ソンロクさんのトート🪶
とにかくそのスタイルの良さに脱帽だ
長身で手足が長くお顔も小さい
同じく長身のオクエリと並ぶとなんとも絵になるし舞台映えする
まさに黄泉の帝王!
閣下とお呼びすることになんら不自然さがない
今回、初ソンロクさんだったのだが…
パンチある声!低音が良き!!
そしてロングトーンが凄いのね♪
ちなみに一番のロングトーンはカテコだったw
そりゃ盛り上がるよね٩( ᐛ )و
ソンロクトートはキャスボの写真の通り上から目線のニヤリ顔で死に誘う
そして踊らない
噂には聞いていたが本当に踊らない
悠然たる動きでシシィを操る「最後のダンス」であり「私が踊りたい時」であった
ちびルドルフへは投げキッスしてるのに闇広ルドルフには無表情
なんとまぁ冷酷なんでしょ
ソンロクトートでびっくりしたのはラストシーンだ
シシィへの死の接吻をした後の表情が驚きの表情なのだ
明らかに愕然としている
こんな表情をするトートは見たことがない
その手前でニヤけて首吊るウンキーニ
だからなのか、やっぱりルキーニが全て仕組んだのでは??と思わせる
そしてまたあのプロローグに繋がるのか??
新鮮だし妙に納得なラストだった
オクエリ × ウンキーニ × ソンロクトートの組み合わせは…
手練れ達の饗宴のような公演だった!
そしてジュンスのトート🪶
獨協大のエリザベート講座で話していた
《エリザベートが“生”/トートが“死”
完全に二分するものではなく両者の中に生と死があって複雑に絡み合いつつ拮抗している》
まんま、オクエリ×シアトートじゃん!!
佇まいや息遣いで闇に引き摺り込み
しなやかな動きで払っても払っても拭えない死の香りのようにまとわりつく
時に感情が昂り、獲物を狩るハンターのようにギラつく
弱ったシシィに近づき触れようと這わす手の何とも えっろ、、、もとい艶かしさよ
それに最後のダンスでわざと鳴らす3回の靴の踏み締め音
死そのものでありながらエリザベートに対しては感情的で熱い
死の中に生も感じられるのがシアトートなのだ
全体的には経験値からの余裕も感じられるが、ディテールの細かさ繊細さは健在だ
舞台は歌と芝居が50%、身体の使い方が50%と言うジュンスだからこそのこだわり
それを隅々まで感じられる舞台だった
指先から足先まで神経を行き渡らせた所作の何と美しいことよ
闇広からルドルフの自殺までのシアトートは絶品だ
獲物を仕留めた後の余裕綽綽とした振る舞いとしたり顔
ちゅっ💋
バーンっ
クルクルクルクル
最高かよ🤤
ラストシーンはやっとという面持ちでシシィを迎え入れ、死の接吻のあとは目を閉じ天仰ぐ万感の表情を見せてた
どうか私を迎えにきた時もそんな感じでお願いしますね←
もちろん白のタキシードで手を差し伸べてください
そう、こんな感じ
私の中でシアトートはもはや別格だ
初めてのミュージカルジュンスだったのもあるが、そのキャラクター造形は唯一無二だと思う
迷ったけど行って良かった
10周年公演を観られたことに感謝します✨
今日はソウルマッコン
キム・ジュンス화이팅!!
これにて感想 끝クッ!!
お付き合いいただきありがとうございました