桜の香り
皆様、こんにちは。
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
いさぎよく散って、また来年が楽しみになりましたね。
昨日は定休日だったので、秩父に芝桜を観に行こうと思いましたが
あまりにも風がビュービューと強かったので断念しました。
代わりに桜茶を使って【桜ご飯】を作って楽しみました。
桜茶は桜の花を塩漬けにしたものです。、健康に良い成分もあるんですよ。
桜のやさしい香りが漂いますが、味はしょっぱいだけですね。
この桜茶を使って、さくらご飯や桜餅を作りましょう
ほんのり塩気と桜の良い香りが食欲をそそりますよ
少し水で塩抜きして使うのがポイントです。
この香りには
それは、あの独特の香りの主体クマリンという成分。
クマリンには血液をサラサラにして血行を促進する作用があります。
また、桜の香りは冷え性・腰痛・関節痛の改善に効果を発揮するのだそうです。
ただ癒されるだけでなく、様々なお茶に自然の効能があって
日本人は、そうしたものを上手に健康維持に取り入れていたんですね。
今日も自然の恵みと健康に感謝。
彫刻家 有馬寛子さん 第4回 「石は重くて硬いですが素直な素材です。」
みな様、こんにちは。
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は、素敵な作家をご紹介いたします。彫刻家 有馬寛子さんです。

有馬寛子さん
前回、菅原 睦さんのご紹介でご登場頂きます。
菅原 睦さん
第1回
、第2回、
第3回
、第4回
、第5回
第1回 「自然の中で育ち、自然の風景がテーマです。」
第2回 「自然や生命の循環から表現が始まりました」
第3回 「東北の自然の美しさをどう伝えるかが課題です。」
第4回の今日は、素材への思いについてお伺いします。
有馬寛子さんは石も木も両方で制作されますが、より石に惹かれていらっしゃるそうです。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
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2008_2 「打ちよせる風景」
100×75×65cm ベニヤ合板
2008年

2009_1 「繋がる風景Ⅰ-海と山-」
166×150×130cm ベニヤ合板
2009年

2009_2 「繋がる風景Ⅱ-山と川-」
130×90×85cm 伊達冠石
2009年
2011_1 「あらわれた風景」
90×320×100cm 栓、楠
2011年
2011_2 「あらわれた風景-隆起-」
45×45×60cm 朴
2011年
2011_3 「海辺の軌跡」
40×35×35cm 大理石
2011年

2012_4 「境界線のその先に」
55×55×25cm 大理石
2012年
2013_2 「この先の丘で」
50×20×15cm 大理石
2013年
2013_1 「時をむかえ、時をおくる」
50×280×350cm 大理石
2014年
日下
ここまで年代順に表現の変遷について伺いましたが、素材への思い入れについてはいかが
でしょうか。
例えば、石でも大理石と黒御影石は全然違いますよね。表現したいものと素材の結びつきなど
では何かこだわりはありますか。
先ほどのお話ですと、有馬さんは一つのテーマでも木と石の両方で表現されてきましたが、
どちらがどうとか思うことはありますでしょうか。
有馬寛子さん
やっぱり木っていう素材は、まだ生きているような感じがして、その時々によって形が変化して
亀裂や歪みができたり…。芯を持っているとそこから放射線状にひびが入って形が変化していく
ので、木それぞれの性質をよく見極めてそれもコントロールというか、見極めた形を作っていか
ないといけないと思うんです。
その点で木はぱっと見、削りやすくて最初は扱いやすそうな素材ではあるんだけれども、実際
やってみると難しい。その上手くいった形が次の日には変わっているっていうのが難しいなあっ
ていうのはあります。
でも、石っていうのは、もちろん石目や磁石みたいに曲がる石もあるとは思うんですけれども、
基本的には最初の存在感がそのままの素材で、自分がやった打撃や、その作った方法みたい
なものがそのまま表れてくるので、重くて硬いけれども素直な素材だなと思っていて。
それは私にとっては、表現したいものに向かってその形を変えていく素材としては、今のところ
素材感としてあっているかなと思っています。 これからまた変わるかもしれないですけれど
面白いかな。やっぱり硬くて重くて、でも大理石ってちょっと透過性もあったりして。
日下
透過性…。
有馬寛子さん
はい、光を通す透過性があったりして。それはガラスやプラスチックみたいなものでもあるとは
思うんです。
でも、ガラスだと作業するのが溶けて固まるまでの何分間かだけという時間の感覚、その
スピード感で作るのは私の中ではちょっと難しいなと思っていて。
ちょっと難しいな。御影石はあまり逆に触ったことがないですけれども。
日下
話は変わりますが、有馬さんは合板の積層の作品など面白い試みをされていますね。
私は国画展に出された球体の作品もいいなと思っていて。これ素敵ですよね。
有馬寛子さん
それは、だいたい、横幅が最大で150cmくらいあるのかな。
日下
あ、結構大きいんですね。
有馬寛子さん
結構大きいです。月みたいな形のちょっとくぼんでいるところ、そこに座れるんです。
ちょこんと人が一人座れるくらいの大きさです。
日下
この球体のV字にえぐってあるところに座れるんですか。
有馬寛子さん
はい。椅子として座るように作ってあるわけではないんですけど、作り終わったらみんなが
座りにきました。
日下
面白いですね。私はこのV字のところの空間がすごく生きているなあと思って見ていました。
お皿状の上のとんがりと、お皿状のところを境に下のその空間が、何となく相似形を思わせる
というか、水鏡みたいに、水面に映りこんだかたちみたいに見えて面白いと思いました。
そこの空間が、すごく生きてるなあと感じました。
有馬寛子さん
なるほど。
日下
今日も素敵なお話をありがとうございました。
2014 「ときをひらくために」
15×15×17cm 大理石
2014年
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編集後記
昨年2015年8月20日~09月17日に全5回で掲載した彫刻家 菅原 睦さんのご紹介により、
今回初めて有馬寛子さんにお話をお伺いしました。
私は芸術大学の博士課程まで学ばれたアーティストには初めてお話をお伺いしましたが、
とてもしっかりと丁寧に思索して制作をされている様子が感じられて、また作品もとても美しくて
感動しました。
有馬さんは博士論文で「東北の地域性に即した生活綴方の教育運動である北方性教育運動と、
それを基盤として戦後発展した生活版画教育運動を通して、東北という場に根づく精神性を
基盤として生まれる表現とは何かを考察した」内容のものを描かれていますが、着眼点が
ご自身の制作の実感から生まれているところがとても素晴らしいと感じました。
若手女性彫刻家として、これからの活動がとても期待されます。
次回は、最近の作品について考えていること、制作の実践などについてお話をお聞かせ頂きます。
どうぞお楽しみに。
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◆ 有馬寛子さんが掲載されているWEB
◇2009年 第83回国画会彫刻部奨励賞
有馬寛子さんのページ
◇有馬寛子さんの博士論文サマリー(要約)
◆ 有馬寛子さんが出品される展覧会
◇国展
・2016年4月27日(水)より5月9日(月)まで。(休館日なし)
・会場=六本木 国立新美術館
・主催 =国画会
◇青山表参道の美容室の展示
2016年3月6日~5月7日GIRLS BRAVO!! NORA Journey×拝借景/東京NORA Journey
NORA Journey HP
拝借景HP
◇岩手のチャリティ展
けやきチャリティ小品展
12月予定 岩手県花巻市東和町
◆有馬寛子さんがご勤務されている秋田公立美術大学 とその美術教育センター
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アーティストを応援する素敵な彫刻工房@日下育子の学び場美術館
さくら満開
皆様、こんにちは。
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
桜の花が満開の美しい季節になりましたね
お天気がカラッと晴れてくれないのがちょっと残念です
写真を撮ったときに、曇り空の背景だと花のきれいさが引き立たないんですよね
関東地方では、週中の雨や風で花が散ってしまうかもしれませんね
晴れ空の元で観たかったら北上するしかないかな~
で、先日この季節に嬉しいお菓子をいただきました♪
ねんりん屋さんの
桜ザラメのバウムクーヘン
おいしいお茶を淹れて、家族で揃っていただきました~☺
妻の両親は82と85歳で二人暮らし
車も廃車してしまい
坂の多い住宅街での生活は、ちょっと大変そう
お向かいのお宅が親切な方で、本当にありがたいです
このところ毎回、手土産を持って
ご挨拶に伺ったら、逆に恐縮され
こちらがおみやげを頂いちゃいました
お話しすると、日頃から両親のことを気にかけてくださっていて
とても安心すると同時に、季節のお菓子と心遣いが
本当に嬉しくて、感謝でいっぱいです
コミュニケーション大事にしなきゃいけませんね
そして、楽しい会話やコミュニケーションを弾ませてくれるのは
おいしいお菓子やお茶ですよね
「お茶にしませんか?」って
「楽しく話して、息抜きしませんか?」っていう
すてきなお誘いですよね
スマートフォン相手に長時間過ごしがちな現代人には
精神衛生上も必要なことじゃないでしょうか
今日も自然の恵みと健康に感謝。
新 多賀城市立図書館で父の絵見ました
皆様、こんにちは。
彫刻工房くさか 日下育子です。
私の住む宮城県にこの度
新しい図書館が建ちました。
多賀城市立図書館 です。
市とTSUTAYAが運営する図書館です。
多賀城駅ホームから。
駅を出て、図書館入口。
右手はスターバックスのカフェです。
この図書館の3階ギャラリーにて私の亡き父、
日下常由 の絵画が展示されているということで見てきました
写真左手が父。
まだ50代の頃の
ポートレートです。若いっ(笑)
父は洋画家ですが、
特に万葉集や史跡多賀城を特に多く
描いて来ました。
右手は、近頃万葉集の長編マンガを
完成させられたという里中満知子さん。
万葉集に関する展示ということで
コメントが展示されています。
展示は無期限にされるようですので図書館にお出掛けの際は、どうぞご覧に
なってみて下さいませね。
会場の3階へは、
TSUTAYA書店側ではなく、
図書館側のエレベーターで上がることが出来ます。
また、日下常由の多賀城に関する
作品は、
万葉デジタルミュージアム artギャラリー
からもご覧頂けます。
万勝集にご興味おありの方は、よろしかったらこちらもどうぞご覧くださいませ。
万葉画家(油彩) 日下常由「心の万葉集」
本日もご訪問くださいまして、
ありがとうございます。
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アーティストを応援する素敵な彫刻工房@日下育子の学び場美術館
彫刻家 有馬寛子さん 第3回「東北の自然の美しさをどう伝えるかが課題です。」
みな様、こんにちは。
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は、素敵な作家をご紹介いたします。
彫刻家 有馬寛子さんです。
有馬寛子さん
前回、菅原 睦さんのご紹介でご登場頂きます。
菅原 睦さん
有馬寛子さん
第1回 「自然の中で育ち、自然の風景がテーマです。」
第2回 「自然や生命の循環から表現が始まりました」
第3回目の今日は、有馬さんは東北の自然の風景をテーマにされていますが、それが
岩手で制作するとき、東京で制作するときで感覚が違うということなど、感じることと
表現への反映についてお聞かせ頂きます。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
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2010_2 「あらわれた風景」
25×18×16cm 楠
2010年
2011_1 「あらわれた風景」
90×320×100cm 栓、楠
2011年
2011_2 「あらわれた風景-隆起-」
45×45×60cm 朴
2011年
2011_3 「海辺の軌跡」
40×35×35cm 大理石
2011年
2012_1 「羽化」
17×8×3cm 大理石
2012年
2012_2 「今日も宇宙とつながっている」
11×11×8cm 大理石
2012年
2012_3 「今日も宇宙とつながっている」
11×11×8cm 大理石
2012年
2012_4 「境界線のその先に」
55×55×25cm 大理石
2012年
2014 「ときをひらくために」
15×15×17cm 大理石
2014年
日下
前回から制作テーマと造形表現の変遷についてお伺いしています。
2011年の3も面白いですね。とても素敵だと思います。
有馬寛子さん
それは大学院で、石をもう一回やり始めた時期で、また震災があった年でもあって、
もともと海岸の風景とか波の形とか、水の流れみたいなところを意識していたんですけれども。
2011年の2の形も形としては一緒なんですけれども、よりまとまりのある形とか、写真だと
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、2つの貝殻の形が閉じてジグザグになっているところは
結構きちんと磨いていて、宝石のようにカットした形にしているんです。
波なんだけれども、柔らかい感じだけにおさまらないで、形を締めるというか、そういうところを
意識し始めた作品だなと思います。
日下
そうですか。美しいですね。
有馬寛子さん
論文の方でも、論文の理論研究みたいなのも2009年、2010年あたりはやっていて、2011年は
ちょうど博士課程に入った時期なので、そこでも結構変化と言うか、考え方の変化があった時期
でもあって。
日下
どんな変化があったと思いますか。
有馬寛子さん
もともと、東北の自然の風景っていうのはテーマですが、それが岩手で作っているのか東京で
作っているのかで、自分の中では違っているなあと自然観の違いみたいなものがあると思って
いて 。
日下
自然観の違い。東京にいる時と岩手の時で自然観が違うということですか。
有馬寛子さん
はい。
自然の風景って言った時の、どこまでが自然でどこからが人工なのかみたいなところを
周りの人と話をした時にズレみたいなものが大学院のときにはあって。
そのズレっていうのは一体何なんだろうというところで、修士の時は、その自然観の違い、
日本と西洋、日本の中でも根源的な自然観というのはどういったものなんだろうっていうのを、
修士の時は自分の彫刻制作の視点から考えてやっていました。
日下
そうですか。
私はインターネットで、有馬さんの芸大の博士課程のサマリー(要約)を拝読しました。
有馬さんのサマリーの7後半に生活綴方(※)と生活版画のことを書かれていて、すごく着眼点が
面白いなと思いました。
有馬さんはまわりの人とのズレを感じたことがあったのですね。
※生活綴方(運動)⇒日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
有馬寛子さん
はい。
日下
それはやっぱり育ってきている環境とか、受けてきた教育とかによるのでしょうか。
有馬寛子さん
受けてきた教育もあるかもしれないですね、あると思います。
それと、自然に対する感覚っていうのが、結構自然環境が厳しいところだったので、その環境を
受け入れることがまず先にあって、その中で生きていくっていうのがあったので、自分が自然の
中に取り込まれているような感覚があって、自然はコントロールができないということを体感的に
わかっている、みたいな。
日下
はぁ~、そういう東北なりの自然の厳しさを体感していない周りの人たちとはズレを感じるた
ということでしょうか。
有馬寛子さん
そうですね。
それはどっちも間違いではないんだけれども、自分の感じている自然観の感覚をどういうふうに
説明したらわかってもらえるだろうかっていうのはあって、その感じた自然観が彫刻観にも反映
しているから、そこを説明しなければ自分の作っていく表現の意味が正しく伝わらないなと思ってやっていたところはあります。
日下
サマリの一番最後のところに、
「芸術作品が地域から浮遊したものとなっている状況に対して、生活綴方と生活版画における
子供たちの作品から創作活動の原点の作品となる、原点となる表現の意味を問いただすことは、
現代における創造性を捉えなおすきっかけとなる。本論文の意味はその点を明らかにしたことに
ある。」
と書いてありました。
有馬寛子さん
はい。
日下
その中の「~創造活動の原点となる表現の意味を問いただす。」ということについて、ご自身の
制作の時に意識されることはありますか。難しい質問になってしまうかもしれないですが。
一つの作品を作るときにその都度その都度、ご自身の原点に立ち返って考える感じですか。
有馬寛子さん
制作をしているときは、そこまで考えてないですけれども、作っている時、作り終わった後とか、
あとは作らない時の時間の中で考えていることの方が多いかな。
制作以外の生活の場面で考えることは多いかな。
日下
そうですか。
有馬寛子さん
やっぱり、制作っていうのは、自分の考え方とか、自分の中でどう表現していきたいかっていう
主観的なものなんだけれども、ただ表現活動をしていくためには、俯瞰的な視点と言うか、
少し客観的になる、それをその自分のやっていることとか周りの置かれている状況を鳥の目で
見て、それをどう作品か自分の生活に落としていくのかというところ、それは常に考えている
かなと思います。
日下
表現活動をしていくためには俯瞰的な視点になるというのは…、そうですね~。(感心)
有馬寛子さん
自分の論文で書いている内容をそのまま制作の考え方に無理やりつなげたくないな、という
ところがあって、やっぱり文章で書くとそのメッセージがとっても強いので、それはそれでみたいな
感じなんですけれども。
ただ、まったく違うわけではなくて、重なっている部分がたくさんあって。
日下
そうですね。
有馬寛子さん
ただ、東北の自然の持つイメージっていうのが、外から与えられているような感覚もあったりして、
自分でその自然の美しさをどう伝えるかというか、その時の持つ美しさやその行為の過程を
どう自分の言葉で表現できていくのかが、自分の中での今の課題でもありますし、面白そうだな
と思っているところでもあります。
その、研究の中で生活綴方っていうのを挙げたのは、子供たちが自分たちの生活の中で見て
感 じたことを言葉に表すんですけれども、それは誰かの言葉で影響があったのではなくて、自分が見たものの中からそのまま表現、彫刻にしたり版画にしたりして 表現していくというのがあるので、そういう自分の書いたこと、その作品によって自分をもう一度書いたときの自分を見つめ直すことができる。
周りの人の作品を見ることによって、その場というものが自分たちの作った言葉によって見つける
ことができる。それを、制作の彫刻なり絵画なり私的な制作活動の中でも見つけられたらいいな、
っていうふうに思います。
日下
素晴らしいですね。
すごくよく考えていらして。
有馬寛子さん
いえいえ、言葉になっていなくて。
日下
いえいえ、素晴らしいです。
今日もとても深いお話をありがとうございました。
2015 「明日を待つ」
40×87×87cm 大理石
2015年
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編集後記
昨年2015年8月20日~09月17日に全5回で掲載した彫刻家 菅原 睦さんのご紹介により、
今回初めて有馬寛子さんにお話をお伺いしました。
私は芸術大学の博士課程まで学ばれたアーティストには初めてお話をお伺いしましたが、
とてもしっかりと丁寧に思索して制作をされている様子が感じられて、また作品もとても美しくて
感動しました。
有馬さんは博士論文で「東北の地域性に即した生活綴方の教育運動である北方性教育運動と、
それを基盤として戦後発展した生活版画教育運動を通して、東北という場に根づく精神性を基盤
として生まれる表現とは何かを考察した」ことを書かれていますが、着眼点がご自身の制作の
実感から生まれているところがとても素晴らしいと感じました。
若手女性彫刻家として、これからの創作活動にとても期待しております。
次回は制作や素材への思いについてお話をお伺いしてまいります。
どうぞお楽しみに。
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◆ 有馬寛子さんが掲載されているWEB
◇2009年 第83回国画会彫刻部奨励賞
有馬寛子さんのページ
◇有馬寛子さんの博士論文サマリー(要約)
◆ 有馬寛子さんが出品される展覧会
◇国展
・2016年4月27日(水)より5月9日(月)まで。(休館日なし)
・会場=六本木 国立新美術館
・主催 =国画会
◇青山表参道の美容室の展示
2016年3月6日~5月7日GIRLS BRAVO!! NORA Journey×拝借景/東京NORA Journey
NORA Journey HP
拝借景HP
◇岩手のチャリティ展
けやきチャリティ小品展
12月予定 岩手県花巻市東和町
◆有馬寛子さんがご勤務されている秋田公立美術大学 とその美術教育センター
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★☆ アーカイブス ☆★
学び場美術館 登場作家リストⅢー2014
学び場美術館 登場作家リストⅣー2015・2016
アーティストを応援する素敵な彫刻工房@日下育子の学び場美術館
お花見シーズン
皆様、こんにちは。
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
やっと暖かくなってきましたね
先日、娘の婚礼衣装選びに付き合って来ました
おじいちゃん、おばあちゃん(妻の両親)に見せたいというので、運転手です
ついでに乃木神社にお詣りして子孫繁栄をお祈りしました(笑)
桜の花は三分咲きくらいでしたが
新婚カップルが婚礼後に記念撮影していましたよ
翌日も次女のお付き合いで
多摩のアウトレットに行きましたが
こちらの方が少し開花が進んでいたかな
お茶の業界も
桜前線の進み具合が気になるところです
茶の新芽の伸びが天候に左右されるからです
桜の開花が早い年は要注意なのです
気温が早くから上がる年は、決まって遅霜が降るのです
気温の上昇と日照時間の伸びで新芽が顔を出したところに
遅霜が降ると、新芽がダメージを受けてしまうのです
そんな年は上級茶が不足したり
風味がいまいちだったりするので
茶農家さんにとっても業界にとってもダメージなんです
茶商としてもお客様に少しでもおいしいお茶を
安く楽しんでいただきたいので
順当に暖かくなって、良い茶葉が採れることを祈るばかりです
お花見のアルコールの後も
カテキンたっぷりのお茶で悪酔いを防いでくださいね
今日も自然の恵みと健康に感謝。
遅ればせながらご報告 8th彫刻お散歩会 in 宮城県美術館
皆さま、こんにちは。
彫刻工房くさか 日下育子です。
遅ればせながら(^_^;)
3/14日曜日 宮城県美術館での彫刻お散歩会
のリポートです。
イスラエルの作家
ダニ・カラヴァンの「マアヤン」という作品。
七本の白い柱と、その柱の下を蛇行して流れる水が
一本の機の根本に流れる作品。
一本の柱の影が伸びる位置を、冬至、春分、夏至、秋分によって
指し示す作品になっています。
ヘンリー・ムーアの「スピンドル ピースという作品。
糸車を題材にした作品ですが、
後ろから見ると「人のお尻みたい…」というご感想も。
自由な発想でみるのも楽しいですね。
少女像ですが、左から見ると少し大人っぽい横顔。
右から見ると幼い少女の横顔。
面白いですね~♪
このメンバーでは2回目のお散歩になりました。
だんだん参加者様どうしも慣れ親しんで、
カフェではいろんなお話に花が咲きました♪
。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
今後の予定は以下の通りです。
第10回★ 4/10(日)13:30~
榴ヶ岡公園→仙台市歴史民俗資料館→国道45号線沿いの彫刻
(JR仙石線榴ヶ岡駅を出た公園入口にて待合わせ。
この頃、仙台の桜が開花しているかもしれません?)
鑑賞後、仙台駅東口のカフェなどでお茶。)
第11回★4/27(水) 13:30~
河北美術展(藤崎本館 青葉通り側入口にて待合わせ)
(鑑賞後、近隣のカフェにてお茶。)
第12回★5/8(日) 10:00~
登米市 サトウサトル・ミュージアム 他、彫刻を設置している公園
宮城県登米市中田町上沼字舘43 登米市中田生涯学習センター3F
(10:00に利府MOVIX建物入口にて待合せ、車に乗り合せて行きます。
現地にて美味しいランチ考えております。 )
第13回★5/25(水) 13:30~
台原森林公園(仙台市営地下鉄台原駅側の公園入口にて待合わせ)
散策後、日立システムズホールか近隣のカフェにてお茶。
(毎月第2日曜、第4水曜開催、各回お散歩後はカフェでお茶)
ご参加ご希望の際は、日下090-4319-7439
info@k-195.com へ随時ご連絡下さいませ。
お会いできることを楽しみにしております!
本日もご訪問ありがとうございました。
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学び場美術館登場作家リスト
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彫刻家 有馬寛子さん 第2回 「自然や生命の循環から表現が始まりました」
みな様、こんにちは。
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は、素敵な作家をご紹介いたします。
彫刻家 有馬寛子さんです。
有馬寛子さん
前回、菅原 睦さんのご紹介でご登場頂きます。
菅原 睦さん
有馬寛子さん
第1回 「自然の中で育ち、自然の風景がテーマです。」
第2回目の今日は、有馬寛子さんの制作テーマと造形表現の変遷についてお話をお聞かせ
頂きます。 最初は自然や生命の循環というところから表現が始まり、やがて海辺と陸の境界に
いる生き物の形をモチーフにされるようになったそうです。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
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2008_1 「命を得た風景」
125×125×175cm 石、木
2008年

2008_2 「打ちよせる風景」
100×75×65cm ベニヤ合板
2008年

2008_3 「つくろいの景色」
60×60×85cm 伊達冠石
2008年

2009_1 「繋がる風景Ⅰ-海と山-」
166×150×130cm ベニヤ合板
2009年

2009_2 「繋がる風景Ⅱ-山と川-」
130×90×85cm 伊達冠石
2009年
2010_1 「こだます囁き」
135×220×150cm 楠
2010年
2010_2 「あらわれた風景」
25×18×16cm 楠
2010年
2011_1 「あらわれた風景」
90×320×100cm 栓、楠
2011年
2011_2 「あらわれた風景-隆起-」
45×45×60cm 朴
2011年
2011_3 「海辺の軌跡」
40×35×35cm 大理石 2011年
日下
自然の風景を彫刻作品にして表したいというお話でしたが、そのテーマに取り組まれている
経緯をお聞かせ頂けますっでしょうか。 やはり自然を見てきているからかしら。
有馬寛子さん
そうですね。最初の頃は自然の風景を表すためにどういう形を作ったらいいかなと悩んでいた
時期があって。 一番最初の頃の2008年のものは、自分の中では自然の循環というか、生命の
循環みたいなことを考えながら作った作品で、そこから木のような人の体のようなものをモチーフ
に使ってみました。
2008年の2番目になると積層したベニア板使っていますが、地形図を見るのが好きで、等高線の
ある地図を結構見ていたので、それを形に表せないかなと思って作ったのがこういう形なんです。
日下
すごく素敵ですね。面白いと思います。
べニア板を圧着して塊にするのもご自身でされるのでしょうか。
有馬寛子さん
はい、そうです。
そしてグラインダーと、ノミで作ります。最初はチェーンソーとノミとを使って粗取りをしていって。
上は雲の上の世界のようなイメージで作っているんですけれども、上のお皿のような部分の
ところは別につくっておいて後でつけています。
日下
面白いですね。 伊達冠石で彫っている2008の3、それと2009の2も面白いですね。
洗練されているのは後からの方だけど、何か最初の素朴な感じがすごく面白いと思って見て
いました。
有馬寛子さん
ありがとうございます。
水と、陸と海と言うか、川というか、水と地上の境界線の形をだんだん探り始めてた時期で、
それが2009年の形につながっていっているんです。
川が流れた形がまた上がっていって、また雲の上からまた水が流れ落ちてくるようなイメージを
作っていっています。
日下
わぁ~、そういうイメージなんですね。
2009年の作品は、国画展で賞を獲られた作品でしたね。おめでとうございます。
有馬寛子さん
はい。
日下
2008年から2009年の作品って、かたちから流れが感じられてものすごく水の感覚があると
感じます。有馬さんの作品は、年ごとに結構移り変わりが見えますね。
有馬寛子さん
そうですね。
日下
2010年から2011年になってくると、貝とか、貝の断面が山になっている感じとか、すごく稜線の
意識が感じられますね。
稜線の美しさは、山と貝の共通したところだと思いますが、これらの作品にはどんな意識で向かっていかれたのでしょう。
有馬寛子さん
この頃は、木彫を本格的にやり始めた時期なので、まずは、木の素材感とか特性とかを理解する
っていうのから始まって、2010年くらいから元々のテーマだった自然の風景から特に山のかたち
というのがテーマになっています。
最初は具体的な形ではなく、ただの丸い形やおまんじゅうみたいな形を、ずっと2009年の4月
くらいから試行錯誤していたんですけれども、なかなか形にならなくて、その頃に新しい形、
借りる形として削り始めたのが貝の形で。
それは、実際山に行ったり海に行ったりするのが好きで、そこで水と土の境界線上で生きている
生き物の形を見ていて、貝が境界線上にいる生き物の形で、なおかつ環境に沿って生きている
形だなと思って、それをモチーフにしようと思って取り入れ始めました。
最初の頃は、二枚貝だったり、巻貝だったり、2011年の1番目のとか複雑な形を、山がどんどん
大きくなっていく、隆起するような形っていうのを探していて、2011年の2の方だともうちょっとシン
プルな形になっていくんですけれども。
巻貝の2010年、2011年のは自分の中でも挑戦的に作っていたもので、細かい形なんですが
なかなか自分の思う形にならなくて、どちらかというと今までのような丸みのある形の方が表現
しやすいのかなと思い始めて、そのあたりではノミの跡とか細かい面の出し方に気を付けていま
した。
そこから、2011年の2の状態からちょっと石彫の時を思い出したような緩いカーブを作っていく形を
やり始めて、ちょっと形がしっくりくるようなものが出てきました。
日下
素晴らしいですね。この稜線を表現したい気持ちってなんかすごくわかる気がします。
こういう貝などは、本当に神様は良くやってくれたっていう感じの美しさがありますね。
私自身はまだ作ったことはないですが。
今日はとっても素敵なお話をありがとうございました。
2013_2 「この先の丘で」
50×20×15cm 大理石
2013年
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編集後記
昨年2015年8月20日~09月17日に全5回で掲載した彫刻家 菅原 睦さんのご紹介により、
今回初めて有馬寛子さんにお話をお伺いしました。
私は芸術大学の博士課程まで学ばれたアーティストには初めてお話をお伺いしましたが、
とてもしっかりと丁寧に思索して制作をされている様子が感じられて、また作品もとても美しくて
感動しました。
有馬さんは東京芸術大学大学院で「生活を見つめる場から創造性へ―北方性教育運動と生活
版画教育運動を通して―」という博士論文も書かれています。
着眼点がご自身の制作の実感から生まれているところがとても素晴らしいと感じました。
若手女性彫刻家として、これからの創作活動がとても期待されます。
次回は制作テーマと造形表現の変遷について、有馬さんの制作活動の後半、最近までの内容を
お届けします。
どうぞお楽しみに。
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◆ 有馬寛子さんが掲載されているWEB
◇2009年 第83回国画会彫刻部奨励賞
有馬寛子さんのページ
◇有馬寛子さんの博士論文サマリー(要約)
◆ 有馬寛子さんが出品される展覧会
◇国展
・2016年4月27日(水)より5月9日(月)まで。(休館日なし)
・会場=六本木 国立新美術館
・主催 =国画会
◇青山表参道の美容室の展示
2016年3月6日~5月7日GIRLS BRAVO!! NORA Journey×拝借景/東京NORA Journey
NORA Journey HP
拝借景HP
◇岩手のチャリティ展
けやきチャリティ小品展
12月予定 岩手県花巻市東和町
◆有馬寛子さんがご勤務されている秋田公立美術大学 とその美術教育センター
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★☆ アーカイブス ☆★
学び場美術館 登場作家リストⅢー2014
学び場美術館 登場作家リストⅣー2015・2016
彫刻家 有馬寛子さん 第1回 自然の中で育ち、自然の風景がテーマです。
みな様、こんにちは。
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は、久しぶりに新しくインタビューさせて頂いた素敵な作家をご紹介いたします。
彫刻家 有馬寛子さんです。
有馬寛子さん
菅原 睦さんのご紹介でご登場頂きます。
菅原 睦さんインタビュー
第1回
、第2回、
第3回
、第4回
、第5回
有馬さんは子供の頃、祖父母の手伝いでキノコの菌種を木に詰める作業を体験されていて、
それがとても印象に残っているそうです。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
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2008_1 「命を得た風景」
125×125×175cm 石、木
2008年
2008_2 「打ちよせる風景」
100×75×65cm ベニヤ合板
2008年
2008_3 「つくろいの景色」
60×60×85cm 伊達冠石
2008年
2009_1 「繋がる風景Ⅰ-海と山-」
166×150×130cm ベニヤ合板
2009年
2009_2 「繋がる風景Ⅱ-山と川-」
130×90×85cm 伊達冠石
2009年
2012_1 「羽化」
17×8×3cm 大理石
2012年
2012_2 「今日も宇宙とつながっている」
11×11×8cm 大理石
2012年
2012_3 「今日も宇宙とつながっている」
11×11×8cm 大理石
2012年
2012_4 「境界線のその先に」
55×55×25cm 大理石
2012年
日下
制作を始めたきっかけをお伺いします。
有馬さんは岩手県和賀郡のご出身なんですね。
有馬寛子さん
はい。
日下
仙台の私からすると、もっと自然が豊かそうな印象があります。
有馬寛子さん
そうですね。旧沢内村っていうところなんですけれども、雪が2、3メートルくらいは積もるところ
なんで、結構雪と山に囲まれて小さい時は過ごしていました。
日下
そうですか。幼少の頃の興味やご家族の影響などはいかがでしょうか。
有馬寛子さん
彫刻的なものを作るきっかけになっているのは、おそらく、一緒に住んでいたうちの祖父と祖母が、
小さい頃にナメコをつくっていて、その菌種を木の丸太にドリルで穴をあけてポンポン詰めていく
作業があるんですね。
それを小さい頃によくやっていて、木を削ったり何か作業をしたりっていうのは、好きで印象に
残っているんですけれども。それを近くに沢の流れている山の中に置いて、2年くらいすると
キノコが出てきて収穫するとか、そういうことが最初にあるのかな、と思っています。
特に親戚で絵や彫刻をやっていたりっていう人はいなかったんですけれども、もともと工作を
したり作るのは好きでした。
日下
ご両親はそれを温かく見守ってくれていたという感じでしょうか。
有馬寛子さん
そうですね。
両親はずっと働いていたので、そんなに家にいるという感じではなかったので。
日下
そうですか。
意識して美術の方面に行こうかなと思うようになったのはいつ頃からですか。
有馬寛子さん
高校の時に美術部に入ったのが一つのきっかけだと思います。
もともと作るのは好きでしたが、中学校くらいまではずっと運動部で、小さい中学校だったので、
メインのソフトボール以外にもスキーや陸上など色々やっていて。
ただ文化部はなかったので、作ることをやれる部活に入りたいなと思って高校で美術部に入って。
で、どちらかと言うと平面より立体の方が好きだったので、そのときに彫刻をやりたいんです、
と先生に言って首像を作り始めて。
その時にその先生が木彫もやらせてくれて、彫刻をやるようになったという感じですね。
普通科の学校だったんですけれども。
日下
そうですか。大学に入ってからはいかがでしたか。
スムーズに表現したいこと、素材などは見つかりましたか。
有馬寛子さん
そうですね。学部は岩手大学で、菅原睦さんと一緒で、教育学部だったので最初に素描、油絵、
金属加工、陶芸、版画とか、プロダクトデザインとか色々なことをやりました。
その時はやっぱり立体の素材で可塑性のあるもので、木とか石とか、そういったものをやって
いきたいなあと思って。
日下
はい。
有馬寛子さん
石を始めたのは大学に入ってからで、指導教員が石彫の先生で、その環境が整っていたので、
やらせてもらっていました。
ただ、学部の時は、石は結構扱いにくくて、その素材をコントロールというか、思った形になって
いかないっていうのは結構ありました。
日下
分かります。彫り始めの頃の素材のコントロールっていうのは結構大変ですよね。
若い時はエネルギーがあって、難しいことへのチャレンジ感を楽しむ、青春な感じは味わい
ましたけど。
有馬寛子さん
そうですね。どんなに一所懸命やっても思ったようにならない。
なので、基本的には学部の時には塑像もやっていましたが、石と木とをやっていました。
日下
そうですか。
有馬さんの作品の写真を見ると結構最近まで木と石の両方をされていますね。
両方やってみてどうですか。近いテーマ性のものも両方の素材でやっていらっしゃるようですね。
有馬寛子さん
はい。自分のテーマとしては、自然の風景を彫刻作品として表したいっていうのがもともと
あります。
素材が変わっても表現したいものは変わらないですけれど、それを表しているときに、今思えば、
石の方が、いろんな形の組み方としては合っているのかな。
ただ岩手大を終わってから東京芸大の大学院に入ったんですけれども。
岩手大では木彫、石彫、両方やっていましたが、石の専門の先生だったので
教えてもらえることが多くて、どちらかというと石がメインでした。
大学院に入ってからは、彫刻家の先生と木工系の先生がいる作業場所で、木彫の先生に
教えてもらう機会が多くて、自分としても木彫をちゃんと勉強したいなと思って。
そこで色々、木の彫り方とか道具の仕立て方から全部教えてもらって、2年位やってみました。
日下
素晴らしいですね。
有馬寛子さん
今は石をやっていますが、その経験も活かせてるなと思っていて。
石なんだけれど木彫のような彫り跡というか、細かな凹凸とか、面の出し方みたいなところは、
自分の中では特徴的なのかなと思っています。
日下
ああ、そう言われるとすごくわかります。
後半の2012年頃からの作品に特にそれが感じられますね。
有馬寛子さん
はい。
日下
2012年の1と4などは木彫の大きい丸刀で彫ったみたいな面とか。
でもこれ結構削って出すの手間がかかってますよね、これくらい面が大きいと。
リューター(ハンドグラインダー)で削るような仕事ですよね。
有馬寛子さん
そうです、そうです。結構かかります。
日下
作品は大きいものなんですか。
有馬寛子さん
2014年の博士の審査展に出した作品が一番大きいですけれども。
卒業制作でつくった作品以外は、大きくても60cm位かな。
日下
すごくきれいですね。丁寧で素晴らしいと思います。
次回からのお話がとても楽しみです。ありがとうございました。
2012_5 「羽化」
20×8×26cm 大理石
2012年
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編集後記
昨年2015年8月20日~09月17日に全5回で掲載した彫刻家 菅原 睦さんのご紹介により、
今回初めて有馬寛子さんにお話をお伺いしました。
私は芸術大学の博士課程まで学ばれたアーティストには初めてお話をお伺いしましたが、
とてもしっかりと丁寧に思索して制作をされている様子が感じられて、また作品もとても美しくて
感動しました。
有馬さんは東京芸術大学大学院で「生活を見つめる場から創造性へ―北方性教育運動と生活
版画教育運動を通して―」という博士論文も書かれています。着眼点がご自身の制作の実感
から生まれているところがとても素晴らしいと感じました。
若手女性彫刻家として、これからの創作活動がとても期待されます。
次回は制作テーマと造形表現の変遷について、有馬さんの制作活動の前半について
お届けします。 どうぞお楽しみに。
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◆ 有馬寛子さんが掲載されているWEB
◇2009年 第83回国画会彫刻部奨励賞
有馬寛子さんのページ
◇有馬寛子さんの博士論文サマリー(要約)
◆ 有馬寛子さんが出品される展覧会
◇国展
・2016年4月27日(水)より5月9日(月)まで。(休館日なし)
・会場=六本木 国立新美術館
・主催 =国画会
◇青山表参道の美容室の展示
2016年3月6日~5月7日GIRLS BRAVO!! NORA Journey×拝借景/東京NORA Journey
NORA Journey HP
拝借景HP
◇岩手のチャリティ展
けやきチャリティ小品展
12月予定 岩手県花巻市東和町
◆有馬寛子さんがご勤務されている秋田公立美術大学 とその美術教育センター
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有馬寛子さんの略歴
○略歴
1985年 岩手県生まれ
2009年 岩手大学教育学部芸術文化課程造形コース美術専修卒業
2011年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程芸術学専攻美術教育領域修了
2014年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻修了
2015年~ 秋田公立美術大学美術教育センター勤務
2006年 第33回彫刻シンポジウム参加(~第36回)/岩手県盛岡市 ギャラリー彩園子
2007年 第5回つくる展/岩手県 岩手県民会館
2008年 第82回国画会彫刻部入選(~第84回) /東京 国立新美術館
2009年 平成20年度岩手大学美術講座賞受賞
2009年 岩手大学芸術文化課程美術コース卒業制作展/岩手県 岩手県民会館
2009年 第83回国画会彫刻部奨励賞/東京 国立新美術館
2010年 藤野賞(藤野基金)
2011年 東京藝術大学卒業・修了作品展/東京 東京藝術大学美術館
2011年 国画会彫刻部受賞作家展/東京 ギャラリーせいほう
2011年 けやきチャリティ小品展(~2015年)/岩手県花巻市 けやきラウンジ
2012年 BAMAアートフェア/韓国釜山 ヘウンデセントラルホテル
2012年 希望のための美しきモノローグたち展/東京 銀座アートホール
2013年 東京藝術大学博士審査展/東京 東京藝術大学美術館
2014年 half point-6人の現在点-/岩手県盛岡市 旧石井県令邸
2014年 第88回国画会彫刻部新人賞(準会員推挙)/東京 国立新美術館
2015年 GIRLS BRAVO!! NORA Journey×拝借景/茨城県取手市 拝借景
2015年 デコ借景/茨城県取手市 拝借景
2016年 GIRLS BRAVO!! NORA Journey×拝借景/東京NORA Journey
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★☆ アーカイブス ☆★
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もうすぐお彼岸
皆様、こんにちは。
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
今日は、久しぶりに晴れ間が見えましたが
風が強くてまだ空気も冷たいですね
花粉症の妻は朝からティッシュペーパーが離せません
私は、お茶のテイスティングやブレンドが仕事なので
花粉症になったら、お茶の鑑定ができなくなり仕事になりません。
なので、体を鍛えたり鼻を洗浄したりうがいをしたり
ロードバイクに乗るときも完全防備で予防に努めています。
室内も空気洗浄機や布団クリーナーで防備しています
妻が自分のためにやっているのですが・・・
自分も外から花粉をもちこまないよう気をつけています。
一時は「甜茶(てんちゃ)」や「べにふうき茶」が花粉症に良いと
言われて売れましたが、今はあまり見かけませんね
お茶で対策できるレベル以上に花粉が多いのでしょうか
妻も漢方薬で対処していますが
今年は昨年よりも厳しい状況みたいです。
暖冬など異常気象のせいかな?
今週末は春分の日だし、お彼岸ですから
寒暖の境目になるんでしょうね
「暑さ寒さも彼岸まで」といった通りですね
お彼岸は仏様があるお宅では、お彼岸参りの来客があったり、
逆にお線香を上げに行ったりがあります。
そんな時、仏様に供える「ご仏前」の進物や
ご来客への返礼品がうちの店でもよく売れます。
地方にもよりますが、ご仏事にお茶を使う風習があるのは
お茶が日本に伝来した時に由来するらしいです
遣唐使が禅宗と共に自らの健康を守り
修行中の眠気を払うのに茶を一緒に持ち帰り
健康への感謝を込めて、仏前にお茶を供えたためと言われます。
私たちの大切な命も
ご先祖様があってのことなんですね
ご先祖様と日々の健康に感謝をしつつ
おいしいお茶を飲んで心身を癒してはいかがでしょうか。





