始まりの物語はこちらから読めます→「出会いはSNS・・・」
つづき
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ワンオペ中、
さらなる悲報が実家から届きました。
祖母が・・・・・
入院しました。
大げさに引っ張りました。
すいません。
でも、いつどうなるかわからない状態と言われました。
結論としては、危ないと言わてから一年も生きてくれました。
母にすぐ帰ってきて祖母に顔を見せてあげて
と言われましたが、
すぐは返答できませんでした。
理由は、職場復帰して半年も経っていないことと、
お金に余裕がなかったためです。
そこで上司に相談しました。
職場復帰して4カ月しか経っていませんでしたが、
上司から夏休みを利用して、
祖母の顔を見ておいでと
背中を押してくれました。
そして祖母に会いに帰ろうと決意することができました。
本当に優しい上司でした。
が、しかし。
ここで立ちはだかる壁。
モラ夫こと、
元夫。
私:「おばあちゃんが危ない状態だから会いに帰ろうと思う。職場も承諾してくれたし。」
元夫:「は?また帰るの?」
※ 里帰り出産して名古屋に戻ってきてから一度も北海道へは帰っていません。
私:「またって・・・帰ってないじゃん」
元夫:「出産で帰ったやん」
「飛行機代どうするん?」
私:「余裕はないのはわかってるけど、これは必要な出費だよ。」
元夫:「はぁ・・・また俺に寂しい思いさせるんやな、お前は。」
出たよ、寂しいアピール。
寂しいアピールするわりに産まれた我が子に会いに来なかったのに。
>>>>>産まれた我が子に会いに来ないを参照。
元夫:「無駄な出費やわ・・・」
私:「これは無駄じゃない(無駄ってどういうことだ?!)」
私:「寂しいと思うなら一緒に北海道行こうよ」
元夫:「お金もったいないやん、行かへんよ、俺仕事あるし」
(家にいても仕事よりも他で費やしている時間の方が多いけどな。)
私:「・・・そう、じゃ長女と二人で行くわ」
一応、空港までは送ってくれる元夫。
そこだけは感謝してました。
長女と二人で実家に戻り、
祖母に会えました。
毎日、毎日、わたしの名前を呼んでくれていたようで、
やっぱり帰ってきて正解でした。
長女の顔を見せるとニコニコ笑ってくれました。
名古屋へ帰る前日。
長女が寝て、母と二人きりでいろんな思い出話をしました。
そして、母から切り出してきました。
母:「何かあったのかい?」
ドキッとしました。
私:「・・・何もないよ~、毎日忙しかっただけだよ」
母:「お母さんにはそうは見えないんだけどね」
「隠したって無駄だよ、顔に出てる。」
「もちの顔は疲れ切ってるよ」
「言ってごらん」
何かが弾け飛びました。
母の一言が魔法のようでした。
両親の反対を押し切ってまで同棲を始めて、
社会に出て一年も経たないで妊娠して、
両親に甘えて里帰り出産をさせてもらって、
これ以上甘えてはいけないと思ってました。
でも、母のその一言で
堪えていたものが決壊しました。
長女を出産して戻ってからのことを
全て打ち明けました。
次の日、父にも打ち明け、
私と長女は名古屋へ戻りませんでした。
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