では断然鬼太郎」

あきお「ゲゲゲの鬼太郎か」

たかし「カランコロンは下駄の音」

あきお「歳がばれるぞ」

たかし「4期でも歌ってるもん」

あきお「ビミョーに詳しいな」

たかし「5期の鬼太郎の声優はみゆきち」

あきお「みゆきち言うな 沢城みゆきさんね」

たかし「妖怪ポストってあるじゃん?」

あきお「ああ 人間からの相談の手紙が届くポストね」

たかし「鬼太郎がチェックして 目玉の親父さんと相談する」

あきお「で どんな妖怪の仕業だろうって流れだな」

たかし「いっつも妖怪の仕業よな

     たまにはエルニーニョの仕業でもいいのに」

あきお「そういう手紙は良純さんとこに行くから」

たかし「浜ちゃんの仕業かもしれんのに」

あきお「まあ時々起こるムーブメントはそうかもしれん」

たかし「ちょっとぼくが鬼太郎やって手紙持って来るからさ

     どんな妖怪の仕業か考えてみてよ」

あきお「俺が親父か」

たかし「じゃあポスト確認して家に這入ってくるところからやるから」

 

 

たかし「ウィーン」

あきお「なんで自動ドア」

 

たかし「カランコロンカラン」

あきお「喫茶店じゃねぇよ」

 

たかし「ウィーン」

あきお「自動ドアじゃねえっての」

たかし「妖怪『扉開け』がいる」

あきお「妖怪の仕業かよ」

たかし「勝手に自動ドアを開ける妖怪」

あきお「自動ドアじゃねぇか」

 

たかし「カランコロンカラン」

あきお「喫茶店じゃねえっての」

たかし「カラン コロン カラン コロン 父さん手紙です」

あきお「下駄の音かよ」

 

たかし「ウィーン ピヨ ピヨ ピヨ 父さん手紙です」

あきお「いい加減音ボケやめてくんないかな」

 

たかし「父さん 手紙です」

あきお「うん 何て書いてる」

たかし「『この前母さんが動く傘を見たんです』」

あきお「それは唐傘お化けの仕業だな」

たかし「『でもわからないんです

     その妖怪は「雨降ったら困るなあ」と言ってたんです』」

あきお「じゃあ唐傘じゃないのか

     唐傘は使ってくれない傘が妖怪になったもんだからな

     自分が傘なのに自分全否定だな」

たかし「『でもわからへんねんな

      その妖怪は「コンビニで間違えるなよ」ていうてたんやて』」

あきお「じゃあ唐傘か

     コンビニで間違えるのといえば他人の傘と

     アクエリアスとポカリスエットと区別くらいやからな」

たかし「『でもわからへんねんな』」

あきお「これミルクボーイさんの手紙だろ」

 

たかし「父さん手紙です」

あきお「うん」

たかし「『怖いんです わたしの心を読んでくる人がいるんです』」

あきお「人の心を読むとは これは妖怪さとりの仕業じゃないか」

たかし「『何も喋ってないのに こちらの心を悟ってくるんです』」

あきお「これは間違いなさそうだな」

たかし「『あんまりさとりっぽい外見はしてないんですけど』」

あきお「妖怪は色々な姿をとる者もいるからな」

たかし「『でもまだちょっと信じられません 妖怪だからって』」

あきお「そういう能力がありと言えばあり」

たかし「『ありですか』」

あきお「ていうかお前もさとりだろ」

 

たかし「父さん手紙です」

あきお「うん」

たかし「『アフラックのがん保険が変わりました』」

あきお「お化けは死なないから」

 

たかし「父さん手紙です」

あきお「うん」

たかし「『凄いオーラを出している人が人生を変える助言をくれたんです』」

あきお「美輪明宏さんだろ」

たかし「美輪さんは人間だぞ!」

あきお「黙れ小僧!」

 

たかし「父さん手紙です」

あきお「うん」

たかし「『さっきの手紙のご用事なあに』」

あきお「うわあメルヘン」

 

たかし「父さん手紙です」

あきお「うん」

たかし「『なんか大声で結果が発表されました』」

あきお「浜ちゃんかな」

 

たかし「父さん手紙です」

あきお「うん」

たかし「読まずに食べちゃいました」

あきお「お前白ヤギさんか」

たかし「黒ヤギさんです」

あきお「どっちでもええわ」

 

たかし「父さん手紙です」

あきお「うん」

たかし「『わたし大悪魔サタンを見てしまったんです』」

あきお「サタンとは凄いな」

たかし「これ悪魔くんに任せた方がいいんじゃない?」

あきお「水木さんの編集者みたいたことは言わんでええから」

たかし「『サタンは本で見たような外見をしていました』」

あきお「情報もわかっとるんなら対処しやすいな」

たかし「『あれは人の体をしていましたが 顔は』」

あきお「顔は?」

たかし「『黒いヤギでした』」

あきお「お前やないか」

 

 

 

(フィクションです)

空想jumble

5月に締め切りの小説投稿のため

ラストスパートをかけています。

例年よりペースが遅かったので

ちょっと焦ってます。

 

 

なので音楽の創作を今は一時中断。

一応「桜」と「コラール」みたいな題材を考えて

ピアノで音を確かめたりしてますが

纏める作業はまだ手が付かず。

 

 

ピアノは体力のもつ限り

練習しています。

今弾いている2曲は大分暗譜しました。

ミスタッチはまだまだ多いです。

 

 

漢字検定1級の勉強は

問題集を解いてみる段階に這入ってみました。

全体でおよそ7~8割の出来なので

運が良ければ受かるかもしれない。

熟字訓が課題です。

 

 

INFPは本来1つのことに力を注ぐ傾向があるそうで

自分は殊にキャパシティーが小さい。

小さいのにやりたいことがたくさんあるので

ちょっと困ります。

 

 

新しい環境での作曲は

現在3作となりました。

まだまだ至らないのですが

個人的には「月への階段」が思い入れが強いかもしれない。

自分のペンネームに「月」の字使ってるし。

もう一度動画を貼ってみます。

 

音量のバランスをもう少しいじればよかったかな……。

 

 

 

【記録更新】ロックマン11 FP 歯車城ステージ1 1:36:48 ノーダメージ

ロックマン11より

ファミリープレートの歯車城ステージ1の

リプレイ動画です。

 

 

武器エネルギーの補給箇所が多々あるので

パイルドライブをいかに使うかが鍵のステージでした。

操作がかなり忙しいことになっています。

 

最後近くの点滅ブロック箇所ののコース取りは

見つけるのも成功させるのも苦労しました。

 

 

 

岡山県俳句作家協会第37回俳句大会投稿作品

甥っ子の気付く雑煮の県民性

 

 

 

 

ラムネの栓開けてあげるだなんて卑怯

 

 

 

 

見知りたる道の見知らざりし月夜

 

 

 

 

秋灯やスリッパ持参の新塾生

 

 

 

 

街灯の等間隔や霧深し

 

 

 

 

雪女音声のみのユーチューバー

 

 

 

 

 

「僕が持ってるものなら」

「僕が持ってるものなら

 分けてあげられるけど

 なぜか 君が求めてるものだけ

 持ってないんだ」

 

 僕が持ってるものなら(秋元康)

 

 

この曲を聞いて

涙がボロボロ出てきました。

 

 

 

 

 

「物を集める」という趣味は

あまり自覚はしていないのだけれど

考えてみると好きなゲームを集めたり

BUMP OF CHICKENのCDを集めたり

楽譜を集めたり

本を集めたりしています。

 

 

2年ほど前、ピアノは水に浸かったのだけど

楽譜はほぼすべてが無事でした。

ラヴェルもドビュッシーもアルカンも

BUMPもドラクエもFFも。

昔先輩と「連弾しましょう!」と買った楽譜も。

 

何か意味があるのかもしれないと大切に保管し、

今、家には新しいピアノがあります。

 

 

わたしが持っているアルカンの練習曲の楽譜はひとつだけど、

最初はアルカンがそれを書き下ろし、

沢山の演奏家や音楽家がそれに目を通し、

今も自分と同じようにアルカンが好きな人が

一緒の楽譜を見ているはずです。

 

もしわたしがこの楽譜を他の方に見せたら

その人もこの楽譜に籠められた意味を汲み取ることができます。

素敵な曲を知る人がまたひとり増えることになります。

 

 

例えば自分だけの為に描かれた絵は

その人にとって特別なものになることが多いけど

その価値は描き手の思いを抜きにしては語れないし

また手にした人にとってはまさに唯一無二のものになります。

それだけにとどまらず

そのエピソードを知るだけで

第三者でも人と人との関わり合いを

知ることになります。

ひとつの「物」が

沢山の人々に影響を与えることになります。

 

 

今更ながら、「物」というものの価値の側面に

思いを馳せてみました。

 

 

「僕が持ってるものなら

 全部あげたっていい

 それで君が泣き止んで

 微笑んでくれればいい

 僕が持ってるものなら

 たった一つのものでも

 この世に生まれた命の意味と

 交換しよう」

 

 

自分は何を持って生まれたんだろうか。

誰かの為になれる力があるんだろうか。

色々な方々に助けられるたびに

そんなことを思います。

 

ただ自分は

自分以外の色々なこと・人に「助けてもらう力」だけは

持ってるかもしれない。

世界の不思議を追い続ける力も

ひょっとしたらあるかもしれない。

口下手で引っ込み思案で

あまり心の裡を言葉にできなかったり

SNSでもコメントをすることができなかったりするけど

周囲の方々のお蔭で生きていることははっきりと感じて

ありがたく思っています。

 

 

相手が文房具とかなら

捨てるときに「今までありがとう」とか言う勇気はあります。

 

 

このブログも

続けている理由の一つに

「素敵なことを伝えたい」

というものが挙がるかもしれません。

色んな曲とか歌詞とか

ちょっとした日常の発見とか。

 

 

 

 

 

 

「何をすれば人間として

 胸を張って生きられるのか?

 何度も問いかけてる

 やさしさなんて偽善だろう」

 

 

自分の尊敬する方々は

「愛」について、「今」について

言及される方が多いです。

 

自分はまだ未熟で

「愛」って何なのか

言葉のぼんやりとしたイメージ以上のことを

具体的に説明することはできません。

 

ただ、「何だか素敵なもの」ということは

直感的に感じています。

 

ちょっと個人的な考えだけど、

「愛を知ること」は不可逆だと思う。

もし愛に恵まれずに育ったとしても

一度その愛というものに接することができたら

恐らくその感覚を一生忘れないんじゃあないだろうか。

 

そんなことを色々考えて

愛や感謝を与えることって

結構凄い事なんじゃないかと思いました。

 

愛や感謝はに与えてもなくならないし

ひょっとしたら自分の中でさらに大きく、多くなっているかもしれない。

互いに生きる勇気や希望を得ることもできるかもしれません。

かりに身の回りの物を失ったとしても、

それを持っていた自分の思いや記憶、

それによって得られた知識は自分の中にあり、

そういう自分が過去に確かに存在したことを

思い起こさせてくれるかもしれません。

過去のすべての自分が今に繋がっていることを

感じさせてくれるかもしれません。

 

 

 

曲は3拍子です。ワルツみたいな感じ。

童謡のような短調の旋律が印象的です。

語り手の揺るぎない決意を表しているようです。

この歌詞に凄くマッチしていると思う。

 

 

 

「僕は何を持っていて

 何を持っていないのか

 それが当たり前だった

 しあわせなんかいらない

 僕は何を持っていて

 何を失ったのだろう

 君に何かを与えられるなら

 愛しかない」

 

 

リンク → Youtube「僕が持ってるものなら」music video