元証券会社ディーラーで現不良デートレーダーの気まぐれブログ -27ページ目

引後のコメント 10/3

今日は最初から野村不動産(3231)とスター・マイカ(3230)の2銘柄に集中することに決めていた。

野村不動産は大型株なのでビックカメラのイメージで相場に臨んだ。

私の尊敬する三村君があの動きの少なかったビックカメラで初日100万ぐらい儲けたとSPAに書いてあったので仰天した。

計算すると100単位ぐらいはトレードしていることになる。そこで私は今回の野村不動産は思い切って2000株かわいく行くことに決めていた。思ったよりも高いところで寄り付いたのでちょっと怖かった。結果はビックと一緒でちょっと上に行っただけで下に落ちてきたのですずめの涙の利益でポジションを閉じた。前場はもみあいだったが、後場に入ってから爆騰。後場の展開を朝から期待していたのだが傍観。

 公募で買った分は半分だけ売り、残りは年末ぐらいまで持ち越す予定。公募で買った分の方が儲かるなんてデートレーダーとしては情けない。でもゴメスやミクシィ当たったら今の相場だったら確かにデートレードよりは効率がいいだろうな~。

 スター・マイカはリバウンド狙っていたのだが様子見しているうちに上がってしまった。2単位でもいいから買わないといつまでたってもリバウンドの達人にはなれない。三村君は暴落した銘柄を拾うのもうまいんだよな~。来週あたりのSPAにまた儲かりましたってコメントを期待しています。彼は平凡な大学を出たらしいがデートレーダーとしては偏差値80以上の超一流だ。

夜間取引について

株ドットコムがオークション形式の夜間取引をスタートした。

マネックスがすでに夜間取引を行っているが終値取引のみだ。

PTSが新たなスタートを切ったということでは最低限の評価はできるが問題点が多く本格的に普及するかどうかは非常に疑問だ。


まず問題点を挙げると

  少なくともネット証券各社と合同でやらなければ流動性の点から意味が無い。

  マネックスは終値取引のみ、楽天、イートレード連合はこれから別にスタート、松井も別にスタートと各社自前のシステムを使いたくてしょうがないのか対応がばらばらである。

  そこにはユーザー不在で証券会社側の論理で進んでいるようにしか思えない。

  PTSを成功させるためには早急にシステムを統一してネット大手5,6社の投資家が東証のように同じ土俵で参加できるようにしないと利便性、流動性の部分から投資家に見放される可能性がある。

個人的な予想では現時点では口座数などの力関係からイートレード、楽天連合が有利なのは間違いなく、将来的には他社がしぶしぶ歩み寄ることになるだろう。

不思議なのが東証、大証以外の地方の証券取引所(名古屋、札幌、福岡)の対応である。

このままでは東証に吸収合併されるしかないのに何も手を打てないでいる。

本来地方証券取引所が参加するべきことではないだろうか?

私が経営者だったら海外直結の24時間取引のPTSを作るウルトラCを考える。

最初は日本株だけをやるがインフラが整えば全世界の株式市場にアクセスできるようにするだろう。



引後のコメント 10/2

今日は新しい月のスタートだ。NYは小幅下落だったが朝方の短観が予想よりもよかったので主力株を中心に力強い展開だった。反面新興市場は軟調な銘柄が目立ち、資金は1部の大型株に向かっているのがわかった。新規上場のスター・マイカは強そうだったのと参加者が多かったので最悪すぐ逃げられると思い初値買いで参加した。上値が重そうだったので例によってすぐに投げ少しのやられでロスカットした。結局ストップ安売り気配で引け。新光証券主幹事がなぜかこういうのが多い。ハイパーも弱いし。フルヤ金属は相変わらずボラが高かったが板が薄く手を出しづらい。よくもここまで上がったものだ。他にはあまり目だった銘柄はなかった。

今月(9月)を振り返って

今月は難しい展開が続いた。アノマリーで9月は弱いというようなことを言っていたのでまあ弱いんだろうなぐらいにある程度気持ちの準備はできていた。とはいっても積極的にショートから仕掛けるほどの自信もなかった。IPOはミクシィまでめぼしい案件が無くミクシィも初値が高騰してしまったので手が出なかった。結局ミクシィにしてもネットエイジにしてもうまくリバウンドを拾うかどうかでパフォーマンスに差が出たような気がする。初値後アルファクスとフルヤ金属が爆発した。この2つを引っ張れれば大もうけできた。またポジショントレードでもアルクやNICなど安いところを拾っていれば利益が出たのでいろいろとチャンスはあった。

 10月は日計りだけでなく短期のONポジションをある程度やってゆきたい。


引後のコメント 9/29

昨日のNYダウが最高値圏と強い展開。しかし、昨日東京は強すぎたので上に行くかどうか半信半疑だった。結局寄天の銘柄が目立った。JASDAQ平均は後場に入ってからも上昇したが、何が上がっているんだろうと思った。直近ではフルヤ金属が上場3日目にしてはかなり元気ですごいボラティリティ(変動幅)だった。ミクシィは寄付が安値だったので結果的に買っておけば儲かった。結局前場は手が出ず、後場に2銘柄ほどしこんでONすることにした。

今日の前引後のコメント 9/28

今日は朝から気分が悪かった。9月いっぱいメインで使う予定のGMO証券がシステムトラブルで朝から発注ができなかったのだ。新興系のネット証券だけにこういうこともあると思ったが10月に入ってからにしてほしかった。手数料体系が頻繁に変わったりGMOにはいろいろ振り回されている。

 寄付から目をつけたいくつもの銘柄が順調に上がっていくのをはがゆく思いながら見ていた。ハイパーはいけそうだったのでIPOに久しぶりに初値参加しようと思った。サブ証券の松井で5株だしっぱーにしたら他買う余力が無くなってしまった。結局2株に途中で減らしたので余力がもったいなかったが。ハイパーは80万で寄り付いた後買い板が結構残っていたので安心していたら、80万の板がばかすか売られたのでまたかと思い、こらえきれなくなって成行売りしたら81万まで大口の買い。しまったと思ったが後の祭り。結局81万で売れてしまった。なんかちぐはぐ。その後すぐに買い気配になりぐんぐん上がっていったのでなんかすごく損した気分。上値で乗ると勝率がものすごく悪いので仕方なくそのまま指をくわえて見守った。今日は気分が悪いので前場だけにしようかな?

 昨日のNYがほぼフラットで返ってきたのに今日もかなり強いリバウンドの動き。このまま回復すればと思うがはたしてどうか?

今日の引後のコメント 9/27

今日は1日を通じて日経平均、JASDAQ平均などの指数は強かったのだが。

値上り上位の銘柄を見るとインスペック、アストマックス、NIC、アルクなどよくここまで売られるなあという銘柄の自律反発が中心だった。これらの銘柄は10%前後は上昇しているのだが、最近の下げがきつかったため、日足を見てもちょこっとしか戻っていない。今日だけでは焼け石に水のような気もする。まあ明日以降の展開に期待だ。

フルヤ金属(7826)の検証

今日のフルヤ金属(7826)は面白い展開だった。

寄付前はいつものように激しい駆け引き。

寄付前の板は最初は買い気配だったが寄付数分前には売り気配となり結局前場スタート段階では売り気配スタート。

この状況だと私を含めて寄付を見送った人が多いようだった。

みんな直近IPOの悲惨な状況で相当慎重になっているのが手に取るようにわかった。

ところが公募割れ間違いなしと思われた瞬間9時01分に公募と同値で寄り付いた。

おそらく大口の買いが入ったのだろう。

それから下値不安が無いのを確認してみんないっせいに買いが入った。

しかし、板が薄いので私は見送り。もし大口の成行の売りが入ったらあの板ではたちまち値を崩されてしまう。(現に引け際30分は損益確定の成行の売りが連発して急落する展開となった)

結局安値は公募価格の1 TICK下の9990円ということになり今回は勇気を持って早く買った人に軍配が上がった。

結局様子見しているうちに順調に値段を上げて行き前場9時19分に11820円まであった。

結局手が出ず見送り。でもあの板だと買っても売り急ぎたくなるだろうな~。

JASDAQの銘柄ってこういうの多いですね。

発注をライブドア証券に変えました

9月まではGMO証券で発注しましたが10月からライブドア証券の月額定額制に鞍替えします。GMOは情報系トレーディングツールを持たない会社なので手数料が安くなければ意味がないと思うのだが、9月までで月額定額制のキャンペーンを止めてしまうらしい。ライブドアも市場をいちいち指定しなければいけなかったり、初日成行発注ができないなども問題が多いが、この悪い地合いでは自分には手数料のコストカットは必要です。ウェッブからの発注もタイムアウトでロックがかかるので時代遅れのような気もするがしょうがない。早く松井も月額定額制を導入してくれないかなあ?全部の市場に発注できるし発注スピードもNO.1だし手数料以外は問題ないのだが。

明日上場のフルヤ金属(7826)について

明日上場のフルヤ金属の初値に注目している(とは言ってもIPO初日はだいたいどの銘柄も注目しているのだが)。

公開株数が35万株で1単位100株なので3500単位ということになる。これはもちろんIPOにしては少ない方だが、1単位買うのに公募ベースで100万というのは事業内容が地味なことと今のマーケットの地合いを考えると高すぎる。PERも公募ベースで24.8倍と割安感はない。

 公開単位が少ないのでまあNYによほどのことが無い限りミヤノみたいに公募割れスタートの可能性は低いと思うが、もし公募割れのスタートだとかなりIPOの地合いが悪いと思う。またどれだけの人が初値に参加してくるのか興味がある。初値は1万500円からせいぜい1万3000円ぐらいと予想するがはたして結果はどうか?また寄りついた後は1単位が高すぎるため参加者が少なく板が薄く乱高下するのだろうか?