今回は
地域の小学校に通う
軽度難聴のお子さんの
お母さんからです。
これまでの連載
1学期から
学校とは連絡帳でやり取りするのですが、
学期中に相談したことが、2つありました。
1つめは、予備の補聴器電池をどう管理するか?
ずぼらな母なので、家で電池交換を定期的にしておらず…
(私が小さい時は、親と一緒に、2週間に1回日曜日に交換していました)
授業中に電池が切れたと本人から報告をもらって、
予備の電池を持って行くことに気づき。
本人が管理&電池交換できるが、
小さいものなので何かあると心配。
ランドセルに入れて保管するか?
先生が可能なら管理してもらえるか?
確認しました。
これについては担任が管理しますと、快くOKいただきました。
2つめは、プールの授業のとき、いつ補聴器を外すか?
着替える場所は教室ではないので、どこかに置き忘れそうだと思ったのですが、
本人と話し合い、教室内で外して、プールバックに入れておくことにしました。
補聴器したままお風呂に入ってきたことがある長女なので、
もし外し忘れたらどうしよう!?とドキドキしていましたが、
大丈夫だったようです。
補聴器をつけるタイミングは、教室に戻ってきてからつける、と言っていました。
そのころには髪も乾いているだろうし、
今のところ故障などのトラブルは起きていません。
周りの子と
令和5年の4月からは徐々にマスクがとれ、
こどもたちも低学年はマスクなしの子が増えていたので
コミュニケーションに問題はなさそうでした。
ただ。
担任以外の先生の名前を知らないようで。
みんな「〇〇先生」と呼んでいると思うのですが…
あの先生はどなた?と聞いても「わかんない」と返事されます。
これは難聴ゆえかわかりません。
2学期にはいり、ぼちぼち他の先生の名前がでてくるようになりました。
また親との会話で手話があるので、
それを見て他のこどもたちが「手話教えてー!」と声をかけてくれたり
「私手話できるよ!」と幼稚園の時にやったという手話歌を披露してくれたり。
授業参観でのぞいたときに、
ちょこっと手話でやり取りしている雰囲気もあり、
親としては嬉しい限りです。
つい先日
問題をあまり感じない日々が続いていたのですが、
この連載を書いているタイミングで、
親として対応を考えさせられることがありました。
今回最終回としたのですが、もう一回続きます
ある夜長女から言われた一言とは…
次回は10月6日(金)お楽しみに
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これまでの連載は
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もいもいに関わってくださった
お母さんがた、難聴の女子大生、社会人の
「その時の思いを書いてくださった」記録です。
ぜひお読みください
参考までに…
●重複児を育てる保護者の連載
●ディナーテーブル症候群(家族との晩ごはんで聴覚障害児が疎外感を感じる、孤立するようなことを言います)
●こどもが就学するまで~
●補聴器を付けた赤ちゃんを抱っこして~
●ほかいろいろ…