水出し番茶がお勧め
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です
最近、全国で地震や火山活動が活発化していますね
今日も群馬県の残間山で小規模な噴火活動があったと
ニュースで伝えていましたね
群馬・栃木は昨日も突風被害が発生しましたよね
竜巻やゲリラ豪雨など起こり易い時期だから
注意が必要ですね~
最近、異常気象や地震・噴火と何か不穏な感じがしちゃいます
自然災害は天気予報などで注意するしかありませんが…
その前に健康でなかったら、いざという時に困りますよね
健康は普段から注意していれば自分で管理できますよ
バランスの良い食事と適度な運動と睡眠を規則正しく
そして早寝早起きや笑顔・コミュニケーションも大切ですね
一番気を付けたいのが食事ですね
6大栄養素をバランスよく含んだ低カロリー高たんぱくな食事がお勧めです
消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなると
消費しきれない分は脂肪となって増えていくからです
積り積もって肥満になると悪循環に陥り
ホルモンバランス等に影響して病気の元になりますからね
テレビCMで「おいしいものは糖分と脂肪で出来ている…」
っていうのがありますけど、糖質と脂質は少な目がいいですね
そうなると野菜中心の和食が非常に優れた健康食と言えます
最近は海外からも和食や緑茶の良さが注目されていますね
暑くなるとドリンク類を多く摂取しがちですが
水やお茶ならいいけど
多くの飲料は糖分や香料・着色料・保存料が多いのです
緑茶の健康成分については最近テレビでも多く取り上げられていますね
今朝のNHK「朝いち」でも特集していましたね
緑茶の健康成分には、カテキン、ビタミンCなどが
すでに各方面で研究、紹介され大きな注目を集めていますが
これからの季節『水出し番茶』がお勧めです
『ポリサッカライド』という成分が多く含まれているのです
『水出し番茶』には、抜群に多くの『ポリサッカライド』が含まれます 他の高級茶よりも、むしろ大衆的な『番茶』の方が圧倒的に多く含ています
血糖値を下げる大きな働きがあり、 カテキンやポリフェノールとは違い、熱で壊れやすい成分ですが、 水で抽出する事により有効な状態で抽出できるのです
飲みつづけると個人差はありますが、血糖値が下がり しかも体重が減少する事実が報告されています
つまり、糖尿病でお悩みの方には効果的というわけです
あなたも和食や緑茶を上手に活用して
健康管理に役立ててはいかがですか
「医食同源」食べるものは明日の私たちの
細胞やエネルギーになるものですからね
|
今日も自然の恵みと健康に感謝。
たまにはお手入れを
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
関東地方もいよいよ梅雨入りしましたね
5月が暑かったし降雨も少なかったので
水不足が心配されましたけど
梅雨の雨で不安解消になればありがたいな~
私は5月31日の日曜日に
毎年出ている【彩の国トライアスロン大会】に出場しましたよ
なんと競技中の気温35℃…
暑くて死にそうな中なんとか完走できました
【ナイトワークス】という栄養補助食品や
梅干し、青梅酵素ジュースなど水分・塩分・ミネラル補給が
うまくいったのでさほどバテなかったのかな
でも日焼け止めを忘れたんで
一気に日焼けしてヒリヒリと大変でしたよ~
当日は筋肉痛より日焼けの影響で眠れませんでしたね
筋肉もお肌もアフターケアが大事ですね
アフターケアといえば…
家の店では、お客様が使っている【急須の無料クリーニング】をやっています
急須の網やその内側についた汚れが原因で
お茶の味がまずくなってしまうことがあるからです
せっかく生産者を厳選して美味しい茶葉だけを仕入れて
安心で高品質な茶葉を販売していても
お客様がおいしく淹れられなくては意味がありませんからね
お茶の風味は水質やお湯の温度、濃さ、などに影響されますが
茶器も大事な要素なんですよ
もちろん材質も関係あります
金属製のものやポリカーボネートなどはダメです
国産の常滑焼などの焼き物がいいですね
毎日使う茶碗や急須は茶渋が溜まりやすいですから
まめにお手入れが必要ですね
でも、普段掃除できないところなどには
永年使っているとヘドロのようになった汚れが溜まってしまうのです
だから専門店ならではのアフターサービスとして
急須の徹底クリーニングを無料で提供しているのです
面倒くさかったり、恥ずかしいといって
積極的に利用してくれるお客様は少ないですけど
お手入れのビフォーアフターの写真をお見せすると
急須を持って来てくれるお客様もちらほらと増え始めました
※網を外して内側にこびりついた汚れもきれいに落とします
注ぎ口の中もきれいにして、もちろん網は新品同様に綺麗になります
いつも愛用しているものだから大事に永く使ってもらいたいし
それが衛生的できれいになったら気持ちいいですよ
そして安心しておいしいお茶を毎日味わっていただきたいですからね
日常のお手入れでは定期的に
寝る前に漂白剤に浸しておくと
茶渋が溜まりにくくはなりますけどね
塩素系の漂白剤は水に溶けにくくお湯に溶けやすいので
漂白した後は熱めのお湯で良くすすぐ必要があります
気をつけてくださいね
何はともあれ
私はたくさんの人がおいしいお茶に
心も体もホッと癒されて笑顔になってくれたら幸せです!
今日も自然の恵みと健康に感謝。
前田耕成展 -間ー
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は素敵な展覧会を紹介いたします。
彫刻家 前田耕成さんの個展
前田耕成展 -間ー です。
( ↑ クリックすると拡大してご覧いただけます。)
( ↑ クリックすると拡大してご覧いただけます。)
( ↑ クリックすると拡大してご覧いただけます。)
前田耕成さんは、東北芸術工科大学 の美術科彫刻コース の教授でもいらっしゃいます。
前田先生とは、
1990年代~2000年代にかけて宮城県白石市にて10年間毎年開催された
白石野外彫刻展で出会い、お世話になりました。
小松石を素材に、割れ肌と無機的のコントラストが
空間に緊張感を与えていてとっても素敵だと思っています。
会場のギャラリーせいほうは、ガラス張りで外からも中の様子が見えて
とっても入りやすいギャラリーです。
銀座にお出かけの際は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか?
本日もご訪問くださいまして、ありがとうございました。
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(文:日下育子)
アーティストを応援する素敵な彫刻工房@日下育子の学び場美術館
彫刻家 黒沼 令さん 第4回 ~自己表出の姿勢で制作しています。 ~
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は素敵な作家をご紹介いたします。
木彫を制作されている彫刻家 黒沼 令さんです。
黒沼 令さん
前回、加茂 幸子さんのご紹介でご登場頂きます。
加茂 幸子さん
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
黒沼 令さん
第1回 ~ 卒業制作で表現する達成感を体感しました~
第2回 ~ 「人間とは何か」が制作の動機になっています~
第3回 ~一番精神的なものが集約されている顔を作りたいのです~
第4回目で最終回の今日は、黒沼 令さんに制作で社会を意識することがあるか,
「あなたにとってアートとは?」をお伺いしました。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「渇き」
FRP、 170×100×100cm
2001年
2001年国展初出品作
「佇む人」
素材 桂 寸法 180×100×80
2005年制作
学生時代最後の作品です。
「久遠の人」
素材 桜 寸法 150×45×145cm
2006年制作
「沈む人」
素材 桂 寸法 80×25×40cm
2010年秋制作
「覗き込む人」
素材 朴、栓 寸法 80×20×25㎝
2011年制作
「呟く人」
素材 桂、エゾ松、欅 寸法 180×50×50cm
2010年制作
「観望」
素材 檜 寸法 180×80×50㎝
「侵蝕」
素材 朴、欅 寸法 60×30×30cm
2011年制作
「感傷」
素材 朴 寸法 110×90×180cm
2012年制作
国展準会員優作賞受賞
もたれる「人」
素材 桂 寸法 180×80×100cm
2013年制作
「すます」
素材 檜 寸法 170×80×45cm
2013年秋制作
「うれう」
素材 檜 寸法 170×70×40cm
2014年秋制作
日下
前回、黒沼さんは、自分が納得できるものを作りたいということが一番の動機だというお話
でしたね。
黒沼 令さん
そうですね、社会とかそういうものに対してというのは特にないですね。
ただ、職業上、仕事上、学生に対してとか、何て言うんですかね、誠実にものを作るとか
そういう気持ちで指導するということはあります。
外部に対して何か働きかけたりとかは自分の中ではないですね。
日下
郡山女子大学短期大学の生活芸術学科にお勤めですが、彫刻を全般教えていらっしゃるの
でしょうか。
黒沼 令さん
そうですね。彫刻と教職関係のことをしているっていう。
日下
教職関係というのは美術科教育法のような授業をなさっているのでしょうか。
黒沼 令さん
はい。
日下
素晴らしいですね。
生活芸術学科の学生さんは彫刻のあらゆる素材を扱われるんでしょうか。
黒沼 令さん
そうですね。ただ女性だけの学校なので、授業の中で教えるのは塑像と木彫、石膏くらいの
状態なので、どの素材でやりたいかというのは、体験した素材の中で学生たちが選択する。
まあ、石彫とかはないので選択肢はそんなに多くはないのですが。
日下
学生さん達の若い世代を見て何か感じることはありますか。
黒沼 令さん
短大なので実質、学生の制作には1年くらいしか関われないんですけれども。
1年生で必修の授業をやって、1年間で卒業制作をしてという感じで。
世代的な差はあまり感じないんですけれど。
彫刻って高校まで積み重なって来ないですよね。授業の中でなかなかなかったりとか。
大学へ入ってきてはじめて彫刻を知るというような状態なんですけど。
その中でも自分がやりたいと選択した学生が来ているので、教えられることもすごく楽しい
というか、彫刻はやればやるだけ形になるので、そういった部分が若い世代には新鮮なの
かもしれないですね。
実際に物理的にものをつくる大変さや手応えは、彫刻が一番感じやすいですね。
石膏取りも木彫も大変ですから。
もしかしたら、そういった感覚に飢えている子も多いのかな。
日下
そうですか。郡山女子大学短期大学のお勤めはもう何年くらいになられるのでしょうか。
黒沼 令さん
5年くらいですね。
その前は、高校の非常勤、時間講師を10年くらい、10年弱やっていました。
日下
そうでしたか~。私もそうでしたが、制作しつつ仕事をするというのは大変ではなかったで
しょうか。
黒沼 令さん
33歳まで定職につかなかったので、大変でしたね。
僕の場合、彫刻がお金になったことはないんです。なので彫刻家ではないんです。
日下
いえいえ。どこかで黒沼さんの作品を見られるところはありますでしょうか。
黒沼 令さん
岩手の母校の中学校に置かせてもらったくらいですね。
日下
先日まで開催されていた国画会に2001年から15年間ずっと出品していらっしゃいますよね。
これからもずっと国画会でずっと発表してかれるんですね。
黒沼 令さん
そうですね。
日下
ではリレー作家の紹介をお願いいたします。
黒沼 令さん
国画会の会員で平井孝典さんを紹介します。
日下
ありがとうございます。
最後の質問ですが「あなたにとってアートとは?」いかがでしょうか。
黒沼 令さん
なんでしょうね、アートとは・・・。なんでしょうね・・・。
一番しっくりくる言葉にすると、自己確認でしょうか…。
自己表現っていうほど、特に表現したいものがつくる動機としてあるわけでもないので。
この前、テレビで吉本隆明の番組がやっていてたまたま見たんですけど、その中で自己表出
っていう言葉が出てきて、いいなと思いました。
何か自分の感情とか、感動とかが誰に伝えるためでもなく思わず言語になるというような意味で使っていたと思うのですが、自分の作品もそのようにつくれたらいいなと。
結果的に見る人に共感してもらえたり、何か感じてもらえれば、よりありがたい事なんですけど、
事前に何かメッセージがあったり、わかってもらいたいという事があるわけでは無いんです。
造形的な実験とか、彫刻的な提案みたいなものが目的でもないです。
つくっていく中で、自分が感情的、情緒的に承認出来る方法とか形とか造形とか雰囲気とかを
確かめているという感覚かもしれません。
出来たものが後から見て許せなかったりすることもあるんですけど。
理想はそういった、純粋な部分にあるのですが、締切りが無ければ頑張れなかったり、うまく
いかなかった事を時間の所為にしたり、現実は理想には程遠いです。認められなくて悔しいと
感じることも、よこしまな気持ちが動機になる時もありますし。
本当に生理現象的、習慣的に制作できるのが理想かもしれないですね。
少し質問から外れたようですが、そういった姿勢で制作する、また、そのためのエネルギーを
吸収するのが自分にとってのアートという事なんだと思います。
日下
とても、誠実で素敵なお気持ちをお聴かせ下さってありがとうございます。
今回は、お忙しい中、素敵なお話をお聞かせ頂いてありがとうございました。
「潜心」
桂、朴、 150×80×130㎝
2015年
国画会出品
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
編集後記
今回、加茂 幸子さんのご紹介で黒沼 令さんにお話をお伺いしました。
黒沼 令さんは埼玉大学の教育学部で彫刻を学ばれていますが、加茂さんはそちらの先輩で、
その後、福島大学大学院で学ばれましたが、そこでは加茂さんのご主人様で彫刻家の
新井浩さんが恩師でいらしたのだそうです。
黒沼 令さんは、4年前に私も出品している宮城県芸術祭彫刻展にゲスト出品されていて、
いつか学び場美術館にもご登場いただきたいと思っていた方です。
その展覧会で出品された、「呟く人」という作品は、研ぎ澄まされたような表情とフォルムと、
ところどころ開いた空間が何か崇高さすら感じさせ、深く感動と興味を覚えて忘れられずに
おりました。
今回は、黒沼 令さんの最終回をお送りしました。
「あなたにとってアートとは?」の問いに、
「何か自分の感情とか、感動とかが誰に伝えるためでもなく思わず言語になるというような
(中略)自分の作品もそのようにつくれたらいいなと。」
「~自分が感情的、情緒的に承認出来る方法とか形とか造形とか雰囲気とかを
確かめているという感覚~」
とお話してくださったことが、とても自然体で印象的に感じました。
これらの言葉を心に留めながら作品を拝見すると、改めて作品が語りかけてくるものが
深く、味わい深いものに感じられます。
黒沼 令さん、今回はたくさんお話をお聴かせ頂き、ありがとうございました。
次回からは、彫刻家 平井孝典さんにご登場頂きます。
どうぞお楽しみに。
**********************************
◆ 黒沼 令さんが掲載されているWEBページ
◇国画会 黒沼 令さんのページ
◇岩手県芸術祭美術展彫刻部門
◆ 黒沼 令さんが最近出品されていた展覧会
第89回 国画会展
2015年4月29日(水・祝)から5月11日(月) (←終了しております。)
新国立美術館
◆ 黒沼 令さん 経歴
1978年 岩手県盛岡市に生まれる。
2001年 埼玉大学教育学部卒業。
2001年 国展初出品、以後毎年出品。
2003年 福島大学大学院修了。
2003年 国展彫刻部奨励賞受賞。
2004年 国展彫刻部新海賞受賞、準会員推挙。
2011年 岩手県美術選奨。
2012年 国展彫刻部準会員優作賞受賞、会員推挙。
現在 郡山女子大学短期大学部生活芸術科専任講師
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彫刻家 黒沼 令さん 第3回 ~一番精神的なものが集約されている顔を作りたいのです~
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は素敵な作家をご紹介いたします。
木彫を制作されている彫刻家 黒沼 令さんです。
黒沼 令さん
前回、加茂 幸子さんのご紹介でご登場頂きます。
加茂 幸子さん
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
黒沼 令さん
第1回 ~ 卒業制作で表現する達成感を体感しました~
第2回 ~ 「人間とは何か」が制作の動機になっています~
第3回目の今日は、黒沼 令さんの独特の板を寄せて彫る
木彫の制作手法についてお伺いしてまいります。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「潜心」
桂、朴、 150×80×130㎝
2015年
国画会出品
「潜心」 制作過程
「潜心」 制作過程
「潜心」 制作過程
「潜心」 制作過程
「観望」
素材 檜 寸法 180×80×50㎝
「観望」 制作過程
「観望」 制作過程
「観望」 制作過程
「うれう」
素材 檜 寸法 170×70×40cm
2014年秋制作
「うれう」 制作過程
「うれう」 制作過程
「呟く人」
素材 桂、エゾ松、欅 寸法 180×50×50cm
2010年制作
日下
黒沼 さんは一貫して人間像を制作されていますがモデルは使われていますか。
とっても形がしっかりしていて素晴らしいですね。
黒沼 令さん
モデルは使っていないです。 ポーズ集とか他の彫刻家の作品とかそういうのを参考に
しながら、自分の例えば手とか足とか見れるところは参考にしています。
日下
素材的なことをお伺いしますが、黒沼さんは塑像と木彫の両方をやっていらっしゃるのでしょうか。
黒沼 令さん
今は発表するのは、ほぼ木彫です。
エスキースを作ったりとか塑像もありますが発表することはほぼないです。
国画会展で塑像を出したのは最初の一度だけで、ずっと木彫で発表しています。
日下
そうですか。
4年前に黒沼さんがゲスト出品してくださった宮城県芸術祭彫刻展の「呟く人」という作品が
とても印象に残っています。
その「呟く人」は四畳半のスペースで制作するのに板を寄せて作られたそうですね。
私には板の寄せ方のイメージがなかなか想像できないので制作手法にも興味津々なの
ですが。
黒沼 令さん
ただ大きいものを作りたいっていうのでやり方は適当でしたね、寄せ方も。
悪いことなんでしょうけど、公募展に作品を出す以上は、そういう規模じゃなきゃいけない
というのがちょっとあるので。
なるべく物理的に説得力がある大きさと素材でなければいけないかなと。
そういう中で始めた作り方だったんです。
板による寄木をやってみたのは、本当にただ軽くて、一人で手におえる大きさを出すために
っていう感じだったんです。 なるべく細い形の方が狭い空間でもできるだろうというのと、
顔と手で表情が出せれば作品として何か訴えるというか印象を与えるかなと思って、
挑戦した作品だったですかね。
日下
板は角材に近いような感じなんですか。
黒沼 令さん
いえ、本当に板ですよ。薄い板です。
日下
ある程度フォルムなりに貼ってから彫っている感じですか。
黒沼 令さん
そうですね。 ある程度貼ってから彫っていますね。
アパートでやっていたのでなるべく電動工具を使わないで手のことのみだけでできる感じで。
日下
表面の穴から中が空洞になっているのが感じられて引き込まれる作品ですが、それは狙って
作った空洞ではなくて板を寄せて作ったことによって偶発的に出てきたというお話でしたね。
黒沼 令さん
そうですね、板の寄せ方に隙間を空けると最後、形になった時に木と木の隙間で形が決まる
ので、どういう穴の形になるか最後までわからないんですね。
完成するまで自分でもコントロールできない部分があるのと、どうなるかっていう毎回楽しみ
ながら制作できるのもありますし、作品の持つ雰囲気とかが出るかなあと思って穴を開けたり
とかしているんですけれども。
日下
なんか儚げな感じながら、印象がとても強いですね。不思議だなあと思って。
例えば虫食いのような、浸食されたようにも感じられます。
でも生きてるぞ、という強い存在感もあり、何かぎりぎりの感じがして、それが黒沼さんの
作品の面白さというか、精神性に感じられるところなのかなと、私は感じています。
黒沼 令さん
あんまり自覚的にやっているものでもないので、そういうふうに思って頂けるのはありがたい
んですけれど。はっきりと意味があってやっています、というものではないんです。
こうやったら面白そうだなとか。
最初に穴をあけたときは何か多少何かあったと思うんですけれど。
例えば四角い穴をあけることで人間が無機的なものに脅かされていくような印象が出れば
とかいうことが最初はあったと思うんですけれど、やっていくうちに面白いからやっている
というか。
日下
そうですか。
木の板を寄せて作っていらっしゃいますが、塑像から木彫に移行されたのは、制作場所などの
環境的なことからでしょうか。 あるいは素材の魅力を追及していかれたということでしょうか。
黒沼 令さん
たぶん、プロセスが一番面白いと言いますかね、木彫が一番感覚的に合っていたということだと
思います。塑像は学生の時に裸婦の習作とか結構やっていたんですけれど。
どうすれば完成するかが難しかったりとか、進んだと思えば後退したりとか、そういったプロセス
の難しさというのをすごく感じて、木彫だとやればやっただけ完成に近づくので気持ち的に楽だ
なっていうのも木彫を選択した理由です。
木肌だとかしなやかさだとか素材的に魅力的という事もあるんですけれど、木彫にこだわって
いるのはやっぱり面白いっていう事ですね、作っていく過程が。
本当に正統な木彫のやり方は一木にこだわったり、素材にこだわったりするんでしょうが、
自分は木彫をする人間としてはそういった部分は弱い方だと思います。
それより、どれだけ技法や素材に縛られないで自由に作れるかとかそういった方を楽しんで
います。
日下
人間を題材にされていますが、造形的にはどんなところを目指して制作なさるのでしょうか。
黒沼 令さん
作りながら彫る感じで、例えば全身だったら頭から作り始めるんですけど、頭から作って、
だんだん首、肩、腕と下がって作っていったりとか、そういうのを作っている中で落とし所を決める
というか。
頭を作っている段階では完成像みたいなのはなくて、割とイメージくらいで始めて、作っている
中で徐々に終わるみたいな、時間的な限界とか何か理由があるんですけれど、何となく決まっ
たところで終わるという感じで。
日下
3月にフェイスブックアートチャレンジ で写真を載せていらっしゃるものの中に制作中の写真も
公開していらっしゃいましたね。
制作過程の写真ですと、まさに顔の正面は彫られているけれども後ろはまだ角材のまま
みたいな、こんな感じで作られているんですか。
黒沼 令さん
そうです。こんな感じで作ってます、はい。
日下
すごく面白いですね! こういう制作プロセスはこれまでみたことがありません。
完成作品の写真からは木の寄せ方は想像できないので、制作中写真を見せて頂けて、
とっても貴重だと思います。
黒沼 令さん
そうですね、面白いと思います。
日下
黒沼さんの制作では顔が先に出来ていくそうですが、普通彫刻は彫刻として自立している
状態というのが基本にありますよね。
上から下に彫り進んでいくとき、最初はどんなふうに立っているのでしょうか。
黒沼 令さん
そこまで深く考えてないんですけど、顔が一番作りたいので。
一番内面とか精神的なものが顔に集約されている気がするので、顔が一番作りたい気持ちが
あって、まず顔を作ってから、それに合わせて体を付け足しているみたいな。
日下
今回の国画会の作品の制作中写真では、拝見するところある程度全体像が決まっているよう
ですが、彫り始めるのはやはり顔から、という感じなのでしょうか。
黒沼 令さん
はい。今回はそうなんですけれど、まったく顔からってこともあります。
エスキースを作ったり作らなかったりするんですけど、今回は作ったんで、まずその全体を軸に
板で作って立てながら、顔を集中的に彫ってそこに足りないものを足していくという感じで。
まあ、そういうやり方の弱点みたいなのも最近感じるんですけれど、総体的なまとまりのなさを
最終的に解消できなかったりとか、やり方としてまずいなと感じるんですけど、だんだん向上
すればいいかなと考えているというか。
日下
何かモデリングの要素があるみたいな感じもして面白いですね。
黒沼 令さん
なんかこういかに木彫で出来るかみたいなのを自分で課題とした感じですね。
日下
すごく面白いですね。とっても興味深いお話をありがとうございました。
今日はここまで、素敵なお話をありがとうございました。
「侵蝕」
素材 朴、欅 寸法 60×30×30cm
2011年制作
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
編集後記
今回、加茂 幸子さんのご紹介で黒沼 令さんにお話をお伺いしました。
黒沼 令さんは埼玉大学の教育学部で彫刻を学ばれていますが、加茂さんはそちらの先輩で、
その後、福島大学大学院で学ばれましたが、そこでは加茂さんのご主人様で彫刻家の
新井浩さんが恩師でいらしたのだそうです。
黒沼 令さんは、4年前に私も出品している宮城県芸術祭彫刻展にゲスト出品されていて、
いつか学び場美術館にもご登場いただきたいと思っていた方です。
その展覧会で出品された、「呟く人」という作品は、研ぎ澄まされたような表情とフォルムと、
ところどころ開いた空間が何か崇高さすら感じさせ、深く感動と興味を覚えて忘れられずに
おりました。
今日は、その木彫の制作手法についてお伺いしました。
黒沼 令さんの板材を寄せて制作する手法も、顔という部分を集中的に彫ってそこに足りない
ものを足していくという手法も、まったく独自でとても興味深く感じました。
次回は、最終回で黒沼さんの「あなたにとってアートとは?」にお答えいただきます。
どうぞお楽しみに。
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◆ 黒沼 令さんが掲載されているWEBページ
◇国画会 黒沼 令さんのページ
◇岩手県芸術祭美術展彫刻部門
◆ 黒沼 令さんが最近出品されていた展覧会
第89回 国画会展
2015年4月29日(水・祝)から5月11日(月) (←終了しております。)
新国立美術館
◆ 黒沼 令さん 経歴
第1回 (最後に掲載しております)
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理想的な食事
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
5月だというのに暑いですね~
今日も気温31℃を超えちゃいましたよ
加須市は関東平野の内陸部だから雨も少ないんです
今は湿度がそう高くないから少し風があれば
日陰ならなんとかしのげますが・…
紫外線も強いし日焼けや熱中症対策は必要ですね
市販のスポーツドリンクは糖分が多すぎるので
必ず薄めて飲むようにしましょうね
基本的には無糖系がいいですけどね
お茶も種類によっては利尿作用があるので
水分補給にはならないものもありますよ
日焼け対策にもストレス対策にも抗酸化力が強いものがいいですね
うちでは活性酸素を除去してくれる水素水(還元水と表現されることもある)の
浄水器をつけているので水もおいしいし
体にスーっと吸収される感じでとてもいい調子です
汗が沢山出るいま時分は水素水に岩塩を少し入れて飲んでいます
水分・塩分に少量のミネラルも摂れてバッチリです
もうじき青梅で手作り酵素ジュースを作りますが
本格的に暑くなったらこの梅酵素ジュースを飲んでいます
ぜんぜん夏バテしないんですよ
で、大事なのはあまり冷たくしないで
できるだけ常温に近い温度でのむんです
あと、最近は筋肉量を減らしたくないので
植物性タンパク質を摂るために豆乳もたくさん飲んでますね
食後やすっきりキリッとしたいときは
ビタミンCが豊富でカテキン・カフェインを含んだおいしい新茶を飲みます
最近は肥満予防健康管理士の資格講座でも学んだので
栄養バランスと摂取カロリーをかなり意識しています
そこの講師の先生から教えてもらったプロテインのシェイクにはまってます
皆さんGI値って聞いたことありますか?
糖分がどれくらい吸収されやすい食品かの目安なんです
GI値(グリセミック・インデックス)といって食後血糖値の上昇度をブドウ糖100として
表した指数のことなんですが、この数値が低い方が太りにくいってことです
このプロテイン・シェイク、甘くっておいしいんですがGI値が22~35と低いんです
これって水分の多い果物や野菜レベルなんですよ
カロリーも1食分がたったの85kcalなのに食物性のタンパク質がたっぷり
その上、1日に必要なビタミンや脂質、糖質、食物繊維などの
6大栄養素がバランス良く入っているんです
だから、シェイクといっても食事代わりの栄養素なんですよ!
ダイエット食として真に理想的なんです
世界中のトライアスリートやトップアスリートも愛飲してるんですね
あのサッカーのロナウド選手やオリンピック選手も愛用してるんです
ということは、相当の高いレベルの安全性と機能性があるシェイクってことですよーーー!
ドーピング対策もされてるし、大豆のたんぱく質を使ってるのに
アレルギー物質を全て取り除いてあってアトピーの子供が飲んでも平気!
それどころか毎日飲んでると栄養バランスが整ってきてアレルギーも治っちゃうそうです
すっごくないですか~?!!!!!
アスリートは消化によるエネルギーロスを極力減らして
効率よくエネルギーになる食事を求めていますからね
こんないいもの、何で今まで知らなかったの~?って
自分が悲しくなりましたよ
特に運動後15分~2時間以内に吸収の良い植物性タンパク質を摂取すると
効率よく筋肉量を増やせるんです
これ普通の人のダイエットにも重要なことなんですよ
やり方間違えると体重は減りました、でも体脂肪は変わりませんってなるんです
ってことは筋肉が減ってるから基礎代謝が落ちちゃって
同じカロリーの食事してたらかえって太り易くなっちゃうってことですよ
これがリバウンドの正体みたいなものですけどね
詳しく知りたい方、正しいダイエットのアドバイスやサポートが欲しい方は
私にメールしてくださいね→simosaya@hotmail.com ですよ
ちなみに家の妻もこのシェイク朝食代わりに飲み始めました
ちゃんと体重・体脂肪率・ウエスト周りを測ってから始めたから
ビフォーアフターが楽しみですね
夏にはワンサイズ下の服が似合ってるでしょう(笑)
ダイエットにも病気予防にも食事が基本ですよ!
あとは少しの運動だけ
今日も自然の恵みと健康に感謝。
彫刻家 黒沼 令さん 第2回 ~ 「人間とは何か」が制作の動機になっています~
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は素敵な作家をご紹介いたします。
木彫を制作されている彫刻家 黒沼 令さんです。

黒沼 令さん
前回、加茂 幸子さんのご紹介でご登場頂きます。
加茂 幸子さん
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
黒沼 令さん
第1回
~ 卒業制作で表現する達成感を体感しました~
第2回目の今日は、黒沼 令さんのテーマといえる、人間を制作されていることについて
お伺いしました。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

「佇む人」
素材 桂 寸法 180×100×80
2005年制作
学生時代最後の作品です。

「久遠の人」
素材 桜 寸法 150×45×145cm
2006年制作

「沈む人」
素材 桂 寸法 80×25×40cm
2010年秋制作

「覗き込む人」
素材 朴、栓 寸法 80×20×25㎝
2011年制作

「呟く人」
素材 桂、エゾ松、欅 寸法 180×50×50cm
2010年制作

「観望」
素材 檜 寸法 180×80×50㎝

「侵蝕」
素材 朴、欅 寸法 60×30×30cm
2011年制作

「感傷」
素材 朴 寸法 110×90×180cm
2012年制作
国展準会員優作賞受賞

もたれる「人」
素材 桂 寸法 180×80×100cm
2013年制作

「すます」
素材 檜 寸法 170×80×45cm
2013年秋制作

「うれう」
素材 檜 寸法 170×70×40cm
2014年秋制作
日下
4年前に黒沼さんがゲスト出品してくださった宮城県芸術祭彫刻展の作品がとても印象に
残っています。
黒沼 令さん
「呟く人」という作品です。
日下
はい、その時に私が感じたのは、フォルムがすらっとしていて無駄がない形だと思ったのと
同時にその形が表現としても精神的にもそぎ落とされていて、とても崇高に感じたんですね。
それはご自身でも意図して制作されているのでしょうか。
黒沼 令さん
どこかには多分あると思うんですけれど。
自分の作品が精神的だとか、内省的だとかという感想をもって下さる方が多いようなんですが、
いまいち説明できないんですね。
ありがたい事なんですが、自分自身はそんなに立派な人間ではないし、いまだに暗い作品を作って
いるのは、ただ自分が精神的に未熟だからなのかもしれません。
日下
芸術祭のアーティストトークで他の先生が「経済的な事が制作に影響しましたか」とご質問された時に
「そのことではご自身の制作への向き合い方に変化を受けなかった」と答えていらしたのが、私は強く
印象に残っています。
それで、黒沼さんは逆境に強い方で制作は制作、それはそれと振り回されない、精神的に自立した
強さをお持ちなのかな、と感じました。
黒沼 令さん
そうかもしれないですね。 今も当時作ったような、そういう感じっていうのは多分あると思うんで、
経済的な状況が理由ではないと思うんですけれど。
日下
黒沼さんはずっと人間を作っていらっしゃいますがそれはどうしてでしょうか。
黒沼 令さん
ええとですね、人間くらいしか作りたいと思うものがないっていうか、他に興味がなかったというか。
作品を見たりしても、やっぱり人間を形にしたものが好きなので、できるだけ自分もそういった、
彫刻の伝統なのかわからないですけれど、あんまり外れない仕事をしていたいなというのはあると
思います。
ずっと、今も学生の時とそんなに変わらない作品を作っているので、大きな転換点がなったというか、
同じことをやっている。
日下
そうですか。
黒沼さんは作品も題名も、眼差しがとても内省的で、人間を表現していらっしゃると感じるのですが。
黒沼 令さん
何かそういったことを作りながら、どういう形になっていくかっていう・・・。
明確にこういう人間が作りたいというよりは、作りながら、徐々に形にしていくみたいなことが
すごく楽しいっていうのかな。
人間は何かって言葉にすると壮大で気恥ずかしいのですが、自分の中でこういうもんだとか
断定するつもりも無くてとか、ただ、制作を通じてそういった事を考えたり、確認したりというのが
自分にとっての動機になっているんではないかなと。
日下
フェイスブックのアートチャレンジ
の中で、人間のことを中で深く考えてやっていらっしゃると
感動した文章があります。(※2)
具象彫刻で前段に舟越保武の宗教的なことと表現の関係性についてのやりとりがあって、
黒沼さんは
「~今、具象彫刻でそういったことを表現するのは難しいですね、
近代的な具象表現は歴史的に一度否定されている地点から勉強をスタートしなければならないので、
そういった背景があるからか、人間を扱っている作品は今も多いし今後もなくならないと思いますが、
人間を感じさせる作品はなくなっていくのではないかと危機感を感じます。
個人的にはそこが一番表現する動機として大切だと思うんですが。」
と書いていらっしゃるんですけれど。
そこのところをかみ砕いてというか、詳しくお聞かせいただけますか。
(※2)この部分の黒沼さんが書かれた文章全文を
インタビューの最後に抜粋として掲載させて頂きました。
黒沼 令さん
ちょっと、なんか偉そうなことを書いてしまって。
僕が学生の時も、そこにあがっている舟越保武とか佐藤忠良とかそういった近代具象彫刻の世代の
作品を参考に勉強するのは、ずっと続けるべきではないみたいなことは、どこかで意識にあったと
思うんですけれども。
日下
続けるべきではない、といいますと・・・。
黒沼 令さん
芸術っていうのは、今もすごくいろんな分野が出てきていてそうだと思うんですけれど、
やっぱり新しいことをやらなきゃいけないとか。
日下
ああ、そうですね、新しいことですね。
黒沼 令さん
まあその、あんまり古いことを続けてもしょうがない、みたいなこともあって、そういう中で昔の人と
同じ気持ちでやっていくっていうのも難しいだろうな、みたいなことですけれど。
まあでも、僕がやりたいことって、何ていうのかな、新しいこととかじゃなくて、僕が好きな作家と
そんなにずれない範囲で作品を作りたいところがあって、やっぱり人間ていうか、そういうものを
軸にして、ぶれないで作品を作るっていうことでしょうね。 なんかうまく言えないんですけれど。
日下
ちなみにどんな作家がお好きですか。
黒沼 令さん
さっき言った舟越保武とか佐藤忠良とかも好きですし、外国で言えばジュリアーノ・ヴァンジ
とか、
割とダイレクトに人間らしいものが伝わってくる作品とか作家が好きですね。
舟越桂とかも好きです。
日下
そうですか。
人間を作ることで伝えたいこと、感じてほしいことはありますか。
黒沼 令さん
メッセージとかそういうものは特になくて、どう感じてもらっても構わないんですけれど。
やっぱり自分が納得できるものを作りたいというか、そういうことが一番の動機なので。
もちろん、感想を言って頂いたりとかはありがたくて嬉しいんですけれど、
作品をどうしても見る時にこういう風に感じてほしいとかそういうのは特にないです。
日下
そうですか。 私から見ると黒沼さんの作品はとても見る者を惹き付けるところが大きくて素晴らしいと
思っています。 今日も素敵な話をありがとうございました。


「潜心」
桂、朴、 150×80×130㎝
2015年
国画会出品
* * * * * * * * * *
(※)黒沼 令さんのフェイスブックのアートチャレンジの中で、人間のことを深く考えて
いらっしゃると私が感動した文章を抜粋して以下、掲載させていただきます。
「舟越保武の表現を知るための宗教的なアプローチは僕は出来なかったので、とても興味深いです。
宗教は難しいですね、宗教を信じている人間が宗教的な人間とイコールでは無いでしょうから。
僕が舟越作品に感じている魅力はもっと人間的なものなんだと思います。
26殉教者記念像にしても、ダミアンにしても、原の城にしても、キリスト教徒をモチーフにしている
わけですが、そういった情報より、作品の持つ情感に直接的に感じ入るといえばいいでしょうか。
晩年の塑造作品もそういった印象でした。
今、具象彫刻でそういった事を追求するのは難しいですね。
近代的な具象表現は歴史的に一度否定されているという地点から勉強をスタートしなければ
ならないので。
そういった背景があるからか、人間を扱っている作品は今も多いし、今後も無くならないと思いますが、
人間を感じさせる作品は無くなっていくのではないかという危機感を感じます。
個人的にはそこが一番表現する動機として大切だと思うのですが…。
松本竣介との関係も舟越保武にとっては大きいですね。
それぞれの言葉の親和性からも二人が青春時代に濃密な対話を重ねていたことがうかがい知れる
気がします。
例えば竣介の「平凡の中から生まれた非凡だけが感動を持っている」に対して
保武の「平凡なものを平凡に描いて、しかもその画面が、高い品格を持って人の心に深く染み込むこと
こそが作家の本来の姿勢でなければならない」等…。
「地球の地平の上に直立する形が究極のスガタ」という言葉も竣介に似たようなものがあったような
気がしてずっと引っかかっているのですが。」

「潜心」制作過程
2015年
国画会新作
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
編集後記
今回、加茂 幸子さんのご紹介で黒沼 令さんにお話をお伺いしました。
黒沼 令さんは埼玉大学の教育学部で彫刻を学ばれていますが、加茂さんはそちらの先輩で、
その後、福島大学大学院で学ばれましたが、そこでは加茂さんのご主人様で彫刻家の新井浩さんが
恩師でいらしたのだそうです。
黒沼 令さんは、4年前に私も出品している宮城県芸術祭彫刻展にゲスト出品されていて、いつか
学び場美術館にもご登場いただきたいと思っていた方です。
その展覧会で出品された、「呟く人」という作品は、研ぎ澄まされたような表情とフォルムと、
ところどころ開いた空間が何か崇高さすら感じさせ、深く感動と興味を覚えて忘れられずにおりました。
今日は、黒沼さんが人間をテーマに制作されていることについてお聞かせ頂きました。
本文中にも抜粋掲載した黒沼 令さんの「人間を感じさせる作品(中略)。個人的にはそこが
一番表現する動機として大切だと思うのですが…。」
という言葉がやはり私にはとても響きます。
見る側は、黒沼さんの作品を通して自身や人間とは何かについて思索の旅に出るのだろうと思います。
次回は、黒沼 令さんの独特の木彫の制作手法についてお伺いしてまいります。
どうぞお楽しみに。
**********************************
◆ 黒沼 令さんが掲載されているWEBページ
◇国画会 黒沼 令さんのページ
◇岩手県芸術祭美術展彫刻部門
◆ 黒沼 令さんが最近出品されていた展覧会
第89回 国画会展
2015年4月29日(水・祝)から5月11日(月) (←終了しております。)
新国立美術館
◆ 黒沼 令さん 経歴
第1回
(最後に掲載しております)
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
★☆ アーカイブス ☆★
学び場美術館 登場作家リストⅢー2014
学び場美術館 登場作家リストⅣー2015
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アーティストを応援する素敵な彫刻工房@日下育子の学び場美術館
彫刻家 黒沼 令さん 第1回 ~ 卒業制作で表現する達成感を体感しました~
みなさま こんにちは。
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は素敵な作家をご紹介いたします。
木彫を制作されている彫刻家 黒沼 令さんです。
黒沼 令さん
前回、加茂 幸子さんの紹介でご登場頂きます。
加茂 幸子さん
第1回目の今日は、黒沼 令さんが彫刻を始められたきっかけについてお伺いしました。
お父様が画材店を経営されながら、彫刻を作られていたことの影響があったというお話です。
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「渇き」
FRP、 170×100×100cm
2001年
2001年国展初出品作
「佇む人」
桂、 180×100×80
2005年制作
学生時代最後の作品です。
「久遠の人」
桜、150×45×145cm
2006年制作
「感傷」
朴、 110×90×180cm
2012年制作
国展準会員優作賞受賞
「もたれる人」
桂、180×80×100cm
2013年制作
「呟く人」
桂、エゾ松、欅、180×50×50cm
2010年制作
「すます」
檜、170×80×45cm
2013年秋制作
「うれう」
檜、170×70×40cm
2014年秋制作
「沈む人」
桂、 80×25×40cm
2010年秋制作
「潜心」制作過程
日下
お父様も彫刻家でいらっしゃるとお伺いしたことがありました。
黒沼 令さん
彫刻家ではないんですけど、父親も岩手大学特設美術家で彫刻を勉強して、画材屋をやりながら
今も彫刻を制作しているという。
彫刻家として彫刻を生業にしているわけじゃないんですが影響がありますね。
会には出していないのですが、岩手の芸術祭には毎年出しています。
日下
それは素晴らしいですね。
子供の頃からお父様がご自宅で彫刻を制作されるのを見ていらしたのでしょうか。
そういう家庭環境は、なかなかないと思いますが。
黒沼 令さん
そうですね。
小さい頃から実際に父の制作を見ていたということはそんなにないんですけど。
自分も高校に入って、彫刻を始めたんですけど、その時は一緒に教わりながら作ったりして。
まあ、家に作品があったりとか影響はあったと思います。
日下
身近に彫刻があるというのは素敵ですね。
黒沼 令さんん
そうですね、振り返って考えると。
おそらく、意識していなくても父親の影響っていうのはあったと思うんですけれど、
それで自分も彫刻を選んだっていうはっきりした意識はなくて。
直接的には、勉強が嫌いで高校の時に美術コースのある高校に入ったんですが、
高校2年生で彫刻とか絵画とかデザインとか、卒業制作のコースを選択しなければならない時に、
絵画は苦手だな、とか、デザインもちょっとなとか、そういうふうに消去法的に彫刻を選択したっていう
感じでしたね。
日下
そうでいらしたんですか。
黒沼さんは岩手県盛岡市のご出身でいらっしゃるんですよね。
黒沼 令さん
はい。
日下
3月頃、黒沼さんフェイスブックの5DAYアートチャレンジをされていた時、
岩手県出身の彫刻家、舟越保武さんについてご友人の方との深い内容のやり取り
をされていたのがとっても印象に残っています。
何かそういう地域的に、彫刻を見る環境が多かったということはおありでしたか。
黒沼 令さん
そうですね、あったとは思うんですけれど。
小さい頃、家に父親の彫刻だけではなく、国画会の三島樹一さんの作品が家にあったりとか、
あとはひょっとしたら連れて行ってもらって彫刻を見たりとかしていたかもしれないですけれど。
何か自分の故郷が自分に影響を与えたっていうことはあんまりわからないですね。
今になって盛岡に生まれてよかったなとは思うんですけど。
日下
私は3月に展覧会を見に盛岡に行ったのですが、その時に黒沼さんの母校の不来方高校の前も
通りました。 とても良い環境で学ばれたのですね。
そして大学は加茂さんと同じ埼玉大学というお話ですね。
先生もご一緒でいらっしゃるんでしょうか。
黒沼 令さん
そうです。埼玉大学に入ったのは、実家の経済的な理由で国立大学じゃなきゃ進学できないだろうな
というのがあって。 彫刻はしたかったんですけれど、岩手大学に入ると石彫の抽象を作らなきゃ
いけないぞみたいなことを父親から言われて、それは自分が当時やりたかったこととは違うのかな、
なんて。
父親も本田貴侶先生 に教わっていたので、埼玉大学はどうかなと思って、まあそうですね、
埼玉大学を受験しました。
日下
私からみると、この先生に習いたいというのをちゃんとお考えになって進学されているって素晴らしいと
思います。
黒沼 令さん
そこまでやる気はないんですけれど、いろいろ条件を考えたら埼玉大学がいいかなと考えまして。
日下
実際に進学されて制作環境など、ここで勉強できてよかったと思うことなどはありましたか。
黒沼 令さん
すごく良かったんですけれど、自分はあまり表現をしたいとか自分を出さなきゃって言う風には
なかなか作品を作れなかったんです、最初のうちは。 どちらかというと習作的な作品というか、
裸婦を作ったりとか、そういう方が最初は好きで、技術的な仕事っていうか。
で、入ってみると、本田先生は「表現しなさい」というか「作品化しなさい」とか、そういった指導が
多かったので、かなり気後れしてしまった部分があって、やっと4年生の卒業制作で、まあ自分も
なんとか作品らしいものが作れるようになったかな、っていう感じなんです。
本当に入った時は、先輩の加茂さんもエネルギーに溢れた作品ばかりで、ただただ気後れ
したっていうか。
日下
そうでしたか。
黒沼さんの卒業制作の作品は「渇き」という題名ですが、どんな思いで制作されたのでしょうか。
黒沼 令さん
そうですね、下の岩と言うか、これはサンゴか何かを拾ってきたものなんですけれど、本田先生の
指導で自然にあるものと人体を組み合わせて何か作品化しなさいっていう課題を4年生の時に
出されまして、大学にサンゴかどうかわからないですけれど転がっていたのを拾ってきて、人体に
組み合わせて作品にしたんです。
けれど、たぶんずっと裸婦を見たり、作品を作ったりすると、割と僕は石膏デッサンとか高校時代に
ずっとやっていたので、真面目というか、アカデミックな仕事にしかならないないというか。
習作的な作品しか出来なかったのを見かねて、そういう課題を出してくれたんじゃないかなと今は
思っているんですけれど。
それでやっとというか初めて表現する、創作意欲だとか達成感っていうのが得られたような気が
します。
日下
そうだったんですか。この作品には何か差し迫った表情があって、とっても引き込まれる素晴らしい
作品ですね。
今日はここまで、素敵なお話をありがとうございました。
「侵蝕」
朴、欅、 60×30×30cm
2011年制作
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
編集後記
今回、加茂 幸子さんのご紹介で黒沼 令さんにお話をお伺いしました。
黒沼 令さんは埼玉大学の教育学部で彫刻を学ばれていますが、そこでは、前回ご登場の
加茂 幸子さんが先輩でいらしたそうです。その後は福島大学大学院で学ばれており、そこでは、
加茂 幸子さんのご主人様でもある彫刻家 新井浩さんのご指導を受けられたのだそうです。
実は黒沼 令さんは、4年前に私が毎年出品している宮城県芸術祭彫刻展にゲスト出品されていて、
私はその折に初対面して、いつか学び場美術館にもご登場いただきたいと思っていた方です。
その展覧会では、「呟く人」という作品を出品されていましたが、研ぎ澄まされたような表情と
全体のフォルムと、体にところどころあいた気孔のような空間が何か崇高さすら感じさせる作品で
とっても感動と興味を覚える作品で忘れられずにおりました。
黒沼 令さんはインタビューに訥々とお答え下さいましたが、その淡々としたお話しぶりと内容から
本当に純粋に彫刻がお好きで、ひたむきにそこに向き合ってこられたのだなと深く感じました。
これから黒沼 令さんについて5回にわたりお伺いしてまいります。
どうぞお楽しみに。
**********************************
◆ 黒沼 令さんが掲載されているWEBページ
◇国画会 黒沼 令さんのページ
◇岩手県芸術祭美術展彫刻部門
◆ 黒沼 令さんが最近出品されていた展覧会
第89回 国画会展
2015年4月29日(水・祝)から5月11日(月) (←すでに終了しています。)
新国立美術館
◆ 黒沼 令さん 経歴
1978年 岩手県盛岡市に生まれる。
2001年 埼玉大学教育学部卒業。
2001年 国展初出品、以後毎年出品。
2003年 福島大学大学院修了。
2003年 国展彫刻部奨励賞受賞。
2004年 国展彫刻部新海賞受賞、準会員推挙。
2011年 岩手県美術選奨。
2012年 国展彫刻部準会員優作賞受賞、会員推挙。
現在 郡山女子大学短期大学部生活芸術科専任講師
ダイエット研修終了!
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
あなたはもう今年の新茶 を味わいましたか?
「母の日にプレゼントして、親孝行しながら一緒に味わった」
というお客様も多いみたいでしたよ
我家は新茶は売るほどあるので(笑)
母にはおいしいオーガニックの赤ワインと
欲しがっていたガーデニング用品をプレゼントしましたよ
親がいつまでも健康で元気なのは本当にありがたいですね
子供たちが成人して一安心したら
親の介護で苦労しているって方も珍しくありませんからね
やはり、健康長寿を支えるのは「家族の愛」
なんてカッコいいことより「正しい食事と運動」の生活習慣ですね
これは本人の意識と自覚が大切ですが
それを支えて生きがいに結びつけるサポートは「家族の愛」が大切なようです
先日の日曜日【肥満予防健康管理士】の資格講座最終日で試験があったのですが
やはり【肥満予防】に拘わらず【健康長寿】を支える生活習慣は
基本が大切なことが勉強してみて良くわかりました
ダイエットで健康体型に戻すのは本当にスタートラインです
それを健康的に維持し続けることがいかに大切で難しいか再認識しました
ダイエットも健康長寿もポイントは…
食事80% 運動20%で正しく行うのが大切です
余分な糖質と脂質を避け摂取カロリーが消費カロリーをオーバーしないよう
低カロリー自然食がいいですね
十分な植物性タンパク質やビタミン・ミネラル、食物繊維が豊富な
野菜中心のメニューがお勧めですよ
それを規則正しく腹八分目の少な目に良く噛んで時間をかけていただく
間食や夜食・外食はできるだけしない
聴いただけで「難しそう」って思う方も多いかな?
実は和食がこれにぴったりなんですよ
海外からも「和食」のヘルシーさが注目を集めていますが
意外と日本人である私たちのほうが知らなかったりしますよね
笑っちゃうけど「刑務所の食事」が理想的みたいですね
1日食費500円以下であまり多くの調味料を使わないから
麦飯と野菜中心で1日1200kカロリー以下だそうですよ
ぞういえばあのホリエモンも出所した時スマートになってましたね
あとは中年以降に気をつけないといけないのは
筋肉量・骨量の低下ですね
基礎代謝が下がっちゃうから太り易くなるんですね
だから筋トレも大事なんですよ~
正しい知識のもとにダイエットしないと
体幹を支えるこれらが減って体脂肪は増えているといった
リバウンドしやすく不健康な状態になってしまうんですよ
あなたは体重だけとかウエスト周りだけとか
偏った数値ばかり気にしていませんか?
気になる方や健康になりたい方は一度ご相談くださいね
私のミッションは「食と健康」で人を笑顔にすることなんです
遠慮なくメールくださいね
↓ ↓ ↓
緑茶も抗酸化力が強いから体の酸化防止=老化防止に良いし
特に【深蒸し茶】は善玉菌を増やし悪玉菌を減らすので
成人病予防やガン予防にも効果的ですよ
運動前に飲めば体脂肪燃焼効率も上がるんですよ
あなたもおいしい【新茶】 をたくさん飲んで
和食と緑茶、筋トレで健康長寿めざしてくださいね!!
今日も自然の恵みと健康に感謝。
彫刻家 加茂 幸子さん 第6回 ~ 私にとってのアートとは「道を指し示すもの」です。 ~
彫刻工房くさか 日下育子です。
今日は素敵な作家をご紹介いたします。
テラコッタの彫刻を制作されている彫刻家加茂 幸子さんです。
加茂 幸子さん 「この空を渡る vol.2 」
テラコッタ着彩 H35㎝
204年
前回石山 駿さんのあと、私からの紹介でご登場頂きます。
石山 駿さん
第1回 、略歴紹介
加茂 幸子さん
第1回 ~ 大学院で自分の表現の糸口を見つけました~
第2回
~テラコッタにイメージの形を定着させたい~
第3回 ~ 粘土は女性的な素材かな、と思うことがあります。 ~
第4回
~ テーマは「イメージの具現化の方法」です。 ~
第5回 ~震災後に「revive」シリーズを制作しました~
どうぞお楽しみ頂けましたら幸いです。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「私の空」
テラコッタ着彩 H72㎝
1995年
「友達になって」
テラコッタ着彩 H72㎝
1995年
「私たちはどこへ行くの」
テラコッタ着彩 W90㎝
1996年
「赤い実たべた」
テラコッタ着彩 H70㎝
1999年
「お家へ帰ろう」
テラコッタ着彩 W75㎝
2002年
「forest」
テラコッタ着彩 高さ54㎝
2003年
「今を歌おう アリとキリギリスより」
テラコッタ、木、彩色 75×41×34cm
2005年
「ダンスⅣ」
テラコッタ着彩 H36㎝
2007年
「revive」
テラコッタ着彩 H42㎝
2013年
「森を夢見る―赤ー」
テラコッタ着彩 H25㎝
2014年
日下
加茂さんへの最後の質問になりますが「あなたにとってアートとは?」いかがでしょうか。
加茂 幸子さん
難しいですね。いずれ決まり文句でも考えたほうがいいですね。
でも頑張って考えますと、「道を指し示すもの」みたいな感じでしょうか。
日下
それはとても重みのある言葉ですね。
加茂 幸子さん
私の感じるに、アートに携わる方々って、自分の一番良い部分、素敵な部分を
持ち寄って集まると思う。
今、理想を語れるのは芸術分野ぐらいではないでしょうか。
理想ばかりを語るのは子供らしく、幼稚ではないかと思う気持ちも一方ありますが、
理想があってこそ現実に立ち向かえると思う。
日下
それは、そうかも知れませんね。
その言葉を聴くと、とっても励まされる感じがします。
加茂 幸子さん
大学卒業後、彫刻を続けるためにはどうしたら良いか、というのを前提に人生の
選択をしてきましたが、逆にその前提に守られていたと思う。理想に守られたと
いうか。
よく、「若い人に本当に好きなことをしなさい」と、その道のオーソリティーが言ったり
しますが、私も賛成します。好きな事をするためには、嫌なことも我慢できる。
夢あって、現実に向き合う勇気が出る、と思います。
日下
確かにそうですね。本当にそれは私も実感します。
加茂 幸子さん
少し、話が自己実現みたいな感じにずれましたが、好きな事に真摯に向き合う様には
美術分野だけでなく、アートの要素があると思っています。
そういったものを心に持てるのは大変幸せな事だと思います。
そしてそれが光を持ってまわりの人へ影響を与えれば尚幸せだと思います。
日下
本当に素晴らしいですね。
リレー作家のご紹介をいただけますでしょうか。
加茂 幸子さん
黒沼令さんを。
大学の後輩にもあたるのですが、真摯に彫刻取り組んでおられる方です。
日下
加茂さん、今回は素晴らしいお話をお聴かせ頂きまして
ありがとうございました。
「森を夢見るー緑」
テラコッタ着彩 H25㎝
2014年
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
編集後記
今回、かねてから知り合いだった加茂 幸子さんにお話をお伺いしました。
加茂さんと私は、それぞれ二十代後半の時に、美術イベントで出会い、その後
数年前にまた仙台での展覧会で再会したというご縁です。
最初の出会いの頃から、私は加茂 幸子さんは、早くから熟達していて、大人っぽく、
独自の世界がある作家として素晴らしい制作をしていらっしゃると思っており、今回、
お声掛けさせて頂きました。
加茂 幸子さんは5年ほど前から東京の新宿にある文化学園大学造形学部で助教を
されています。
今日の最終回では、加茂さんにとってのアートの意味をお伺いしました。
加茂さんの「道を指し示すもの」、「理想があってこそ現実に立ち向かえる」、
「夢あって、現実に向き合う勇気が出る」という言葉に心から共感しました。
加茂さんとは出会って長年立ちますが、制作の事を詳しくじっくりお聴かせ頂く初めての
機会となりました。 これからの加茂さんの制作をとっても楽しみに応援してまいりたいと
改めて思いました。
次回からは、加茂さんご紹介の彫刻家 黒沼令さんにご登場頂きます。
どうぞお楽しみに。
**********************************
◆ 加茂 幸子さんが掲載されているWEBページ
◇GALLERYマスガ ⇒ 加茂 幸子さん展覧会紹介ページ
◇画廊すいらん ⇒ 加茂 幸子さん経歴紹介ページ
2010年 展覧会によせての言葉
◇ギャラリーアートもりもと ⇒ 加茂 幸子さんインタビュー記事
◆加茂 幸子さん 経歴
1972 東京都に生まれる
1997 埼玉大学大学院修了
[現在] 文化学園大学助教 福島県在住
[個展]
1998 「加茂幸子展」(ギャラリーアートもりもと・東京)‘00、’04
2001 「加茂幸子展」(アサヒギャラリー・山梨)‘06
2002 「加茂幸子展」(美術サロンゆたか・金沢)
2004 「加茂幸子展」(天王洲セントラルタワー アートホール・東京)
2005 「文学からの啓示」(画廊翠巒・群馬)
「加茂幸子展」(ギャラリーパセオ・山形)
2006 「加茂幸子展」(リアスアーク美術館・宮城)
2007 「加茂幸子展」(アトリエスズキ・東京)
2008 「加茂幸子 テラコッタ展」(ギャラリーマスガ・福島)
「加茂幸子展」(日本橋三越・東京)
2010 「C’est la vie」(画廊翠巒・群馬)
[主なグループ展]
1997 第32回昭和会展(日動画廊・東京)‘99、’00
2000 女性によるー彫刻6人展(新宿パークタワーギャラリー)‘02
2001 site—彫刻家たち―(ギャラリィーアートもりもと・東京)‘05まで毎年
2004 現代彫刻の表現展(画廊翠巒・群馬)‘05
2007 奥の若手道 (リアスアーク美術館・宮城/函館市立美術館・北海道/北見文化センター・北海道/ 鶴岡アートフォーラム・山形)‘08年まで巡回
2012 立体の魅力展2012「大島由起子・渋谷藤郎・加茂幸子・澤田志功」(画廊翠巒・群馬)
その他
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★☆ アーカイブス ☆★
学び場美術館 登場作家リストⅢー2014
学び場美術館 登場作家リストⅣー2015
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