バイクと犬とYシャツと私
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2017GWは九州へ:九州本土の日本百名山完了!

(2017-4-30 pm6:00 阿蘇にて)

 

さぁやってまいりました2017年GW!

毎年恒例になりつつあるバイクで山登りツー。

今年は九州本土にある百名山5座を登りに4/26~5/3まで、

鹿児島~宮崎~熊本~大分と走りそして登って来ました。

 

(2017-4-26 pm5:00 大阪南港よりさんふらわ~乗船)

 

今回も利用させて頂きました九州周遊プラン。

バイクと人間一人で九州往復約18,000円。お値打ちです。まぁ雑魚寝ですが。

寝てるうちに鹿児島へ上陸。

未だ行けてなかった「佐多岬」に行って、なんきゅうフェリーで大隅半島から薩摩半島へ渡る。

翌日登る予定の薩摩富士「開聞岳」を眺め、九州の初日は野宿です。

 

そして翌日

(2017-04-28 am6:40 開聞岳924m踏破!)

 

この写真だけ見ると見ると日本じゃないですね。

 

 

続いて霧島エリアに移動し

(2017-04-28 pm2:15高千穂峰クリア!)

 

肉眼で見たかったコレ

ニニギノミコトが突き立てたという「天の逆鉾」

実物は以外に小さかった。

 

翌日に霧島連山最高峰の「韓国岳」登頂。

(4/29 am8:30「韓国岳」踏破)

 

ガスりがちで風が強くめちゃ寒い山頂でしたが眼下に見える「大浪池」が見事で絶句でした。

 

 

翌日は大分・熊本・宮崎の県境にある「祖母山」へ。

この山、今回の山旅で一番心配していた山でした。

今年の初めからずっとヒザの痛みに悩んでいます。

加齢による筋力低下、回復力低下、栄養管理不足、ヒザのオーバーユースなど… 

2~3時間の山登りならまだいいですが、それ以上だとかなり辛くなる。

この祖母山がコースタイム約8時間ぐらいだったのでちと恐怖で。

 

ま、しかし・・・

(2017-04-30 am9:15 祖母山山頂踏破)

 

毎日天気が良く、絶景の山歩き続きでアドレナリン出まくり、痛みも緩和されたような…

(その代わり、帰宅後一週間は下半身、特にヒザはパンパンにむくりまくりました)

 

まだ時間があったので阿蘇エリアへ移動。

阿蘇山は現在登山規制中で最高峰には登れません。

現在ピークの踏める「烏帽子岳」と「杵島岳」を登ることに。

 

(2017-04-30 pm15:30 「烏帽子岳」踏破)

 

 (2017-04-30 pm16:30 杵島岳踏破)いぇい!

 

阿蘇エリア、未だ通行止めも多く、修復に時間がかかると思いますが、やはり何度来ても感動MAXなエリアです。

 

九州5日目は朝から阿蘇エリアを走ります。

 (2017-05-01 am6:50 箱石峠あたり)

 

(2017-05-01 am7:40 大観望の手前)

 

 

(2017-05-01 am8:20 ラピュタの道)

震災で崩壊し通行止めです。

 

そして九州本土最後の百名山「久住山」へ

牧ノ戸峠からクライムオン!

(2017-05-01 pm13:10 久住山踏破)

 

これにて九州本土の日本百名山5座、終了!

 

GW真っ只中、阿蘇エリアにはバイカーがいっぱいでした。

 

 

翌日は九州最終日です。

最終日は前から登ってみ見たかった「由布岳」に登ることに。

(2017-05-02 am6:10 大分県道11号別府一の宮線にて由布岳を望む)

 

 

(2017-05-02 am6:30 由布岳クライムオン)

かっこいい山です!

 

西峰&東峰クリアして昼前に下山する。

 

帰りの別府港発フェリーにはまだまだ時間があります。

せっかく別府に来たので温泉県を楽しもうと竹瓦温泉へ。 


ここイイ!気に入りました。 
次に別府のB級グルメと言えば 別府冷麺ととり天。その両方が楽しめるという天心軒へ。

とても美味しゅうございました。 
まだ時間があったので、国東半島を一周して時間をつぶし、そして夕方別府港から大阪へ向けて出港する。 


2017GWの山旅、終わってみると最初の移動日だけが雨で後はずっと晴れていました。 
山の神様、天気の神様、バイクの神様、うちで待ってたかみさん、旅で出会った皆様、ありがとうございました! 

 

さぁ、夏休みはどこ行こう?

 

 

 

 

2016大晦日

2016大晦日

走り納めでまたここへ。

内海のハワイ。

これで2年連続。

 

 

今年も、北へ南へ東へ西へ上へ下へ、

行きたいところへ、行けるうちに、行くことが出来た年だったと

この年末に思い返す事が出来ることに感謝です。

 

そして紅白歌合戦を見ながら「魚太郎」で買った刺し身を食べてます。

聖子ちゃん、変わらんね。

 

それでは皆様良い年を・・・

See you next year!

 

槍穂の稜線を繋ぐ ~2016・秋~

 

槍ヶ岳から穂高岳へ続く稜線。

そこには大キレットとかジャンダルムとかなんとかピークとか、とにかく初心者立入禁止的な危険ゾーンが多く、それでも外から眺めるそれは自分の中でいつかは歩いてみたい稜線のトップでした。

そして北アルプスが雪に閉ざされる直前、10月の第2週と第3週を使ってチャレンジしてきました。

 

【パート1】

槍ヶ岳~奥穂高岳

平成28年10月12日~13日

新穂高~右俣林道~槍ヶ岳へ

 

3年ぶりの「槍ヶ岳」山頂。3180m。

前回は雨でガスガスの何も見えなかった山頂ですがやっとリベンジできました。

 

 

さぁ、ここからが「槍穂の稜線を繋ぐ」のスタート地点です。

この日の宿泊予定地は「南岳山荘」。

軽く昼飯を食べ、稜線を南下していきます。

 

13:40「大喰岳」標高3,101m到着

次第にガスってきてパラパラと雪も舞い始めた。

上空には寒気団が流れ込んで来たようでグッと気温は下がっていきました。

 

14:15「中岳」標高3,084m到着。

とにかく寒い!

 

ガスって見晴らしの悪い中、ガレた稜線を南へ歩く。

 

15:40「南岳」標高3,032m到着!

 

日本の山で標高が3,000mオーバーの山は21座(ウィキペディア)。

僕の未踏はこの「大喰岳」「中岳」「南岳」の3座でした。

なので!これにてオーバー3,000mオールクリアです!

 

16:00過ぎに「南岳小屋」到着し指が寒さでもげそうになりながらテントを張る。

ビール3本担ぎ上げましたがザックに中で凍ってシャーベット状に(泣)

雪は降らなかったが、テント内でも氷点下でモンベル♯3では凍えて良く眠れませんでした。

3000mオーバーはあなどれません。

 

そして翌日。

雲海上から登る朝陽にエネルギー注入。

そして今回の核心部「大キレット~奥穂高」のロックンロール地帯へ突入します。

 

なんか必死であまり良く覚えてないが、手足使って急な岩場を登ったり下りたりすること約2時間半。

 

8:30「北穂高岳」到着。

 

去年の秋、ここから槍ヶ岳を眺め、いつかあそこまで歩きたいと思っていた。

そして今年、その思いが実現した。

あらためて歩いてきた稜線を眺め感慨にふける。

よく頑張りました。

 

そして「涸沢岳」

を経由し「穂高岳山荘」へ。

 

昼飯休憩して「白出沢」を下り「新穂高」へ下山する。

 

 

そして翌週

【パート2】

奥穂高岳~西穂高岳

平成28年10月19日~20日

 

パート1でもうテント泊は寒くて無理!と感じ、今回は小屋泊で挑んだ。

初日は「穂高岳山荘」で小屋泊。二日目に核心部「ジャン超えの西穂」を計画。

 

「ジャンダルム」 
山登りを趣味とした5年前からいつも頭の片隅にあった山。 
毎年、登るチャンスはあった。 
しかし、天気が悪いから・・・もう雪が降ったから・・・高所恐怖症だから・・・ 
いつも何らか理由づけして後回しにしていたような気が・・・ 
自分の中で、登りたい、でも登りたくない、どうするアイフル~的な山でした。 
なので今年はまず「槍ヶ岳」から「奥穂高岳」までの稜線を歩き終え、残すところ「ジャン超えの西穂高岳」のみと自分を追い込んでみた、のが先週の話。 
でもやはり10月も中旬です、グッと冷え込み雪もチラホラと。 
よし、これでまた来年に持ち越しだぁ、と内心ホッとしていたけれど。 
そして今週になったら先週の冷え込みはどこへやら、季節が逆戻りしてポカポカ快晴の予報。 
もう、行くしかないね・・・。

 

初日は白出沢から穂高岳山荘へ。この3000mの稜線までまず登るってのが地味にツライ。 
それでも昼過ぎには到着し、時間が余ったので未だ歩いたことのなかった「ザイテングラード」を登り降りしてみた。 
今年はこのザイテンで不幸にも死亡事故が多発したようですね。 
いずれも50代~60代の方で単独行。 
自分もそのカテゴリーに入る山行者です。心新たに気を引き締め亡くなった方たちに手を合わせ午後3時過ぎに山荘へ戻る。 


早めのビールを飲みながら他の宿泊客と談笑。 
同じように明日、ジャン超えの西穂ルートを予定している方も数人いました。 
同行者がいると少し安心です。 


ただ翌日は天気は良さげですが風は強くなり、午前中は風速14mぐらいで冷たい北風が吹く予報でした。 
ジャンから西穂のルートは飛騨側を巻く道が多いらしいので強風が吹くと少々ヤバイ感じ。 
まぁ翌朝の状態を見て行くか引くか判断することに。 
深夜、ビュービューと強風が吹いている外の様子が布団の中でもうかがえた。 

 

そして翌朝・・・・

 

予報通り風が強い。 
しかし天気は最高。 
さぁどうしたもんか。 
少し様子を見て午前6時過ぎ、とりあえず「奥穂高岳」へ登ってみる。 
奥穂山頂には数人いた。 

 

話をするとこの風の中、西穂へ向かう人がひとり、引き返す人がふたり。 
うん、同行者がいるととりあえずは安心です。 
よ~し行きますか、ジャンダルムへ! 

 

最初に馬の背の洗礼を受けた後は、無心に岩を下り岩を登り岩を下り岩を登り(以下同文) 

ついに来ました「ジャンダルム」

これこれ、この天使を肉眼で見たかったんです。

 

風もいつしか弱まって、ドピーカンなジャンダルム山頂でした。

八百万の神様、ありがとうございます!

 


その後は後続組も合流し、みんなで見渡す限りの絶景に心奪われ、ひゃーひゃー言いながらも気づいたら西穂まで到達していた。 

 

 

 

 

よぉし!これで槍穂の稜線をつなぎ終えた! 
これで日本アルプス系の山登りにひと区切りが付いたような気がします。

 

来年の目標。

GWは九州の百名山踏破(屋久島除く)

東北方面の登り残している百名山クリア。

北海道まで足をのばしたいが無理かな・・

とにかくあと3年ぐらいで百名山はクリアして、その後はのんびり登山を満喫したいと思ってます。

 

 

 

紅葉を求め奥美濃ツーリング

秋ですね。

紅葉を求め久しぶりにバイクを走らせました。

 

平成28年11月17日(水)

 

向かった場所は「谷汲山・華厳寺」

飛騨・奥美濃紅葉33選のひとつ。

西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願のお寺。

 

もみじまつりも開催されていて平日でも賑わっていました。

 

 

 

その後は久しぶりに「徳山ダム」まで走る。

徳山ダムの紅葉も真っ盛りでアマチュアカメラマンがたくさん撮影に来ていました。

 

 

もう少し足をのばし酷道経由で「冠山」へ

 

冠山峠を越え福井に下ろうと思ってましたがすでに峠は冬季閉鎖で柵が。

しかたないのでUターンして徳山ダムまで戻る。

 

そこで発見。

 

ここにもダムカレー!

食べてみました。

 

後乗せカレールーを少し傾けた盛り付け皿に流し込む。

 

放流をイメージしているらしい、パチパチ(拍手)

美味しゅうございました。

 

そこで、帰宅後、最近流行りという「ダムカレー」なるものを検索。

すると現在80ヶ所以上でダムカレーが登場しているという。

ああ、これでまた旅の目的がひとつ増えました・・・・・

 

ダムカレー協会

http://damcurry.pw/

 

本州四端ラリー

「よんたん」

知る人ぞ知る本州四端協議会のマスコットキャラクター(誰も知らないかも?)

 

バイク乗りの性質のひとつ「先端フェチ」

もちろん自分にも備わっています。

この10年、バイクにまたがり東へ西へ北へ南へ走り回ること約10万キロ。

ついに今年の夏、本州四端を全クリしました。

 

 

その1.本州最南端「和歌山県串本町:潮岬」

ここは四端の中でも近いので数回訪れています。

いつも「望楼の芝キャンプ場」で泥酔してました。

 

 

その2.本州最西端「山口県下関市:毘沙ノ鼻」

 

2013年4月、九州ツーリングのついでに行きました。近くの「角島大橋」も見逃せません。

 

 

その3.本州最東端「岩手県宮古市:魹ヶ崎」

今年の夏休み、東北ツーリングの最中に行きました。

駐車場から片道1時間ぐらいかけてのリアス式海岸の先にある場所。

細長い白亜の灯台もあり雰囲気は良い。

 

 

その4.本州最北端「青森県大間町:大間崎」

ここも今年の夏休みに。

ここにあるマグロのオブジェクト。

やるよね~

 

 

そしてそれらの到達証明写真を下関市役所の本州四端ラリー事務所に送ると・・

 

ドーン!

「本州四端踏破証明書」が送られてきます!

各市長さんのサイン入り!笑

 

おまけもあります。

箸!

端だけに。

 

こういった税金の使われ方、良いんじゃないでしょうか。

四端の市長さん、ありがとうございました!

 

北アルプスの記憶 ~2016~

今年もあちこちの山で雷鳥と遭遇しました。

 

早いもので2016年も10月になりました。

夏休みに東北から北海道へツーリング兼日本百名山クリア旅を終えた後は、

さぁ、北アルプス攻めますか!と、思っていましたがまさかの雨天曇天台風続きの9月で。

それでもまぁその隙間をついて登ってきました「北アルプス」。

 

去年は「南アルプス」の百名山をすべて登り終えました。

「中央アルプス」はすでに完登しています。

そして今年の目標は「北アルプス」の登り残している百名山の7座を完了すること。

~白馬岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳・鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳・薬師岳~

がそれ。

 

まずは平成28年6月14日~15日

去年、あちこちの山からその山容を眺めていた後立山連峰。

その中の「白馬岳」を目指しました。

今年は雪が少ないとはいえ、この時期の大雪渓はしっかりの残雪で。

ひぃこら登ってるときはまだ青空でしたが山頂に着いたときはガスって真っ白。

その後白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)全てのピークを踏みお楽しみの温泉へ。

 

「白馬鑓温泉」

まだ営業前で小屋も建ってなかったですが極上の温泉を独り占めで楽しみました。

 

 

翌日の朝早朝、東の空が赤く染まり夜明けを迎える。

「妙高・火打」の頭が見えます。

去年登ってあっちからこっちを見て、来年は登るぞと思っていた後立山連峰。

その思いが実現しました。

 

続いて、夏休みの東北ツーリングを終えての

平成28年8月23日~24日

「黒部五郎岳」&「薬師岳」を目指す。

通常は富山県側「折立登山口」から入山するのがメジャーですが、

マイナールート、岐阜県側「飛越トンネル」から入山した。

聞いてはいましたがドロドロな登山道で長靴は必須でした。

天気は晴れたり曇ったりとハッキリしなかったですがまずは「黒部五郎岳」踏破!

その後「太郎平」まで移動しテン泊。

翌日早朝から「薬師岳」目指し、山頂で御来光を目論むも・・・

どよよ~ん・・・(涙)

 

しかし下山したらこのとおり

まぁ、登山あるあるですね。

 

そしてその翌週

平成28年8月31日~9月1日

「鹿島槍ヶ岳」&「五竜岳」へ

「扇沢」から入山。

天気も良く「立山&劔岳」を眺めてのゴキゲンな稜線歩きを楽しめました。

 

風と雲とが織りなすダイナミックな自然の風景も楽しめた。

 

「鹿島槍ヶ岳」踏破!

 

そして日本三大キレットのひとつ「八峰キレット」を越えその途中の「八峰キレット小屋」で宿泊。

翌日夜明けとともに出発し、モルゲンロートと同化。

 

五龍岳山頂まではロックンロールな山道で手足使って登った。

「五竜岳」踏破!

二日間天気も良く、剱岳に見守られながら百名山2座を気持ちよくクリアでしました。

 

そして9月に入り、ず~と雨天・曇天続きの毎日でほとんど出かけることもなく10月を迎えた。

平成28年10月4日~5日

「水晶岳」&「鷲羽岳」へ。

新穂高から入山し初日は「双六岳」~「三俣蓮華岳」を経由し三俣山荘でテント泊。

翌日は一旦「黒部源流」まで下り「水晶岳」に登り返す。

そしてまいどのモルゲンと同化。

 

意外にロックンロールな「水晶岳」でした。

 

北アルプスのど真ん中あたりでしょうか、たぶん北アルプスのすべての山が見渡せました。

 

続いて「鷲羽岳」踏破!

 

台風18号が来る直前でしたが、なんとか天気も持ち、気持ちよくクリアすることが出来ました。

下山途中の「鏡平」で。

次は槍から穂高の稜線を歩き、日本の3000mオーバーの山全て登り終えたいと思ってます。

 

これで今年の目標だった北アルプスの百名山は完登しました。

山バッチもだいぶ集まってます。

日本百名山残り26座。

遠いとこばっかり残ってます。

 

 

 

 

2016夏休み:ロングツーリング&山登りの記憶

(2016年8月8日:青森県下北半島「尻屋崎」手前で)

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2016年の夏休みは8/3~8/11までの一週間でした。

GW休暇に引き続き、中部圏からはなかなか遠い地、東北地方をまた攻めてきました。

初めていく県「秋田県」「岩手県」「青森県」。

初日は約650kmを自走し「秋田県」へ。

 

(2016年8月3日pm3:45/庄内平野から見る「鳥海山」)

 

その後、山形から秋田に入った辺りの海岸沿いで野営。

夕陽を堪能する。

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翌8月4日、早起きして「鳥海ブルーライン」を駆け上り「鉾立登山口」より「鳥海山」クライムオン!

(2016年8月4日am10:10/「鳥海山」踏破!)

 

下山後は約200km移動し「早池峰山」の麓で野営。

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そして翌8月5日早朝「早池峰山」クライムオン!

(2016年8月5日am7:00/「早池峰山」踏破!)

 

早池峰山下山後は約100km移動して、行きたかった場所「魹ヶ崎」へ

「魹ヶ崎」、知る人ぞ知る「本州最東端」の場所。

その岬まではバイクを停めてから片道約1時間ほど山道を歩きます。往復約2時間。

 

(2016年8月5日pm12:00/「本州最東端」到達!)

 

どこまでもブルーな太平洋が広がってました。

 

「魹ヶ崎」を完了した後は、盛岡を経由し「岩手山」の「馬返し登山口」駐車場で野営。

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翌8月6日、これまた早起きして「岩手山」クライムオン。

 

(2016年8月6日am8:35/「岩手山」踏破!)

 

とにかく快晴の毎日で、東北なのに連日の猛暑日が続きました。なのにってのはおかしいか。

「岩手山」下山後は「八幡平アスピーテライン」「八幡平樹海ライン」などの山岳快走ワインディングロードを楽しみ「八幡平」エリアへ。

 

 

「八幡平アスピーテライン」

岩手県から秋田県へ続くゴキゲンなワインディングロード。

 

 

そして「八幡平」へ

百名山指定ですが山登りというよりも高原ハイキング。

(2016年8月6日pm16:00/「八幡平」踏破!)

 

翌朝、もう一度この「八幡平アスピーテライン」を走りたかったので(たぶん雲海とか素晴しいだろうと踏んで)「岩手山」の麓、「焼走り野営場」で野営。

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そして翌8月7日早朝

(2016年8月7日am5:20/正面に浮かぶ八幡平の頂きを眺めながら標高を上げていく)

 

 

(2016年8月7日am6:20/雲海に浮かぶ「岩手山」、想像通りの景色が広がっていた)

 

 

岩手県から秋田県へ抜け東北自動車道で青森県へ

弘前市内を通りぬけ辿り着いた「岩木山」

ここで事件は起こった。

 

リンゴ畑越しの「岩木山」があまりにもキレイだったので路肩にバイクを停め写真を撮り(上の写真)、さぁ行くぞとエンジンをかけようとしたらセルがうんともすんとも言わない。

あれ???

何度もチャレンジするが応答なし。

やばい、ヤバイぞ!

 

”バッテリーの突然死”

 

なんかどこかで聞いたことあるような・・・

「岩木山」を目の前にして途方に暮れた。

・・・・ 
って暮れてる場合じゃないのでまずはレッカーの手配を。 
約1時間後にレッカーが来た。 
ジャンプスターター繋げてエンジンかけるも外すとストップしてしまう。 
こりゃ、バッテリーだけじゃなく他も逝ってる可能性が・・・ 
とりあえず青森市内にあるバイク屋に連絡し搬送することに。

 
搬送中のレッカーの中で、今後の行程を練り直す。 
このまま修理不可能ならばどう帰るか?

宿とかフェリーとかの予約変更。陸送の手配とかいろいろ。 
せっかく青森まで来たのに色々な事を諦めざるを得なくなる。 
腹立ちと不安と苛立ちでいっぱいのままバイク屋にバイクを預ける。 

 

ここで教訓:「中華製バッテリーはやめておけ。」


診てもらった結果、バッテリーが逝ってるだけで他は大丈夫だった! 
やったね! 
新品のバッテリーに交換しまた走ることが出来る事に。 


時間は午後12:30。 
確か「津軽岩手スカイライン」は午後5時で閉門で走れなくなる。 
最終何時に入口ゲートをくぐれば岩木山山頂まで行って戻る事が出来るか? 
スカイライン事務所に電話する。すると午後2時くらいまでに入口ゲートを通過しないと厳しいという返事で。 
ナビにスカイライン入口を設定し到着時間を見る。 
pm2:30 
間に合わんがな・・・ 
でも30分ぐらいなら時間短縮は可能だろうと判断し、バイク屋にお礼をしてまた弘前に向けてバイクを飛ばした。 

 


なんとかかんとか入口ゲートには2時きっかりぐらいで通過出来ました。 

 

 

(2016年8月7日pm3:00/「岩木山」踏破!)

 

当初の予定では午前中に「岩木山」を終了し、午後は「八甲田山」を完了する予定でした。 
しかし「岩木山」を下山した時間は既に午後4時を回っている。 
「八甲田山」登頂を明日の午前中に予定変更し、その登山口の「酸ヶ湯温泉」まで移動する。 
ああ、ドタバタな一日でしたが、いろんなことを諦めずに済んでほんと、良かった。 

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翌8月8日、バイク修理のタイムロスをリカバリーするため、早起きし登り始める。 

(2016年8月8日am6:30/「八甲田山」踏破!)

 

「八甲田山」は”八甲田山死の彷徨”のイメージが強く、険しく厳しい山では、と心して挑んだ。

まぁ真冬はそうなのでしょうが夏の八甲田は山も湿原もそして温泉も楽しめるステキな山でした。 

周辺も快適な道が多かったし。

 

「八甲田山」下山後は下北半島をグイグイ北上して行く。

 

まず目指した場所は冒頭の写真の「尻屋崎」

ここにはかの有名な日本灯台の父ブラントン作の灯台があります。

(2016年8月8日 pm3:00/「尻屋埼灯台」到着!)

 

 

いいね、いいね、いいね!

 

 

デザインが秀逸!ステキ!

 

で、この岬には「寒立馬」という馬が放牧されている。

 

宮崎県の都井岬にいる「御崎馬」といい、この「寒立馬」といい、どんな環境でも対応するんですね、馬。

 

そしてイタコとかで有名な霊山「恐山」へ。

 

最果ての地、ベストオブ賽の河原的な場所なのかなと勝手に想像してましたがそうでもなく、

霊場内に温泉もあったりする変わった寺でした。

 

そしてついに、はるばるやってきました、ここ!

(2016年8月8日pm6:10/「本州最北端」到達!)

 

これで、本州の東・西・南・北、コンプリートしました!

下関市役所に連絡しなきゃね。(本州四端踏破ラリー)

 

丁度、津軽海峡に陽が沈む。

 

沈みゆく太陽に、これまでの旅、これまでの人生を振り返った。(おおげさ)

 

そして翌8月9日am7:00

大間崎から函館へフェリーで渡る。

4年ぶりの北海道です。

当初の計画では昨日、函館に渡っていて余裕を持って百名山の「羊蹄山」登って苫小牧から新日本海フェリーで敦賀に帰る予定でしたが、バイクトラブルで予定変更を余儀なくされ、朝イチの津軽海峡フェリーで北海道入りになってしまった。 


函館では一箇所どうしても立ち寄りたいとこがあったのでそれを計算に入れると「羊蹄山」登山口に到着する時間は午後1時くらいになる。

 

その寄りたかった場所はここ。

「笹流ダム」

日本初のバットレスダム。

これでダムですからね。

以前書いたブログ

ここで発見したバットレスダム。

現存する6基のひとつ。

実際は改修されて最初のフォルムとは違うらしいですがとても変わったダムでした。 

 

そしてこの日登る予定の「羊蹄山」はコースタイムは約6時間と見た。 

すると午後1時までには登り始めなければやばい。
そして下山を午後7時までに完了しなければ苫小牧発のフェリーに乗り遅れる可能性も。 
なんだかんだでギリギリです。ワンミスが命取り。 

 

ギュンギュン飛ばし、羊蹄山エリアへ

 

そして・・・

(2016年8月9日pm16:30/「羊蹄山」踏破!)

 

 

北海道の日本百名山は初めて登りました。

焦りながらも青空と絶景に後押しされ、予定時間に余裕を持って下山できました。 
 

下山後はアニマルタイムの始まった北海道の峠道をシカの飛び出しに気をつけながら苫小牧東港へ。

(2016年8月9日pm22:00/苫小牧東港フェリーターミナル到着!)

 

台風の影響で出航時間が遅れてました。

 

後は快適なフェリー旅で約20時間、翌日8月10日の午後9時、福井県「敦賀」港に帰着。

高速飛ばしてその日中に帰宅できました。

 

総走行距離約2400km、累積標高登り約6400m。

今回登った百名山は7座、これで残りあと32座になりました。

 

(今回走ったルート)

https://drive.google.com/open?id=1ftkiotBWjxpQ6oDY_t_hNA26Vbk&usp=sharing
 

 

毎日、バイクで走っては登り、走っては登り、走っては登り、以下同文・・・

トラブルもありましたが終わってみれば良い思い出です。

ありがたい事に一度も雨に降られること無く快晴のまま完了した2016年夏休みでした。

バイクの神様、山の神様、そして僕の守護霊様、有難うございました!

 

2016年GW旅 ~八日目は群馬から長野、そして岐阜へ帰る~

2016GW旅もついに最終日です。

山登ってバイクで走り、山登ってバイクで走り、山登って・・・

を毎日繰り返しているうちにずいぶん体が絞れました。

結果”体重マイナス3kg,体脂肪マイナス4%”

来週にある年イチの健康診断が楽しみです。

 

そして2016GW旅の締めくくりは、大好きな道「志賀草津高原ロード」を走る。

 

予報通りの快晴の一日でした。

 

 

 

草津白根山エリアは火山活動レベルが上がっているため停車禁止でした。

湯釜のドライブインも閉鎖中で物々しい感じでした。

 

そして途中の峠からは「富士山」まで見えました。

ここから富士山は条件が良くないと見えないらしです。

 

 

昨日降った雨で空気中のホコリとか洗い流されたようです。

GW明けの平日で道も空いててゴキゲン!

 

 

 

毎度の渋峠。

相変わらず人気の場所「日本国道最高地点」です。

 

今回、群馬県と長野県の境にある「横手山」に登ってみました。

 

山頂から見た景色がこれがまたよだれモンのスンバラシイ眺め!

 

 

白馬岳方面

 

 

火打・妙高・高妻方面

 

 

浅間山方面、富士山も見えています。

 

2016GW旅のフィナーレを飾る感動的な景色でした。

 

 

そして、今年登るだろう山「後立山連峰」を眺めながら、志賀高原を抜け長野自動車道に乗りまだ陽が明るい午後5時には帰宅した。

 

今回バイクで走った距離約1500km。

行きにフェリー使わなければ2000kmオーバーでしたね。

登った百名山は「蔵王山」「吾妻山」「磐梯山」「安達太良山」「那須岳」の5座。

これで日本百名山60座を登ったことに。

 

横の移動に縦の移動も含め、せわしなく動いた一週間でした。

これだけ青空が続いたのも珍しい一週間でしたね。

とにかく楽しかった記憶しかありません。

色んな神様、有難うございました!

また、夏休みもお願い申し上げます!

 

 

おしまい!

 

 

2016年GW旅 ~七日目は栃木から群馬へ~

午前8:30分、「那須岳ロープウェイ」の駐車場は僕一人(苦笑)

 

平成28年5月17日(火)

 

この日も雨始まりでしたが、昨日より風は収まっていて、まぁ雨だけど「那須岳」はクリアしとこうと午前8時に宿を出る。

案の定誰もいない駐車場。

昨日同様、また一人きりのロープウェイで山頂駅へ。

 

雨の中、一人ぽっちで登り始める。

もう笑うしかないね。

 

ガスって何も見えない久しぶりの修行登山でした。

 

ほどなく「茶臼岳」到着。

日本百名山著者の深田久弥は書いてます。

「那須岳とは那須五岳の中枢をなす茶臼岳、朝日岳、および三本槍岳のこと」と。

なので先へ進みました。

 

けっこうガレた感じの登山道や岩場の登りなど、穂高や槍の辺りの北アルプス的な感じ。

 

 

 

この日の天気は昼過ぎからは回復傾向だったのでもっとゆっくりと登ればよかったんですが、

明日には帰らなければいけなかったので、いつまでもここ栃木にいるわけにも行かず、

もう少し、家までの距離を縮めておきかたかったから、昼までには下山したかった。

 

「朝日岳」到着。

この先「三本槍岳」までは往復2時間ぐらいか?

しかし、何も見えない雨降る登山はもういいや、まったくつまらんし。

ここまでで引き返す事に。

 

12:00ぐらいにロープウェイ山頂駅まで戻ってきた。

昼からの天気回復を見越し、やっとこのぐらいの時間からたくさんの登山客が登って来たようです。

 

翌日は快晴の天気予報でした。

今回の旅で山はさんざん登ったので、最終日はバイクを楽しもうと考えた。

ならば・・・あそこだね。

 

雨の那須高原を駆け下り、東北自動車道~北関東自動車道~関越自動車道と繋ぎ、

群馬県に入った頃やっと晴れてきた。

 

自宅から400km圏内に入ると何か懐かしく、帰ってきた感が強くなる。

伊香保から草津に抜け、この日も温泉宿をとる。

 

ここの温泉は全部貸切風呂になっていて、古いですがゆっくりくつろげました。

2016GW旅最終の夜は、ビール飲んで温泉入ってビール飲んで温泉入って、温泉入ってビール飲んで焼酎飲んで温泉入って・・・・・・

って感じで更けていくのでした。

 

 

最終日につづく。

 

 

 

 

2016年GW旅 ~六日目は福島から栃木へ~

平成28年5月16日(月)午前5:00時

 

天候はこの日から、下り坂になるとの予報。

でも朝は快晴の始まりです。

早朝のあだたら山スキー場から見る下界は雲海が凄かった。

 

午前5:30~「安達太良山」登山開始。

 

ロープウェイもありますが始発が8:30なので待ってられない。

あの雲海が上がってくる前に安達太良山を終えたかった。

 

比較的ラクな登山道を急ぎ足で登る。

途中で見えた乳首。

あそこが安達太良山山頂の別名「乳首」

まだまだ遠い!

 

「くろがね小屋」到着。

全国でも少ない年中無休の源泉かけ流し温泉がある山小屋。

温泉は410円で入れます。

 

立入禁止の鉄山直下のカール。

硫黄ガスがあちこちから噴出してました。

 

 

さぁ乳首(頂上)が近づいてきました。

振り返ると広大な安達太良連峰の峰々が一望です。

 

 

で、到着!

この旅、4座目の百名山です。

 

後ろが乳首ですが近くで見ると乳首じゃないし!

 

でも今日の乳首に一番乗りで。うひひ。

 

この乳首には登れます。

昨日登った「磐梯山」バックに。

 

 

一昨日登った「吾妻山」とか。

 

安達太良山の山頂には、智恵子抄でいうところの「ほんとの空」が360度広がってました。

余りにもの絶景になかなか山頂から離れがたかったんですが、晴れているうちにもう1座登りたかったので、イッキに下山します。

 

下りは文明の利器を使いワープ。

 

ロープウェイ使ってさくっと下りました。

 

時間はまだ午前9時、天気が良いうちに移動します。

東北自動車道を使い約100km南下します。

 

そしてさよなら福島県、こんにちは栃木県!

栃木県に入った途端に空気感が変わってどんよりした天気になり気温も下がった。

 

天気が良ければさぞかし気持ちい高原道路なんでしょうが、霧も出て寒い道を「那須岳ロープウェイ」目指し登っていく。

 

ツツジの満開時期なのか道端はこんな感じですごく色づいてました。

 

標高が上がるにつれ風も強くなって来て、那須岳ロープウェイ「山麓駅」に到着するもほとんどお客はいなかった。

 

スタッフの人に、これ以上風が強くなるとロープウェイは運休になります。

運休になったら自力で下山しなければならない。

とにかくこんな日は登るのは自己責任で・・・

と注意されるも、とりあえずロープウェイに乗ってみた。

 

ロープウェイの添乗員さんは、このロープウェイ、一人のお客で動かすの初めてです、と言われた(笑)

がら~ん。

 

そりゃあ、こんな天候にわざわざ上に行く人なんていないわなぁ・・・

 

ロープェイ移動中でも強風でグワングワン揺れる。

 

とりあえず覚悟を決めて山頂駅から外へ出る。

風速は20m前後出てましたでしょうか、

写真では分かりにくいですが、すごい強風と横殴りの雨で。

 

それでも少し登ったんですが、牛ヶ首との分岐の辺りで命の危険を感じるぐらいの強風で吹き飛ばされそうになり、恐怖でリタイヤする。

しかたない、明日も天気は悪いけど風は収まりそうなんで再チャレンジだな。

 

またロープウェイ使って下山。

 

時間はまだ午後12時を少し回ったぐらい。

こんな日は野宿もしたくない。

「じゃらん」立ち上げ今夜の宿を那須温泉街に探し予約する。

 

時間はまだ午後12時を少し回ったぐらいで。

時間はたっぷりあったので、溜まった洗濯物を片付ける。

 

そして午後3時前には宿へ。

かなり熱い湯でしたが温泉でまったりしてゆっくりする。

那須温泉、いろいろ見どころたくさんあって、またゆっくり来たいエリアになりました。

 

 

旅に出て5日目、初めてまともな晩メシを食べました。

そして久しぶりの布団にくるまり、うとうとと那須の夜は更けていくのでした。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

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