イ ルンガ(二子玉川) | わんたママのブログ

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話題のブーランジェリーから生まれたパン、地元に根ざしたパン屋さんから生まれたパン、工場で生産されてスーパーやコンビニに並べられたパン。どれも作り手のこだわりがあるはず!そんな気持ちを持ちながら味わって感じ取ったことをつづって行きます。パンを食べて皆で幸せに暮らしましょ!

🇮🇹「イ・ルンガ」

?もしかして…ここ?ここは、北イタリア ピエモンテの郷土料理のお店です。




よく見ると『J』、これがお店のロゴです。




イタリア語だとアルファベットの〝J〟を
イ-ルンガと読むんです。
ああ、ここだ、間違いない。
でも日本家屋だとばかり思ってたのにどうして!?アセアセあせるびっくり

場所確認で食べログの〝地図〟閲覧した時に掲載されていた〔ストリートビュー〕が以前の店舗のものなのだそう。その画像、奈良県、東大寺脇だって(笑)古民家をリノベーションしたとっても素敵なお店でした。




ストリートビューと実店舗のギャップには正直がっかりしたのだけれど、ここはここで素敵な空間。




でもね、テーブルセッティングはストリートビューで見た通りでした。お皿も同じだったし照れ




そしてね、このおしぼりが可愛かったです照れ
不織布なのですが、崩すのが勿体無かったなあ。


ドリンクメニュー

この日はランチ利用です。レストランの予約はネットのみの受付で、メニューはコース料理が2種のみ。予約時にコースを選択するようになっていたのでショートコースをポチッとしました。緊急事態宣言中ですので、アルコールの提供はありません。



でも、なんとなく寂しいのでわたくしはぶどうジュースを。旅友N子さんはガス入りのお水を注文しました。お水は750ml一瓶のお値段なので、2人でシェアしました。

▪️Antipasti
鮮魚のカルパッチョ



この日の鮮魚は真鯛。黄金色のお皿に、春らしくダイスカットされた筍にはふきのとうのソース、カラスミパウダーがふわりと掛けられています。減農薬野菜添え。

仔牛とモルタデッラ、ホワイトアスパラガス  



こちらも贅沢な前菜です。イタリア直送のホワイトアスパラガスを2種の調理法で上下に分け、その間に自家製のモルタデッラ。トッピングにこれまたイタリア直送のサマートリュフを合わせて。


▪️Primo Piatto
イカスミのタリオリーニ



自家製のパスタには魚介の出汁が数種類使われてると説明されたのですが、うっすらと記憶に残っているのがイカスミとアサリ。こちらにもふきのとうが使われています。ホタルイカ、可愛いねえ照れ




この日は座った座席が逆光で、全ての写真は霞がかかったようになってますことご容赦ください。…まあ、言い訳はこれくらいにして、ふわふわフォカッチャ 。

音符さてさてここで追加の一皿。
イ・ルンガのスペシャリテ。

わたくし、これ一皿でも良かったくらい
食べたかったもの。




アニョロティ・ダル・プリン
このパスタが食べたくてここに来ました。

量はN子さんとシェアなので少なめですが、宣言下、料理の取り分けは禁止されている?ので、予め一人前をシェアして供されました。

アニョロティ・ダル・プリンはシェフのスペシャリテで、修行先北イタリア/ピエモンテ州の郷土料理。ダル・プリンとは、つまんで閉じるという意味で、ラビオリのようなパスタです。中身はうさぎ、牛、豚の3種類の肉のミンチにタイム、ローズマリー、ナツメグを合わせて。クリスマスなどお祝いの宴でいただく華やかなパスタ。北イタリアなのでバターの風味を効かせています。

呆気なく食べ終わってしまったこの日のメイン(笑)

▪️Pre Dolce



お口直しに奈良県の夏みかんと紅茶のジュレ。

▪️Dolce
チョコレートムース
石垣島のパイナップル




わたくし、お皿の淵に散りばめられているソースは何ですか?って聞いてしましました。どこまで天然なんだ爆笑!!

▪️エスプレッソ 小菓子




小菓子はピエモンテの郷土菓子brutti ma buoni(ブルッティ・マ・ブォーニ)。直訳すると〝ブサイクだけど美味しいよ〟って言う意味なのだそうです。ヘーゼルナッツ入りの焼き菓子です。




店内にはシェフのコレクションが並べられています。ワインのボトルに貼られているエチケットがどれも貴重らしいです。




この、メモを破ったような切れ端のようなエチケットをデザインしたのはロマーノ・レヴィというグラッパの蒸留所を営んでる方のようです。もう亡くならているのでとても貴重です。




コレクターにとってこちらの本はは有名なのだそうです。もうアマゾンでも手に入らないかもです。ロマーノ・レヴィ氏「エチケット画集」。




へえ、知らなかったなあ。
もうこのイラストを描ける人はいないのね。




それからこの本に(勝手に)掲載されているそうです。5人の美食家を名乗る人がレストランを評価しています。ある日突然、出版社からお店に本が送られてきて知ったそう。なんだか信じられないですね、失礼な!

マッキー牧元さんのコメント、なかなかの高評価でした。