これ観た

これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

2020年7月の下旬から10月までの3ヶ月で100本を超える作品を配信で観ていました。単純計算で1日3~4本。(今はさすがにそんなに観ません。)
こんなに観てると内容を忘れてしまうだろうと、当初覚え書き程度に都度都度Twitterに書いてたのですが、ツイートは他のことも書くので流れてしまってメモにもならない、そんなわけで10月17日スタートで、ブログにすることにしました。
ただ、観ていた本数が多いのと、観出したきっかけが三浦春馬の急逝だったので、一応流れを考えて調整し、8月26日が初投稿になってます。

以降、これまで観てツイートしてきたものを、観た順番ではないですが、毎日1本ずつ加筆してアップしてます。また、新たに観た作品はブログのみに書くことにしました。
本当は記憶を手繰るためにもネタバレまで書きたいのですが、そこはまあ人目に触れることへの配慮で、今のところ、たまにやってる程度です(タイトルに明記してます)。

※2023年11月より不定期更新になってます※
     ↓
※2024年2月より毎週月曜と金曜に更新に変更※
     ↓
※2025年1月より毎週月曜、水曜、金曜に更新に変更※

ー★評価基準ー

★★★★★ 面白かった。オススメ。
★★★★ 良かった。
★★★ ふつう。可もなく不可もなく。
★★ イマイチ。好みに分かれる。
★ つまらない。
(★)は0.5


なお、内容の解釈はあくまでも私が感じたものであって、作品が伝えたい事と合致してる可能性は低く、つまらないと思ったものも、1年後に再視聴したら面白いかも、その程度の感想になります。あと、小生意気なうんちくみたいなものをたまに垂れてますが、素人なので言えることとご理解ください。


【補足】

●たまに、音楽や書籍、舞台の感想、役者さんについて書いたものもあります。それらでは★評価はつけていません。

●各補足についてはWikipediaを参照してます。

●新たに補足するもの(キャストスタッフ名、リンク先など)が出た場合、遡り更新しています。

●監督、脚本家、その他スタッフの手がけた作品名は私自身が観たことがあるもの、または有名作新作だけ載せています。

●タイトルは基本作品名になってます。

●敬称は略しています。

●予告編などの動画はなるべく公式のものを貼っていますが、リンク切れあった場合はごめんなさい。(※大河ドラマ『青天を衝け』に関する投稿のリンクは公式サイト削除でほとんど切れていますが、記録のためそのままにしています。)



(コメント欄、いいね、ペタなど交流ツールは閉じています。すみません。)



基本的に演技にクセや節がなく、作品の中に溶け込める役者さんが好きです。

『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(2024)

シリーズ第3弾。

 

監督・脚本 阪元裕吾(『ある用務員』『俺たちバッドバーバーズ』『ベイビーわるきゅーれ』シリーズ、他)

アクション監督 國村健介

音楽 SUPA LOVE(音楽、SE、映像プロダクション)

主題歌 女王蜂「狂詩曲」

挿入歌 忘れらんねえよ with ちさと&まひろ「そっか、自由か。」

 

髙石あかり、伊澤彩織、池松壮亮、前田敦子、大谷主水、かいばしら、水石亜飛夢、中井友望(なかいとも)、カルマ、木部哲、飛永翼、他。

 

殺し屋コンビの杉本ちさと(髙石あかり)深川まひろ(伊澤彩織)は協会からの指令で仕事のために宮崎に来ている。ちょうどまひろが二十歳の誕生日を迎えるので、無事仕事が済んだらお祝いしようとちさとは宮崎牛の焼肉をセッティングしていた。ところが野良の殺し屋一匹狼の冬村かえで(池松壮亮)の登場でしくじる。冬村は農家を隠れ蓑にする野良殺し屋の団体「ファーム」から仲介人の広川(カルマ)を通して仕事を請け負っていた。理由は違うものの対象者がちさと&まひろと同じ松浦剛(かいばしら)だった。しくじったちさと&まひろに協会から、協会の面目をかけて松浦より先に冬村粛清を命じられる。しかし、冬村は野良とはいえ、凄腕の殺し屋で、記念すべき150人目の殺しだと、松浦を諦めていなかった。確実にやるため、協会からちさと&まひろのサポートに現地の殺し屋であり7年も先輩になる入鹿みなみ(前田敦子)とその相棒七瀬(大谷主水)が派遣される。松浦殺しは入鹿が請け負う。そりが合わない口やかましい入鹿とバチバチになりながらも、やはり支援に回された清掃スタッフの宮内(中井友望)田坂(水石亜飛夢)も加わり、冬村、ファームとの松浦の取り合いも本格化していき死闘となる。

 

一人で殺しを請け合い、一人でレベルアップに努力をしてきた冬村が、仲間を欲しがる姿は切ない。まひろが一人だったら冬村だったろうというのも「理解した」。人並外れた体力と攻撃力、二人は同じ種類の人間だったのかぁ、と。でもそれを言ったら、田坂にしても入鹿にしても対人関係が苦手で、殺し屋はそういうものとも言える。まあ、普通だったらできないわけで(^_^;)。

冬村は当然死ぬ。贅沢豪華。相手はまひろ。このアクションがまた素晴らしかった。本当にかっこいい。伊澤彩織。かわいいし。作品上では髙石あかりの方がメインなのかもしれないけど、伊澤彩織のお芝居かもっと見たい。台詞はなくても、しっかりシーンに合ったいい表情するし。舞台も面白いかもしれない。

 

結局、手こずってまひろの誕生日祝いは計画通りいかなかったし、焼肉には違いないけど居酒屋みたいなところで入鹿、七瀬、田坂、宮内みんなで祝うことになる。入鹿とも壁が取れるラスト。

 

そんなこんなで冬村との対比から、まひろがフィーチャーされてる作品だった。もちろん、ケーキを食べながら「生きてて良かった〜!」と言い合うちさととまひろに、二人のあたたかくしっかりした信頼関係が築かれていることもちゃんと読み取れる。その分、殺し屋という設定がつらい。

『ベイビーわるきゅーれ』はロマンシス。

 

★★★★

 

 

 

 

制作プロダクション シャイカー

配給 渋谷プロダクション

 

 

 

 

公式サイト






 


 

『ドキュメンタリーオブベイビーわるきゅーれ』(2024)

監督・撮影・編集は髙橋明大


監督の阪元裕吾、アクション監督の國村健介、エグゼクティブプロデューサーの鈴木祐介、そしてメイン俳優陣の軽いインタビューも入っている。

 

アクションシーンを中心に、ざっくり製作過程が描かれてる。七瀬役の大谷主水は筋肉断裂するし、池松壮亮も太ももにアイシングしてたし、髙石あかりも伊澤彩織も体調不良を起こしたし、撮影も急遽日程組み直ししなきゃならなくなるなどあったようだ。作中、画面が真っ暗になったシーンがある。駐車場での大谷主水と笠松(木部哲)のアクションシーンで、最初不具合かと思ったら、次のシーンで撮影中に大谷主水が怪我をした様子を流していた。それで映像は省いたのだろう。完全になきものとしなかったのは、やはりアクションシーンが目玉であり、こだわりや過酷さも伝えたかったのではないだろうか。

映画製作はチーム作業だし、多くの人間が関わってて、改めて大変な仕事だなぁと思った。それなのに私みたいな役者の演技ばかりに目がいく奴が、たかが1回見ただけの感想で作品を評価するとか、腹立たしいたろうなぁとも思う。でも評価なんて人それぞれだしな。

 

こうした作品のドキュメンタリーや裏側を見せる企画、製作過程のこだわりや解説など製作者が語るのが嫌いなのだけど、このドキュメンタリーはアクションシーンの熾烈さがフィーチャーされてて、俳優の苦労話もそれほどなく、監督の意図するところもあまり語られてなく、良かった。

 

しかし、昔ならスタントマンがやるであろうアクションを俳優がやるって凄いな。伊澤彩織はスタントパフォーマーという肩書きもあるけど、池松壮亮も髙石あかりもクソほど動いていて俳優だ。すごいな。

 

 

 

 

 

 

『旅するSnow Man - Traveling with Snow Man -(2025)日本テレビ0727〜、Disney+(完全版) 全10回

 

Snow Manのメンバーが南から北へ日本各地を訪ね歩く日本縦断の旅番組。その中で、それぞれのSnow Manへの思い、それぞれの持つ夢が語られる。

 

Snow Man岩本照深澤辰哉渡辺翔太宮舘涼太阿部亮平佐久間大介目黒蓮向井康二ラウール

 

Travel1

沖縄に全員集合。旅のお供には雪だるま型のAIタビィ。その都度おすすめを提案する。

リゾート系の素晴らしい宿泊施設が用意され、みんなで地元食材を扱った市場へ買い出しに行く。ただ、この買い出しにリーダー岩本は参加せず、自身、恒例としている現地の寺社にお参りし、旅の安全を祈願するお守りをメンバー分揃える。その後合流し、岩本を中心に深澤、宮舘がバーベキューの準備、他のメンバーはホテル内を案内する形で紹介する。

バーベキューを楽しんだ夕刻以降、岩本深澤以外は別仕事のため沖縄をあとにする。実は二人はプライベートで沖縄旅行を企画していたが、前日に岩本の体調不良でキャンセルした思い出があった。そんな二人、さらにリゾートホテルを満喫、夕食は鍋料理を堪能。ここで、この旅の約束事、必ずその土地の名物鍋料理を食べることが決まる。この日のお鍋は黒将(豚)しゃぶしゃぶ鍋

 

Travel2

岩本向井が福岡に行く。名所や名物を味わい、たわいもないことでじゃれあい、個性的な、かつ立派なホテルも堪能する。グループの仕事以外でも、常にグループに還元すること、さらにその還元によって得られる個人の成長についての考えなども知れる。ていうか、向井が天パーなの知らなかった。コンプレックスらしい。サウナを楽しんだおかげで見れた素のクルクルした髪、似合うのに。あとこの二人、ほぼ同期。19年(2025現在)とのこと。正確には向井が2週間遅れらしいけど。2026年で入所20年ということで、スノとしてデビュー6年になる。同じだけをスノとして生きたいと言ってるのを聞いて、また、世界に出たいけど、日本のファンを置き去りにはしないという意識も強く、この覚悟を聞いて私はFC続けようかなと思った笑。お鍋は博多水炊き鍋

 

Travel3

深澤佐久間が高知県へ。自然を味わうというということで、アユ釣りに隠れ家的なホテルでゆったり、源泉をひく温泉を満喫。ここでは佐久間が「絶対売れない」と言われていたことをしみじみ語る。このことは意外と知られてると思うけど、やはり辛かったろうな、売れない期間が長くて。そうしてやっと表舞台で活躍の今、アイドル観も語る。深澤との二人の自然な会話から、ずっとSnow Manで夢を与えみんなを明るくさせるべくやっていくんだろうなぁと思った。お鍋はケンカシャモ鍋。ここではカツオの藁焼き(タタキ)を佐久間が指導のもと焼いて、めちゃ、うまそうでこれは食べてみたいと思った。タビィも学習してしゃべりが少しずつうまくなってる感。

 

Travel4

阿部宮舘とでまずは鳥取砂丘から期間によって展示物が変わる砂の博物館へ。これは行きたいと思った。こういう旅番組で、その土地の魅力や新しい発見を見せてくれて、それが結果日本をよく知れることに繋がるのがいいな、と、まさにこの二人から教わった。それから岡山へ向かい遊園地で童心に帰る。トークでは笑われることが嫌だった宮舘が、それを克服して変化していったことを語る。これも有名な話。宮舘のフッと気が抜けるのが風呂からあがってスキンケアを終えたあと、というのがなんとも芸能人、表現者、夢を見せる立場にある者のこだわりなのだなぁと感心する。一方阿部はわりに自然体。一人旅もよく行くという…ってのも知られた話だな。お鍋はサバしゃぶ鍋。これが天然サバと養殖サバと2種類楽しめるもので、これも食べてみたいと思えた。

 

Travel5

渡辺目黒が京都で何百年も続く歴史的、伝統文化に触れる。向かう列車の中の二人が愛らしく、自撮りは恋人同士のようだったし、京都市内を巡る時は着物姿になり、背筋のピンとした渡辺はめちゃくちゃハマってたし、タッパのある目黒もよくに合っていた。そしてふつーにご飯かきこんで食べる渡辺の口の端にご飯粒が一つつくとか少女漫画かよ! と。ここ、目黒には突っ込んで欲しかった。最後の清水寺は絶景。保津川での川下りは日本最古らしい。目黒は職人から仕事への向き合い方をあらためて学び、互いに仲良くなったいきさつや普段の二人の会話など語られる。ビジュにやられる回になっていた笑。お鍋は鱧と松茸のはりはり鍋

 

Travel6

向井ラウールが静岡県へ。浜松城、浜松餃子、浜名湖、花火、抹茶のデザートでは口端に抹茶がついてるというかわいさをみせるラウール。向井がしょっちゅう写真を撮ってて、その腕前を知ってるからこそ撮った写真を都度見たいと思った。ナチュラルな二人。お鍋は店ではなく、レンタルハウス(?)のキッチンで静岡おでん。花火で「めめ」って描くラウールには、つくづく、目黒のこと好きなんだなぁ、と。会話は後入りメンバー同士であること、またラウールが一番年下ということもあり、互いのこれまでの絆みたいなものについて語る。

 

Travel7

宮舘深澤が群馬県へ。二人とも免許ないのでタクシーなの笑える。仕事への向き合い方を語る。そして今回の旅の魅力、仕事してる感じがなくてプライベートで旅をしてるみたいとの深澤の感想。確かに、タクシーの後部座席に並んで同時欠伸が出るほどには自然体。それにしてもいつから高崎が、パスタの街になったのか!? 古着の街になったのか!? そしてメンカラ分達磨がある!! 親戚が高崎にいるのだけど、少なくとも、子供の頃休みの度に行ってたうん十年前は違ったし、なかった(^^;;。いいな、9色の達磨。大盛り食べるのは男の子だなぁと感心。達磨はお清めに祈りも込めてみんなにお土産。お鍋は割烹さわで上州和牛のすき焼き

 

Travel8

 岐阜石川(金沢)へ佐久間阿部とで。ナチュラル度が高い。佐久間のキャラクターのせいだろうか。ほんの少しだったけど、白川郷が素晴らしかった。全編にわたって仕事への向き合い方、グループへの還元で自分は何ができるのか、アイドルとしてだけではなく自身の成長も考えてるのが共通して語られていて、グループの仲の良さもうかがえる。先輩のドームに立たせてもらったとき、スタッフから次はSnow Manだよと言われ、その10年後にスタジアムに立つことまで叶い、自分らを信じてくれた人たちのおかげだなって思いますと語る阿部には、よく頑張ってきたね、と努力の賜物だよ、と言いたい。鍋はカニ粥?!

 

Travel9

宮城へラウール渡辺が行く。プライベートでの二人きりのご飯経験はなくて照れ臭そうだった。そんなメンバーも、ラウールだけではなくいるようだ。免許ないので今回も運転手手配。伝統的建物での礼儀とか尊敬とか史実を知らない点が気になってしまった。素ではあるけど、多少の勉強はして欲しいな、と(^^;;。ふざけてる二人だけど、実は素は真面目だからと照れくさそうだった。でもそれこそ素の旅って感じ。ちゃんと旅をしたという感じだと感想のラウール。ペアでの旅はメンバーの違う面が見えて良いのではという感想の渡辺。そうしてまた一段、仲良くなっていくんだな。お鍋は牛タンしゃぶしゃぶ。これで九人分の旅は終了。これまでの9本の旅はアテンド役とゲスト役となってて、2倍楽しめる感じ。

 

Travel10

全員、北海道に集結。三組にわかれて車でリゾートホテルへ。そこで温泉組(佐久間、渡辺、深澤、向井)とホテル内探訪&魔除け作り組(岩本、宮舘、ラウール、目黒、阿部)に分かれてホテルの魅力を案内し、食事の席につき海鮮醍醐鍋。そしてそれぞれSnow Manに思うことを、ひとことずつ。 愛でいっはだったし、もっともっと見たことない景色を、ファンらと共有したいようだった。

ONE for SNOWMAN、SNOWMAN for ONE。

ニタニタしてしまう。今度は海外やってみたいねって言ってて、それは期待しちゃうけど、きっと無理だろうなぁ。

 

 

やはり、これもリアタイはしていなかった。実はそれスノもテーマによっては見ないこともあるし、YouTubeも。単独番組もテレビ、ラジオ共にチェックはしてない。追ったらキリがないから。でも一番好きなグループで、一番新曲を期待しているグループ。

 

 

 

 

 

 

 

『Snow Manが豪邸でシェアハウスしてみた』(2022)テレビ東京 全4回

 

Snow Man

岩本照(ひーくん)、ふっか(深澤辰哉)、阿部亮平(阿部ちゃん)、渡辺翔太(しょっぴー)、宮舘涼太(舘様)、佐久間大介(さっくん)、向井康二(こーじ)、目黒蓮(めめ)、ラウール(ラウール)

※ひらがな、カタカナ、漢字表記不問で

 

Snow Manが海の見える450坪の豪邸でシェアハウス生活をしてみたというバラエティ企画番組。

もちろん豪邸はスタジオとして貸し出されているところのようだし(未確認)、それぞれみんな宿泊のため荷物(キャリーやらボストンバッグやら)を持って現れたものの、撮影中衣装変えは無しだし、お泊まりの様子はないし、朝から日が暮れるまでの時間に全撮影をしたということのようだ。シェアハウスちゃうやん^^;。でも面白かった。ちょこちょこ素(ぽいもの)やスノのノリが見れるので、思わず笑ってしまう。

 

以下、時系列で撮影した様子。なぜなら、11時頃ゲスト来宅があり、夕刻に最後のゲストとバーベキューだったので。

 

第1回目「大久保&あさこを癒せ!キュンセラピー!」

いとうあさこ大久保佳代子がやって来る。せっかくなので恋人同士設定で、「キュン」を発動させろというお達し。いとうあさことは休日家で二人でテレビを見てるシチュエーション。めめ、阿部ちゃんがチャレンジ。大久保佳代子とは遠距離恋愛でテレビ電話での会話シチュエーション。舘様、しょっぴー、ラウールがチャレンジ。こういうの、さむいんだけど、面白かった。相手が芸人なのでうまくまとめる。

 

第2回目「占いランキング!仕事運&モテ運を発表!」

占い師ぷりでぃあす玲奈を迎えて2022年のスノメンバーの運気を占ってもらう。副産物としてはスノのそれぞれの性格がわかる。仕事運を主体とする結果は、①ひーくん、②こーじ、③しょっぴー、④めめ、⑤ふっか、⑥さっくん、⑦ラウール、⑧阿部ちゃん、⑨舘様、だった。4年前か…どうだったかな? でも俄然注目を浴び出した年だったように記憶してる。

ちなみに、それスノ(「それSnow Manにやらせて下さい」)が地上波で始まったのがこの番組の1年前で、ゴールデンに進出したのが1年後。

 

第3回目「松丸くんと謎解きで盛り上がろう!」

ふっかとは特にプライベートでも交流があるそうな松丸亮吾がゲスト。3問の謎解きにチャレンジするも、やはりトップは阿部ちゃん。シェフ宮舘がリクエストに応えてオムライスを作ったのだけど、ほんとかな?初めて作ったって言ってたけど…???

 

第4回目「春菜・カレンとBBQ&モデルウォーク対決!」

ラウール、こーじ、舘様が自転車でスーパーまでお買い物。残りのメンバーはBBQの支度をして、近藤春菜滝沢カレンを迎える。カレンとふっかさんは高校の同級生で、ひーくんがその一個下になるとのこと。なんならスタッフにも同級生が…。スーツに着替えて赤いカーペットを敷いたランウェイをモデルウォークする。カレンが審査員で春菜が進行役という…いやもうこれ、スノがゲストじゃん(^◇^;)。一位はまさかの舘様(もはやイロモノw)、ビリはこーじ(ボケ担)。滝沢カレンの言葉のチョイスは相変わらず素晴らしいなと思った。落としてるのに嫌味がなくクスッと笑える。

 

というわけで、スノファンには楽しい企画だった。これ、リアタイしてなくて、Disney+で視聴。今見ても充分楽しめる。ファンに限りかもだけど。


 

 

 

 

公式インスタ

 

 

 

『爆弾』(2025)

原作は呉勝浩の小説。

 

監督 永井聡(『世界から猫がきえたなら』『恋は雨上がりのように』『キャラクター』他)

脚本 八津弘幸(『ラプラスの魔女』『赤羽骨子のボディーガード』他)、山浦雅大(『This is I』他)

音楽 Yaffle

主題歌 宮本浩次「I AM HERO」

 

制作プロダクション AOI Pro.

配給 ワーナー・ブラザース映画

 

山田裕貴、染谷将太、佐藤二朗、伊藤沙莉、坂東龍太、寛一郎、片岡千之助、中田青渚、加藤雅也、正名僕蔵、夏川結衣、渡部篤郎、門田宗大、吉田カルロス、二村仁弥(ふたむらじんや)、平田風果、他。

 

酒に酔って自販機を壊し店の者にも暴力をふるったということで自称スズキタゴサク(佐藤二朗)が野方警察署に連行されてくる。上司鶴久(正名僕蔵)の命で等々力(染谷将太)伊勢(寛一郎)が調書をとるも、記憶喪失だとダラダラと話をはぐらかしたりなめた口調で埒が開かない中、過去の野方署のスキャンダル事件も語りつ自分は霊感があり、未来を予測できると言い出す。勘のいい等々力はその話から秋葉原に、東京ドームシティに爆弾が仕掛けられたことをつかむ。タゴサクは読み取った等々力を気に入るが、仕掛けた爆弾はまだあるとのことで、連続爆破事件として捜査一課の清宮(渡部篤郎)類家(山田裕貴)の手に渡る。

一方で、等々力の先輩でもある、スキャンダルを起こして野方署を辞め自死した長谷部有孔(加藤雅也)についての話が出たことで、野方署の巡査矢吹(坂東龍太)は同期の伊勢に出世を越された悔しさからも、バディの倖田(伊藤沙莉)と一緒に独自の動きも始める。長谷部一家のその後に触れていく中で、事件の裏が少しずつわかってくる。

長谷部家は離散していた。有孔の阿佐ヶ谷駅での投身自殺から賠償金を請求され窮地に追い込まれ、妻石川明日香(夏川結衣)は娘美海(中田青渚)とほそぼそと暮らしていた。息子辰馬(片岡千之助)は引きこもりから自殺志願者(梶:門田宗大山脇:吉田カルロス和久:二村仁弥)を集めたシェアハウスで、大学で科学を専攻してした利点を活かした世間への復讐を狙う身となっていた。明日香は辰馬のその計画を察知し、ホームレスを装いタゴサクと知り合い辰馬の計画犯罪の仕上げをする。最終的には辰馬殺害の関与者として、爆破事件の関係者として、タゴサクを操作していた者として明日香も捕まるが、自白はしない。操られていたと思われたタゴサクもがんとして自分の立ち位置を変えなかった。

爆弾は三つということだったが、実はそれだけではなかった。阿佐ヶ谷駅を筆頭に次々と山手線で爆発が起こる。けれど、最後の一つとされる爆弾は未だ見つからない…。

 

心理戦はハラハラするし、のらりくらりがイライラするし、絶妙に感情移入もできて、話は関係性がちょっと複雑で、結果的に真実がわからないのが良かった。

その結果が表すことは、多分、それぞれの思惑が微妙にかすりあって繋がった、ということなんだと思う。

人が人の意思により現状が意図したものと違うものになってしまうことが人生であり、人間間の摩擦が社会を築いている。一つのモノの成分は三つ四つの異なる元素から出来ているということなのだ。とかなんとか思うと、学校の勉強で役に立たないものはひとつもないなと思うのだった(^◇^;)。

 

佐藤二朗の俳優としての本来の良さがとてもよく出てたし、渡部篤郎もみごとだった。

 

リアルタイムサスペンスというくくりらしい。推理というか謎解きがもう少し余裕のある間を取るか、段階をもう二つ三つ足し説明的だと良かったな。というのも、タゴサクが語る雪の日に殺されたとされるみのり(平田風果)という少女が妄想なのか実在したのか、野方署の誰かと関係があったのかどうなのかわからなかったから。

あと、脚を吹き飛ばされることになった矢吹が気の毒でならなく、その後が知りたかった。

 

★★★(★)

 

 

 

 

 

 

 






 

ネタバレすると、長谷部のスキャンダルは事件現場で自慰行為をしてしまうことで、週刊誌報道されてしまったというもの。








ついでに、


おそらく、長谷部の息子辰馬は世間を社会を恨んでる。父親のスキャンダルのせいではあるが、父親の自死、しかも多大な賠償金を負わされ、一家は離散した。復讐相手は世間だったのではないか。そのために、生きることに意味を見いだせない者たちを集め、手を借りる。もちろん辰馬も今生を捨てている。

明日香はホームレスとなった時にタゴサクと知り合う。辰馬のところへ送り込んだのは親心で、心配だったのかもしれない。

辰馬は特段死ぬ気もないタゴサクを利用した。全ては辰馬の筋書きだが、途中からタゴサクは自分の言動で周りが慌てふためくのが面白くなってきてしまう。ストーリーは聞いていたので、真実を明かさず全て自分の計画にして楽しみを得たのではないか。それまでの人生と、そんな人生を歩まざるを得ない社会への、やはり身勝手な恨みつらみなのではないか。

辰馬は最後は死ぬつもりで全てを計画。辰馬に爆弾を仕掛けたのは明日香だが、それが辰馬の希望だった。明日香もまた辰馬の計画に沿っただけ…ではありながらも、そうせざるを得なかった辰馬に母親としての責任を感じたのかもしれない。


とかなんとか考えた。だったら面白いなという想像。

 


『地獄に堕ちるわよ』(2026)Netflixシリーズ全9話
六星占術で有名な占い師となった細木数子の人生を描いたフィクションドラマ。
 
監督 瀧本智行(『脳男』『去年の冬、きみと別れ』他)、大庭功睦(おおばのりちか)
脚本 真中もなか
 
戸田恵梨香、伊藤沙莉、三浦透子、中島歩、生田斗真、富田靖子、笠松将、細川岳、市川実和子、杉本哲太、細田善彦、高橋和也、余貴美子、石橋蓮司、奥野瑛太、田村健太郎、金澤美穂、周本絵梨香、永岡佑、中村優子、ヒコロヒー、森優作、レイザーラモンHG、他。
 
テレビや雑誌などメディアで大活躍の占い師細木数子(戸田恵梨香)によからぬ噂が出始めようとしていた頃、小説家魚澄美乃里(伊藤沙莉)は細木数子の半生を小説化する依頼を出版社の書籍編集部川谷(細田善彦)から受ける。一冊しか小説を出してなく、それ以降燻っていた魚澄だが、細木におおいに期待されて取材が始まる。
戦後の東京、焼け野原の中、母親(富田靖子)と数子、姉(周本絵梨香)妹(金澤美穂)弟(細川岳)とで荒屋でどうにか店を開き食い扶持を得る。そうこうして高校に通うようになった数子だが、いつまでたっても貧乏から抜け出せない。そこで、年齢を偽りキャバレーのホステスになる。もちろん高校は辞める。しかしそこのオーナー落合(奥野瑛太)にだまされ傷つき、いっときは自死も考えるが、一命を得て一念発起、ちょうど会社を辞めた姉をつかい、今で言うファストフード的な店を始める。順調に売り上げを伸ばした頃、母親の経営するおでん屋に通う投資家中園(高橋和也)に出資を懇願し、自身でクラブを開店、暇を持て余してる弟をマネージャーとして入れる。そして更に銀座へと乗り出す。その時、富豪の御曹司三田(田村健太郎)にみそめられ、実家を継ぐことになった三田について田舎へひっこむものの、義母(余貴美子)との関係と夫の不甲斐なさに嫌気がさして1週間で東京へまい戻る。
計3店舗となった銀座のクラブは盛況だが、ここで不動産屋社長須藤(中島歩)と出会い、好意を寄せる。億という桁違いの出資でナイトクラブの出店に踏み出すが、実は須藤は詐欺師で、その裏にいた滝口組の組長滝口宗次郎(杉本哲太)の仕組んだ罠だった。数子はもちろん、新しく開いたクラブも滝口組の傘下におかれる。そこへ敵対する江戸川一家総長堀田(生田斗真)が救い手として現れる。堀田と数子は恋に落ちるが、ヤクザ稼業としての堀田は深入りはせず、一定の距離感を持つ。
栄華を極める数子だったが、島倉千代子(三浦透子)との出会いから、悪い噂がささやかれるようになる。そのへんのことを魚澄は疎遠になった弟などから真実を聞き出すべく取材を重ね始め、やがて細木数子の野心にまみれた正体が明るみになっていく…。
 
波瀾万丈ではあるけれど、戦後を生きた女性の成功談とすれば、細木数子ほどではないにしろ同じようにのし上がっていった女性は多かったろうと思う。それくらい、戦後の日本は稼ぐ、人生を変えるチャンスに溢れていたと思える。もちろん誰もが出来ることではないし、実はそれは現代でも同じなのでは。
 
良い台詞がいくつもあった。
⚫︎「悪いことは見せない、大手マスコミの黙殺は細木数子が金になるからだ」というのは、もう長いことの隠蔽体質。社会を動かして民に娯楽を提供してるというおごり。しかしそれは夢を売る者の良識で、完全否定するには当たらない。昔はその隠蔽が機能していたかもだが、今は効かない。難しいところ。
⚫︎「お金の価値は欲望の対価」「お金で欲望を埋める」
「反映の裏にはよどみ」これらはなるほどだ。
⚫︎「ホストクラブで男を買っておもちゃにする、それが男への復讐」というのは、どうかなと思ったが、寂しさが一番あらわれていて惨めな数子の台詞。切ない。
⚫︎「孤独で悲しいで“こい”、狂おしいほどの恋は孤独から生まれるの。本当の恋は滝口の檻から解き放ってくれた」堀田との恋が生涯たった一つの本当の恋だということ。
⚫︎「だまされたまま知らない方が幸せなこともあるのよ」島倉千代子が魚澄の数子の真否についての疑問に答えた台詞。
⚫︎「姉ちゃんがすごいところは目的地を決めたら絶対そこへたどりつく。そのための努力は人並み以上。」ずっとそばで姉数子を見てきた弟の台詞。そういえば、キャバレーで働き出した頃、質の高い会話が客とできず、昼間は大学に通い勉強していた。もちろんもぐり。
⚫︎「20年以上夜の世界で人間をみてきた。何を欲しているかわかる。」占い師へと転身していく数子の台詞。これは説得力がある。もともと統計学であるという認識に加え、人を見る目が養われていれば完璧ではないか。実践で得た心理学だ。
 
墓を買わされたおばあさん役の役者さんがものすごく良かった。他にちょい出ではあるものの、森優作がテレビ番組関係者で出てて、この役者やっぱいい。それから、キャストロールに笠松将の名前を見つけたのに、どこにいたかわからず、見進めるうちに、魚澄の元夫だと電話の声で気づく。後半にはちゃんと出ていた。
クラブ歌手として「朝日楼」(浅川マキバージョン)を歌う青山テルマも素晴らしかった。

とにかく、このドラマ、大勢の俳優が出ていて、そのほとんどを私には認識できなかったのだけど、でもそれでも素晴らしい芝居をみせてくれるわけで、有名だから人気があるからと頼るより、質に特化する大切さを知った。素晴らしいキャスティングだと思う。

前情報で細木数子に戸田恵梨香はどうなの?という悪評も見かけていたので不安だったけど、戸田恵梨香すごく良かったし、細木数子である必要もないくらいには独自のキャラクターが活きていた。
 
驚異的に良かったのはエンディングロールで、まず、これまでのあらゆる感情の笑い声が入る。そしてその最後にため息がひとつ入る。それから映像が入る。戦後の焼け野原で子供の自分に「あんた地獄に堕ちるわよ」と言われ、今の数子のが「地獄なんかさんざん見てきた。ちっともこわくないわ。」と応える。ラスト、欲しいものを全て手に入れた細木数子をイメージさせる笑い顔で終わるシュールさ。

また、魚澄の小説は「この先、数子の身に何が起こるのか、六星占術で占っても、答えは出ない。」で締められてる。これは占いの否定ではないか。数子は魚澄の初稿を読んで出版は認めないと言った。(中身はどう書かれているか視聴者はわからないが)この文章だけで細木数子自身の嘘がバレるからではないか。実は魚澄は、2006年に週刊誌に出る暴露記事の対抗馬として数子が設えた対策だった(という設定)。自分に良い内容でなければ出す意味がない。


最初にフィクションドラマと書いたのは、このドラマが事実であるかは私にはわからないから。ドラマの中で魚澄が数子以外の人物から話を聞くのと同じで、事実は何通りも、その話をする人によって違う。
細木数子の存在や肩書きは知っていたけど、興味なかったのでタレント細木数子もまったく知らなかった。騙されたという人もいたろうけど、ドラマの中でも感謝してる人がいたように、助けられたという人も現実には多かったのではないだろうか。人は悩みながら、何かにすがろうともがきながら、人生を歩んでいくものなんだろうから。
 
細木数子2021110883没。
 
劇伴曲は万博のとき(ザ・ピーナッツ)以外はほぼアメリカンオールディーズ、1970年代はポピュラー&トラディショナルジャズ〜ディスコポップスなど、洋楽が多かった。時代をより濃く表すためかな? とすれば、素晴らしい選曲だと思った。
 
★★★★★
 

 

 

 

『SAKAMOTO DAYS』(2026)

原作は鈴木祐斗の漫画。

 

監督・脚本 福田雄一(『HK変態仮面』『明烏』『ブラックナイトパレード』『アンダーニンジャ』『今日から俺は』『銀魂』シリーズ、他)

音楽 瀬川英史(『HK変態仮面』『明烏』『ヲタクに恋は難しい』『Gメン』『アンダーニンジャ』『銀魂』シリーズ、他)

主題歌 Snow Man「BANG!!」

 

目黒蓮、高橋文哉、上戸彩、北村匠海、塩野瑛久、桜井日奈子、戸塚純喜、渡邉圭祐、津田健次郎、志尊淳、小手伸也、加藤浩次、吉本実由、生見愛瑠、横田真悠、八木勇征、他。





 

殺し屋連盟の部隊ORDERのメンバー史上最強の殺し屋坂本太郎(目黒蓮)は、ある日立ち寄ったコンビニで店員葵(上戸彩)に一目惚れし、あっさり殺し屋を引退、結婚して子供花(吉本実由)もでき、坂本商店の店主として家族への愛を第一に幸せな家庭生活を送っていた。

ある日、殺し屋殺しを担うエスパー能力のある朝倉シン(高橋文哉)が組織の命令により坂本太郎を手にかけに行く。その理由は組織を抜けるというルール破りをしたというもの。坂本が現役の頃はシンは坂本の下で働いて尊敬していたからこそ、その役目は自分がと思ってのことだったが、坂本はかつての姿からはほど遠い巨デブに成り果てていた。しかし、複雑な思いを抱きながらもいざ向かってみると、その身体能力は衰えてなかった。また、縁あって太極拳の使い手陸少糖=ルー・シャオタン(横田真悠)が店員として勤めており、坂本に懸賞金10億がかけられたことにより、シンは陸少糖と共に坂本とその家族を守るためにプロアマ様々な殺し屋たちと戦うことになる。その中にはかつての仲間や敵対する組織の連中などもいる。同僚だった南雲(北村匠海)、やはり坂本のいた殺し屋連盟の特務部隊ORDERのメンバー電動丸ノコ使いの大佛=おさらぎ(生見愛瑠)、その教育係も務め、坂本の後輩でもあるネイルハンマー使いの神々廻=ししら(八木勇征)、シンのボス(加藤浩次)、スナイパーの眞霜平助(戸塚純喜)、毒使いのタツ(安西慎太郎)、ハードボイルドに徹する殺し屋ボイル(小手伸也)、空手使いの殺し屋帯黒(桜井日奈子)、懸賞金をかけた敵対する組織のサイボーグ鹿島(塩野瑛久)、そしてそのトップ…などなど.。

そして坂本の弱みである葵と間違えて陸少糖がさらわれたことにより、戦いは本格化する。同時にシンの育ったエスパー地下科学研究所を乗っ取られたことも判明し、多くの研究員や父親代わりの所長朝倉博士(津田健次郎)の命を守りつ、かつての仲間の協力も得つ、葵の提唱する坂本家の家訓を守りながら、敵は殺さないようギリギリの線での戦いが繰り広げられる…。

 

シンのエピソードが主軸になってて、泣かせる。アクションは全出演者みごとなもんで、カメラワークも躍動的。大画面で観てこそで、笑いあり涙ありで、これぞエンターテイメントといったところ。だろうか。

 

さすが福田雄一で、目黒蓮の変顔がただの変顔じゃなくてかわいい変顔。というか、容姿端麗の部類に入る俳優たちは、どんなに変顔してもきれいだ。それは橋本環奈を見た時思った。目黒蓮のアクションはキレッキレでさすがとしか言いようかない。昔のようなスタントは使わず、ワイヤーやCG加工こそ多少あれど最近は基本その人の身体能力にかけてるところがあって、目を見張る。さすがに太っちょ坂本までは無理だが、体重の増減でキャラクター作りも当たり前のようになってきた。俳優業の厚みを感じる(昔、老人役のために歯を抜いたという話はいくつかあったが)。

 

その太っちょ坂本太郎が着ぐるみと知って驚いた。加工なんてお手のものだろう今どきに!?と。だいぶ重かったらしい。そんな話もある東宝公式動画も下へリンク載せとく。

 

帯黒演じる桜井日奈子が素晴らしかった。ただでさえかわいいのに体がきちんと作られていてアクションも魅力的。あと、加藤浩次になかなか気づかなかった。どこかで見た顔とは思ったけど、声も違って聞こえたし、メイクと髪型のせいかな。

 

戸塚純喜はまぁ良しとして、ムロツヨシと佐藤二朗はお約束なのねと、これは安定と見るべきかまたかと見るべきか迷うところだった。

 

そしてそして、ラストの志尊淳(スラー)に全て持ってかれた。

 

とまあ、いったん戦い終了で、スラーの正体が映ったところで終わるので、これ「2」狙ってる? でも目黒蓮が忙しいからなぁ。。。

 

★★★(★)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『朽ちないサクラ』(2024)

原作は柚月裕子の小説。

 

監督 原廣利=はらひろと(『帰ってきたあぶない刑事』他)

脚本 我人祥太山田能龍

音楽 森優太(『男子高校生の日常』『くれなずめ』『明け方の若者たち』『ちょっと思い出しただけ』『手』他)

 

杉咲花、萩原利久、森田想、藤田朋子、安田顕、豊原功補、坂東巳之助、遠藤雄弥、尾美としのり、篠原悠伸、山野海、中村祐美子、新谷ゆづみ、諏訪太朗、駿河太郎、和田聰宏、他。

 

愛知県警。ストーカー相談があったにも関わらず適切な対応がなされなかったことで被害者が出る。それが警察署内の慰安旅行を優先させたことが原因だったと、地元新聞にスクープされる。犯人は神社の息子宮部秀人(篠原悠伸)で逮捕に至るが、署内では誰が慰安旅行をリークしたか問題になる。警察署で事務職に就いている森口泉(杉咲花)は、学生時代からの親友で新聞記者の津村千佳(森田想)にうっかりしゃべったことを思い出す。もしかしたら千佳が…と思った泉は確かめるが、千佳は親友の疑いの目にショックを受け、疑いを必ず晴らすと言い残し、遺体で発見される。嘘をついたことがない親友を信じられなかったことを悔やみ、自分を責めつつも交際関係にある巡査の磯川俊一(萩原利久)の協力を得て、千佳を殺めた犯人探しに独自に乗り出す。また、千佳と関係のあった泉に、上司にあたる元公安の冨樫(安田顕)、その同僚梶山(豊原功補)が接触し、複雑な人間関係、組織の闇が明らかになっていく。そして事件の大元にはかつて凄惨な事件を起こしたカルト宗教団体が関係していたことをが判明し、千佳を殺めた犯人の裏事情も…。

 

解決に至った後、泉は報告をかねて千佳の自宅を訪ねる。そこでようやっと自責の念に駆られた泉の後悔が語られる。その話を聞く母親役藤田朋子の微妙な表情の変化が素晴らしかった。ものすごく細かい演技で、泉に答えた言葉、泉を赦す形になったことにも納得がいった。

 

殺人事件の解決がテーマではなく、公安の存在がテーマになってたように思う。一人の命か百人の命か、どちらを選ぶか。磯川の先輩にあたる辺見(坂東巳之助)の「警察って何なんだろう」という言葉が虚しく響く。

 

サクラは隠語で公安のことらしく、公安は朽ちないというその実体が描かれた映画だった。

 

★★★(★)

 

 

 

 

制作プロダクション ホリプロ

配給 カルチュア・パブリッシャーズ

 

 

 

 

『ムーンライト』(2016/日本公開2017)

原題は『Moonlight』

 

原案・原作 タレル・アルヴィン・マクレイニー

監督・脚本 バリー・ジェンキンス

 

主人公の成長に合わせ、3パートからなる作品。各パートのタイトルは、当時、主人公が多く呼ばれていた名前(愛称)になっている。

 

1.リトル(エレメンタリースクール時代)

育児放棄気味の母親(ナオミ・ハリス)と二人暮らしのシャロン(アレックス・ヒバート)。引っ込み思案で内気、親しい友達もいないひとりぼっちのシャロンは「リトル」と呼ばれからかわれ、いじめの標的だった。その日もいじめっ子たちから逃げ、廃墟に身を隠している時に、ドラッグの売人であるフアン(マハーシャラ・アリ)と出会う。だんまりを決め込むシャロンに手を焼き、フアンはとりあえず自宅に連れ帰り、同棲中の恋人のテレサ(ジャネール・モネイ)の助けを得る。食事を与え、一晩過ごし、ようやく自宅へ送り届けることができた。

学校では変わらずいじめを受けているが、少し気を使ってくれるケヴィン(ジェイデン・パイナー)の存在、フアンとの交流が力になっていく。しかしそんな時、母親がフアンからドラッグを買っていることがわかる。シャロンの母親への憎しみに、フアンは自分が売人であることに心傷める…。

 

2.シャロン(ジュニア&ハイスクール時代)

相変わらずいじめっ子テレル(パトリック・デシル)のグループにいじめを受けているシャロン(アシュトン・サンダース)だが、ケヴィン(ジャレル・ジェローム)とは仲が深まり、荒れる母親のことで行き場がなくなった時にはフアンとテレサのところへ避難するなど他人との交流が保たれている。

女子との性行為があることを自慢げに話していたケヴィンだったが、ある日の夜、ケヴィンの家の近くの浜辺で共にマリファナを嗜み、雰囲気でそのままキスを交わし、ケヴィンはシャロンに手淫を施す。そんなことがあった矢先、テレルの命令でケヴィンはシャロンに暴力を振るうことになる。そのまま数人でボコボコにされるシャロンだったが、手をあげた者の名前を一切出さなかった。そして翌日、授業を受けてる無防備なテレルに椅子を振り落とす…。

 

3.ブラック(20代〜大人時代)

フアンは亡くなり、テレサと母親のいる地元を離れ、少年院上がりのシャロン(トレヴァンテ・ローズ)は別天地でドラッグの売人となっていた。「ブラック」と名乗り、がたいも良くなりゴールドのアクセサリーで箔をつけ、その風貌はフアンに似ている。

ある日、あれ以来連絡をとってないケヴィン(アンドレ・ホランド)から電話が入り、ケヴィンの店を訪ねる。ぎこちない会話もやがて柔らかくなり、ケヴィンは暴力のことを謝り、シャロンは自分の体に触れたのはケヴィン一人だけであることを告白する…。

 

子供もいて離婚をしていたケヴィンは、まぁ、バイだろう。ラストシーンでは、どうなるのかわからないけど、シャロンの甘酸っぱい想いは遂げられたということだ。

母親は薬物治療施設に入っていて、親子関係は修復とはいかずも前進はあったように終わった。

 

いじめっ子からはずっと「オカマ」と揶揄されていた。弱々しくナヨナヨしてる感じだからかもしれないが、もしかしたらいじめっ子であるテレルはシャロンを好きだったんじゃないかなと思った。


ブラックはケヴィンがつけた愛称だ。ニガーとも言う。黒人の街であるのに、さらに区別があるのだろうか?例えば生まれがどこか、ハーフかクォーターか、肌の色の強弱など。どうなんだろう。もちろん、ケヴィンは差別的な意味で呼んでいるのではないけども。

 

フアンが老婆から聞いた話をする。「月明かりの下では黒人の肌は青く光って見える」のだという。タイトルは黒人であることの悲しさと、だけど生きていく強さを表しているのかなぁ。

 

★★★(★)

 

 

 

 

 

 

『LOVE LIFE』(2022)

1991年の矢野顕子の楽曲「LOVE LIFE」から着想を得て制作された作品。

 

監督・脚本・編集 深田晃司(『淵に立つ』『海を駆ける』他)

主題歌 矢野顕子「LOVE LIFE」

 

木村文乃、永山絢斗、砂田アトム、山崎紘菜、嶋田鉄太、田口トモロヲ、神野美鈴、三戸なつめ、緒形敦、福永朱梨、他。

 

市役所に勤める大沢二郎(永山絢斗)と1年前に再婚をした妙子(木村文乃)。前の夫の子である敬太(嶋田鉄太)と共に集合住宅で幸せな日々を暮らしている。その日はオセロ大会で優勝した敬太を祝うため、同じ集合住宅の対面に暮らす義父大沢誠(田口トモロヲ)と義母明恵(神野美鈴)が集まる。しかしそれだけではなく、実は誠の65歳の誕生日も同時に祝うため、二郎の同僚も集まる。その中には二郎の元カノ山崎理佐(山崎紘菜)もいたが、二股をかけられた状態で別れることになった理佐の傷は癒えてなかったのでギリギリで参加をやめた。誠は妙子との結婚を許したわけではなかったし、理佐の方を応援していた。けれど、支度されれば宴は盛り上がりを見せる。そんな中、敬太が風呂場で溺死する。

突然起こった不幸な事故に動転しているのに、葬儀には元夫のパク・シンジ(砂田アトム)が現れ、いきなり妙子に平手打ちをし、騒ぎになる。

パクは聾唖者で日韓ハーフだが、手話は韓国語。妙子のもとを黙って去って数年音沙汰もなく、今はホームレス。生活保護を受けに役所に来るが、そううまくいかない。妙子の手話通訳によって、とりあえず仕事を斡旋してもらい、情の残ってる妙子は、ちょうど義父母が引越した後の部屋をパクに与える。義父母の引越しの手伝いに出かけた二郎もまた、体調不良で実家に帰省中の理佐と連絡を取り合う…。

 

胸糞悪くなったんで、たぶん良い作品。

 

妙子のわりと本音で話す姿勢は、言葉数が限られる聾唖者のパクのせいじゃないかな。やんわり優しいことばかり言ってやりすごすような表面的な会話ばかりじゃ通じない。だから健常者にはそこが冷たく、またはっきりものを言う人だと近寄りがたく感じたりする。二郎は和を重んじる感じで、視線を合わさないのも、面倒を避ける意識があるんじゃないかと想像。現状の幸福度を壊したくないのだ、たぶん。

 

敬太の死をどうとらえるか、で、明恵は自分を納得させるため宗教に頼る。二郎は自分たちの子供を望む。妙子はどう前へ進むか足掻く。面白いのは、パクで、敬太の死を忘れず生きろと言う。これ、たぶん国民性ではないかと思う。また、ほんの少しのエピソード、会話のシーンから、人種の違いを感じた。言葉にするのは難しいけど、日本人は乗り越えて前を向くけど、韓国人は乗り越えるのではなく飲み込み血肉とする、そんなふうに見えた。

 

手話が世界共通だったらいいのにと思う。

 

★★★★(★)

 

 

 

 

配給 エレファントハウス

 

 

 


 

 

ラスト、ネタバレすると、

 

義父母のもとから帰宅した二郎は、義父母の元部屋で楽しそうにふざけ合う妙子とパクを見かける。修羅場になるかと思いきや、冷静な妙子とパク、そしてパクの飼い猫が脱走したことやパクの父親の危篤を知らせる手紙が届いて、それどころじゃなくなる。渡航費を援助し、パクを送るが、寸前で妙子が一人には出来ないとパクについて行く。二郎は腹立たしさでいっぱいになるが、特に引き止めることもしない。

一方で、韓国に着いたパクと妙子だったが、危篤は嘘で、パクの前妻との息子の結婚式に呼ばれたのが真実だった。このクズに妙子はピッタリだなと思った。クズ男にダメ女。当然、パクの中に妙子はもういない。それはとっくの昔から。

そうして一人帰宅した妙子は、二郎とふつうに会話が始まる。お昼がまだの二人は、お腹空いてないからと散歩に出かける…というラスト。

 

この、どうにもならなそうな、何かどっちかに傾かなきゃいけないような、危うい感じが、これぞ人生!!という感じで好みなので、面白かった。もちろん、そこまでになる過程がきちんと描かれてこそ。

まあ、2年の内には別れるかな。子供も出来ないだろうし。

 

 

『あん』(2015)

日本、フランス、ドイツ合作映画。

原作はドリアン助川の著書。

 

監督・脚本・編集 河瀬直美(『朝が来る』他)

音楽 David Hadjadi(デイビッド・ハジャジ)

主題歌 秦基博「水彩の月」

 

樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子、浅田美代子、水野美紀、大賀(仲野太賀)、兼松若人、高橋咲樹、竹内海羽、村田優吏愛、他。

 

どら焼き屋の店長を務める千太郎(永瀬正敏)。馴染み客は女子中学生(高橋咲樹竹内海羽村田優吏愛)くらいで、その中で地味で控えめなワカナ(内田伽羅)には焼き損じたどら焼きを大量にあげるなど、細々とした営業スタイル。

ある日、アルバイト募集中と知った老婆吉井徳江(樹木希林)が、働きたいと申し出るが、千太郎は年齢的な理由から断る。しかし、再びやってきてどら焼きの「餡」について感想を述べ、自分が作った「餡」を味見してくれと置いていく。その「餡」の美味しさに千太郎は徳江を雇うことを決める。女子中学生たちの間でも評判良く、あっという間に世間に人気が出て、行列の日々が続く。けれど、オーナー(浅田美代子)に徳江に関する良くない話をされ、同時に客数も減っていき、変わらず現れるのはワカナくらいになる。そうして徳江は働けなくなる。

実は徳江はライ病(ハンセン病)で、いまだにある収容施設に暮らしていた。そこの食堂でずっと小豆を炊いてきたのだった。

そんな状況下、オーナーが店を拡大し、ゆくゆくは甥(兼松若人)に任せたい旨、聞き、実は過ちを犯した身で、オーナー夫婦に借金があった千太郎は岐路に立たされる…。


アパート住まいのワカナには動物は飼えないが、マービーと名付けたカナリアを飼っていた。近所に知られたことや、母親(水野美紀)の意向もあり、飼えなくなったら徳江が預かる約束をしていた。そして実際預かるのだが、次に訪ねた時、徳江は亡くなっていたし、マービーは預かった翌日には放たれていた。徳江には自由を求めるマービーの声が聞こえたという。カナリアだけじゃない、そよぐ木々、流れる水、自然界のあらゆる動植物から息吹を感じるようだ。それは迫害を受け続けてきた結果かもしれない。人間に限れば言葉の裏が聞こえるのだろう。

 

"わたしたちはこの世をみるためにきくために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくてもわたしたちには生きる意味がある"

なるほどだった。

 

晩年は晩年だけど、施設〜居住区にいる徳江は一気に老け込んでいる。出会いから半年ほどしか経ってないはずなのだが。樹木希林は入れ歯を抜いている。これが効いてるんだろう。

アドリブと思われる会話も多かった。うまいなぁ。永瀬正敏も浅田美代子も、少ししか出てないけど水野美紀も。徳江の友人佳子役の市原悦子も。

そういえば、ワカナの先輩で食堂の店員役で大賀も出てた。ほぼちょい役なのに良い仕事をする。

 

内田伽羅って樹木希林の孫娘だった。お父さん(本木雅弘)似かな。

 

★★★★★

 

 

 

配給 エレファントハウス